大田直子のレビュー一覧

  • 隠れていた宇宙(上)

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    『私たちが今も、これから先もおそらくずっと、行くことも、見ることも、検証することも、支配することもできない一連の並行宇宙(中略)これは科学なのだろうか?』

    科学者でなくとも、この世に100%なんてものは存在しないと理解している人は多い。
    しかし、そんな人でも日常生活で落とした物をした時に、量子世界の狭間に落ちたかもしれないなんてことは考えもしない。
    では、その僅かな可能性であり、検証すらできない0.0000001%以下の世界を想像して仮説を構築することに、なんの意味があるのだろうか?

    無限の遠くにある無限遠宇宙、次々と宇宙が誕生するインフレーション多宇宙、高次元に並列的に存在するブレーン多

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    2023年08月26日
  • 魂に息づく科学

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    上質な科学エッセイ。中の一つに、こんな話。

    ジェリンオイル。中枢神経系に直接作用する強力な薬物であり、様々な症状を引き起こすが、たいていは反社会的あるいは自傷的なものである。子供の脳を変質させ、治療が難しい危険な妄想や、大人になってからも障害を引き起こす恐れがある。2001年9月11日航空機による自爆テロ。これはジェリンオイルによるトリップだった。セーラムの魔女狩り、コンキスタドールによる南米先住民の大虐殺、中世ヨーロッパで起きた戦争の大部分を煽り、近年ではインド亜大陸とアイルランドの分割に伴う大虐殺に火をつけたのもジェリンオイル。

    今まで生きてきて聞いた事がない。よく知られた薬物の別呼称

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    2023年06月17日
  • 神のいない世界の歩き方 「科学的思考」入門

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    はじめてのドーキンスさん著作。
    『利己的な遺伝子』を読む前に…と思って。

    丁寧に神様の存在や聖書のエピソード、有神論を科学的に否定していくので、大丈夫かこれ…と思いながら読み進める。後半はちょっと疲れていた。
    ただ説得力はあるというか、道徳の涵養に宗教が強く影響しない人生を送ってきた人は、受け入れやすいんじゃないかなぁと思った。(自分がそうなので)

    『利己的な遺伝子』を読むかどうかは迷ってるけど、いつかは手を出すと思う。

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    2023年04月06日
  • ドーキンスが語る飛翔全史

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    ドーキンスの著作のファンで、今回新刊が発売されたので迷わず購入。

    進化論の有効性を徹底的に解説した名著「盲目の時計職人」の内容を、「飛行」という切り口のみに絞ってかなり易しく砕いて(イラストまでつけて)説明した本という感じです。

    「生物はなぜ飛翔するのか?(または、なぜ飛翔しないのか?)」
    この問いに対して全面的に分かりやすく答えてくれる本ですから、内容はおもしろくないというわけではありません。

    ただ、以下の点が気になるポイント。
    ①なんといっても価格の高さ。フルカラーイラスト満載とはいえ、ちょっと手が出にくい価格。テーマはおもしろいだけに、みんなに読んでもらいにくい価格設定はいただけな

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    2023年02月01日
  • いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学

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    橘玲の推薦本。
    読んで改めて、余裕(ゆとり)が大事だと思った。

    常に忙しく、コップの水がいっぱいの場合は新しい水を入れることが出来ず、入っている水を捨ててから入れるしかない。
    切羽詰まった状況だと目先のことしか見えず、大切なことを見落としてしまう可能性がある。

    心に余裕をもつ生活が大切だと思った

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    2022年09月28日
  • 神のいない世界の歩き方 「科学的思考」入門

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    開始:2022/8/22
    終了:2022/8/26

    感想
    神のいない世界。人間はわからないこと、空白を恐れるが救いの神はいない。あるのは科学の進歩の可能性のみ。勇気をもって空白へダイブしたい。

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    2022年08月26日
  • 人類とイノベーション:世界は「自由」と「失敗」で進化する

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    イノベーションとは、発明ではない。
    発明を人々が安価に使えるようになるまでの
    一連のプロセスであり、1人の天才が
    実現するものではない。

    イノベーションは、
     偶然により起きる
     組み合わせで起きる
     人々の間のアイデア交換で起こる、
     従って、人々が出会う場が多い都市で起きる
     組み合わせを試す、失敗への許容が有る 
     ところで起きる

    逆に、
     既得権を守る組織、
     多くの規制がある国
     人の集積を妨げる要因がある地域
     (高い土地代など)
    では、イノベーションが起きない


    ただし、本としては、冗長すぎる
    第8章の半分くらいが趣旨なので
    13分の1の半分、1/26はいらないのでは、と

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    2022年03月15日
  • 人類とイノベーション:世界は「自由」と「失敗」で進化する

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    農業の発生とENIACと予防接種や蒸気機関を同列に並べる手法はとても興味深い。モノの見方の観点を変える訓練になる。

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    2021年11月23日
  • 人類とイノベーション:世界は「自由」と「失敗」で進化する

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    イノベーションとはどういったことか知りたい人におすすめ。

    【概要】
    ●各分野のイノベーション
     エネルギー、公衆衛生、輸送、食料、ローテク、通信とコンピュータ、先史時代
    ●イノベーションの本質、経済学
    ●偽物のイノベーション
    ●イノベーションへの抵抗

    【感想】
    ●歴史から見たイノベーションを各分野において説明している。雑学として読むのも面白いと思った。
    ●イノベーションを示す際にはいろいろな抵抗があるのも良く理解できた。過去の例を見れば枚挙にいとまがない。社会の発展にはイノベーションが必要であるため、イノベーションを阻害することがあってはならないと思った。
    ●改革に自由な発想は必要であり、

