桜木紫乃のレビュー一覧

  • 情熱

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    短編の話が五つ。兎に角という話が一番面白かった。年を取ってから自分の新たな立ち位置を見つけることができれば、充実した人生と言えるのではないかと思った。

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    2025年10月26日
  • 情熱

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    *情熱と分別のあわいに揺れるあなたへ。
    40年ぶりに再会を果たした同級生のカメラマンとスタイリスト――「兎に角」
    「ボケたら関係解消」が条件の70代ホストと美容師――「ひも」ほか、全6編。
    直木賞受賞作『ホテルローヤル』、中央公論文芸賞受賞作『家族じまい』に連なる、生き惑う大人たちの物語*

    ひととし重ねた大人たちの、静かな諦観と受容が沁みます。
    人生の軌道修正が必要となった時に、こんなふうにさらりとゆるやかにこなしていける大人っていいなあ…と。
    淡い読後感の残る一冊。

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    2025年10月23日
  • 情熱

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     桜木紫乃の作品はいつ読んでもイイね〜

     北海道を舞台にして、時代、置かれた環境に流されながら、自分で決めた人生を懐かしむ主人公たち❢❢
     物悲しいくて、それでいて少し前向きになれる❢

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    2025年10月22日
  • ホテルローヤル

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    煙のような透明感があって、生臭いのにさっぱりしていて、
    不思議な連作小説だった。
    せんせぇ、という作品が一番好きかも。
    でも、どの作品もみんな一生懸命生きている人ばかりで、泣ける。

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    2025年10月17日
  • ホテルローヤル

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    オーディブルで聴きました。
    「ヒロイン」がとても良かったので期待して選びました。

    暗くてみじめで少々エロいお話の数々。読後感も良くない。多少のハッピーはあるものの、アンハッピーが圧倒的に多い。現実ってそんなものなのか。。?私が無駄にポジティブなのか。

    マウント取られている男に嫌と言えずにヌード写真を撮らせる女性。見かけが悪い故、檀家相手に売春することに納得している住職の妻(ってどんだけ設定が昭和エロいんだ)。。人生山あり谷ありかもしれないけれど、谷部分多すぎでは?

    映画にもなってるけど、原作とはかなり違うっぽい。見てみようかな。

    オーディブルのナレーションは極悪だったので、紙の本をお勧

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    2025年10月09日
  • 氷の轍

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    なんだか切ない気持ちで終わった。
    どちらの気持ちも分からないわけではないが、あなたの為を思ってはやっぱり自分の為なんだなと思う。

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    2025年10月08日
  • 誰もいない夜に咲く

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    良かった。短編集だからさくっと読める。なのに1つ1つしっかり内容が厚い。内容のせいで引き込まれるからさくっと読めるのかも。

    特に「フィナーレ」が良かった気がする。ストリップの踊り子さんの話。

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    2025年10月04日
  • 家族じまい

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    家族じまい

    タイトルにすごく潔さを感じました。
    認知症になった母を中心に、夫・娘たち・姉妹それぞれ役割が生まれ、過去の葛藤と向き合いながら折り合いをつけていく話。
    家族とは何?
    娘の責任は果たさないといけないの?
    って思いながら、それぞれの立場が抱える事情にも同情してしまって読み応えのある内容でした。

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    2025年10月04日
  • 情熱

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    還暦世代が主人公の短編集
    70代ホストの哀愁、還暦のミュージシャンや、作家
    その世代で体はボロボロでも、まだ夢や恋がある
    私も今年50歳を迎えた
    まだまだ萎みたくないと思った

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    2025年10月03日
  • それを愛とは呼ばず

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    かなり前から気になっていた本。
    やっと読めた。初めての桜木紫乃さんの小説。

    愛するっていろんな形があるなぁと。
    正しいかどうかはおいといて。
    だから、それが愛なのかどうか、他人が決めるのは違うと思った。

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    2025年09月24日
  • 情熱

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    ネタバレ

    北海道在住の作家さんということで手に取った一冊。タイトルから恋愛ものかと思ったら全然違った。登場人物は還暦前後の人たち。若い頃の情熱と大人の情熱は意味や形がちがう。ただ、フィクションだからこそ、もう少し熱い展開があっても良かった。

