竹岡美穂のレビュー一覧

  • “文学少女”と死にたがりの道化【ピエロ】

    Posted by 読むコレ

    超有名で、しかも自分もハマっている太宰治を題材にした作品とのこと、読まぬ訳にはいかぬとばかりに手に取る。
    成程、人間失格をベースに話を進めて、世間の抱く太宰作品へのレッテルを利用したオチに持っていくという、想像以上にしっかりと太宰治を活用した物語でした。
    むしろ太宰スキーでない方が面白く読めたのではないかと。
    気になったのは、人間失格をベースにした為か、人の死の概念を物凄く軽く捉えている様に感じられた所です。
    人が自分で死ぬって大変な事だと思いますよ。
    あと本を食べる妖怪はこの物語に必要だったのか?
    最大の謎です。

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    2014年08月27日
  • “末摘花” ヒカルが地球にいたころ……(5)

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    ネタバレ

    読むのが遅れましたが、5巻目にあたる末摘花です!
    朝ちゃんのエピのある前なんだなぁというのを
    読んでから思いました(笑)…
    今回は表紙通りというかルックスにコンプレックスの
    ある子がヒロインですが…

    どうも受け付けん。なんでこうルックスにコンプレックスの
    ある子ってちょっと性格ブスに描かれやすいのだろう;
    なんで人に嫌われるのが怖かったりするのに
    身勝手なことは出来たりするのかなぁ…
    まぁ、アフターもお約束通り、ちゃんと「可愛い子」に
    なっていくのを匂わせてくれるのですが。

    今回のヒロインの子とだぶる子がいますね。
    順番入れ替わってしまったけど、ここは伏線だったのね、
    て見受けられる部分が

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    2014年06月18日
  • “文学少女”見習いの、傷心。

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    「文学少女見習い」シリーズの第2弾。

    合唱部の仙道十望子(せんどう・ともこ)が、文化祭のためのコーラス劇の脚本執筆と、劇の出演を依頼します。題材はシェリーの『フランケンシュタイン』。仕方なく依頼を引き受けた心葉ですが、菜乃ばかりかななせも出演することになります。

    ところが、劇の練習を始めると、不気味な出来事が立て続けに起こります。合唱部の部員たちは、劇で使われる曲にまつわる「怪物」の仕業だと言い、菜乃は「怪物」の正体を探ることになります。

    やがて菜乃は、十望子の親友だった烏丸雫(からすま・しずく)を名乗る少女と出会い、彼女と十望子の間にあった確執を知るようになります。しかし、彼女が雫だと

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    2014年05月28日
  • “文学少女”と月花を孕く水妖【ウンディーネ】

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    シリーズ本編第6弾。今回は少し時系列を遡って、夏休みの話です。

    心葉と遠子は、姫倉麻貴(ひめくら・まき)の別荘に招待されます。この別荘で、80年前に惨劇が演じられたと伝えられていました。姫倉の令嬢・ゆりは、屋敷を訪れた学生の敷島秋良(しきしま・あきら)と恋に落ちますが、やがて秋良は屋敷を去り、その後ゆりは自殺し、巫女の彼女が封じていた「白雪」という妖怪が封印から解き放たれ、5人が殺害されたというのです。その後、妖怪の噂のせいで、この屋敷を解体しようとする計画は頓挫し続けます。

    麻貴は、この事件の真実を突き止めるため、心葉と遠子を呼び、さらに屋敷の解体計画を進めることで、妖怪にまつわる秘密を

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    2014年05月25日
  • “六条” ヒカルが地球にいたころ……(9)

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    オーストラリアから一時的に日本へ戻って来た、夕雨が中心のお話。
    2巻 夕顔の頃と比べると見違える程に夕雨が成長していて驚いた。2巻の頃の夕雨も好きだったけど、今の夕雨も個人的には好きかな。

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    2014年05月11日
  • “六条” ヒカルが地球にいたころ……(9)

