甘糟りり子のレビュー一覧
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私は不妊治療をして、結婚して10年めで子供を授かった。登場人物一人一人に感情移入してしまった。女性だけではなく、男性にも読んで欲しい1冊。Posted by ブクログ
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少しずつそれぞれの作家さんのお話がいただける、まさに「おつまみ」な本。
読み進めていると、缶ビールが2本、空の状態で目の前にありました。Posted by ブクログ -
わたしはまだ18歳で、大学生になったばかりで妊娠や結婚なんて遠くの存在だと思っていました。
ですがその時はふと来るんだと、また自分が望んでいた場合でも命が宿らない場合があるんだと再認識させられました。
全て読み終わってとっても感慨深い気持ちになって、なんだか当たり前のことしか書けないのですが本当...続きを読む -
もっと早く出逢いたかった一冊。
結婚しなくても、子供がいなくても
幸せになれる時代だけど、
男女問わず若いうちに読んで知ってほしいことが詰まった一冊でした。Posted by ブクログ -
男性が読んでも素晴らしい。
個々の短編の出来もさることながら、最終作に「Let It Be」を持ってきた構成が良いと思った。
「こうあるべきというライフプランなんて無い。何を選ぼうが迷うし苦しむ、でも大丈夫それでいい。あるがままにいこう」という筆者のメッセージが浮き立った。Posted by ブクログ -
このサイトで著者を見ると勘違いする人もいると思うが、これは、おつまみについていろんな作家さんが書いたアンソロジーである。
どれも私にぴったりで、最後まで楽しく読めたし、つまみの参考にもなった。
あまり手の込んだものつまみは出てこず、なかにはコンビニつまみランキングなるものもあり、かなり参考になった。...続きを読むPosted by ブクログ -
自分がこういうこと考える年齢になったからなのかな。
一つ一つの話を読むごとに気持ちが穏やかになって、それぞれの主人公を応援したくなって、そして号泣した。
こういう題材は押し付けがましい話も多いけど、久しぶりにいい本に出会えた。
男性の育休取得の話、ダウン症の姪の話、不妊治療の話、新しく連れの...続きを読むPosted by ブクログ -
BundanTVで知って興味が湧いたので買って読んでみましたが、妊娠・出産についての数々のセンシティブな問題を理解することができ、小説としての読み物としても興味深く読めました。女性が35歳を過ぎると妊娠が難しくなってくることは以前からなんとなくは知ってはいましたが、そのことで悩みを抱える女性の気持ち...続きを読むPosted by ブクログ
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「産む、産まない、産めない」
産めないから産まないのか
産めない先に産まないのか
産む人、産まない人、産めない人の話をシンプルに書いているものではありませんでした。
私自身も考えさせられた言葉、そしてこれからいろんな人が直面したり、考えさせられると思われる言葉はこれです
“産婦人科がこんなこと...続きを読むPosted by ブクログ -
淳くんの話と、育休の話と、花束の妊娠がすき。
結婚と子どもと家族と、仕事の話はいつだって複雑だ。
黙ってうなずいた。わかりやすい不幸を見せびらかすのは甘えだ。Posted by ブクログ -
出産がいかに女性と深く繋がっているかがよくわかる本。男性が想像する以上に、出産に縛られている女性の心の動きにどんどん引き込まれていきました。Posted by ブクログ
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贅沢でおしゃれなランならホテルジョグ♪
一般人なのでホテルのランクが上がるほど、(どんなにおしゃれな)ランニングウェアでも、ロビーやエレベーターで気が引けるのです。
ホテルガイドでもレストランガイドでもなく、ランニングコースマップ。Posted by ブクログ -
妊娠と出産にまつわる3つの短編集。登場人物たちが1冊を通してつながって出てきます。
様々な考え方を知ることができて、とても勉強になりました。Posted by ブクログ -
妊娠や出産などにまつわる7つの物語の短編集。
女性なら一度は考えたことがあるような想いがつまっていたり、心が揺さぶられるような共感する物語もあったり。
個人的には、「ターコイズ」と「五つめの季節」の物語が好みだった。
最終話の「マタニティ・コントロール」は衝撃的だった。読む人によっては飛躍しす...続きを読むPosted by ブクログ -
鎌倉を舞台に、3組のカップルたちの「子どもを持つ・持たない」事情を語る3つの短編。
子どもを産んでも産まなくても、それぞれの苦労や不安はあるし、どちらが正しいとか、どちらが幸せとかいう基準はない。
ただ、その選択をパートナー同士で納得しているか、お互いの考えを尊重し合っているかが、人生を共に歩む上で...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルの通り、妊娠・出産にまつわる8つの話。
現在妊娠中、これから出産を迎える私にとってはどれも自分事のように感じられ、感情移入してしまった。
予期せぬ妊娠、未婚の母、歳の近い連れ子、流産、子宮全摘、ダウン症、娘の妊娠...どれも重いテーマだけど、女性である自分のすぐ側にある事。小説だったからこ...続きを読むPosted by ブクログ -
産まないという選択をした人は出てきませんでした。
自分と重なる部分が多く涙を流れた。
温かい水では死産の話題。自分は流産だったけれどそれでも手術が終わって新生児室の前を通って帰る時はあーーってなったから死産となればよりだろうと思ってその時の感情とかいろいろなもので涙がでた。
不妊治療の話もダウン...続きを読むPosted by ブクログ -
妊娠中の私にとっては、とっても身近な話題。
社会の仕組みや世間の意識が変わっても、産む生き物としての期限は変えられないー残酷だけれど、これが全てだなと。
妊娠してから、嬉しかったことも多くあるはずなのに、我慢や制限、体の変化にモヤモヤ悩んで。
どうして女性ばかりがこんなに負担を強いられないといけない...続きを読むPosted by ブクログ