五十嵐貴久のレビュー一覧

  • 安政五年の大脱走

    Posted by ブクログ

    井伊直弼に見染められた津和野藩の姫。そして姫を我がものにするため、人質として脱出不可能な山上に拉致される 津和野藩士。痛快娯楽作ながら、それだけではない熱い血が 隅々まで通っている。 姫のため仲間のため、今己に出来る事を決して 諦めない藩士達。そして姫も。 最後の1頁までエンターテイメント。ちなみに盛岡の某書店のTwitterから全国に火がついた小説です。

    0
    2012年10月03日
  • Fake

    Posted by ブクログ

    フェイク【fake】
    1 にせもの。模造品。まやかし。
    2 アメリカンフットボールで、意図しているプレーや動作を相手に見破られないように行う
      トリックプレー。
    3 ジャズで、即興演奏すること。
    yahoo!の辞書に載ってた。
    ほんでこの本は、1と2(アメリカンフットボールじゃないけど)がかかってた。
    だまし合いの戦い。
    依頼者を大学に受からせる為、センター試験で完璧なカンニングを実行する。
    ただ、それは罠だった。
    全てを失った彼らは、復讐の為、10億円を賭けたポーカーの勝負に打って出る。
    入念なイカサマをかけた仕掛け人は、決して負けるはずがなかったが・・・。
    と、まぁ、お互いだましだまされ

    0
    2012年05月05日
  • Fake

    Posted by ブクログ

    終盤ポーカーの時のギャンブル論(確率がどうのとか)はよくわからんかったけど、最後の最後までどんで返しが続く展開は非常におもしろかったです。
    敵をだますなら味方からってやつですね。

    0
    2012年03月20日
  • 1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター

    Posted by ブクログ

    「何度だってやり直せばいいんだよ!バーカ!」
    そうだそうだ!
    もちろん最初からというわけにはいかない。これまでのことをなかったことには出来ない。
    でも、今ここからまたやりたいことを始めればいい。そう出来るんだよってこの小説は言ってくれている。

    無理だって決めつけて、見るだけだったバンドを始めた主人公達。
    練習をしながらパートに通って、家事もやって…って本当に大変だけど、楽しいって気持ちが伝わってきて私も何か始めたくなった。

    途中まではまさかこの小説で泣くなんて思わなかった。
    でも泣いた。いいなぁ…と、良かったなぁと心から思えた。
    とっても素敵なラストだったけど、終わってしまったことが寂しい

    0
    2012年01月14日
  • 安政五年の大脱走

    Posted by ブクログ

    時代劇版、まさに大脱走!
    これ映画化したら面白そうです。
    井伊直弼と家臣、南津和野藩の藩士の攻防、といったら
    大げさかもしれませんが、面白い。
    そして、この物語を通して感じる「意志」や「誇り」の尊さや強さが
    いい味わいを出していますね。
    いい作家と巡り合ったな、という感じです。

    0
    2011年06月30日
  • パパとムスメの7日間

    Posted by ブクログ

    昔からよくあるとりかえものだが、最後まで楽しく読んだ。口をきかなくなった娘と父だけになかなかだ。相手の立場に立ってとはよく言われる言葉だが、この設定こそがまさしくそれ。変わったことで父の会社での立場や、娘の交際がプラスに転がっていくところがよかった。
    ★は4以上。

    0
    2010年01月23日
  • 2005年のロケットボーイズ

    Posted by ブクログ

    実際はロケット、ではなくサテライトキューブですが。人工衛星作成に燃える高校生…という一見一般人に縁遠そうな話が大変青春して面白い。○年シリーズいいよね。

    0
    2009年10月07日
  • 安政五年の大脱走

    Posted by ブクログ

    五十嵐作品、初対面からは印象の良い出会い、のあとここんとこ2冊続けて「なんか違う。。」感を味わったので、もうこれが合わなければ私別れる、この恋あきらめるわ。。くらいの棘の分かれ道だったんですが、この作品はキタねー。これはぞっくぞくした。「リカ」なんかよりよっぽど、人間というものの怖さと強さを思い知る。1章の終わり、 「何も無い部屋の真ん中に、藍色の菖蒲が一花活けてある。その濃い青が、鉄之介の瞳を染めた。」ここは痺れた。やっぱりこの作者さんはどえらい創作の泉を内に持ってる。この一文は私が高校国語教師なら、後の井伊直弼である鉄之介の心情とともに解釈を書かせる授業をするね。深い失意と恨みと諦念が襲う

    0
    2010年05月25日
  • リカ/リアル

    Posted by ブクログ

    リカシリーズが終わった時に一つの区切りを感じました。

    本屋に行ってみると『なにこれ?』
    と思い、裏表紙のあらすじを読んでみると・・・


    作者、五十嵐貴久が【リカ】で作家デビュー
    そこから【安政5年の大脱走】や【交渉人】【1985年の軌跡】の作成していくのですが、各出版社の締め切りに追われながら、謎の何かに纏わり憑かれていきます・・・

    多少の脚色もあるのでしょうが、これがノンフィクションであるのが凄いと思います!!!

