甘糟りり子のレビュー一覧

  • 産まなくても、産めなくても

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    小説だけど、世の中には"産みたい人"だけではなく、少数派だけど"産みたくない人"もいると認めてくれている本だと思った。みんな同じじゃない事を確り捉えてる本でした。

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    2019年08月12日
  • 鎌倉の家

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    鎌倉に住むエッセイストの甘糟りり子さんが、ご自身のご家族や家での出来事を描いたもの。「鎌倉あるある」がふんだん盛り込まれていて、改めて良いところなんだと思う。古き良き鎌倉、というと、今がおかしいみたいだが、大きな庭で自生する野草を摘んで料理するとか、腰越の漁師からアジが届くとか、なんかいいなあ。名店もちらっと出てきてますます行きたくなる。時間に追われず、丁寧に、自然を楽しむ生活。せっかくだから少しやってみようかな。

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    2018年10月19日
  • エストロゲン

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    アラフィフ。。まだまだ私には早い話しあるだが妙にリアル。この年でなんとなく分かる〜分かる〜って分かってしまう気持ちが怖い(*_*)
    山口は結局、結婚とかする気はないよね。コレ。。。結局既婚者だから無責任でいられるだけ。捨てられておしまいだよ、アラフィフなんてさ。。、

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    2018年08月15日
  • 長い失恋

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    実在する10のホテルを舞台にした短編集。
    どの作品も素直になれない切ない大人の恋が描かれています。
    深夜に近い時間に自分の部屋でゆっくり読みたい本。

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    2012年09月09日
  • 中年前夜

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    ネタバレ

    年末に買っておいて、昨日読み終えました。アラフォーの女性3人の生き様を描いた作品で面白かったんですけども・・・
    ラストにただ一人既婚で平凡な主婦が、○ックスレスに悩む挙句に出会い系サイトで知り合った人とホテルに行き、3万円請求されて終幕というのが何とも後味が悪かったですねぇ。
    現代社会ってこんなんなんでしょーか?!

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    2011年01月02日
  • 麻布狸穴 午前二時

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    何も期待せずに読んだのがよかったのか、軽く読めておもしろかった。
    かれこれ5年前以上前のコラムなのに、あんまり古く感じなかったのは、地方に住んでいるからかしら。

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    2010年05月03日
  • みちたりた痛み

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     奥田英朗がおもしろすぎるので、早く読み終わってしまった時の保険に買ったのであったが、何ともかんとも素晴らしい作品だった。保険とはいえ、ジャケットとタイトルに魅かれたのは事実。

     甘糟りり子の作品を読むのはこれが初めてで、名前を知ったのもこの時。

     実在のレストランを舞台に繰り広げられる人間模様。男と女の物語。しかし私のような庶民の生活とは全くかけ離れた、正直言ってあこがれのような世界の住人が描かれているのである。私の収入では、1年に一度の贅沢のような食事の場面が普通の生活の一部として描かれ、そんな中お金と時間を持て余して、それをどうやって使うかということに頭を悩ませるような人々。であるが

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    2010年02月15日
  • 産まなくても、産めなくても

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    産む、産まない、産めないシリーズの第二作目。
    今回も様々な家庭があって、その中で赤ちゃんが出来ることの難しさや、その事で夫婦の中で、2人の思いが違っているのだと感じました。

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    2025年10月13日
  • 私、産まなくていいですか

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    妊娠や出産は「結婚したらするのが当たり前」と今の時代でもそう思う人は多い。
    でも、この本に出てくる女性たちは、その〝当たり前〟に立ち止まり、自分の気持ちと向き合っている。

    また、子どもをもつかどうかは夫婦で決めることなのに、女性だけに任せがちな不妊治療や「まだ?」と無神経に聞く人の存在も描かれていて、社会の無意識なプレッシャにも気づかされた。
    「産む、産まない」ら自分で決める。そしてその選択に誇りをもつ!!!!!

