【感想・ネタバレ】ヒロインのレビュー

あらすじ

世間を震撼させた白昼のテロ事件から17年。
名を変え他人になりすまし、"無実"の彼女はなぜ逃げ続けたのか?

1995年3月某日。渋谷駅で毒ガス散布事件が発生。実行犯として指名手配されたのは宗教団体「光の心教団」の幹部男性と、何も知らずに同行させられた23歳の信者岡本啓美(おかもとひろみ)。この日から、無実の啓美の長い逃亡劇が始まった。他人を演じ続けて17年、流れついた地で彼女が見つけた本当の"罪"とはいったい何だったのか――。

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Posted by ブクログ

渋谷毒ガス散布事件。指名手配された岡本啓美。名を変え他人を演じ続ける。
心情を訴えかけるような書き味。共感できるかはさておき心を動かされる場面が多くあった。

0
2025年09月16日

Posted by ブクログ

すごく良かった。
良かったという表現は不適切かもしれないが、すごく素晴らしい作品だった。
地下鉄サリン事件がモデルになっている作品であり、かなりセンシティブなテーマを取り上げている。
読む人によっては不快感を抱くかもしれない。
また、無実であるにも関わらず何故逃げ続けるのか不思議に思う人もいるかもしれない。
さっさと出頭すればいいじゃん、と。
いやいやいや...そんなこと冷静に考えられる精神状態なら最初からカルトに心酔しないんだわ...
逃亡生活の中で出会う多くの人々のバックグラウンドを丁寧に描いていて読み応え抜群だった。
この作品の心理描写の表現、とても好き。
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世間を震撼させた白昼のテロ事件から17年。 
名を変え他人になりすまし、“無実”の彼女はなぜ逃げ続けたのか?    
1995年3月某日。渋谷駅で毒ガス散布事件が発生。実行犯として指名手配されたのは宗教団体「光の心教団」の幹部男性と、何も知らずに同行させられた23歳の信者岡本啓美(おかもとひろみ)。この日から、無実の啓美の長い逃亡劇が始まった。他人を演じ続けて17年、流れついた地で彼女が見つけた本当の“罪”とはいったい何だったのか――。 

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2025年06月24日

Posted by ブクログ

1995年頃の、地下鉄サリン事件、阪神大震災などがあった時代がベース。

バレエ教室を営む毒親の母から逃げるため宗教団体に飛び込んだ主人公。
本人が知らないうちに犯罪者にされ、17年間の逃亡生活を送ることに。
ストーリーの展開が、次はどうなるのかと、ワクワクしながらどんどん読み進んだ。

この作家さんはいつも、女性の底力、たくましさを表現するのがとてもうまいと思う。

守るもの、愛するものができたときの、女性は実に強い!
とくに、みどりが一番、したたかだったのでは。

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2025年05月25日

Posted by ブクログ

純愛だった。

プロローグが結末の話がすごく好きだから
冒頭から引き込まれた。

表現の仕方もすごく軽やかで展開もサクサクだから読みやすくて
17年間の彼女の生き様に夢中になった。

自分を隠して、他人として生きてきた彼女だけど
紛れもなく彼女の人生で
歪だけどまっすぐな愛の物語だと思う。

みどり、すみれ、まこと、梅乃、ジョー、ワンウェイ...
父親も母親も
みんなが彼女の人生をつくったんだと思うと
なんというか感慨深い。

自分の人生を考えさせられてしまう。
みんなにもみんなの人生があるんだなと。
それは紛れもなく自分のものなのだ。

最後まで読んだらプロローグに戻る。
これでこの物語は完結する。

出会えてよかった。

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2025年05月02日

Posted by ブクログ

某宗教団体が起こした地下鉄サリン事件をモチーフにした女の物語
何も知らずに巻き込まれた女は飄々と逃げ続ける
その中で出会いや別れ、成長など悲喜こもごものロードノベルっぽい一面もある作品