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    2021年11月03日
  • 人類とイノベーション:世界は「自由」と「失敗」で進化する

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    ネタバレ

    1、2章と8章以降を読んだ。前半はイノベーションの個別事例。8章以降は総括。
    帝国はイノベーションに向いてない、イノベーションは偶然、失敗を重ねるのが大事、と昔どこかで読んだ話だが、根拠となる事例がまとまっているので知識と論点の整理によい。
    中国が、習近平になってから、分権から集権へ向かっているのでイノベーションが少なくなるという見方は、多くの識者が書いてるので常識なのだろう。

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    2021年06月07日
  • 人類とイノベーション:世界は「自由」と「失敗」で進化する

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    イノベーションの説明が雑多で著者の主張に合う事例を抽出したような印象を受けた
    GM作物・原子力発電規制に対する見解が独特なので一般的な意見と角度を変えて比較する必要がありそう
    急遽追加されたcovid19寄稿は抗ウイルス薬を期待しているがオワコンとされたワクチンが切り札となりつつ有る現状からは近未来というか翌年の予測すら難しい事が実感できる

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    2021年05月28日
  • 人類とイノベーション:世界は「自由」と「失敗」で進化する

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    具体例や巻末にアイデアはたくさん出ている。
    しかし、それを行うのに何が必要かをもう少し多く記載してもらえればよりよかったのかもしれない。

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    2021年05月25日
  • 人類とイノベーション:世界は「自由」と「失敗」で進化する

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    前半は面白かったが、後半の著者の考察、意見はいまいち。著者が、新自由主義者で、反ヨーロッパであることが読んで分かる(著者はイギリス人)。イノベーションの悪い面についても言及が必要だと思うが、それは全くない。最後のcovid19後の寄稿も発生直後に書いたものであることを差し引いてもあまり納得感はない。

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    2021年05月05日
  • 世界を変えた6つの「気晴らし」の物語 新・人類進化史II

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    ●ファッションやゲーム、ひとりでに鳴る楽器など、一見とるに足らない趣味嗜好のものが、世界を変えるきっかけになっているのだという。なるほどと思うところもあったが、どうなのだろうか。

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    2021年03月03日
  • 世界が動いた「決断」の物語 新・人類進化史

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    ネタバレ

    <目次>
    序章   モラルの代数学
    第1章  マッピング
    第2章  予測
    第3章  決定
    第4章  グローバルな選択
    第5章  個人的な選択
    終章   うまくできるようになったほうがいい

    <内容>
    さまざまな決断の物語を取り上げながら、上手な「決断」の仕方を説く。第5章では小説を読み、「決断」を学ぶことが挙げられている。安直な解決策ではないが、最近小説をトンと読んでいないので、なんとなく「読まなきゃな」と思った。

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    2020年09月18日
  • 世界が動いた「決断」の物語 新・人類進化史

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    Decisionsのうち熟考型意思決定プロセスを論じた書籍。フルスペクトルと不確実性によるマッピング、レッドチームとシナリオプランニングによる予測、そして決断。部分部分の話は面白く、多様な集団による不確実の(≒自信のない)決断は実は正解な可能性が高く、ベゾスは確実性をあえて70%下げるという話は興味深い。『ホモサピエンス全史』と同じくこれからの不確実性の時代におけるナラティブベースの思考の重要性を説くのも納得感がある。

    ただ内容的には散漫な印象が強い。第4章と第5章は唐突。全体を通して意思決定を解明するわけでもなく、著者の調査や主張を章立てにしただけのようにも感じる。たぶん冒頭の例示が適切で

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    2020年06月25日
  • 進化は万能である 人類・テクノロジー・宇宙の未来

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    いろんなことが進化で説明できるという話。翻訳がいまいちで読みにくい。内容もある程度納得はできるが進化の定義範囲が広すぎる気がした。人の自由意志はないのか

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    2019年08月11日
  • 進化は万能である 人類・テクノロジー・宇宙の未来

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    生物に起こる進化は特殊進化理論であり、世界には一般進化理論とも呼ぶべき進化の法則がある。すべてのものごとは進化している。そして進化は計画されたもの(=創造説)ではなく、小さな変化の積み重ねによって達成される。上からの計画はたいてい失敗するよ。…というのがあらましです。
    進化≒ボトムアップと創造≒トップダウンの対立が本書のテーマです。そしてだいたいの章では成功したボトムアップが失敗するトップダウンにとって代わられてしまって嘆かわしい。という結論になります。
    ここで疑問なのはトップダウン式の機構が作り上げられるのも進化の結果なんじゃないの?というものです。他のボトムアップものとトップダウンのものが

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    2019年07月09日
  • あなたの脳のはなし 神経科学者が解き明かす意識の謎

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    うーん
    面白いところはあるけども、とても浅い
    入門用、というところか

    ここに書いてあることをおおよそ知ってる人には退屈でまとめにもならない

    ここに書いてあることを知らない人には、ふんわりするけどよくわからん

    そんな本

    もっと違う良い本があると思う

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    2019年05月13日
  • 世界が動いた「決断」の物語 新・人類進化史

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    序盤から中盤は退屈に感じた。
    5章でようやくこの本で言いたいことを理解でき,それまでが伏線だったことに気づく。
    せっかくためになる教訓を述べているのに,この構成は何だかもったいない。

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    2019年04月20日