ヒロイン

ヒロイン

小説・文芸
2,200円 (税込)

11pt

世間を震撼させた白昼のテロ事件から17年。
名を変え他人になりすまし、"無実"の彼女はなぜ逃げ続けたのか?

1995年3月某日。渋谷駅で毒ガス散布事件が発生。実行犯として指名手配されたのは宗教団体「光の心教団」の幹部男性と、何も知らずに同行させられた23歳の信者岡本啓美(おかもとひろみ)。この日から、無実の啓美の長い逃亡劇が始まった。他人を演じ続けて17年、流れついた地で彼女が見つけた本当の"罪"とはいったい何だったのか――。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    毎日新聞出版
  • タイトル
    :
    ヒロイン
  • タイトルID
    :
    1425604
  • ページ数
    :
    408ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年09月15日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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ヒロイン のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    あまりにも盛りだくさんで私のキャパでは読んでいていっぱいいっぱいでした。終盤になり北海道や釧路まで登場はしましたが帯にあるとおりこれは今までにない桜木さんの本でした。それでも最後の章はいつもの空気感が戻って少しほっとしました。しばらく放心状態が続くと思いますが少しずつ振り返ってみます。素晴らしい本でした。

    0
    2026年09月06日

    Posted by ブクログ

    渋谷毒ガス散布事件。指名手配された岡本啓美。名を変え他人を演じ続ける。
    心情を訴えかけるような書き味。共感できるかはさておき心を動かされる場面が多くあった。

    0
    2025年09月16日

    Posted by ブクログ

    すごく良かった。
    良かったという表現は不適切かもしれないが、すごく素晴らしい作品だった。
    地下鉄サリン事件がモデルになっている作品であり、かなりセンシティブなテーマを取り上げている。
    読む人によっては不快感を抱くかもしれない。
    また、無実であるにも関わらず何故逃げ続けるのか不思議に思う人もいるかもしれない。
    さっさと出頭すればいいじゃん、と。
    いやいやいや...そんなこと冷静に考えられる精神状態なら最初からカルトに心酔しないんだわ...
    逃亡生活の中で出会う多くの人々のバックグラウンドを丁寧に描いていて読み応え抜群だった。
    この作品の心理描写の表現、とても好き。
    ❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀
    世間を震撼させた白昼のテロ事件から17年。 
    名を変え他人になりすまし、“無実”の彼女はなぜ逃げ続けたのか?    
    1995年3月某日。渋谷駅で毒ガス散布事件が発生。実行犯として指名手配されたのは宗教団体「光の心教団」の幹部男性と、何も知らずに同行させられた23歳の信者岡本啓美(おかもとひろみ)。この日から、無実の啓美の長い逃亡劇が始まった。他人を演じ続けて17年、流れついた地で彼女が見つけた本当の“罪”とはいったい何だったのか――。 

    0
    2025年06月24日

    Posted by ブクログ

    1995年頃の、地下鉄サリン事件、阪神大震災などがあった時代がベース。

    バレエ教室を営む毒親の母から逃げるため宗教団体に飛び込んだ主人公。
    本人が知らないうちに犯罪者にされ、17年間の逃亡生活を送ることに。
    ストーリーの展開が、次はどうなるのかと、ワクワクしながらどんどん読み進んだ。

