甘糟りり子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
このサイトで著者を見ると勘違いする人もいると思うが、これは、おつまみについていろんな作家さんが書いたアンソロジーである。
どれも私にぴったりで、最後まで楽しく読めたし、つまみの参考にもなった。
あまり手の込んだものつまみは出てこず、なかにはコンビニつまみランキングなるものもあり、かなり参考になった。また、各作家さんの酒との距離感、そして、つまみのポジションが明確で、スッキリ読める。
人それぞれ、酒とつまみの位置付けは様々だが、押し付けがましくなく、自分の日常を赤裸々(?)に語っているのが最高。
さらに、一編ずつが短いのもポイント。
ネックは、つまみを食べたくなり、酒を飲みたくなることだけです〰 -
Posted by ブクログ
BundanTVで知って興味が湧いたので買って読んでみましたが、妊娠・出産についての数々のセンシティブな問題を理解することができ、小説としての読み物としても興味深く読めました。女性が35歳を過ぎると妊娠が難しくなってくることは以前からなんとなくは知ってはいましたが、そのことで悩みを抱える女性の気持ちに関してまでは自分の考えが至っていないことに気が付き自分の未熟さを感じてしまいました。物語には男性の無精子症も出てきますが、これに関しては実際に体験してみないと自分がどの様な気持ちになるかは分からないだろうとも思いました。
本書に「無教養というのは知識の無さを指すのではない。想像力を欠いていることだ -
Posted by ブクログ
妊娠中なので、女性の生き方について考える本を読みたいと思い手に取りました。
本書は、出産や育児に関する様々な葛藤を描いた8作の短編集から成ります。タイトルは、「産む、産まない、産めない」ですが、各話はもっと多様な家族の話。
未婚の母として子を産む決断をしたバリキャリ女性、
不妊治療に苦しむ女性、妻のために育休を取得したいが世間体から切り出せない男性、前妻の子と家族になろうとする女性、死産してしまった女性、ダウン症の子が身内に生まれた女性などなど。
私は今、産みたくて産もうとしているけれど、どのパターンだって人生として歩む可能性があったことを思うと、決して他人事ではなく、胸に響きました。
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Posted by ブクログ
11年も前の作品だから要所要所に時代を感じるアイテムやキーワードが出てきつつも、本質は11年経った今でもそう変わってないなと感じる。
男性の育児休暇取得や女性の社会進出はそこそこ進んだのかもしれないけど、女性に与えられた生物学的役割やそれを求める世間というのは変わらんもので。
ただ、読みながら考えさせられたのは11年前にこれを読んでいたら私は誰のストーリーに心を動かされ、誰に共感したのだろう?ということ。
ある種人生を達観し気味の今、女性という生き物は大変だなと俯瞰して読めたが、それでいいのか?という疑問も残る。
人にはそれぞれの価値観があり、それらの考えは尊重され、誰かと比較するものではない -
Posted by ブクログ
鎌倉を舞台にした、妊娠・出産をめぐる女性の選択を問いかける3つの話が収録されている。
ウェディングプランナーとして働く美春と、結婚時に子どもを持たないと話していた夫が40歳になって子どもの可能性を考えるようになった夫との話。夫のなんとも言えない言い分により別居・離婚になった真子と息子、義母や友人カップルたちの話。子どもを持ちたいとしながら年齢的にも難しくなってきて、それでも遺伝子的になんとかする選択をしようとする話。
結婚するしないもだし、子どもを持つか持たないかもだし、家族の形・あり方もだし、自分だけでなく周囲もだし、本当に色々と問いかけられてる感じがある。唯一絶対の正解がある訳ではない。人 -