竹岡美穂のレビュー一覧

  • “文学少女”と恋する挿話集2

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    恋っていいなと思いました。
    なかなか不憫なキャラクターだった琴吹さんメインのお話が読めて嬉しかったです。ほんとに女の子らしくて一途な琴吹さん好きです。
    心葉も本編では基本的に遠子先輩にいざというとき支えてもらって少し頼りないイメージでしたが今回の短編で見直しました。すっごく気遣いができて嫌味じゃない素敵な男の子だったんですね。
    ここまで出来る男の子は現実にはそうそういないと思います。

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    2011年12月15日
  • 黄昏色の詠使いX 夜明け色の詠使い

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    完結。大団円。すごく美しく、優しく、温かく、その上でどこかしら切なさのある物語でした。皆が集ってくるシーンは読みながら泣きそうになりました。外だったから耐えたけど(苦笑)築いてきた絆が繋がって辿りついたクライマックス。いいハッピーエンドを魅せてくれて感謝です。あと、個人的にこれほど物語とイラストの雰囲気が合ってるものは今まで読んだことないと思えます。ホント読んでよかった。エデンも読むだろうなぁ。

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    2011年11月14日
  • 黄昏色の詠使いIX ソフィア、詠と絆と涙を抱いて

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    読み終えてからタイトル見直して感服。アマリリス、クルーエル、アーマ、それぞれの想いを受けてラストステージへ立ち向かうネイトはホントに強くなりましたね。どういう結末になるか非常に楽しみ。カインツの名詠もよかったなぁ。個人的には最後までイヴマリーに捧げることに拘ってるのが彼らしいと思いました。イヴは否定してたけど(苦笑)とりあえずこの巻だけで何度か涙腺をやられそうになりました。本当に切なくて綺麗な物語だと思います。

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    2011年11月11日
  • 黄昏色の詠使いVIII 百億の星にリリスは祈り

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    それぞれが激突する中、物語の深層がいよいよ明らかに。ネシリスとファウマの闘いはなかなか壮絶でした。物言わずネシリスのカッコよさがもう。シャンテとの距離感が絶妙ですね。相変わらず大人やサブもステキな物語だなぁ。次で一段落らしいので次巻読むのを楽しみにします。

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    2011年11月09日
  • 黄昏色の詠使いVII 新約の扉、汝ミクヴァの洗礼よ

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    第二章突入。シャオ陣営とのご対面。の前に過去の因縁(灰色)絡みがそう関わるとは思わなかったですね。謎は解けるようでさらに深みを増し、緊迫感が増す展開の中、クルーエルの色恋沙汰に対する姿勢が可愛らしかったです。おねーさんは大変だ(ニヤニヤ)

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    2011年11月06日
  • 終わらない怪談 赤い本

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    子どもたちに「怖い本が読みたい」と言われることがよくあります。緑川聖司さんのこのシリーズ本は、どれもはずれがない。1ページ読み始めると止まらなくなってしまうのです。本を読むことの想像力をおおいに引き出してくれる本です。

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    2011年11月06日
  • “夕顔” ヒカルが地球にいたころ……(2)

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     なんかハマってしまいました、このシリーズ。
     二巻目もあっという間に読んでしまいました。
     とある原因から引きこもりになった少女、夕雨が今巻のヒロインですが、儚げな雰囲気がツボです。可愛い。そしてきれい。
     夕雨の部屋に関する描写が好きです。深海にいるようで、それでいて透き通っているような風景が目に浮かんできます。
     三巻が楽しみです。

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    2011年10月29日
  • “葵” ヒカルが地球にいたころ……(1)

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     野村美月さんの新シリーズということで早速読んでみました。
     最初は「なんだかなあ」という感じでしたが、後半から一気に面白くなっていきました。読み進めるうちにじわじわと涙が押し寄せてきて、最後には泣いてしまいました(ノω`)、
     この話は源氏物語をベースにしているそうですが、それを知ったとき文学少女とダブってると一瞬思ってしまいました。そういうこともあり星は四つです。
     ですが女の子との絡みもあり、ヒカルとの友情もあり、続きが楽しみなお話です。
     早速夕顔を読んでみます。 

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    2011年10月26日
  • 半熟作家と“文学少女”な編集者

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     文学少女シリーズ最終巻ということで「あぁ、終わってしまうのか」としみじみしながら読みました。
     ナルシストな高校生作家・快斗の暴走っぷりは苛立ちを通り越していっそすがすがしさすら感じました。遠子先輩の天然も相変わらず可愛かったです。
     ただ最終巻なのに心葉が殆どでてこないのが残念でした。
     それでも大好きなシリーズでしたし、面白かったです。

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    2011年10月26日
  • 黄昏色の詠使いVI そしてシャオの福音来たり

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    短編集。ラストは本編の今後に深く関わる話みたいだけど、基本的には日常のパート。作品のもつ独特の優しく切ない話あり、ドタバタコメディありと楽しませてもらいました。エイダは本編で結構しっかりした印象があったけど、本来コッチ寄りなキャラでしたっけ。うっかりうっかり。あと、“イェレミーアスさん”かーわうぃー。

