田坂広志のレビュー一覧
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人間関係を磨くというタイトルだが、自分の心を磨くという内容だった。
・人は欠点や未熟であるから人が離れていくわけでなく、自分の非を認めず欠点がないと思っているから人が離れていく。
→可愛げがない。に繋がる
真の謙虚さは自分の非を素直に認めることで、自信が無いこととは違う。
・他人と衝突してもそれでも互いを受け止め合うのが良い人間関係
・欠点でなく個性しか存在しない
・他者への嫌悪は往々にして自己嫌悪
・嫌いだからマイナスの言葉ではなく、マイナスの言葉を使うから嫌いになる。
→好きになれない相手のいい所を日記に書く
・出会いは全て自分の解釈次第
心に残ったことを書いたが、自己の欠点と素直に向き -
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永劫回帰の物語。
最期の時に、この人生と全く同じ人生を生きよと問われ、然りと答えられるか。
とても考えさせられる内容から始まった読本。
読み進めていくと、より心の深いところに刺さるお話が多くあり、今までの人生を振り返りながら、この後の人生をどのように過ごすか、最期をどのように迎えれば良いかなど、多くを考えさせていただける内容でした。
とくに印象的だったのは、「生き切る」って言葉。ほとんど使ったことが無い言葉ですが、とても心に響きました。
「勝ち残る」とか「達成」っ言葉をよく使って、社員の意思統一などを図ってきましたが、これからは「生き切ることによる人生の成功」も交えながら社業に努めて行き -
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田坂広志さんは前から好きで、15年くらい前にベストセラーの「仕事の思想」という本を読んですごく感銘を受けた記憶があります。
最近は少しだけスピってる感がありますが、それでも自己啓発の大家として、この本は昔の本ながら、トップリーダーという本の書評雑誌で最近取り上げられていたので、「みんなの気持ちを熱くさせてくれるかも?」ということで選択しました。
内容はすごくシンプルなのだと思います。
ですが、独特の田坂逸話、エモい言い回しで、思った通り、熱い気持ちにさせてくれました。
文章力、単語のチョイス、言い回しこそにこの人の妙があると感じました。
人生におけるターニングポイント、大きく成長できた場面 -
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自分なりに生まれてから、その時、その場面で一生懸命生きているつもりではいたが、もう、45才になってしまった。20才を過ぎたあたりからあっという間に感じる。日々の生活に追われ立ち止まる事もなく。
人は皆、最高の人生を歩みたいと思っている。
いやいや、最高の人生とは何?俺は最高の人生を生きているのか?これからでも遅くない。一回立ち止まって考えてみよう。
自分の父親は62才で死んだ。もし俺も62で死ぬならあと17年か。以外と短いな(笑)
本当に最高の人生を送る為に、今一人生の人生を振り返ると共に、考えてみよう。
自分の人生が終わる時に最高の人生だった。また同じ人生をもう一度生きよと言われた時に -
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ネタバレ社長から、良いよと貸していただいた一冊。
面白く、すいすいと読んだ。
阿頼耶識、0ポイントフィールドを
ぴかぴかに磨いておくんだよ、ということだな。
自然の中で瞑想したり、ご先祖さまの前で手を合わせたりするのは元々好きだった。何かに守ってもらっている感覚がある、生きている人からも、おじいちゃんおばあちゃん、そして父からも。
それは自分の中にあるもの、真我なんだよ、
ということだけれど、
我って入っていると自分?って思うものの
「自分の中にある、イメージ」みたいなものとして解釈。
読みながら、社内の仲の良いデザイナーさんのことを思い出した。どんなお仕事も前向きに取り組み、うまくいかない時は -
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田坂広志、3冊目。
私たちが勉強するのは何のためか?
いい学校にいくため?一流企業に就職するため?
子供のためを思ったらそれはある。その方が可能性が広がると考えてしまうから。
だけど、一流企業に就職できたら、それはハッピーエンド?いや違う、これから先辛いことがたくさん待っているかもしれない。
最終的に行き着くとこは、生きる術を身につけるため。
これこそが教養。
この本は生きる術がたくさん詰まった本。
不動心とは決して乱れぬ心ではない
乱れ続けぬ心
この節が印象深い。
どんな立派な禅師だって心が1ミリも乱れない人なんていない。乱れた時にいかにすぐに戻ってこれるかが大切。
戻ってくるために -
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運は神から与えられたものだけでなく、自分で掴むこともできるんだと思った。
その重要な要素はポジティブでいること、これに尽きる。
ここからは、本に書いてある内容と自分の考えを織り交ぜて、今思うこと。
解釈力、気持ちの切り替え、行動、この3つが幸運を手にする重要要素であり、今すぐにでも実践できることだと思う。
①解釈力
事故で右足を失った夫に対して、妻は、「左足は残って良かったじゃない!!」と言ってのけた例が書かれていた。普通の人なら不運の何ものでもない出来事も、視点を変えれば幸運に捉えることもできる。そして、きっと、妻の言葉を受けて夫は「あー、そうか、ラッキーだったな」と少しはプラスに捉 -
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ネタバレ「思考のプロフェッショナル」になりたく、この本を手に取った。結論、自分が実践していることに筆者の思考法と共通するものもあり、改めて自分の思考法を見直すことができてよかった。時間を置いて再度読みたい。
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下記、2, 3, 5は自分も実践しており、中でも音楽を聴きながら散歩をするという動作は日々のルーティンでもある。
【「賢明なもう1人の自分」を呼び出す7つの方法】
- 1. 呼吸を整え、深い呼吸を行う
- 2. 音楽の不思議な力を活用する
- 3. 群衆の中の孤独に身を置く
- 4. 自然の浄化力の中に身を浸す
- 5. 思索のためだけに散策をする
- 6. 瞑想が自