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    ネタバレ

    【ヒカルが地球にいたころ・・・・・・】9巻目。
    まぁ、予想通りの展開(笑)一朱さんのしゃべり方がどうにも受け付けないんですがwまぁ帆夏ちゃんがよかったね、な巻でした。是光くん、がんばれ!笑
    次がラストですが、ヒカルくんはどうなるんだろう。
    あと、最後のあのシーンですが、前回の感動を返してほしいかも・・・なぜそうなるのぉ(泣)

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    2014年04月30日
  • “文学少女”見習いの、初戀。

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    話自体は文学少女で好きなのだけれど、
    くっ、この泥棒猫!と叫び出したくなってしまう。
    ななせ、切ないなあ。

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    2014年09月07日
  • “朝顔” ヒカルが地球にいたころ……(6)

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    ネタバレ

    『ヒカルが地球にいたころ・・・・・・』6冊目。
    やっぱりそうか、な展開でした。やっぱり朝ちゃんはあんまりすきじゃないかなぁ・・・どっちかというと月夜子先輩のほうがすき(笑)このシリーズ最強のツンデレは帆夏ちゃんだけどねぇ、ほんとかわいいわぁ、この子wあとはやっぱりみちるちゃんが気になります!それにひいなちゃんも謎だし・・・

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    2014年04月26日
  • “末摘花” ヒカルが地球にいたころ……(5)

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    ネタバレ

    【ヒカルが地球にいたころ・・・・・・】5巻目。
    今回のヒロインはわたしの中ではあんまり・・・って感じ。まぁ外見コンプレックスっていうのはわかるけど、ラストはあんまり好きじゃなかったなぁ。結局ヒカルくんとサフルールさんの約束は、ただ会うだけのことだったってこと?
    帆夏ちゃんとしーこちゃんの水着&プールバトルが可愛かったなぁ♪あと、みちるちゃん!今まで帆夏ちゃんの友人で級長としか思ってなかったけど、すっごくきになる存在に!花散里はみちるちゃんなのか!?←まだ買ってすらないw

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    2014年04月24日
  • “朧月夜” ヒカルが地球にいたころ……(4)

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    ネタバレ

    【ヒカルが地球にいたころ・・・・・・】4巻目。
    憎悪ってこわい・・・と思った作品でした。
    月夜子先輩は美しかったけど、一朱さん(・.・;)
    是光くんが巻数を重ねるごとにほんとに魅力的になっていきますね(笑)
    ヒカルくんはきっとただのハーレム皇子じゃないんだなぁ・・・

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    2014年04月21日
  • “空蝉” ヒカルが地球にいたころ……(7)

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    ちょっと開きましたが7巻目!
    今回は確かにキーポイント的な巻でした。
    今月末に出る最終巻のヒロインとの対峙を考えると
    この巻を踏まえていることは大きいと思います。

    しかしこの巻のヒロインは、最終的に感情移入が
    全くできなくて参りました…
    自分が不幸だけど幸せ!な顔をして周りの人間を
    無意識に不幸にしている(とまではいかなくてもさせている)
    考えはものすごく苦手なので。

    今回のキーポイントになった「母」というのは、自分の笑顔・行動で
    周りを笑顔に出来る人だと思います。
    正直、今回出てきた「母」はそれが出来ていない
    (今、しようと頑張ってはいるけど過去からは逃げたまま)
    もう一人の「母」はやっ

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    2014年04月13日
  • “花散里” ヒカルが地球にいたころ……(8)

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    みちるヒロインの話。
    以前に少しだけみちるの話が出てきてたのでこれで終わりかなぁ、と思ってたのでビックリ。
    影で支えてるところがみちるっぽくて良かった。
    朝ちゃんの空回りとか、三つ巴戦の展開とかも気になる。
    (他ちょっと気になるのが、しーこは是光にたどり着けたのだろうか?)