研ぎ澄まされた心理描写と静かに流れる人情
心を鷲掴みにする文体に時間を忘れて一気に読んだ

久々に好みド真ん中の作家に出会えた気がする

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2025年03月06日

Posted by ブクログ

1995年の渋谷駅での毒ガス散布事件から始まり、無実の信者である岡本啓美の長い逃亡劇が描かれています。彼女は何も知らずに事件に巻き込まれ、他人を演じ続けながら17年もの間逃げ続けます。「いや逃げたわけではない。見つからなかっただけ」その間、彼女が自らの本当の“罪”を見つけるというテーマは非常に深いです。

0
2025年02月22日

Posted by ブクログ

オーディブルで聴きました。
久々に心にずっしりと来る小説でした。
毒母に逆らえず、逃げるように入った宗教団体。知らないうちに全国指名手配犯になってしまう。
母の呪縛が解かれ、宗教の教えもなくなり、初めて自分の意思で生きることになる。人を助けたり、人から慕われたり、友人ができたり、本気の恋をしたり、自分でない人間として生きた時間のなんと濃密なこと。
最後に写真を撮るところからエンディングまでは、薄皮一枚で繋がっているからか、圧倒的な幸福感がある。圧巻、と言っていいと思う。
最後までいって、プロローグに戻った。笑顔でよかった。それにしても、女性の心の描写が上手くて素晴らしい。
ドラマ化されるとしたら、ひろみは常盤貴子か、または吉岡里帆に頑張ってもらうか。。だいぶ御上先生にひっぱられているが。
スミレは新人の期待枠で。ワンウェイは横浜流星が坂口健太郎?中国人ぽくないかな。イケメン中国人でもいい。

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2025年02月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

実際の事件がモデルではないそうだけど、でもやっぱり誰もがあの事件、あの犯人を思い浮かべて読んでしまうのではないだろうか。
だからもう少しリアルな感じかなと思って読んでみたけど、あくまでも作られたストーリーという感じ。
でも読み応えがあってとてもおもしろい。

宗教団体(現師)はもちろんだけど、母親もかなり罪深い許されざる人だと思う。
「そんなふうに感じてると思わなかった」「良かれと思って」とか言い訳しそうだけど、実際はバレエが苦しいことを気付いてるはずだし、追い込んでいる自覚もあるはず。

それはさておき、誰が通報したんだろうな。
シンジではないと思う。
家の大家か、職場の施設長かなー。
周りから「そうじゃない?」とか言われて、なんやかんやで通報して、指紋照合してとか。
だって、通報したから即!みたいにはならないもんね。
まさかの、ジョーかな。償って籍入れようとか。

でも、捕まって良かったよね。
これでお天道様の下を堂々と歩ける。

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2025年01月22日

Posted by ブクログ

かなり分厚い本だけどおもしろい。

《どこで間違ったわけでもない。へまはしたけれど、それが岡本啓美の選択だった。》

一度道を踏み外すと、こうも外れた道ばかりを選んでしまうのか。

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2025年11月23日

Posted by ブクログ

オウム真理教の地下鉄サリン事件を思わせる冒頭。
主人公の啓美は、その事件のことを全く知らずに、ただ幹部の実行犯に連れられて歩いていただけで実行犯として指名手配されることになってしまった。
そこから始まる逃亡劇。

啓美の母親から逃げたくて宗教に身を寄せた。
今度は指名手配犯として逃げる。

「逃げるから追われる」

最後に、啓美は安住の地を見つけることができたのだろうか?
なんとも暗示的な終わり方をしていて、「読者のご想像にお任せします」的。

0
2025年09月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

Audibleで聴了。
ひろみは、根は善良なんだとおもう。
死体遺棄と損壊はしたけど、殺人はしてない。
すみれへのDVの時とか、ジョウさんが口封じを仕掛けた時とか、誰かを痛みから助けることはしたけど、痛めつけることはしてない。

鈴木まことの娘は、なんでルナちゃんなんだろう、月なのか?

