甘糟りり子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
タイトルは「産む、産まない、産めない」の3つに分けられているけど、この本を読むと女性の数だけ妊娠・出産にまつわるエピソードがあるんだと夢中で読んでしまった。
特に心にグッサリきたのは、老舗呉服店に嫁いだ主人公が、姑から早く孫をとプレッシャー受けながら、なかなか妊娠に至らない悩みを書いた「コイントス」かなぁ。
妊娠・出産にかかわらず、諦めたいけれどキッカケがなくて辛いってことあるよねぇ。
妊娠・出産は女性だけのものじゃない。
体の負担だけで言ったら女性特有のものになっちゃうけど…
無関係だと思っている人にこそ読んで欲しいと思った1冊でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ子供を持つこと、それにまつわる家族の様子が描かれている小説3篇。
個人的に一番共感できたのは一番最初の小説の二人。妻の美春は100%子どもいらない派で、一方夫の朋希は子どものいない人生を選択する覚悟ができていない。今の自分にはこの二人が同時に存在している感じがする。
特に美春の心情を表した以下の箇所は本当にその通り〜〜〜と思ったし、
「子供が嫌いなわけではない。でも、好きでもない。かわいいと思う子もいれば、どうしても関心を持てない子だっている。別に関心を持つ必要もないのに、そのことを後ろめたく感じてしまう自分が腹立たしい。」p21
一方で、朋希の「欲しいわけじゃないけど、絶対いらないとも思え -
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