    この作家さんはいつも、女性の底力、たくましさを表現するのがとてもうまいと思う。

    守るもの、愛するものができたときの、女性は実に強い!
    とくに、みどりが一番、したたかだったのでは。

    0
    2025年05月25日

    Posted by ブクログ

    純愛だった。

    プロローグが結末の話がすごく好きだから
    冒頭から引き込まれた。

    表現の仕方もすごく軽やかで展開もサクサクだから読みやすくて
    17年間の彼女の生き様に夢中になった。

    自分を隠して、他人として生きてきた彼女だけど
    紛れもなく彼女の人生で
    歪だけどまっすぐな愛の物語だと思う。

    みどり、すみれ、まこと、梅乃、ジョー、ワンウェイ...
    父親も母親も
    みんなが彼女の人生をつくったんだと思うと
    なんというか感慨深い。

    自分の人生を考えさせられてしまう。
    みんなにもみんなの人生があるんだなと。
    それは紛れもなく自分のものなのだ。

    最後まで読んだらプロローグに戻る。
    これでこの物語は完結する。

    出会えてよかった。

    0
    2025年05月02日

    Posted by ブクログ

    事件を知っている世代だったら、オウム真理教の地下鉄サリン事件が元になっている話だと思います

    信者の末端でありながら、その日の偶然の行動が、今後の長い逃亡生活を送ることになってしまった女性

    ほとんどの人は「逃げろ!」の声がどこからか聞こえてくると、わけも分からずに走り出してしまいます

    走り出したことで事は始まってしまったが、引き返したりやめるタイミングを逃し、より深みにはまってしまう
    犯罪や依存なども、これに当てはまるような気がします
    2025/2

    0
    2026年08月18日

    Posted by ブクログ

    桜木さんの小説を読むのは多分初めて♪
    桐野夏生さんっぽいかも!
    ねっとり濃くてスリリング!
    読む手がとまらなかった。

    オウム真理教のサリン事件をモチーフにしたのだろう作品。
    1人の信者が、自身は何も知らないのに ひょんなことから実行犯に巻き込まれて逃亡することに。
    そんな女の17年にも渡る逃亡生活を描いた作品。

    自分は無関係だと証明する術がなくても、私ならあっさり出頭するだろうな〜。
    気づけば逃亡犯になっていた啓美だけど、ある意味とても逞しい。

    隠れて逃げ回るというより、静かに周りに溶け込んで当たり前に暮らすを繰り返してた啓美。
    よっぽど近くにいる人でないと 意外と気づかないものなのかも知れない。

    1人の半生だけど、何人もの人生を歩んだような波瀾万丈さ。
    梅乃おばあちゃんとの日々が一番平穏で幸せだったんじゃないかな。
    啓美の3つの後悔が悲しかった。




    0
    2026年07月28日

    Posted by ブクログ

    かなり分厚い本だけどおもしろい。

    《どこで間違ったわけでもない。へまはしたけれど、それが岡本啓美の選択だった。》

    一度道を踏み外すと、こうも外れた道ばかりを選んでしまうのか。

    0
    2025年11月23日

    Posted by ブクログ

    オウム真理教の地下鉄サリン事件を思わせる冒頭。
    主人公の啓美は、その事件のことを全く知らずに、ただ幹部の実行犯に連れられて歩いていただけで実行犯として指名手配されることになってしまった。
    そこから始まる逃亡劇。

    啓美の母親から逃げたくて宗教に身を寄せた。
    今度は指名手配犯として逃げる。

    「逃げるから追われる」

    最後に、啓美は安住の地を見つけることができたのだろうか?
    なんとも暗示的な終わり方をしていて、「読者のご想像にお任せします」的。

    0
    2025年09月09日

    Posted by ブクログ

    自分の来し方を思う時
    いつも心に浮かぶのは、

    娘が産声をあげた日と
    思いがけず雪が降った
    大学入試の朝。

    どちらもその後の私の
    生活が大きく変わった
    人生の転機でした。

    主人公の啓美に訪れた
    それは、

    母の束縛から逃れ教団
    の門を叩いた日と、

    思いがけず指名手配犯
    となった23歳の春。

    望むと望まざると自分
    の人生の主人公として、

    私たちはそのドラマの
    新たな章が始まる転機
    に何度も立ち会います。

    美しく装丁され一冊の
    本となった私の人生を、

    いつか静かに読み返す
    日が訪れたなら、

    すべて最終章へ繋がる
    伏線だったと感じるの
    かな。

    道を一本違えていたら
    私の人生もこうだった
    かもしれないと、

    想わずにはいられない
    筆者の見事な筆運び。

    私の歩む途が穏やかな
    最終章へ繋がることを
    願うばかりです。

    0
    2025年04月26日

ヒロイン の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    毎日新聞出版
  • タイトル
    :
    ヒロイン
  • タイトルID
    :
    1425604
  • ページ数
    :
    408ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年09月15日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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