竹岡美穂のレビュー一覧

  • 吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(5)

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    ネタバレ

    なんとこの巻で「商業的不振による打ち切り」で「おれたちの戦いはこれから始まる」ところでの幕引きです.本屋での流通量も少なかった気がします.あとがきに打ち切りへのいきさつが書かれていますが,出版社には過去に複数のシリーズで貢献してきた作家さんなので,なんとかシリーズの収束に向けて頑張ってほしかったところ.
    やはりラノベは小説というよりはマンガに近く,メディアミックスによる売り上げなしでは打ち切りやむなしという戦略ではこの先いい作品はどんどん減っていき金太郎飴のような類似作品ばかりになりそう.
    この作家さんはラノベにしては挿絵に反して重く厳しい内容になることが多くシリーズを選んで楽しみにしていたの

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    2015年09月14日
  • 吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(3)

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    詩也のアホー!(笑)

    吸血鬼x演劇。第三巻は、吸血鬼、というか不老不死のネタとしては非常にポピュラーな人間との関わり方の話。
    永遠を生きるものにとって人との関わりはどれも泡沫の交わりで永遠ではなくて、だからそれは意味がないのではないかと悩む詩也。
    だから綾音への想いも素直に信じられなくなる。
    そんな想いと今回の劇『とりかえばや』とのリンクがまた非常に作者らしい。

    今回の舞台では詩也と綾音の絡みはほとんどなく、新キャラの王子様と詩也の関係が主だったのは新鮮ではあった。
    でも綾音さんのエロさが足らないぞ!(爆)

    正直読んでて、詩也のへたれ加減にいらっと来たわけだけど(笑)ラストで、その一瞬の

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    2015年08月30日
  • 吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(3)

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    今度の文化祭は各チームのトップが集う合同公演「とりかえばや」
    登場人物が増えて何だか『文学少女』っぽくなってきたかなぁ。詩也も心葉同様だいぶヘタレてる気がするし。
    このまま続くとマンネリ化の恐れがあるけど、4巻で久々登場のあの人にこの空気を変えて頂きたい。
    さぁ、カレナ嬢。あなたの出番だよ。

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    2015年07月20日
  • 吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(2)

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    2巻の演目は『マイ•フェア•レディ』。
    名作文学などをストーリーに絡ませながらキャラの心情にリンクさせる手法はもはやお家芸ですよね。
    今回も綾音とのコンビ解消の危機がありながら、しっかりいちゃラブしていてラブコメとしての完成度もなかなか。
    詩也の「オレ、吸血鬼だから」はけだし名言かと。

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    2015年07月14日
  • “藤壺” ヒカルが地球にいたころ……(10)

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    ネタバレ

    ようやく終わったー!!っていうのが、一番の感想。

    時代を超えて愛される源氏物語、わたしは読んだことがありません。そういう意味で、この作品世界に生きている人とは同じ価値観なのか?
    にしたって、生理的にヒカルの恋愛はやっぱり無理だなぁ、と。

    是光と夏帆がようやくくっついて、そこだけは良かった。

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    2015年05月26日
  • 待っている怪談 白い本

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    あまり怖くは無かったけど、最後に『金の本』のように、男の子が泊まっていた民宿は、跡形もなく消えていて男の子はそこに倒れていたそうです。でもその男
    の子は『自分はこの民宿に泊まった。』
    と言っていたそうです。じゃあその男の子が泊まったという民宿はどこに行ったんだろう。と思った。

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    2015年05月04日
  • 吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(4)

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    どうなることかと思ったけど、やっぱりふたりはいっしょの方がいい!舞台でも舞台の外でもいちゃいちゃの方がいい!カレナ様、残念様だけどGJ!いろんな意味でみんなのカレナ様だよ。役とそれぞれの想いのシンクロっぷりもすごかった。次はもっといちゃいちゃでお願いします(無理をなさらない程度に)

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    2015年05月04日
  • “六条” ヒカルが地球にいたころ……(9)

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    ふたを開けてみれば、
    一朱もかわいそうな子だったんだね、っていう。
    是光のヒーローっぷりもさらに磨きがかかって、「えぇい、ままよ!」(笑)

    そして、事件の真相へと近づくように次巻へ話が流れていく。

    しかし愛人とか愛人とか愛人とか
    ラノベにしてはドロドロしてませんかね?
    ここまで読んでいて今更なんだけれど。

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    2015年04月27日
  • “末摘花” ヒカルが地球にいたころ……(5)

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    ネタバレ

    是光のハーレム化が着々と進む。
    無自覚って怖い。

    今まで出てきた女の子の書き分けはすごいなぁと思う。

    朝衣が葵を守る本当の意味を知りたい。
    月夜子が言ったように思っているわけでもなく、きっともっと根深い思惑と理由があるのだと思う。


    今までのヒロインでは帆夏が一番好きだ。(巻ごとでの主役を張ってはいないからヒロインと呼べないけれど)
    まぁこれは、ヒカルがお手付きしてないだけってことだし。
    彼女を好きな理由は、大いに共感できてしまうから。きっと帆夏も長女なのだと思う、勝手に。
    好きなひとにはつい、意地を張っちゃうんだよね。
    心配されるのもニガテだし、つい思わず「大丈夫」って言っちゃうの。そ

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    2015年04月14日
  • “朧月夜” ヒカルが地球にいたころ……(4)

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    ネタバレ

    うわぁ(辟易)
    一朱、気持ち悪いな。
    フェロモン振りまいている月夜子が今回のヒロインなせいもあり、なんだかドロドロしてきた。

    ヒカルの死の真相は、もしかしたら。
    という推理をしてみるけれど、まぁわたしの推理力ではタカがしれてる。
    おとなしく最終巻まで読むとします。

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    2015年04月13日
  • 吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(3)