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    2014年03月11日
  • “六条” ヒカルが地球にいたころ……(9)

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    帰国した夕雨を中心とした、ヒロインたちに訪れる、六条の呪い。
    そしてその騒動の中で、是光が出した一つの答えは―。

    珍しく新キャラの登場しなかった今回は、これまで登場したヒロインたちによる一騒動。
    こういう展開になってくると終わりが近づいてきたなという気がしますね。

    赤城家での勢揃いの場面にはさすがに迫力があったな。
    是光が名実ともにハーレムキングとなった瞬間といってもいいでしょうw
    また、ちょこちょこ登場した頭条もいい感じのネタキャラと化していて。
    なかなか楽しい場面の多かった今巻です。
    さらに、帰ってきた夕雨の

    「わたし、笑い上戸になれた、かな?」

    というセリフには、圧倒的葵派な私も

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    2014年01月07日
  • “花散里” ヒカルが地球にいたころ……(8)

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    みちる回。是光が文化祭を舞台に女に任務に八面六臂の活躍をする話。
    みちるヒロイン昇格からのメイン回ではあるが、ヒロイン勢のパワーバランスが
    固定されつつある状況では火力不足は否めないか。
    前巻の笑顔の練習が活きた場面のが地味によかった。

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    2013年12月14日
  • 半熟作家と“文学少女”な編集者

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    今回は文学作品との関連が取って付けたようで、かつての「文学少女」的な輝きは感じられず、物語の流れもちょっと唐突な感じだったのが残念。
    でもシリーズもののエピソードとしては良かったと思う!見え隠れするコノハの影に、読者はきっとやきもきしたことでしょう。現在の彼はどんな様子なの?遠子さんとのかけあいが見たい!でも登場させなかったからこそ、じゃないかな。

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    2013年12月07日
  • ハムレット・シンドローム

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    ハムレットが”演じている”ハムレットを”演じる”=「ハムレットシンドローム」。なんて堂々巡りなお話。
    意味するところは演技と本気の境界をめぐる、思考の劇。
    1度読んだだけでは理解できないです。いつかまた読んだ時に"演じること"の意味が理解できるかもしれない。
    ジャケットの竹岡美穂さんの表紙が幻想的でGood.

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    2013年12月13日
  • “文学少女”と飢え渇く幽霊4巻

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    やっぱりこのペースじゃ全作コミカライズは難しかったか。幽霊編にて漫画版終了っぽい。
    原作だと毒がありすぎて苦手だったエピソード。漫画で見ると記憶ほどではないがやっぱり悲惨なお話。ここで終わらせちゃいかんかったんだが。

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    2013年11月23日
  • “花散里” ヒカルが地球にいたころ……(8)

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    この巻までほぼまとめて一気読み。それなりにおもしろいのだけど、源氏物語をベースにしているせいで主人公がよくあるラノベのようにハーレム状態になってしまっているのが残念。
    文学少女シリーズは少女漫画のようでいて、男臭いギリギリの緊張感も感じられるユニークさが魅力的だったけど、この作品はずっとラノベ的で少し物足りない。
    とはいえ、十分に及第点を超えるクオリティなので、最終巻まで読むと思う。

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    2013年10月27日
  • 待っている怪談 白い本

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    なんだかんだ言いながら本の怪談シリーズの3さつめまで読みました。
    これだけ読んで星二つはどうかと思いましたので、今回は3つです。

    構成は前作と同じ。本に出てくるお話と現実がリンクします。
    最後の最後にどんでん返しがあります。

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    2013年10月04日
  • “文学少女”と月花を孕く水妖【ウンディーネ】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    番外編。

    いきなり、時間が2巻の直後に戻るので、2巻を読み直すはめになりました。
    「雨宮蛍」って誰だっけ?的な。

    キーになるのは泉鏡花の『夜叉ヶ池』。

    これも後で読もう…とこっそり思ってます。
    エピローグの数年後の描写が、文学少女シリーズの最終章に期待を持たせます。
    どうなるんだろー。
    明日あたり、続きを買いに行けたらいいなぁ。。。

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    2013年09月24日