竹岡美穂のレビュー一覧
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ようやく積読山脈の奥深いところが一角崩れた。
なだれてくれるといいけどなぁ。。。
文学少女はまあ、正直主人公が好きになれなくて読むのがきつかったのだが、この話はその主人公が出てこないので普通に読めたりした。
蛇足という意見もあったけど、その印象はぬぐえないなぁ。主人公とヒロインが幸せになりました、というのを本編でちゃんと書いてなかったが故のエピローグ、という気もする。
確かに本編の「彼女」にはふいを打たれたし、最後のオチとしてはわかるし、おかげである種のケリが付かなかったけど、これを出してまでケリをつける必要あったかなぁ?と。
ま、こっちの痛い主人公はこれはこれでいい感じなんだけど。
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Posted by ブクログ
ネタバレほんわりしたお話。主人公は「恋」というものがよくわからなくて、告白されたのに逃げ出してしまった自分自身に少し、嫌気が差している。
そんな子が、平安時代に生きていた幽霊?と出会い、和歌を学ぶことで言葉を伝えることの大切さを知るというお話。
作者が和歌に興味を持って書いたというお話なので、作中に登場する和歌は恐らく念入りに選ばれているのだろうと思った。言葉について大切にされているんだなというのが伝わってきたし、主人公が自分の悩みを乗り越えて成長する、というのもわかりやすいし、あぁ可愛いなぁ、と思う(笑)
ただ幽霊×少女という組み合わせから、だいたいどういう展開になるのかはある程度想像がついて -
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Posted by ブクログ
多くの方と同じで、ジャケ買いです。
また、死後の世界=異世界かもしれないという設定は
凄く惹かれましたが、読んでみればその設定の奥行きが
あまり感じられず、単なる異世界としか映らなかった印象。
あと、サムシィさんは魅力的なんだけど、終盤の展開が
トンデモ展開すぎなうえにこれも必要性が微妙。
男性陣は中々皆良い感じでしたが、展開が読めてしまいました。
ただ、特にいいなと思ったスタイフさんは挿絵が良い意味で
ミスリードしてたかな。
カーゴ君はヒーロー臭がぷんぷんしたので、これも展開を読みやすく
してしまった感じ。
あと、主人公・アズサが普通の女の子だったのは好感度。
それ故に逆にそれ以上の印 -
Posted by ブクログ
「源氏物語」を題材にした恋愛ミステリー小説の第3弾。
謎の死を遂げた学園の王子ヒカルにとり憑かれた是光が、
彼に成り代わって女性たちとの約束を果たしていくという物語。
概要を語っておかないと忘れちゃっているくらい
前巻からだいぶ間が空いての拝読。
今回は小学生の女の子を助ける話。
主人公の是光が前作の心境を引きずっているので
復習または全巻を通して一気読みした方が良いと思う。
自分は全然思い出せなくて、置いてけぼりをくらってしまった。
お約束というか、決まり切ったパターンなので
好きな人は安心して読めるのではないでしょうか。
自分はちょっと飽きてしまってますが……。
それでもつい買って -