平野啓一郎のレビュー一覧

  • 賢人の読書術

    Posted by ブクログ

    スキマ時間で読書=朝のトイレ、通勤時間は座らない、昼食後の30分、移動時間、風呂に入りながら

    マックブックカフェ
    読書会

    ベストセラーは読んでおいて損はない。

    マグロ船仕事術
    未来記憶
    選択日記

    本は批判精神で読む=能動的な読書
    電車では立ったまま寄りかかって付箋を貼りながら読む。慣れれば、待ち合わせの時間でも読める。

    周囲の人に話してアウトプット=知識が深まる。
    スペック、要約、書評をひとつにまとめる。自分の考えと行動に活かすか、を必ず入れる。
    書評ブログ。

    プロフェッショナルの条件
    ハイ・コンセプト
    アイデアのちから

    本も80:20の法則。キモはラストに集中、が多い。
    キラーワード、キラーフレーズを見つける。
    前書き、目次、後書きの3点。

    田舎暮らしに殺されない方法

    0
    2017年02月08日
  • 「生命力」の行方――変わりゆく世界と分人主義

    Posted by ブクログ

    過去に発表されたエッセイと対談集。
    アートやエンターテイメント、文学についてのエッセイが中心だが、元ネタが分からないので理解も中途半端。
    けれど、新たなアーティストを知ったのでそれだけでも得した気分。
    対談は、森達也氏とのものが特に面白かった。
    ノルウェーで起きたテロ事件の話(P122)はとても考えさせられた。

    0
    2017年01月26日
  • 顔のない裸体たち

    Posted by ブクログ

    内容より文章の書き方に感銘。時々読み返さないと理解できない程であった。(私の文章力のレベルかもしれない)
    吉田希美子の弱さと片原盈の強引さ、こういう関係は自在しそう。
    終盤は一気に読めたが、結末は平凡である。
    兎も角、文章を楽しめる本と思う。

    0
    2016年12月27日
  • 葬送 第一部(上)

    Posted by ブクログ

    ドストエフスキーやトルストイの小説を読んでいるようである.
    いきなりショパンの葬儀から始まるが,その後はショパンと,その親友ドラクロワの間を行ったり来たり.
    この二人の心理描写,心の声が,かなり事細かに描かれるのだが,さまよう魂の軌跡が微に入り細に入り描写される.
    上巻では特にドラマチックな出来事はないともいえるので,下巻が楽しみだ.

    0
    2016年10月05日
  • 高瀬川

    Posted by ブクログ

    表題作は、作者と思しき若い作家と女性編集者が京都のラブホテルに入ってから朝方そこを出て別れるまでの一部始終を描写したもの、と言ってしまうと簡単ですが、ありそうでなかった小説だと思いました。
    ふつうはあえて細かく書かないで済ますというか、書かずに逃げるようなことを淡々と読ませておいて「どうでもいいよ、そんなこと」と思わせないのはさすがだと思います。

    「氷塊」も構成が面白かったですが、ラストの氷の場面はタイトルとも相まってちょっと計算高い感じがしてしまいました。

    0
    2016年07月26日
  • 賢人の読書術

    Posted by ブクログ

    読書界(?)から選りすぐった(??)五人の権威による読書術。成毛氏と平野氏がいたので読んでみたが、冷静に考えたら両氏の読書術は既にそれぞれの本で読んで教わったので、目当てとする新情報などあるはずもなかった。他の著者のページにも特に目新しいものはなし。というか図解がでかすぎて読むとこあんまりない。ただ、一冊の中に相反するいくつもの意見があるのはよい。

    0
    2016年05月29日
  • 葬送 第二部(下)

    Posted by ブクログ

    ★3.5。
    19世紀のヨーロッパ文学の再構築、どうやら20代の時の作品のようですが、いやいやまさに力技。冗長とも思える描写も確かに(翻訳ものの)ヨーロッパ大河小説。ショパンとドラクロワを交互に描く構成も最初は?と思ったけれども、最終的には音楽と絵画という似て非なる芸術の交錯には重大な意味があると思うに至りました。また、冒頭の導入は本作の永遠なる循環を産み出す仕掛けであることも効果的。
    本年末を締めるに相応しい大作でありました。

    0
    2015年12月31日
  • 葬送 第二部(上)

