竹岡美穂のレビュー一覧
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シリーズ本編第6弾。今回は少し時系列を遡って、夏休みの話です。
心葉と遠子は、姫倉麻貴(ひめくら・まき)の別荘に招待されます。この別荘で、80年前に惨劇が演じられたと伝えられていました。姫倉の令嬢・ゆりは、屋敷を訪れた学生の敷島秋良(しきしま・あきら)と恋に落ちますが、やがて秋良は屋敷を去り、その後ゆりは自殺し、巫女の彼女が封じていた「白雪」という妖怪が封印から解き放たれ、5人が殺害されたというのです。その後、妖怪の噂のせいで、この屋敷を解体しようとする計画は頓挫し続けます。
麻貴は、この事件の真実を突き止めるため、心葉と遠子を呼び、さらに屋敷の解体計画を進めることで、妖怪にまつわる秘密を -
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Posted by ブクログ
ちょっと開きましたが7巻目!
今回は確かにキーポイント的な巻でした。
今月末に出る最終巻のヒロインとの対峙を考えると
この巻を踏まえていることは大きいと思います。
しかしこの巻のヒロインは、最終的に感情移入が
全くできなくて参りました…
自分が不幸だけど幸せ!な顔をして周りの人間を
無意識に不幸にしている(とまではいかなくてもさせている)
考えはものすごく苦手なので。
今回のキーポイントになった「母」というのは、自分の笑顔・行動で
周りを笑顔に出来る人だと思います。
正直、今回出てきた「母」はそれが出来ていない
(今、しようと頑張ってはいるけど過去からは逃げたまま)
もう一人の「母」はやっ -
Posted by ブクログ
帰国した夕雨を中心とした、ヒロインたちに訪れる、六条の呪い。
そしてその騒動の中で、是光が出した一つの答えは―。
珍しく新キャラの登場しなかった今回は、これまで登場したヒロインたちによる一騒動。
こういう展開になってくると終わりが近づいてきたなという気がしますね。
赤城家での勢揃いの場面にはさすがに迫力があったな。
是光が名実ともにハーレムキングとなった瞬間といってもいいでしょうw
また、ちょこちょこ登場した頭条もいい感じのネタキャラと化していて。
なかなか楽しい場面の多かった今巻です。
さらに、帰ってきた夕雨の
「わたし、笑い上戸になれた、かな?」
というセリフには、圧倒的葵派な私も -
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