だんだん関西弁が抜けていくのが上手いなと思った

プロローグがエピローグで、各エピソード終わりの年齢を言うからうっかり年齢を重ね過ぎそうになったけど、子どもを産んだ時、若くはないけど、そんなに高齢出産でもない、同年代くらいだ。

逮捕されたのは40歳、逃亡してたのは17年。
長いけど、人生はまだ半分だ。
逮捕時器量良しみたいだから、世間を騒がせるだろうし、鬼神町のまことちゃんはひろみだったってバレるだろうけど、みどりの店になって客層が変わっているからどうにか風化させられそうな気がする。

キジマの手記は、本当に捨ててしまったんだろうか。
被害者達には知る権利があると思うけど、ひろみの罪は、キジマを突き出さなかったことで、教団のことは知らなかったんだからどうしようもないんだろう。

次は、誰かの望むヒロインを演じるのではなく、ひろみを生きるんだろうか。
まだ40歳、長いな

0
2025年08月09日

Posted by ブクログ

自分の来し方を思う時
いつも心に浮かぶのは、

娘が産声をあげた日と
思いがけず雪が降った
大学入試の朝。

どちらもその後の私の
生活が大きく変わった
人生の転機でした。

主人公の啓美に訪れた
それは、

母の束縛から逃れ教団
の門を叩いた日と、

思いがけず指名手配犯
となった23歳の春。

望むと望まざると自分
の人生の主人公として、

私たちはそのドラマの
新たな章が始まる転機
に何度も立ち会います。

美しく装丁され一冊の
本となった私の人生を、

いつか静かに読み返す
日が訪れたなら、

すべて最終章へ繋がる
伏線だったと感じるの
かな。

道を一本違えていたら
私の人生もこうだった
かもしれないと、

想わずにはいられない
筆者の見事な筆運び。

私の歩む途が穏やかな
最終章へ繋がることを
願うばかりです。

0
2025年04月26日

Posted by ブクログ

前に起きた事件を題材にした場面から始まり、濃厚なドラマが展開されていく
主人公を含め登場人物の多くは、不安定な立場にあり流されるように物語が進行していく
引き込まれるように読み進めていけたが、暴力や犯罪のシーンがあり引き攣るような感覚に陥る
味わいのある独特な表現があり、舞台ができてくると筆がより乗っているように思えた

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2025年04月24日

Posted by ブクログ

娘の啓美をバレリーナにするため、厳しく支配する母親から逃げ光の心教団へ流れるままに入り、流れるままテロに加担して指名手配されてからは名前を何度か変え、23歳から40歳まで17年も逃亡した女の逃亡記。彼女に逃げている感覚はないのと、居場所を変えても人に恵まれているのが不思議だった。本当にただ流れるまま男と住み、遺体を処理したり子供も産む。そこに罪の意識は一切ない。中国人のワンウェイのその後だけが気になる。

0
2025年04月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かったです。入信していた教団がおこした事件の実行犯にされてしまった女性の逃亡生活を描いたお話です。色々な人との出会いと別れ、良いことが起これば、悪いことも起こる、でき過ぎた展開にならないところが面白かったです。最初実行犯にされてしまった時に自首して状況を警察に説明したほうがよいのでは?とは思いましたが、実行犯にされてしまう怖さ、捕まる怖さは分かります。

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2025年03月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

幼いうちからバレエ教室を経営している母親にバレエを叩き込まれていたが才能がなかった啓美は叔母の薦めでカルト集団に入った。毒親から逃れ洗脳されてる環境が平穏だった日々が、ある時毒ガス事件の実行犯について行っただけで追われる身になった。すぐ出頭すれば大した罪にならなかっただろうに、転々として生活を続けていく。離婚して別の家庭を持っていた父親のところで腹違いの妹に会ったり、別の名前を名乗って孫娘になりすましたり、身元の知れない男に惚れたり、共感できないし、嫌な気持ちになるのだが続きが気になり読んでしまった。