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    2011年10月26日
  • “夕顔” ヒカルが地球にいたころ……(2)

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     シリーズ第2弾。今回のヒロインはひきこもり少女。いじめられて心を閉ざして・・・と、ここまではよく聞く(?)パターンだが、自らを奮い立たせると同時に自らに無理を強いる存在である傘を捨ててしまっていることで、話は複雑になっている。

     もちろん、傘を捨てたことを悪いことだとは思わない。いくら自分の背中を押してくれるとは言っても、心が壊れてしまったら元も子もないし、ただただ当てもなく悲しみに耐えるだけの日々はさすがにきつい。奴隷に意味の全く無い仕事を延々とやらせると数日で自殺するとかいうアレだ。
     だが、傘を捨ててから立ち直るのはどれほど難しいだろう。散々心の支柱(ここでは傘)に助けられながら生き

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    2011年10月25日
  • 黄昏色の詠使いV 全ての歌を夢見る子供たち

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    ネイトがようやく主人公らしくなりました。そしてクルーエル復活。2人での名詠までへの道のりは周りの皆が一緒に整えたこともあってグッときますね。この温かさもありながら透明感のある世界がステキです。ミシュダルの過去も露わになり、気持ちは分からないでもないけど、ちょっと世界を相手取ってコワれるには理由が稚拙じゃないかい?とも少し思ったりする自分は捻くれてるんでしょうね(苦笑)最後のいじらしいやり取りはもうニヤニヤがとまりません。アーマGJ(笑)

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    2011年10月18日
  • 黄昏色の詠使いX 夜明け色の詠使い

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    最終巻、とても満足のいくものでした。

    最初から最後まで、優しい物語だったな、という印象です。
    読んでよかった!

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    2011年09月27日
  • 黄昏色の詠使いIX ソフィア、詠と絆と涙を抱いて

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    ネタバレ

    物語の終わりに向けて、一気に話が進んだ巻。

    エイダ、レフィス、ファウマ、それぞれの敗北がすごく印象的でした。
    とくにファウマ。
    彼女の詠はとても切なくて、だからこそ胸に響きました。


    そしてネイトの成長が著しい…。
    ようやくヒーローらしくなってきたんじゃないでしょうか。
    最後を読むのが寂しくも、楽しみです。

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    2011年09月26日
  • 黄昏色の詠使いV 全ての歌を夢見る子供たち

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    ネタバレ

    エピソードⅠの最後、文句なく面白かった。
    今までの総決算というか、とても素敵な一冊でした。

    ミシュダルに対しての見方が、大きく変わりました。
    単なる敵役なだけかと思ったら、
    温かくて、だからこそ悲惨な過去があって…
    なんというか、好感度の上がりかたが半端じゃなかった。

    あとは、ケルベルクまでお見舞いに来たクラスメイト達でしょうか?
    普通はできないよな、ってとこが物語的でもあり、
    でも、こういうのをしたいって気持ちを忘れちゃいけないんだなとも思う。

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    2011年09月23日
  • 黄昏色の詠使いII 奏でる少女の道行きは

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    2巻は祓戈民の話。
    名詠が主ではなかったけど、祓戈民の祀歌もとても綺麗です。

    『黄昏色~』の女の子たちは、
    物語にあるようなどこまでも立ち向かっていく感じではなくて、
    迷ったり悩んだり、等身大な感じがして、
    そこがすごく可愛らしくて好きです。

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    2011年09月23日
  • “葵” ヒカルが地球にいたころ……(1)

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    新シリーズでありながら、文学少女シリーズで確立した既存の古典作品と絡めながら現代にストーリーを膨らませる手法は軽快で、安心して導入から読める。
    ヒカルのとんでもない設定(それは幽霊で有ることでは無い)でありながら嫌味を感じ無いのは、ベースになった人の高性能が故か。

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    2011年09月18日
  • 半熟作家と“文学少女”な編集者

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    なるほど、心葉はキャラクター性能的に強くなりすぎたから今回は主人公になれなかったわけか。
    最終エピソードでありながら、新キャラクターに主人公を任せたり、見習いシリーズもそうですが、一度完成した世界を崩すことに躊躇しない思いっきりの良さが野村美月先生の良いところ。

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    2011年09月18日
  • 黄昏色の詠使いIV 踊る世界、イヴの調律

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    キーパーソン的な新たな登場人物も出てきて深層に踏み込んできましたね。ネイトがまた成長してるなぁと。やっぱり守るもの・やることがはっきりしだすとオトコノコは強いわけで。ルーファとか学園長とか大人もいいキャラで好きだなぁ。

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    2011年09月10日
  • 半熟作家と“文学少女”な編集者

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    このシリーズの最終巻の割にはヤマ場もなく引っかからず読み終えてしまい残念。
    日坂さんが司書のお姉さんだったとか、結婚するんだ!?みたいな楽しみはあったけど、短編集のがよっぽど深かったのではと思ってしまった。

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    2011年09月10日