桜木紫乃のレビュー一覧

  • 谷から来た女

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    ネタバレ

    アイヌの血をひく女性デザイナーを題材(モデルとなった方がいるそう)とした小説。桜木さん『ラブレス』のころ~直木賞前くらいまでは結構好きだったけど、ここ最近は感性が変わったか合わなくなってきてしまっている。しばらく作品を追うのをやめるかもしれない。

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    2026年04月23日
  • 人生劇場

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    生きている充実感が欲しくて好き勝手して、妻子を殴ったり借金をこしらえたりして家族を苦しめる。1ミリも共感出来ない。充実感が欲しいだとお〜それが全ての免罪符になるのか。ただの飽き性、欲望に流されてるだけやろ。全部自分の責任やのに、周りが理解してくれないと暴力を振るう。なんなんコイツ。ちょっとでも他人を理解しようとは思わなかったのか。へんこな男の一生を読まされた感じでした。
    あんまり感動出来なかったな。

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    2026年04月20日
  • 二周目の恋

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    恋愛小説アンソロジー
    一穂ミチさんが好きだから買ったやつ。やっぱり一穂ミチさんのカーマンライン最高だった。辛い…。
    遠田潤子さんのやつが恋愛というか、まぁ恋愛なんだけどトラウマ刺激系で顔を顰めながら読んだ。どれも良かった

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    2026年04月06日
  • 青い絵本

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    絵本と言うと子供とおとなの関係での話しと思いきや、ほぼ人生の終盤の哀歌を絵本と共に語る、みたいな感じでした。ややことか美弥子とか桜木紫乃さんの作品、よく出てくるなあみたいな。

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    2026年04月02日
  • 蛇行する月

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    女のグループは本当に不思議なもので、
    嫉妬と妬みと憧れと同調と愛情で 形作られてる。

    高く、どこまでも高くペラペラなプライドだったかと思えば、 低く果てしない分厚いプライドだったり…
    とにかく 女は難しい&面白い。

    そして本文の男の頼りなさといったら!もう。

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    2026年04月01日
  • ラブレス

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    人生が交差していくタイプは読みなれなかったけれど、序盤の百合江の生い立ちから引き込まれた。百合江の人生は暗いことばかしなのに、重たくならずに読めた不思議。ただ目の前の1日をやることをやって過ごす。生きるとはこういうことなのかな。

    個人的にはハギの弱さ、隠すことも上手くなさそうな純朴さがいちばん胸が苦しくなった。

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    2026年03月29日
  • 誰もいない夜に咲く

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    ネタバレ

    すうっと心に溶かされていくように読んだ。良い作品だったと思うけれど、あまり印象に残らない。あとあと、ふとしたときに思い出しそうな、どこか諦めの混じった薄暗いお話でした。女一人で着付師として自立を決意する「絹日和」が一番好きです。

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    2026年03月23日
  • ラブレス

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    こういうジャンルの小説(解説によると大河小説などと呼ぶらしい)を初めて読んだから、慣れるまで苦労したし、何度も挫折しそうになった。同じような人がいたら半分くらいまでは頑張って読み進めてみてほしい!その先は続きが気になって手が止まらなくなる!

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    2026年03月21日
  • 光まで5分

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    北海道から沖縄へ流れ着いて体を売って暮らす主人公と、それを取り巻く、いびつで歪んだおおらかな南国世界。

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    2026年03月19日
  • 蛇行する月

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    自分の気持ちに正直にまっすぐ生きる同級生を起点に各々の人生を振り返る短編集。どんな自分でも幸せだと言える生き方をできる人は素敵だな

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    2026年03月11日
  • ホテルローヤル

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    「ラブレス」という長編に圧倒されてこちらの短編集も読むことにしました。

    一人一人の人物描写が詳細で実際に存在する人かの様に感じます。また、桜木さんの描く人々はどこか不遇な人が多く、モラハラや性的虐待、悲しい人生を送ってきた人も少なくありません。そんな社会の隅に焦点を当て、リアルなお話を紡ぎ出す。短編集のお話の時代がどんどん遡ってるのも面白い演出でした。

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    2026年02月20日
  • 二周目の恋

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    どれも普通ではない恋(と呼んでいいかもわからない)の話。でも部分部分で分かる感情もあって、よかった。

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    2026年02月09日
  • ラブレス

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    「今いる場所を否定も肯定もしない。どこへ向かうのも、風のなすままだ。からりと明るく次の場所へ向かい、あっさりと昨日を捨てることができる。捨てた昨日を、決して惜しんだりしない」
    こういう生き方がいいなって思うのは
    手に入れられないかもしれないものを含んだ幻の未来を想定するのを現在とすることが怖いから。
    達成や向上への執着という、一見地に足がついているように見える状態が、夢うつつ状態かもしれないというのが怖い
    過去から現在、そして未来へと一貫して自分のものであり続けるわけではないものをアイデンティティとして自分の土台にすることに怯えている
    だから所有をあっさりと捨てられ、かといって所有しないことに

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    2026年02月03日
  • 情熱

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    この文体と言うか、文章と言うか、桜木紫乃さんだなぁーとうなる。うまい。きれいだし、わかりやすいし、面白い。「ひも」、ボケたら関係解消、と言っているが、お互い相手を大事に思っていることが伝わる関係性がいい。

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    2026年01月20日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    どの話も好きだけれど特に好きな2つを。
    まずは川上弘美さんの「アクティビティーは太極拳」から。
    何となく合わないと感じていた母と娘が、コロナ禍の最中、距離はありながらも同じ風景を共有し、長い旅の時間を過ごす贅沢さとほんの少しの切なさに胸がいっぱいになる。
    違う場所で暮らし、たまに顔を合わせるとやっぱり合わないと感じながらもその関係の面白さに気付いていく様子がとても丁寧に描かれていてとても気に入った。

    桜木紫乃さんの「ほら、みて」はどこかでも読んだことがあったと思うのだけれど2度目もやっぱり素敵だった。
    自分の両親もこうであってほしいと、こうなってくれるのならば、ななつ星の 旅をプレゼントして

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    2026年01月19日
  • 情熱

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    久しぶりの桜木紫乃の短編集。

    中でもひもとらっきょうとクロッカスが良かった。
    淡々とした描写てサクサクと読めました。

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    2026年01月18日
  • 家族じまい

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    家族じまい タイトル買いかな
    登場人物の暮らしと 人物間の関係性のもつれ
    どこかで見た手法…と考えたら
    有吉佐和子「青い壺」

    一気読み

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    2026年01月17日
  • ホテルローヤル

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    良かったです。ラブホテルをとりまく人間達のお話し。題材だけにロクな話しはないが、最後の話しでキッチリしめましたね。良かった!

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    2026年01月13日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    ネタバレ

    すてきなアンソロジー。豪華寝台列車「ななつ星」が舞台なので、登場人物はわたしよりも年上の大人な人たちがメインですが、想像しながら読めました。大人の素敵な旅、かと思えばいろいろな面もあったり。
    ちなみにすてきな装幀・装画デザインはクラフト・エヴィング商會さんです☆

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    2026年01月08日
  • ホテルローヤル

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    3.8/5.0

    ラブホテルを物語の中心に据えるという点が面白い。
    自分自身が人生経験をもっと積めば、また違った角度から発見があるかもしれないと思った。

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    2026年01月01日