香川まさひとのレビュー一覧
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今日も佳代ちゃんは全力疾走
今回の対象者はメンヘラ系と言うか、面倒臭い感じの人。対象者が依存している人物もメンヘラ系で、あまり好きには…と言うか、感情移入出来ない人々だった。決して悪人ではないんだけど。それでもこうして作品中で人となりを知れば、ただの迷惑な人ではなく生きた血肉のある人間と認識出来る。
その辺、やっぱり上手いなあと思う。
そんな、ただただ他人に迷惑をかけて生きてる人々にも、佳代ちゃんはやっぱり全力で向き合うのでした。
次巻の予告は、更に面倒な人物が出てくるみたいだけど、大丈夫かな、佳代ちゃん。 -
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またまた難しい問題に挑む
対象者ではない人の家庭の問題に挑む事になったかよさん。どうするの?専門家でもなかなか大変な問題ですよ?
かよさんの利己的とも言える正義感で、鏡子を救えるのか?!
あと、みどりの想いは進展あるのかな? -
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悲しかった一巻
追い詰められていく主人公
これは旦那が殺された事に裏がある証拠ですよね
たった1人になって、亡くなった旦那に「頑張ったな」って言われてるつもりになって自分を抱きしめめるシーンに涙しましたが、2巻からは少し笑うシーンがあってホッとしました -
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面白~い
この人ホント面白い!
こんな人いるなら
犯罪者になっても良いかも
ん?
人はみな犯罪者なのか
それならどうするか
いろいろ考えさせられるなぁ -
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じ~ん
なんだコレ
感動したぁ
特別スゴい人が
出てくるわけではないけれど
人生って何か
考えさせられる
そして人として
人間って何か
せめてお金じゃない
そう信じたい
あとイモガラ煮
食べたい -
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読み応えがある
1つの犯罪の背景に、人それぞれいろんな事情や思いがあって、読み応えがある作品。佳代は深いことを言う時もあれば未熟さもあるので、あまり説教臭く感じないのが良い。
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いつもながら秀越
連載誌で断続的に読んではいましたが、購読して通して読むと、改めてこの作品の人物描き別けの秀越さを実感します。
主人公佳代の、一途な生き方と、危なっかしい程の初々しさが魅力的で、思わず「支えてやりたい」と感じて、感情移入してしまいます。
そして彼女を取り巻く人々の中で、断固として光り輝くのが、唯一の友たる、みどりです。
保護司の佳代の、対象「前科者」の一人でもあるみどりですが、実に佳代と真逆の性格で、佳代の求める「公正さ」や「人の幸せ」の実現の為に、強力な助っ人以上の働きをします。
様々な「前科者」やそれを取り巻く人々の、いや佳代自身を含めた登場人物が、みな何かしらの闇や、悩み、欠陥を晒 -
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Posted by ブクログ
希望と再生の物語、映画「前科者」小説版!
罪を犯した者、非行歴のある者の更生に寄り添う国家公務員、保護司。阿川佳代は保護司になり早3年。仕事にやりがいを感じ、道を外れてしまった「前科者」のために奔走していた。担当する前科者の中の一人・工藤誠は、真面目な仕事ぶりを雇い主から評価され順調に更生していた。このままいけば自立の日も近いと心を躍らせる佳代だったが、最後の面会日を前に、誠は忽然と姿を消してしまう。その頃、謎の連続殺人事件が発生し──。
阿川佳代をあの有村架純が、工藤誠を森田剛が演じる話題の映画「前科者」が2022年1月全国公開。消えない罪を背負った者は、過去を乗り越えることができるのか。 -
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深い
うーん、なかなか深い話。
1つの話が長く、それだけに深く掘り下げられている。
登場人物のキャラ設定も煮詰められており、心理描写が深い。
主人公はさえない感じの女性だが、単に真面目なだけではなく、これまた味のある性格と考え方。
見た目でかわいいより、こういう作品には合うし、その方が(人間として)魅力的。
(そう言う意味で言えば、今度始まるドラマ版の有村架純じゃ本質が出せない気がする)
また、2巻から登場するみどりが非常にいいキャラで、すごく魅力的。
一方、2巻からの話はストーリーの多くの人物が登場して複雑に絡み合い、ちょっと「狙い過ぎている」感も感じた。
確かに話 -
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