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    2025年09月23日
  • 情熱

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    「生き惑う大人たちの物語」という帯に惹かれて手に取ったのだけど、思っていたよりも上の年齢の設定(50〜70代)だった。
    歳を重ねていくことは当然老いていくことなんだけど、決してそれだけじゃない。色々ひっくるめてみると、そんなに悪くないよねって思わせてくれる本だった。
    6つの短編のうち、気に入ったのは「ひも」。老人ホストなんてものがほんとにあるの?と思わず検索してしまった。ありました!シニアホストとかジジホスって言うらしい。どんな感じか、外からちょっと覗いてみたいような…
    ホストクラブの話はそんなに出てこないのに、設定が妙に気になってしまった。 

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    2025年09月23日
  • 情熱

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    「兎に角」と「グレーでいいじゃない」が好き。大波乱が起きる恋愛小説もいいけれど、ひたひたする静かな心の動きを丁寧に描く小説もいい。

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    2025年09月22日
  • 家族じまい

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    印象に残る作品だった。

    横暴な父が妻を殴ってしまったが、妻は叩かれたことすら忘れてしまって救いなのか罰なのか…の話を聞いて、その面だけ見たらボケてしまった妻を1人で支える辛さみたいなものを感じるのに、その父に育てられた娘から見たら「苦労話をうまく丸めて,いい話にすり替えようなんてーー」という風に捉えられることに驚いた。
    妻を世話している一面からしか見ていないからすごく可哀想に見えるけど、それまでの経緯をずーっと見てきた娘視点だとこんなにも見え方が変わるんだなと…。

    この夫婦の周りの視点しか無いところが想像の余白があって面白かった。

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    2025年09月20日
  • 青い絵本

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    北海道を舞台に描かれた5つの短篇集

    絵本作家の母、彼女とは血の繋がりもない。父とは音信不通なのに、人生の岐路には、いつも横に彼女は寄り添ってくれた…

    旅の誘いを受け、再会した彼女は…余命いくばくもない。彼女の望み、絵本『あお』の構想を深め合う……青、蒼、葵、碧

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    2025年09月20日
  • ホテルローヤル

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    ホテルローヤルというタイトルで、背表紙にはその名前のラブホテルが舞台の小説だと書いているのに、最初の話でそのホテルが廃墟になってて、おぉ?と思った。
    そしたら時間が逆行していった。

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    2025年09月20日
  • 蛇行する月

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    ネタバレ

    東京で生活をしている順子を中心に、6つのそれぞれの女性の物語が描かれている。こじんまりと生活している順子は同級生や母親に、自分は幸せだと伝えるが、実際の生活を見るとそのギャップがある。読んでいくうちに順子は心から自分が幸せだと思って生活しているし、背負うものもたくさんあることに気付く。会話も年が経つ事に変化があって面白い。何より順子の純粋さに憧れる。

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    2025年09月05日
  • ホテルローヤル

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    ネタバレ

    ラブホテルが題材になっている短編小説。どの話にも繋がりがあって、読んでいくうちにその繋がりが見えて面白い。同じラブホテルを舞台にしているのに、その時代によって全く違った印象になっている。1つのところを舞台にしているけれど、物語は人の数だけあるんだなと思った。

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    2025年09月05日
  • 情熱

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    短編集。文学的な言葉を紡ぐ表現が癖になる作家。そして人間の愛おしく駄目な部分を繊細に情緒豊かに表現できる作家。素晴らしい。

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    2025年09月02日
  • 情熱

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    気負いなしでさくっと読める短編集。
    中でも面白かったのは「ひも」
    朗人(あきひと)をろーじんと読ませて、元老人ホストクラブのホストで会話のセンスもあって、清潔感があって適度におしゃれ、気配りもできて節約しながら美味しい料理も作ってくれて掃除もして季節の花も飾ってくれて、こんなおじいちゃんとなら血縁関係になくても一緒に住みたいかも。
    でも、どちらかがボケたら出ていくってそんなぁと思ったよ。

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    2025年08月29日