    Posted by ブクログ

    第二部冒頭からChopinの本領発揮。
    当方クラシックは門外漢なのでChopin=作曲家という認識しかないのですが、演奏家なのね、言われてみればそうだなぁ。どう転んだって音楽の醍醐味はライブだもんね。
    今でこそ技術進歩により音・映像という手段でもって追体験できるものの、音楽はやはり刹那的だからこそ魅力的。その世界を何とか文章に落とし込もうという試みは上手く行っていると思う。
    そしてここに至ってやっと絵画と音楽の世界を振り子のように行ったり来たりする本作の構成が効果を発揮し始めると思われ。ちょっと長いけどね。

    0
    2015年12月23日
  • 葬送 第一部(下)

    Posted by ブクログ

    えらく歩みの遅い作品。おそらくはそういった構成を意図的に採用しているのだろうけれども、その仕掛けは読者に挑戦的な感あり。
    内容としてはショパンとドラクロワの話を行ったり来たりする訳だけれども、今のところドラクロワの話の方が芸術に身を投じた人間の苦悩と悦びを粘着的に描いていて面白い。この辺り、美術展評論もしている作家の面目躍如といったところかな。逆にショパンの話はメロドラマであって、正直言ってショパンでなくとも良い訳で。まぁこれもキャラクター採用の時点での作家の意図なのかもしれない。

    0
    2015年12月19日
  • 高瀬川

    Posted by ブクログ

    じっくりと腰を据えて読みたい短編集。実験的な要素も高いけれど、その言葉の紡ぐ美しさは、やはり、平野啓一郎。その感想を言葉にするのは、とても難しいけれど、なんだろう…水の滴をたどるような感じでした。

    0
    2015年09月23日
  • ウェブ人間論

    Posted by ブクログ

    対談形式。

    ウェブはこれからどうなっていくのか。
    やはり物はそれなりに価値を持ち続けるだろうという見解。

    0
    2015年09月05日
  • 決壊(上)

    Posted by ブクログ

    所々飛ばし読み。いかにも平野さんっぽい哲学的なところを…そこが一番重要な気もするけど。。下巻読んでみて再読するか決めよ。

    0
    2015年01月28日
  • 賢人の読書術

    Posted by ブクログ

    あらゆるジャンルのものを同時に読む超並列読書術。最後まで通して読む必要はなく内容さえも覚えていなくてよい。読時の衝撃や感動は、自分の中に必ず精神的な組み替えを発生させ、将来必ずアイデアをひねり出すとき、血肉となって影響する。加えてこの読書術は頭の切り替えを速くするとともに考え方を柔軟にする。ありとあらゆる場所に本を置いておき、ちょっとした時間を利用して読書に充てる。どんな忙しい人でも1日に1時間は容易に確保できる。短時間の読書はかえって集中力が身につく。五人の賢人がそれぞれのユニークな読書術を披露。多読もあれば精読もある。自分にあった読書術を見つけ実践すればよい。

    0
    2014年12月18日
  • 賢人の読書術

    Posted by ブクログ

    インプットは大好きだけど、アウトプットは苦手です。
    でも、読書会は楽しそうだし、いつか参加してみたいです。

    多読から精読を目指したいです。

    0
    2014年12月03日
  • 日蝕・一月物語

    Posted by ブクログ

    「日蝕」
    「アンドロギュヌスの正体は何か」
    「ジャンの父親は本当にユスタスなのか」等
    物語の横軸に、いくつかの謎を残す作品で
    深読みの余地は多く、それが読後の余韻にもつながっている
    しかし
    錬金術師の捕縛に際し
    逃げ出すことしかできなかったにもかかわらず
    「自分自身こそアンドロギュヌスだったのかもしれない」
    などとのたまう主人公の
    奇妙な図々しさには違和感がある
    「自分は、他者の死によって自我に目覚めたジャンと同じだ」
    そんなふうに言うならわかる気もするのだけど…