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    2025年08月18日
  • 産む、産まない、産めない

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    もう産むことの出来ない年齢になってから読んでよかった。まだ産める年齢だったら(やっぱり二人目欲しい!)と色々動き出してしまうところだったかも。
    産むのも産まないのも、それぞれの人生。私は40歳過ぎてからラッキーにも子供に恵まれた。そのことに感謝しようと思った。

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    2025年07月18日
  • 産まなくても、産めなくても

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    それぞれ視点やテーマの異なる、妊娠と出産に関する7つの物語のある短編集。35になる年齢で結婚も出産の予定もない人間として読んだが、非常にメンタルがざわついた。考えさせられるとか自分ならとかそういう手前のもやもやというか。これだけ多くの選択肢がある現代においてもなお「結婚して子どもをもうける」選択が絶対的正解、手放しで誰もが喜ぶべきもののように捉えられる社会の中で、そうしたくてもできない・そうしようとしているのになかなか叶わない人たちや、他の選択をする人・その選択を取りうる年齢を過ぎゆく人に世間は厳しい。どんなに苦しんでたとしても。この本を読んで特別救われることはないけれど、そういうこともあるん

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    2025年06月15日
  • 産まなくても、産めなくても

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    2/25〜2/26

    面白かったけど、私は前作の方が好きかな。
    最後の章だけテイストが違ってビックリした

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    2025年02月26日
  • 産まなくても、産めなくても

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    女性は何かを手に入れると、何かを手放さなくなるかも。仕事をしていても時間が来れば帰る。皆残業していても心苦しい思い、子供が生まれたら生まれて早く帰る。仕事を続けることが難しい。そんな中「産まなくても産めなくても」読んで産まない人は、独身 行き遅れ とか言われ、産めなくてもは 相手の人にも協力していただくことになる。本当に難しいと思う。

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    2025年02月10日
  • 産む、産まない、産めない

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    辛い話や悲しい話もあるが、最後はとても清々しい。何を言おうと自分で決めた。それが正解。これは女性だけど問題ではなく家族の話でもある。だから無関係な人は誰もいないと思う。子供もいろいろな形で生まれ人生をたどる。それも家族、人生最後は幸せになってほしい。

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    2025年01月24日
  • 産む、産まない、産めない

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    タイトルは「産む、産まない、産めない」の3つに分けられているけど、この本を読むと女性の数だけ妊娠・出産にまつわるエピソードがあるんだと夢中で読んでしまった。

    特に心にグッサリきたのは、老舗呉服店に嫁いだ主人公が、姑から早く孫をとプレッシャー受けながら、なかなか妊娠に至らない悩みを書いた「コイントス」かなぁ。

    妊娠・出産にかかわらず、諦めたいけれどキッカケがなくて辛いってことあるよねぇ。


    妊娠・出産は女性だけのものじゃない。
    体の負担だけで言ったら女性特有のものになっちゃうけど…

    無関係だと思っている人にこそ読んで欲しいと思った1冊でした。

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    2024年12月26日
  • 産む、産まない、産めない

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    それぞれの立場にある女性による、
    「産む、産まない、産めない」短編集。

    望んでいない妊娠・望んでいるのに妊娠できない・
    待望の妊娠・・・

    どんな立場にあっても、女性って強いな。

    結婚して、妊娠して、子どもを育てて。。。

    当たり前のようで、当たり前ではないと
    改めて思った。

    男性目線のこういった物語も読んでみたい。

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    2024年09月21日
  • 鎌倉だから、おいしい。

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     この本の著者は、上流階級のご出身のようだ。(子供の頃からの行きつけの鰻屋さん)なんて、普通の人は、なかなか言えない。紹介されている飲食店が全て美味しそうで、鎌倉へ行った折には、一軒でも訪ねてみたい。

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    2024年09月20日
  • 鎌倉の家

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    素敵な鎌倉暮らし。鎌倉を堪能している様子が見てとれる。お父様の闘病生活はご本人も含め、毅然としていて、すごいなぁと思った。

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    2024年09月07日
  • 私、産まなくていいですか

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    最後のページは少し心がざわついた

    いくら少子化とはいっても多様性が認められてきた今、子供を産む、産まないはその人の自由と思う。
    まだまだ会社には平気で結婚した次は子供だねって言ってくるおじさんがいるけど、、、

    3つの物語があったけど、どれも本のタイトルにちなんだものというわけではなかった。

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    2024年06月29日
  • 産む、産まない、産めない

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    レット・イット・ビーがリアリティーがあってよかった。あとは“物語”としての美しさはあれど、現実とはちょっと離れていると感じた。

    主人公の心の動き、全体の流れ、展開がよかった。

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    2024年07月03日