澁澤龍彦のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ毒の文化史。挿絵つき。紀元前から人は毒を使ってきたのか。。挿絵、真剣なものから気が抜ける緩さのものまであって面白いです。
大好きボルジア家に1章割かれているのが嬉しいです。内容はまぁ…こうなりますよね、と。毒関係で取り上げるとこうなるしかないです。
有名な(?)毒殺事件の数々も興味深いです。
…そういえば、わりに最近読んだ小説でシアン化合物を服用した人を解毒するエピソードありました。脱臭用の炭と合成甘味料と水だった気がします…配合がわからないので知ってても実行は難しそう。解毒出来ないか窒息させてしまうかどっちかになる素人は。。 -
Posted by ブクログ
2018年、角川の文ストコラボカバーで発売された『澁澤龍彦×文豪』縛りで編集されたエッセイ、対談集です。
『ドラコニア』=澁澤龍彦の世界
であり、その世界を覗くにはちと物足りない。
ですが、文豪たちとのエピソードやエッセイを読むと、魅力的な作品が多々紹介されています。
夢野久作『ドグラマグラ』
小栗虫太郎『黒死館殺人事件』
についても語られており、特に黒死館殺人事件については独自で魔術やら心理学の専門書の参考文献をあたっていたりなど、愛を感じます。
個人的には『毒草園』のエッセイが面白くて、1906年フランスでの毒殺事件の件数などを上げていたりする。
マルキ・ド・サドの翻訳をされているの -
Posted by ブクログ
”幸福とは、たんに苦痛の欠如です。 ”
欲望を満たすことこそ人生の目標である、という考えを元に、欲望の中でも消極的な傾向にある「幸福」"ではなく"、積極的な欲望である「快楽」に焦点を当てて筆者の考えを綴った本。
前半は、社会における「快楽」の立ち位置やその性質について書かれており「快楽主義」についての説明がなされている。
中盤からは「快楽」の中でも、最も強いとされている性行為についての考察や「快楽主義」であったとされる歴史上の偉人についての話が続く。
例として頻繁に上がるのが文学者や中世の時代背景だったりするのでその辺に興味が無いとあまり楽しめないかもしれない。