香川まさひとのレビュー一覧
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今度は若い男
佳代を戸惑わせることを言う若い男。
こういう線で保護司と観察対象者がどこまで近づけるのか、
ということなのだろうけど、これまでの人たちと佳代の距離感って
実際こんな感じなのだろうか。 -
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反省とは
虐待からクスリに手を出し、常識がないまま大人になった女性、
言葉で武装した元万引き犯の高齢者。初期の登場人物も出てくるので
だんだん複雑になってくる・・・。 -
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みどり
次の担当、みどり登場。型破りに見えて知識があったり、
人に対する洞察力があったり、主人公佳代を喰ってしまうようなキャラ。
そして長編になっていく感じなのか。 -
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保護司
.なかなか手に取りにくいタイトルで、絵も若干苦手な部類だった。しかし保護司というものを少し知られた気がするし、複雑な人の心の機微を描こうとしている気がして面白い。見事にキリがいいので、こういう感じで一人ずつ見ていく感じかと思いきや。
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今回はヘビーだった
子供を殺してしまった母親のエピソードでした。
周りがこぞって助けようとしていても、本人が死ぬことを決めていたらもう止められないのだろうか。
本人が幸せになるつもりがなければ幸せにはなれないのだろうか。
本人さえその気があれば、もうちょっとで幸せになれそうだった。
佳代ちゃんはこの案件をどう感じているのか。
保護司の考え方の変革が必要と言うけれど、こんな他人の人生に入り込むような大変な仕事、変革が必要なのは保護司ではなく保護司の資格や立場を帰っていく方が必要なんじゃないか。
とまあ、いろいろと考えてしまいました。
予告には、またヘビーな案件の予感・・・ -
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一番の問題は保護司
仮釈放された受刑者の日常の面倒を見る(監視しつつフォローする)役割を持つ保護司と言う仕事。
その仕事をするある女性が主人公の作品。
仮釈放された受刑者を始め、主人公の回りの人間達など、次から次へと胸糞悪い人物が登場する。
押し並べて人間社会と言うのは、汚い部分を見ればこんなものなのだろうけれど、読後感は悪い。
しかしそれは扱っているテーマがテーマだけに、仕方がないとは思う。
一見して仮釈放された受刑者の問題を描きつつも、実はこの保護司の女性を描く事が一番の目的だと思われる。
無理して明るく一所懸命に生きようとする彼女にこそ、保護司が必要なのではないか。そんな気がする。 -
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グルメ評論家マンガ
食べログのヤラセレビューとかって今でもありそうです。日本版ミシェラン、もどうでしょうか。主人公のグールマン氏の思い、分かります。美味しんぼとかだったらどんなふうに描くでしょうか。
巻末の原作者氏コラムも可笑しかったです。池波正太郎氏の食べ方とかとは違うようです。 -
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薬物依存症と万引き犯と
コンビニ店長は相変わらず下衆で下劣で、まぁそういう立ち位置なのでしょう。自分が犯罪者になる可能性等々を想像する能力もないのでしょうし。
薬物依存の執行猶予中の女性、虐待(性虐待も含む)の被害者で義務教育でもきちんと履修できるような家庭環境ではなかったようです。なのでダルクっぽい組織にも行ったり。
極めて自己評価が低いのも典型でしょう。松本俊彦医師の記事を連想します。男にカラダを差し出すのも何ら躊躇しませんので。
あと、少年院上がりで担当保護司が雑魚すぎたケースとか、万引き犯で有罪・執行猶予判決を喰らった80歳の独身女性等も出てきて、前巻のみどりさんも引き続き顔を出していました。
作画は正直もう -
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人間の業とか
主人公の境遇、今時の若い人には普通に近いかも知れません。保護司の連作集で、この1巻で1つの大きなエピソードになっています。
殺人事件の動機って概ね怨恨・金銭・愛憎のもつれでしょう。この巻に出てくる殺人犯も同様で、仮釈放にはなったものの、周囲の無理解(明らかに意図的なものもある)や嫌がらせで残念な結果に終わります。
主人公周りのオッサン店長とかも、おそらく意図的にクズっぽい人間にしているのは脚本家等もされている原作者の意図通りなのでしょう。
愛憎のもつれの中心人物となる愛子さんにも色々ありそうです。TVドラマや映画、Amazonプライムで配信されているのも納得の良作で、やはりシナリオが良いのでし -