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2025年03月19日

Posted by ブクログ

何度もどん底のような状況に立たされながらも、懸命に生きていこうとする主人公の姿にとても心を打たれました。
導入は、よくありがちなオウム事件をモチーフにした新興宗教関係の物語かな、と思っていたのですが、浅はかでした。
読み進めるごとに、女性を主人公にしたノワール的な内容になっていき非常に引き込まれました。
ヒロイン、というタイトル通り、登場する男性が良い意味でヒロインたちを引き立てる舞台装置のような描かれ方でした。
対して、主人公の母親や、仕事仲間(?)、出会った人々など、女性のキャラクターはどれもがヒロインのように力強くに描かれています。
本当の強さとは何か?を教えてくれるような作品です!

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2025年02月21日

Posted by ブクログ

桜木さんは、訳あり女性を描くのがとてもうまいと思う。
いつも北海道の話ばかりだったので、最近は遠ざかっていたけど、なかなか面白かった。

長い逃亡生活の中で、深く関わるのはごく限られた人間だったけど、それぞれとの繋がりは深い。
エピローグ読んだ後、思わずプロローグをもう一度読んでしまった。繋がりが絶妙。

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2025年02月19日

Posted by ブクログ

初めて読む(聞く)桜木紫乃さんの作品。
世間を震撼させた某毒ガス事件に関与することになる女性が主人公となり、指名手配犯として追われ続ける生活、その逃亡生活の中での様々な出会いが描かれる。
重大事件の逃亡犯ということで、日々の生活の中に小さな幸せがあったとしても、その背後には終始儚さが残り、読んでいて切ない。
プロローグで結末が明らかになる展開のため、どのようにしてその結末を迎えるのかを追っていくことになるが、次第に行き場の無くなっていく展開がこれまた切ない。
読後の余韻がしばらく残った作品です。

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2025年02月14日

Posted by ブクログ

10年以上前に「ホテルローヤル」を読んで以来。当時、それほど魅力を感じなかったので、著者の本はずっと選ばずにいた。
気まぐれに借りた本作は、貪るように読めた。自分が年を重ねたせいもあると思う。

なれの果て
この世の裏側
腑に落ちないことも飲み込んで生きていく女たちから目が離せなかった。

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2025年02月08日

Posted by ブクログ

知らないうちに犯罪に巻き込まれて、身を隠して暮らす女性のお話。

身を隠している間にも、ヒロインを信用して
味方になってくれる人に囲まれて
1人の男性を愛し、

身元を知られても通報されることもなく
過ごせたのはこのヒロインの人柄がそうさせたのか

読み応えのある
どんどん続きを読みたくなるお話だっ

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2025年01月27日

Posted by ブクログ

登場人物それぞれが良い。
少しずつわかるところもあって、決して素晴らしい人生ではなさそうだが。
「後悔ってさ、文章にするとただの言いわけと自慢話なんだねえ」
とか、何か所か真髄と思える箇所がある。
それでも、生きてるし、生きてほしい。

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2025年01月25日

Posted by ブクログ

地下鉄サリン事件を思い出させる宗教団体の無差別テロ、実行犯と共に行動した女の悲しい逃亡劇。
幸せってホント何でしょうね?当たり前に働いて、当たり前にご飯食べて、当たり前に家族と生活すること、当たり前が一番の幸せ、なんかそんな気持ちになる作品でした。
プリマになるために母親の厳しい指導叱責に耐えながも挫折、安らぎを求め教団へ
平穏に暮らす中、訳も分からず連れていかれテロの主犯へと、、、名を変え体型を変え悲しく辛い逃亡劇

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2025年01月12日

Posted by ブクログ

ズルズルっと 初めは数ページ読んでおいていたのですが、読み始めたら最後までズルズルっと読めました。人にはそれぞれの人生があり、誰がどのように生きてきたのか、本人から聞いてもそれが真実なのか嘘なのか分かりません。自分が真実だと思えることが真実で嘘だと思うことは嘘なのでしょう。桜木柴乃さんの本は初めて手に取りましたが、今後もどこかで手に取りそうに感じました。

