桜木紫乃のレビュー一覧
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読み始めてすぐ、これは他人の話じゃ済まされないな、と身構えました。
親の老い、介護、夫婦やきょうだいの距離感が、特別な事件ではなく「よくある現実」として静かに迫ってきます。
自分は男ですが、やはり妻や娘など、女性への負担が多いと感じ、ゆかえない夫、息子になってはいけないと、気が引き締まるおもいでした。
誰も極端に悪くないのに、少しずつ噛み合わなくなる感じがリアルで、読んでいて何度も息をつきました。
淡々としすぎて盛り上がりに欠ける章もあり、もう一歩踏み込んでほしいと思う場面もありましたが、それでも読み終えると、「家族をどう畳むか」という問いが自分の問題として残ります。 -
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ネタバレはからずも追われる身となった女性の半生を描いた作品。
オウム真理教と地下鉄サリン事件をモデルにしているようでした。
新興宗教や技能実習生、中国残留孤児、家庭内暴力など、いろいろな問題が盛り込まれていました。
スナックで働き始める頃までは、みどり・すみれ母娘との出会いなど面白く読んだのですが、ワンウェイが出てきたぐらいから、彼のどこがいいのか理解できず、読むのがスローペースになりました。
ただ、おそらくワンウェイが自分の意思で啓美のもとに戻らなかったのではないみたいだったのはよかったです。
貴島解体の場面は酷くて少し読み飛ばしてしまいました。ここで、まことが触れていた小説は桐野夏生氏著作の『O -
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「オレは精神異常やない。道徳と善悪をわきまえんだけや。」
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1979年(昭和54年)
大阪の阪央銀行北畠支店に1月26日、猟銃を持った男が押し入り、支店長ら2人を射殺したうえ、客と行員多数を人質にして立てこもった。通報で駆け付けた警察官2人も射殺された。男は二昼夜にわたって立てこもり、香川から出てきた母親の説得にも応じない。28日午前8時41分、機動隊員が現場に突入して犯人を射殺し事件は解決する。
犯人は無職、花川清史、三十歳。
その後 人質となった行員たちの証言から、犯行の残虐さと異常さが明らかになる。しかし、花川の死亡により犯行の目的や動機は謎のままとなる。
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Posted by ブクログ
昭和54年に大阪で実際に起きた「三菱銀行人質事件」をモデルにした小説。
5人が亡くなり、立てこもり中は裸にした女性行員を自らの前に置いて人間の盾にしたというなかなかショッキングな事件のことはうっすらと覚えているが、この作品は事件そのものではなくその背後にあるものを描き出す。
なぜ男はこんな事件を起こしたのか?事件の本質に迫ろうとする犯人と同年代の新聞記者、息子の説得の前に美容院へ行ったという犯人の母親、そして八年間男と共にいた元同棲相手、それぞれの目線で描かれる犯人の男の三十年の生涯。
男を犯行に駆り立てたものはなんだったのか。
「異常」という理由をつければ私たちは安心できる。だが、異常 -
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ネタバレこれはダブル不倫ものか?
秋津が母に対して床に物を投げつける動作を見せるところがこいつ妻の収入に頼る生活しといてクズやなと思ってヒリヒリしたけど、自分も同じ生活になったら同じことするわ多分
秋津をクズと思って一歩引いたつもりで嘲笑いたかったけど自分にも起こり得ることだし一瞬嘲笑ったの卑しいな自分
無垢の領域って本当に深い意味なんだろうな
上手いなこの人
姑お前…
心理サスペンスって書いてあるから殺されちゃうのか?
え、姑が亡くなったおばあちゃんに会わせてあげるからすごいもの書きなって純香に言ってまんまと息子はそれを提出したってこと?やば
純香は好きな物書けって言われて母の模倣を書いたのか
里