作品一覧

  • 遺伝子は不滅である
    4.7
    1巻4,950円 (税込)
    ドーキンス進化論の集大成! ガーディアン、フィナンシャル・タイムズほか年間ベストブック 現存する生き物の姿かたちや生態、遺伝子は、その祖先たちが生きていた世界のあり方を記録した「本」として読むことができる──。進化生物学の金字塔『利己的な遺伝子』の考察をさらに深め、卓抜な表現で綴られたドーキンス進化論の決定版。カラー図版多数。
  • ドーキンスが語る飛翔全史
    4.0
    生物が何億年にもわたって、また人類が何世紀にもわたって、どのように重力に逆らい、空へ飛び立ってきたのか。史上最大の飛ぶ鳥や極小のフェアリーフライ、モモンガやトビウオ、神話のイカロスから航空機まで、飛翔の進化と科学を空想の翼に乗せて紹介する。

ユーザーレビュー

  • 遺伝子は不滅である

    Posted by ブクログ

    どうしよう。本気で感想書いてたら指もげる。
    短く不恰好でここでは書けないようなものしか触らない指ですが、私にとっては大事なかわいい指ちゃんなのでそこそこに書いていきます。

    言いたいことは表題のまま。てかドーキンスの時点で表題すら要らないかも知れない。が、私も含めて今回はどんな表現方法で彼の主張を筆圧高くなぞってくれるのかニヤニヤしながら読んでいきます。正直1割、いや2割くらいは日本語で書いてあっても理解不能ではありますが、残り8割も理解してるつもりであって正しく理解してるわけでも記憶してるわけでもないので気にしません。

    1動物を読みとる
    いきなり「あなたは遺伝子版死者の書」ですよ。また「パ

    1
    2025年10月23日
  • 遺伝子は不滅である

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    リチャード・ドーキンスの最新刊。内容はドーキンスの総決算的なものとなっており著者の過去の著書のエッセンスが凝縮されている。現在ではまだ実現できていない内容も予想の形で結構入っている。

    動物は『遺伝子版死者の書』でありその『パリンプセスト』を読むことで過去に生きていた環境が分かる、というもの。

    序盤は擬態・絵画などの偽装を自然淘汰によって遺伝子プールに彫刻していくことの例をあげる。その後海から陸に上がりさらに海に戻りまた上陸したリクガメの紹介、歯の形から草食・肉食が分かること、異なる種の機能が同じような形になる収斂進化、その逆に同一の種からそれぞれの環境にあうように進化していく適応放散、と続

    0
    2025年09月10日
  • ドーキンスが語る飛翔全史

    Posted by ブクログ

    ワクワクする本だった。色々な飛翔方法が紹介されていて、飛翔する色々な生物が紹介されていた。翼以外のもので揚力を生み出す生き物たちが印象に残っている。空飛ぶヘビとか、信じられない。

    0
    2023年10月25日
  • 遺伝子は不滅である

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『利己的な遺伝子』で一世を風靡したドーキンスの最新作。

    6章までは色々な生物を例に自然淘汰の家庭/結果を語ってくれて、ドーキンス自身の比喩も分かりやすく楽しかった。ナショナルジオグラフィックを見てるような、あの感じだ(笑)。
    しかし7章は特に面白いな。遺伝子とは個体の振る舞いだけでなく、個体がどれだけ行動の裕度を持つか(元から鳴き声を決めるか学習するか)まで決めてしまう。それをこそドーキンスは「延長された表現型」と語るのだけど、なるほど奥深い…。

    昔の生物学では「個体発生は系統発生を繰り返す」と語られ、それは後に間違いとなったらしいけれど、「個体発生は系統発生を内包する」くらいだったら意外

    0
    2025年09月23日
  • ドーキンスが語る飛翔全史

    Posted by ブクログ

    もっと早くに出会いたかった本。それこそ図鑑を読み漁っていた小学生の頃にこの本を読んでいたら生物学や空を飛ぶことに関係する仕事に憧れていたと思う。そのくらい、わかりやすく読みやすい。挿絵も一枚を除いては絵単体で欲しくなるような絵ばかりで(虫や種が飛び交っている絵は少しヒエッとなった)ワクワクしながら読み進められるだろう。
    一方で、『わかりやすすぎた』なとも思う。広く浅く取り上げているので生物進化学を詳しく知るというよりかは子供の時に知識や好奇心を満たす教養本としての役割の方が適切かなと感じた。

    0
    2024年02月22日

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