    怖さとは相手(現象)の正体が分からないと怖い。
    正体が分かれば対応の方法が生まれるので怖さが和らぐ・・・

    物語は平成の初めぐらいから始まるのですが、携帯電話やワープロの話

    0
    2026年09月13日
  • リハーサル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    リカシリーズの4作品目。
    嫌悪感を刺激する描写がとても巧みで、読んでいて吐き気を催しました(褒め言葉)

    この頃のリカはまだ若かったからか、色んな意味で見境がなかった。
    殺し方も比較的雑だが、尻尾を掴ませない用意周到さはこの頃にはもう成熟していたらしい。

    ただ自殺を装ったあの事件だけはどう殺害したのかわからなかった。

    正直男性なら誰でもいいのでは…?と思うところも多々あったが、行動と思考が一致しないのもリカらしいといえばリカらしいのかもしれない。

    リカみたいな人、現実に1人はいそうなのが怖いんだよな…

    0
    2026年09月10日
  • リバース

    Posted by ブクログ

    雨宮家の登場人物全員難ありすぎる。
    ことの元凶だろう父親は生粋の女たらし。母親は自分の理想とする「幸せな生活」のために双子の娘に折檻し挙げ句の果てに新興宗教にハマる。姉のリカは女王様気質がすごく妹を僕のように扱う。妹のユカはリカに憧れひたすら従順に従うかのよう。
    こんな環境なら確かに『リカ』が生まれても仕方ないか。

    『リカ』誕生の物語として読んでたから作中の事件はどれもリカの仕業か、と思いながら読んでたけど結局違ったのね。じゃなきゃ双子設定にする必要もないし。
    「リバース」ってRebirthだからか…

    0
    2026年09月07日
  • 十字路

    Posted by ブクログ

    バラバラの断片的なストーリーがラストでつながり、趣が変わる新鮮さがありました。
    主人公が個性的で操作の過程が詳細で面白かったです。
    絵画の心理的な内容は興味深かったです。

    0
    2026年09月05日
  • リターン

    Posted by ブクログ

    前作『リカ』から10年後の話。
    早速前回の主人公・本田が偉い酷い状態で発見される。
    今回は刑事視点でひたすらリカを追う展開。
    ゆえにか怖さは少し抑え気味?だったけど、最後のエピソードで超ゾワッ。
    この前はストーカーされる男性が主人公だったけど、今回はどうして女性警官なんだろうと思ったら…

    今でも指切り落とすようなストーカーいるけど、リカが妙にリアルで近くにいそうに感じて怖さ倍増。

    0
    2026年09月03日
  • 交渉人・遠野麻衣子

    Posted by ブクログ

    2023年発行だが。2002年初出?の作品を現在の状況に合うように、大幅改稿したものだそうです。

    遠野麻衣子は、かって警視庁で石田修平警視に、交渉人としての教育を受けていたが、不倫の噂を流され、左遷されてしまった。
    所轄の経理という畑違いの多忙で退屈な職務。
    ところが、ある日。臨場要請を受ける。

    コンビニ強盗を働いた3人組が病院に立てこもり、患者やスタッフ50人を人質に取ったのだった。
    麻衣子の職場から近いために白羽の矢が立ったのだが。推薦したのは、石田警視。
    彼らが到着するまでの時間を託された。
    現場には、交渉人の知識が全くない警官が、絶対してはいけないことをやらかすという…ありがちな危

    0
    2026年09月01日
  • リカ

    Posted by ブクログ

     ずいぶん積読してたが、完読。とても、不気味で気持ち悪いリカ。声も容姿も美しいと思われるが、匂いと執拗に迫ってくる恐怖感。
     本間の妻子がいながら自己危機管理能力のなさが周りを巻き込んでいく様がストーリーを複雑にしていってる気がする。

    0
    2026年08月30日
  • 十字路

    Posted by ブクログ

    ある雨の日、男性教師が何者かに刺殺された。捜査本部が設置されるが、目撃者もなく捜査は難航する。事件から1年が過ぎた頃、捜査に新たに星野警部が加わる。
    難解だった『贖い』事件を解決に導いた星野の手腕は警察内でも知られていたが、その一風変わった捜査方法に疑問をもつ捜査員も多くいた。星野はその『贖い』事件で知り合った坪川と組んで捜査を開始。そして、第二の殺人事件が発生した。

    0
    2026年08月29日
  • 交渉人・遠野麻衣子 爆弾魔

    Posted by ブクログ

    女性交渉人のストーリー。前作に続いて力の入る展開。ドキドキの満載で、ページを捲る指を止めるのが難しい。
    次作も読もう

    0
    2026年08月26日
  • 交渉人・遠野麻衣子

    Posted by ブクログ

    面白かった。

    凄腕のネゴシエーターの石田。その石田に教わりメキメキと力をつけていた遠野。 遠野は石田に淡い恋心を抱いていた。
    その石田との不倫疑惑で所轄の会計課に飛ばされていた遠野。 


    そんな中コンビニ強盗事件が発生し、犯人三人は病院に立てこもる。 

    ネゴシエーター石田が到着する前のつなぎとして犯人との交渉の矢面に立たされた遠野。

    石田登場まで必死につなぐ。そこに石田登場。犯人との距離をどんどん詰めて色々な情報を引き出す。

    石田すげーとなる中、最終局面で人質が2人殺され、え!? 石田失敗?失脚?みたいな流れになるが、そこからの真相に驚かされる。

    身内の医療過誤、ミスに対する復讐が

    0
    2026年08月23日
  • リセット

    Posted by ブクログ

    概ねこれまでのリカシリーズと展開は同じだけど、悪が悪を裁く展開があるというところで本作のオリジナリティが見えた。
    ここまで来たら早くシリーズ完走したい!

    0
    2026年08月16日
  • 十字路

    Posted by ブクログ

    わあ・・・事件は解決していくんだが、内容が内容だけに後味の悪さがジンワリ広がる。
    星野警部は地味な感じだけど、飄々とした感じとは裏腹に事件解決に向けた執念深さが垣間見えるシーンは胸が熱くなる。

    0
    2026年08月16日