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最近、タイムマネジメントの技術が、様々取り上げられている。しかし、本当にこれらの技術で、自分自身の「時への悔い」はなくすことができるのだろうか。なにか大切な視点が抜け落ちてはいないだろうか? 著者はこの視点から、大局的な視点に立った時間論を展開する。まず示唆されるのは、時間は決して「平等」な資源ではない、ということである。時間を真に生かす人とそうでない人の差は、それほどまでに大きい。そして、時間を生かすために不可欠な視点として、時間、集中、智恵、経験、反省、人間、自分、関係、成長、成功という十のキーワードが提示される。ある意味で本書は単なる時間論の枠を越えて、人生論的な側面を強く持つ書となっている。それは、著者が語るように、「なぜ時間を生かせないのか」という問いは、究極「いかに生きるか」という問いへと逢着するからである。自分自身の時間を生ききるために必読の、時の本質に切り込む渾身の一冊。
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Posted by ブクログ
田坂広志さんが出版されている本は、大きく二つ(思想・考え方について)(仕事のスキル・技術について)に分かれている。
中でも本書は、前者の(思想・考え方)に関する本で、テーマは「時間」について書かれている。
本書の中で、私が興味を持った部分を下記に記したい。
■人生の成功(努力が報われる時)
人生の夢を描く。人生の目標を持つ。
そうしたことの大切さは、しばしば、言われることです。
しかし、どれほどの願いを込めて、夢を描いても、人生の目標を持っても、必ずしもそれを実現できるわけではない。
では、我々が、その夢を、目標を、実現できなかったとき、
それは「失敗」なのでしょうか。
この問いに対して、いかに答えるか。
そのことを考えるために、一つのエピソードを紹介しましょう。
【エピソード】
1990年にアカデミー賞を受賞した女優のウーピー・ゴールドバークが、
俳優修行をする若者たちからの質問へ、味わい深い答えをしています。
◇若者からの質問
「我々は、将来、役者になることを夢みて、
毎日、毎日、厳しい修練を積んでいます。
こうした我々の努力は、いつか報われるのでしょうか。」
◇ゴールドバーグの答え
「いま、あなたがたは、いつか役者になりたいとの夢を持ち、
毎日、その夢を求め、目を輝かせて生きているのでしょう。」
「そうであるならば、あなたがたの努力は、
既に報われているではないですか」
【結論】
夢や目標を実現できなくても、それは決して「人生の失敗」ではない。
むしろ、「この一瞬を輝いて生きる」という意味では、
素晴らしい「人生の成功」なのではないでしょうか。
Posted by ブクログ
1990年にアカデミー賞を受賞した女優のウーピー・ゴールドバークが、俳優修行をする若者たちからの質問へ、味わい深い答えをしています。
「我々は、将来、役者になることを夢みて、毎日、毎日、厳しい修練を積んでいます。こうした我々の努力は、いつか報われるのでしょうか。」
「いま、あなたがたは、いつか役者になりたいとの夢を持ち、素晴らしい仲間とともに、励ましあい、助け合いながら、毎日、その夢を求め、目を輝かせて生きているのでしょう。」その言葉に対して、若者たちは、うなずきます。ゴールドバーグは、静かに語りました。
「そうであるならば、あなたがたの努力は、既に報われているではないですか」
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ビジネス・実用
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