    「一月物語」
    北村透谷をモデルにしたと思しき主人公が
    「胡蝶の夢」をさまようというお話
    北村透谷というのは、明治日本を生きた詩人で
    近代日本文学の確立に深くかかわったと言われる
    よく知られるのは、「恋愛至上主義」を日本にはじめて打ち立てたこと
    これにより、すべての男子は「白馬の王子」になる資格を得たのであり
    またすべての女子は「囚われの姫」たりうる存在になったのだ
    しかし同時にこれは、「心中」を肯定する理屈にもなった
    「ストーカー行為」を正当化する理屈にもなった
    さらには
    ナショナリズムのための「殉死」を肯定しうるものでもあったわけだが
    そもそもそいつは文明開化にかこつけて
    てめえのエゴと性欲を言い訳してるだけじゃないのかい
    …という批判は、検討されてしかるべきだろう
    ちなみに「恋愛はただ性欲の詩的表現」と言ったのは芥川龍之介だったが
    それはさておき
    この作品じたいは、端正な構造にまとまっていて
    なかなか読ませるものだ
    美醜をめぐってただよう自意識も
    この段階ではニヒリズムの態に保たれており
    さほど嫌味ではない

    0
    2014年12月01日
  • かたちだけの愛

    Posted by ブクログ

    穏やかだったり、ゴツゴツしたり激流だったりと色々な流れで読めた。表現も美しく、全て映像となって心に残りました。
    ただ、分人や愛の形についての説明のような所が引っかかりました。
    あえてしっかり書いて伝えたかったのか。
    何となく読者の心に伝わる方が私は良かったと思いました。

    0
    2014年11月08日
  • 「生命力」の行方――変わりゆく世界と分人主義

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    芥川賞を史上最年少で受賞したあの平野啓一郎のエッセイと聞いて手にとってみたが、期待はずれ。なるほどと思う考察もあったが、素人に毛が生えた程度。

    雑誌に発表したものなのでまとまりがないのは致し方ないとしても、自作の宣伝のために文章を書いている感じがしてならない。インタビューも豊富な文学的知識を披露するが、社会を分析するにいささか思考が甘い。

    この人はあまり人間観察ができない人なのだろうか。
    文語体で話題をさらったあの名作からすでに二十年近く経つも、平常文でのエッセイはあまり練られていない。骨子となる「分人主義」なるものについても、個々人が分けられない個性ではなく、多様な顔をもつ、という単純な指摘のみで終わっている。

    横尾忠則に対する雑感はおもしろかったが、意外と自堕落なことを書き付けている。かなりのネットオタクらしくて、足で稼いで情報を得ていないなと感じた。本で調べたらわかることを組み合わせているのみで、あまり感性のある方ではない。

    最後は飽きたので読み飛ばした。対談の相手ももっとまともな人を選んでほしい。

    0
    2014年10月10日
  • ウェブ人間論

    Posted by ブクログ

    「ウェブ進化論」の梅田さんはバランス良くネット社会を冷静に見つめていて非常に示唆を受けたが、この本はちょっと極論というか、「あれ?」っと感じることが多い。
    対談なので、「売り言葉に買い言葉」みたいな表出の仕方をするものなのかも知れない。
    「ウェブ進化論」が非常に良かっただけに、少し残念。

    0
    2014年09月28日
  • かたちだけの愛

    Posted by ブクログ

    難しくてよくわからなかった。。。
    愛なのか、打算なのか、同情なのか。。。
    どういう愛を語りたかったのか、私には難しくて理解できなかった。

    0
    2014年05月24日
  • かたちだけの愛

    Posted by ブクログ

    とても、きれいな恋愛小説。
    それは薄っぺらいとかいう意味ではなく、嫉妬や執着心や憎悪や混沌、醜悪…そういった人の卑しい部分を描きつつ、それさえも凌駕する美しさが混在している…ということ。谷崎潤一郎氏の小説やラヴェルの曲、最後はパリの街並み…とまるで映画を見ているかのような感覚で読み進められた。文字を読んでいるのに、それとは別の視覚や聴覚を刺激されるような感覚は、なんかノスタルジーとワクワクを同時に味わうような不思議さでもあったなぁ…。
    平野さんの提唱する『分人』の考えもちりばめられ、家族との顔、仕事の顔、恋人との顔、昔の恋人との顔…と様々な関わりに悩みモヤモヤを抱えて生きる様には共感を覚えた。
    平野さんの小説は、わりとさらっと読めるのにジワジワと心に沁みて離れない。相良の母の納骨のシーンでは、なぜか涙がこぼれた。

    0
    2014年05月24日