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    今回は各チームのトップによる、とりかえばや。「とりかえばや」という気持ちが色々なひとの想いと重なって…見事だった。詩也よ、どうしてそんな答えを出してしまったのか… すれ違いは悲しいのに。もっといちゃいちゃを見せてよ。理歌のホワイトタイガーの挿絵がないとは何事か。

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    2015年04月12日
  • 吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(2)

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    本当にこの子は油断しまくり。大切な物を守ろうとしてついた嘘が大きくなってしまって大変なことに。自分を出せずにいたのは、なぎのんだけじゃなく、綾音もだったわけか。ドーナレオン大量生産に至ってたところからなんとなくわかってたけど。綾音とのデートとか、何このバカップル。理歌も自分の気持ちに揺れていたり。もう、吸血鬼め。

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    2015年04月12日
  • 吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(1)

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    バスケ馬鹿がいきなり吸血鬼になって苦悩したり、演劇部にスカウトされて女の子たちとキスしたりする話。バスケと演劇をそうやって繋げてくるかー。台詞のやりとりはパスと似てるって確かにね。舞台上で詩也はいろんな意味で救われたわけね。魔性の聖女と謎の転校生の主役コンビはこれからも続いていくのに、ほっとした。

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    2015年04月11日
  • “若紫” ヒカルが地球にいたころ……(3)

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    あんまり魅力を感じない展開。
    2巻「夕顔」と続けて読んだけれど、いずれも無理がある展開。
    是光のヒーローっぷりに、早くもマンネリを感じてしまう。
    奇跡は一度しか起こらないから奇跡なのだ。

    より上回るものを。
    ずっと面白くしなくては。
    そんな感じで、徐々に無理が生じていくんだろうな。
    (ドラゴン○ールみたいな感じ。)
    良くも悪くもラノベということか。

    ヒカルの死の真相を知るためだけに読み続けるかな……

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    2015年04月07日
  • 陸と千星~世界を配る少年と別荘の少女

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    別荘のお嬢様と新聞配達の少年のひと夏の淡い恋。お互いに想いあっているのにね…もどかしい。確かに少女漫画っぽい感じ。「一番素敵なメモリー」で、作品のタイトル…区切りをつけてしまってるのかな。

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    2015年03月22日
  • 吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(3)

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    野村美月さんのファミ通文庫作品は「文学少女」→「ヒカル」→「吸血鬼」とだんだん独特なヒリヒリした感じが薄れて,少女マンガ的になってきているように感じる.好みからは離れてきていて,このシリーズを追いかけるかどうかは判断どころでちょっと微妙.

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    2015年01月26日
  • 黄昏色の詠使い イヴは夜明けに微笑んで

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    学生時代に友達と回し読みをした小説だからかな、とても懐かしく感じます。ファンタジー色の強い作品で描写が美しいのが印象的。「色」をテーマとした魔法っていう設定からまず引き込まれました。挿絵もとても可愛らしく、物語に合っています。ファンタジーの好きな人におすすめできる物語です。

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    2014年09月27日
  • “文学少女”と死にたがりの道化【ピエロ】

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    超有名で、しかも自分もハマっている太宰治を題材にした作品とのこと、読まぬ訳にはいかぬとばかりに手に取る。
    成程、人間失格をベースに話を進めて、世間の抱く太宰作品へのレッテルを利用したオチに持っていくという、想像以上にしっかりと太宰治を活用した物語でした。
    むしろ太宰スキーでない方が面白く読めたのではないかと。
    気になったのは、人間失格をベースにした為か、人の死の概念を物凄く軽く捉えている様に感じられた所です。
    人が自分で死ぬって大変な事だと思いますよ。
    あと本を食べる妖怪はこの物語に必要だったのか?
    最大の謎です。

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    2014年08月27日
  • “末摘花” ヒカルが地球にいたころ……(5)

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    ネタバレ

    読むのが遅れましたが、5巻目にあたる末摘花です!
    朝ちゃんのエピのある前なんだなぁというのを
    読んでから思いました(笑)…
    今回は表紙通りというかルックスにコンプレックスの
    ある子がヒロインですが…

    どうも受け付けん。なんでこうルックスにコンプレックスの
    ある子ってちょっと性格ブスに描かれやすいのだろう;
    なんで人に嫌われるのが怖かったりするのに
    身勝手なことは出来たりするのかなぁ…
    まぁ、アフターもお約束通り、ちゃんと「可愛い子」に
    なっていくのを匂わせてくれるのですが。

    今回のヒロインの子とだぶる子がいますね。
    順番入れ替わってしまったけど、ここは伏線だったのね、
    て見受けられる部分が

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    2014年06月18日
  • “文学少女”見習いの、傷心。

    Posted by ブクログ

    「文学少女見習い」シリーズの第2弾。

    合唱部の仙道十望子(せんどう・ともこ)が、文化祭のためのコーラス劇の脚本執筆と、劇の出演を依頼します。題材はシェリーの『フランケンシュタイン』。仕方なく依頼を引き受けた心葉ですが、菜乃ばかりかななせも出演することになります。

    ところが、劇の練習を始めると、不気味な出来事が立て続けに起こります。合唱部の部員たちは、劇で使われる曲にまつわる「怪物」の仕業だと言い、菜乃は「怪物」の正体を探ることになります。

    やがて菜乃は、十望子の親友だった烏丸雫(からすま・しずく)を名乗る少女と出会い、彼女と十望子の間にあった確執を知るようになります。しかし、彼女が雫だと

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    2014年05月28日