五十嵐貴久のレビュー一覧
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フェイク【fake】
1 にせもの。模造品。まやかし。
2 アメリカンフットボールで、意図しているプレーや動作を相手に見破られないように行う
トリックプレー。
3 ジャズで、即興演奏すること。
yahoo!の辞書に載ってた。
ほんでこの本は、1と2(アメリカンフットボールじゃないけど)がかかってた。
だまし合いの戦い。
依頼者を大学に受からせる為、センター試験で完璧なカンニングを実行する。
ただ、それは罠だった。
全てを失った彼らは、復讐の為、10億円を賭けたポーカーの勝負に打って出る。
入念なイカサマをかけた仕掛け人は、決して負けるはずがなかったが・・・。
と、まぁ、お互いだましだまされ -
Posted by ブクログ
「何度だってやり直せばいいんだよ!バーカ!」
そうだそうだ!
もちろん最初からというわけにはいかない。これまでのことをなかったことには出来ない。
でも、今ここからまたやりたいことを始めればいい。そう出来るんだよってこの小説は言ってくれている。
無理だって決めつけて、見るだけだったバンドを始めた主人公達。
練習をしながらパートに通って、家事もやって…って本当に大変だけど、楽しいって気持ちが伝わってきて私も何か始めたくなった。
途中まではまさかこの小説で泣くなんて思わなかった。
でも泣いた。いいなぁ…と、良かったなぁと心から思えた。
とっても素敵なラストだったけど、終わってしまったことが寂しい -
Posted by ブクログ
五十嵐作品、初対面からは印象の良い出会い、のあとここんとこ2冊続けて「なんか違う。。」感を味わったので、もうこれが合わなければ私別れる、この恋あきらめるわ。。くらいの棘の分かれ道だったんですが、この作品はキタねー。これはぞっくぞくした。「リカ」なんかよりよっぽど、人間というものの怖さと強さを思い知る。1章の終わり、 「何も無い部屋の真ん中に、藍色の菖蒲が一花活けてある。その濃い青が、鉄之介の瞳を染めた。」ここは痺れた。やっぱりこの作者さんはどえらい創作の泉を内に持ってる。この一文は私が高校国語教師なら、後の井伊直弼である鉄之介の心情とともに解釈を書かせる授業をするね。深い失意と恨みと諦念が襲う
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Posted by ブクログ
リカシリーズが終わった時に一つの区切りを感じました。
本屋に行ってみると『なにこれ?』
と思い、裏表紙のあらすじを読んでみると・・・
作者、五十嵐貴久が【リカ】で作家デビュー
そこから【安政5年の大脱走】や【交渉人】【1985年の軌跡】の作成していくのですが、各出版社の締め切りに追われながら、謎の何かに纏わり憑かれていきます・・・
多少の脚色もあるのでしょうが、これがノンフィクションであるのが凄いと思います!!!
怖さとは相手(現象)の正体が分からないと怖い。
正体が分かれば対応の方法が生まれるので怖さが和らぐ・・・
物語は平成の初めぐらいから始まるのですが、携帯電話やワープロの話 -
Posted by ブクログ
2023年発行だが。2002年初出?の作品を現在の状況に合うように、大幅改稿したものだそうです。
遠野麻衣子は、かって警視庁で石田修平警視に、交渉人としての教育を受けていたが、不倫の噂を流され、左遷されてしまった。
所轄の経理という畑違いの多忙で退屈な職務。
ところが、ある日。臨場要請を受ける。
コンビニ強盗を働いた3人組が病院に立てこもり、患者やスタッフ50人を人質に取ったのだった。
麻衣子の職場から近いために白羽の矢が立ったのだが。推薦したのは、石田警視。
彼らが到着するまでの時間を託された。
現場には、交渉人の知識が全くない警官が、絶対してはいけないことをやらかすという…ありがちな危 -
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面白かった。
凄腕のネゴシエーターの石田。その石田に教わりメキメキと力をつけていた遠野。 遠野は石田に淡い恋心を抱いていた。
その石田との不倫疑惑で所轄の会計課に飛ばされていた遠野。
そんな中コンビニ強盗事件が発生し、犯人三人は病院に立てこもる。
ネゴシエーター石田が到着する前のつなぎとして犯人との交渉の矢面に立たされた遠野。
石田登場まで必死につなぐ。そこに石田登場。犯人との距離をどんどん詰めて色々な情報を引き出す。
石田すげーとなる中、最終局面で人質が2人殺され、え!? 石田失敗?失脚?みたいな流れになるが、そこからの真相に驚かされる。
身内の医療過誤、ミスに対する復讐が