橘玲のレビュー一覧
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上級国民という言葉が世に出てから久しい。
3部構成で、第一部はバブル崩壊後の平成の労働市場がどのように下級国民を生み出したのか。
第二部は「上級国民/下級国民」が「モテ/非モテ」につながることを論じる。
第三部は日本だけでなく先進国を中心に世界中で、「上級国民/下級国民」の分断が進んでいる背景を論じる。
良くも悪くも、団塊の世代が全てあの世に行ってからが、日本の後期近代の始まりとなるか。
第三部からが非常に興味深い。
明確な数字を元に表を見せられると、究極のリベラル化した世界もあながち夢物語ではなくなるのだろうか。
人工知能が人間の知能を超えるシンギュラリティ(技術的特異点)は2045 -
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ネタバレ期待して読んだが、面白かったが何を学べたのかわからない印象。
【旧版】ティッピング・ポイントの3原則(2000)
1. 少数者の法則(The Law of the Few)
社会的感染を引き起こすのは、ごく少数の「特別な人物」である。
この「キーパーソン」は以下の3タイプに分類される:
Connectors(コネクター):多数の異なる社会圏をつなぐ人
Mavens(メイヴン):知識の豊富な情報通
Salesmen(セールスマン):人を説得する力のある人
2. 粘りの要素(The Stickiness Factor)
情報が拡散するには、「人の記憶に残る」「再生されやすい」特 -
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マイクロ法人の入門書。
橘玲氏の本は、十数冊かそれ以上、かなり読んでいる。本書で提案されているマイクロ法人の概念は、氏の本で何度も読んできたが、本書が一番詳しく載っている。
内容は、現行の仕組みを的確に利用することで、惜しみなく奪われているサラリーマンより、有利になるといもの。現在個人事業主で、法人化を考えている人は一読の価値がある。
本書を読んだからと言って、「雇われない生き方」ができるようになるわけではない。節税がメインテーマであり、ビジネスのアイデアが得られるものではないからだ。本書は実践ガイドではない。マイクロ法人という概念が得られるだけだ。それは本書のあとがきにも書かれている。
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DD論の定義が最初に分かり易く書いてあるので、まず読む前にこの本はこの位の気持ちで読み進めばいいのか、と目安になる。
発刊当時の時事ネタについて、引用も多く、少し時間が経った現在からすると、そんなこともあった、とかいつまんで把握できた。
さて、DD論。どっちもどっちは、ほんまそれ。
使い古されている表現だが、置かれた立場から見た、考えた、その景色からの評価、考え方、認識でしかない。
と、みんながみんな思えればいいけどね!
その当人にとっての、その場の平和的解決方法がその言動であり、
その時点を離れたらまた複数の選択肢が現れる。
多数の人間が集合することで、様々な知が入り乱れ、統率は難しく -
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解決不能な問題が多く存在する現代、しかも「先延ばし」などで悲観論が多い。今の政治家は自己保守的立場だけで国民の目線に対峙していないことが多すぎるる為、不可解で国民は不愉快な思いをする。原発問題、年金問題、少子化対策、消費減税を含めた社会保障問題など、度あるごとに「源資」を言うが「給付金」など企業へは厚い盛りをする、だが、国民には人匙程度のものしか無い。また、ある記事「日本は北朝鮮のすぐ下の196位」と言う、これは2023年時点における対GDP比で、海外企業が日本国内で事業を展開したり、既存の日本企業株式の取得(一般的には10%以上)する割合が北朝鮮より低い、と言う。(東洋経済)政治家の役割は経
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ベストセラー作家である著者が、2009年に刊行された内容を2025年の現状に合わせて新しくした一冊。
著者はこれまで鋭い観察眼で世の中の問題点を指摘し続けており、何冊も読んできました。
巻末で、「この本で書いたことはとても単純だ。国家に依存するな。国家を道具として使え。」と述べているとおり、うまく制度を利用することで、負け組・勝ち組が逆転する、そんな方法を述べています。大企業に就職できれば安泰という時代は過去のものとなり、フリーエージェント化やマイクロ法人設立という手法を紹介しながら、実際の会計の流れなどを詳細に解説しています。もし自分がそういう立場だったら半信半疑ながら、真剣に考えさせられる