桜木紫乃のレビュー一覧

  • 誰もいない夜に咲く

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    ネタバレ

    桜木紫乃作品2冊目。
    「ホテルローヤル」を読み、桜木紫乃作品を毒破してみようかなっと思い、夏カドフェスにも取り上げらた、この本をチョイス。
    ホテルローヤルより、湿気を帯びた暗さがある作品。
    特に最後の話は、主人公の父親と母親との夫婦の愛情が理解できない。
    父親が友人(というか、仕事関係の人)に、妻を抱くことをお願いするのは、いくらお金が絡んだとはいえ、わからない。
    私の思考がまだまだ、餓鬼なのかな?

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    2015年10月04日
  • 誰もいない夜に咲く

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    寂寥を北海道の風景に重ねて暗くもからっと描いた作品。寂しさに胸を締め付けられつつ、女たちの強さと欠落に引き込まれた。

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    2015年06月28日
  • 誰もいない夜に咲く

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    著者作品も順不同にて数冊目。悲しみを心の奥底に秘めながらも、強い意思の女性力を描ききる各短編。行き詰まりとさまよいの、、このゾクゾク感が堪らない!。解説がこりゃまた絶品♪。

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    2014年08月11日
  • 誰もいない夜に咲く

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    ダメな男の話ばかりで、「世の中に、普通の男はいないのか?」と叫びたくなる。
    女性の方が、ずいぶんまともでしっかりしている。

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    2014年04月09日
  • ラブレス

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    こういうジャンルの小説(解説によると大河小説などと呼ぶらしい)を初めて読んだから、慣れるまで苦労したし、何度も挫折しそうになった。同じような人がいたら半分くらいまでは頑張って読み進めてみてほしい!その先は続きが気になって手が止まらなくなる!

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    2026年03月21日
  • 光まで5分

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    北海道から沖縄へ流れ着いて体を売って暮らす主人公と、それを取り巻く、いびつで歪んだおおらかな南国世界。

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    2026年03月19日
  • 蛇行する月

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    自分の気持ちに正直にまっすぐ生きる同級生を起点に各々の人生を振り返る短編集。どんな自分でも幸せだと言える生き方をできる人は素敵だな

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    2026年03月11日
  • ホテルローヤル

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    「ラブレス」という長編に圧倒されてこちらの短編集も読むことにしました。

    一人一人の人物描写が詳細で実際に存在する人かの様に感じます。また、桜木さんの描く人々はどこか不遇な人が多く、モラハラや性的虐待、悲しい人生を送ってきた人も少なくありません。そんな社会の隅に焦点を当て、リアルなお話を紡ぎ出す。短編集のお話の時代がどんどん遡ってるのも面白い演出でした。

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    2026年02月20日
  • 二周目の恋

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    どれも普通ではない恋(と呼んでいいかもわからない)の話。でも部分部分で分かる感情もあって、よかった。

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    2026年02月09日
  • ラブレス

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    「今いる場所を否定も肯定もしない。どこへ向かうのも、風のなすままだ。からりと明るく次の場所へ向かい、あっさりと昨日を捨てることができる。捨てた昨日を、決して惜しんだりしない」
    こういう生き方がいいなって思うのは
    手に入れられないかもしれないものを含んだ幻の未来を想定するのを現在とすることが怖いから。
    達成や向上への執着という、一見地に足がついているように見える状態が、夢うつつ状態かもしれないというのが怖い
    過去から現在、そして未来へと一貫して自分のものであり続けるわけではないものをアイデンティティとして自分の土台にすることに怯えている
    だから所有をあっさりと捨てられ、かといって所有しないことに

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    2026年02月03日
  • 情熱

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    この文体と言うか、文章と言うか、桜木紫乃さんだなぁーとうなる。うまい。きれいだし、わかりやすいし、面白い。「ひも」、ボケたら関係解消、と言っているが、お互い相手を大事に思っていることが伝わる関係性がいい。

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    2026年01月20日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    どの話も好きだけれど特に好きな2つを。
    まずは川上弘美さんの「アクティビティーは太極拳」から。
    何となく合わないと感じていた母と娘が、コロナ禍の最中、距離はありながらも同じ風景を共有し、長い旅の時間を過ごす贅沢さとほんの少しの切なさに胸がいっぱいになる。
    違う場所で暮らし、たまに顔を合わせるとやっぱり合わないと感じながらもその関係の面白さに気付いていく様子がとても丁寧に描かれていてとても気に入った。

    桜木紫乃さんの「ほら、みて」はどこかでも読んだことがあったと思うのだけれど2度目もやっぱり素敵だった。
    自分の両親もこうであってほしいと、こうなってくれるのならば、ななつ星の 旅をプレゼントして

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    2026年01月19日
  • 情熱

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    久しぶりの桜木紫乃の短編集。

    中でもひもとらっきょうとクロッカスが良かった。
    淡々とした描写てサクサクと読めました。

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    2026年01月18日
  • 家族じまい

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    家族じまい タイトル買いかな
    登場人物の暮らしと 人物間の関係性のもつれ
    どこかで見た手法…と考えたら
    有吉佐和子「青い壺」

    一気読み

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    2026年01月17日
  • ホテルローヤル

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    良かったです。ラブホテルをとりまく人間達のお話し。題材だけにロクな話しはないが、最後の話しでキッチリしめましたね。良かった!

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    2026年01月13日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    ネタバレ

    すてきなアンソロジー。豪華寝台列車「ななつ星」が舞台なので、登場人物はわたしよりも年上の大人な人たちがメインですが、想像しながら読めました。大人の素敵な旅、かと思えばいろいろな面もあったり。
    ちなみにすてきな装幀・装画デザインはクラフト・エヴィング商會さんです☆

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    2026年01月08日
  • ホテルローヤル

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    3.8/5.0

    ラブホテルを物語の中心に据えるという点が面白い。
    自分自身が人生経験をもっと積めば、また違った角度から発見があるかもしれないと思った。

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    2026年01月01日
  • ホテルローヤル

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    TVで対談されていた様子に興味を持ち初読み。珍しい題材で、フィクションなのに生々しい。
    場末の舞台だけに、何ひとつ明るい話はなく、ノンフィクションを読んでいる気すらする。短編集だとしても読みたい意欲がわかなくて、最後まで嗜好が合わない作品だった。

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    2025年12月27日
  • ホテルローヤル

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    連作短編集。釧路の湿原を見渡せるラブホテル「ホテルローヤル」。様々な夢や希望、欲望、絶望を見てきた。地味な話だが、特に「せんせぇ」以降の作品は印象に残った。細やかな幸せを願っているだけなのにね。

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    2025年12月27日
  • 情熱

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    ストレートな感情ではなかった。かといって、穏やかでもない。思いの丈はあるのだが、若い頃のようにストレートに伝えることができない。それは社会的地位だったり、人間関係だったり、本当に好きな人からは嫌われたくないと思う、人生を積み重ねてきた人たちの、世渡りの果ての人生だったりする。
    マイノリティの人たちに寄り添う女性、ミュージシャンたちの、明日を思うことの辛さ。ひもとして生きることを決めた老人の狡猾な、しかし滑稽な生き方。自分の思い描いた100点満点の人生を少しも外したくない女性。望まない地方で、別の人生が訪れるところは、地方に住んでいる自分にもちょっと嬉しかった。
    ここに等身大の桜木紫乃を見る気が

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    2025年12月26日