無差別テロの実行犯として追われながら流れていく歳月をドラマティックに描いた作品でした。こういう作品を読むと、自分がどうして生きているのか、生きていてもよいのかなど余計なことを考えてしまいます。様々な境遇で色々な人が生きているこの社会、すぐ隣に誰が潜んでいるか分かりません。でも、そんなことを考えても良いことはありません。疑うより信じる方が心身ともに健康にいられると思います。次は少し軽めの本を挟もうと思います。疲れました。

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2025年12月03日

Posted by ブクログ

ずっと読みたいと思っていて、やっと。
はじめての作家さん。

好きなあらすじの感じだったのだけど、
苦手な場面が合間にちょくちょくあって、
気持ちが落ちてしまって。
腑に落ちないとこもあったりで、
なんとなく終わってしまいました。

ちょっと合わなかったな〜

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2025年10月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

もしやこれはあの事件……?のあの容疑者がモデル……?と序盤で察知。解体のところは無理すぎて飛ばし読み。終盤作者の創作が色濃くなっていき段々尻すぼみな感じだった。結末もそれでいいの……か?序盤は★4、終盤は★2。間をとって総じて★3。

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2025年07月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ヒロイン/桜木紫乃さんは初めて読む著者ですが、ワンパターンではなく面白い。
どんな風にしたら不幸になるのか、自分で選択してしまったら後に戻れないが本で読むと体験できる。
<書評より>
世間を震撼させた白昼のテロ事件から17年。 
名を変え他人になりすまし、“無実”の彼女はなぜ逃げ続けたのか?    
 
1995年3月某日。渋谷駅で毒ガス散布事件が発生。実行犯として指名手配されたのは宗教団体「光の心教団」の幹部男性と、何も知らずに同行させられた23歳の信者岡本啓美(おかもとひろみ)。この日から、無実の啓美の長い逃亡劇が始まった。他人を演じ続けて17年、流れついた地で彼女が見つけた本当の“罪”とはいったい何だったのか――。

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2025年05月25日

Posted by ブクログ

意図せず犯罪の共犯者にさせられていた主人公の、17年間にわたる逃亡生活の物語。出会う人は、様々な事情で世間から身を潜めているような人達。自分が日々忙しく充実した生活を送る今も、どこかで身を潜めたり、何かに怯えたりしながら生きている人がいるのかもしれないと思うと、やり切れなくなる。

意図せず犯罪の現場に同行していたことで意図せず逃亡生活に突入し、辻褄を合わせ身を隠すために自動的に次の行動が決まり、死体遺棄をも厭わなくなってしまう。このような状況下で「出頭」に舵を切ることができなかったのも、自然な流れのように感じた。

一体何が罪だったのか。主人公は罪人なのか。自殺者を死体遺棄したことくらいしか思い当たらない。それだって、自ら始めたことではない。

罪なんて誰でも犯す可能性があり、その場の流れで誰にでも犯罪者になる可能性がある、その差は紙一重なのではないか。そんなことを感じた。

0
2025年04月26日

Posted by ブクログ

逃げるぜ。
逃げるぜ。

なんか、時間潰しのような、他人になりすます人生。

巻き込まれた?
いや、運命だった?

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2025年04月06日

Posted by ブクログ

逃げなくてもどうにかなったのでは? 逃げるから、マズいことになっていくような気がする。余りにも考えがないというか周囲に流されすぎるというか。

0
2025年03月02日

購入済み

ヒロイン

何が言いたいのか、全くわからない本でした。話の展開の前後の脈絡もなく、いきなり変わり不自然でした。作者の意図がわかりませんでした。桜木紫乃の作品の中で最低の出来だと思います。こうにゅうをおすすめしません。お金と時間の無駄遣いです。

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2023年09月23日

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