半熟作家と“文学少女”な編集者
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半熟作家と“文学少女”な編集者

660円 (税込)

3pt

新しい担当編集の天野遠子嬢は、清楚な美人だった。――が、いきなり本棚の前でグルメ批評を始めるわ、ほんわか笑顔で容赦なく原稿修正を指示してくるわ、売れっ子高校生作家たるオレが、どうしてこうも振り回される!? そんな時届いた脅迫状じみたファンレター。そこにはまだ刊行される前の小説の内容が書かれて……って差出人は、まさか!? 半熟作家・雀宮快斗とその担当編集者遠子が織りなす、物語や文学を食べちゃうくらい愛する“文学少女”の、最後の物語。

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文学少女 のシリーズ作品

1~9巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~9件目 / 9件
  • “文学少女”と死にたがりの道化【ピエロ】
    616円 (税込)
    天野遠子・高3、文芸部部長。自称“文学少女”。彼女は、実は物語を食べる妖怪だ。水を飲みパンを食べる代わりに、本のページを引きちぎってむしゃむしゃ食べる。でもいちばんの好物は、肉筆で書かれた物語で、彼女の後輩・井上心葉は、彼女に振り回され「おやつ」を書かされる毎日を送っていた。そんなある日、文芸部に持ち込まれた恋の相談が、思わぬ事件へと繋がって…。新味、ビター&ミステリアス・学園コメディ!
  • “文学少女”と飢え渇く幽霊【ゴースト】
    660円 (税込)
    文芸部部長・天野遠子。自称“文学少女”。彼女は実は食べ物の代わりに物語を食べる妖怪だ。彼女の後輩・井上心葉は、常に彼女に振り回され「おやつ」を書かされている。そんなある日、文芸部の「恋の相談ポスト」に「憎い」「幽霊が」などと書かれた紙片や数字を書き連ねた謎の紙が投げ込まれる。文芸部への挑戦だと心葉を巻き込んで調査をはじめる遠子だが、見つけた「犯人」は「わたし、もう死んでるの」と笑う少女で!?
  • “文学少女”と繋がれた愚者【フール】
    660円 (税込)
    「これは食べ物への冒涜よっ!」物語を食べちゃうくらい深く愛している“文学少女”天野遠子。彼女が、図書館の本のページが切り取られていることを発見してしまったため、文芸部の後輩井上心葉は、またしても振り回されるハメになったのだが……。 学園中が文化祭の準備に沸く陰で、追いつめられ、募っていく狂気。過去に縛られ立ちすくむ“愚者”に、“文学少女”が語る物語とは――?
  • “文学少女”と穢名の天使【アンジュ】
    660円 (税込)
    文芸部部長、天野遠子。物語を「食べちゃうくらい」愛しているこの“文学少女”が、何と突然の休部宣言!? その理由に呆れ返りつつも一抹の寂しさを覚える心葉。一方では、音楽教師の毬谷の手伝いで、ななせと一緒に放課後を過ごすことになったりと、平和な日々が過ぎていくが…。クリスマス間近の街からひとりの少女が姿を消した。必死で行方を追うななせと心葉の前に、やがて、心葉自身の鏡写しのような、ひとりの“天使”が姿を現す―。
  • “文学少女”と慟哭の巡礼者【パルミエーレ】
    682円 (税込)
    遠子の受験・卒業を目前にし、寂しい思いにとらわれながらも、ななせと初詣に行ったりして、和やかなお正月を迎える心葉。だが、ななせがケガをし、入院先に見舞いに行った彼は、その心を今も縛り付ける、ひとりの少女と再会する―! 過去に何があったのか。そして今、彼女は何を望んでいるのか…。心葉は、そしてすべての物語を読み解く“文学少女”は、その慟哭の中から「真実の物語」を見つけ出すことができるのか!?
  • “文学少女”と月花を孕く水妖【ウンディーネ】
    660円 (税込)
    『悪い人にさらわれました。着替えと宿題を持って、今すぐ助けに来てください』―そんな文面で呼び出され、貴重な夏休みを姫倉の別荘で過ごす羽目になった心葉。“おやつ係”として呼ばれたはずが、麻貴の挑発に乗せられた遠子に引きずられ、昔屋敷で起こったという惨劇の謎解きをする羽目になり―!? 不敵に微笑む麻貴の望みとは? 自らの“想像”に心を揺らす“文学少女”の“秘密”とは―?
  • “文学少女”と神に臨む作家【ロマンシエ】 上
    660円 (税込)
    2月。文芸部の放課後の時間は、今も穏やかに流れていた。けれど、遠子の卒業の日は迫っており、次第に彼女は別れをほのめかし始める。そして―。突然の、“文学少女”の裏切りの言葉。愕然とする心葉を、さらに流人の言葉が翻弄する。「天野遠子は、消えてしまう」「天野遠子を知ってください」―“文学少女”の真意とは? 心葉と遠子の物語の行く末は!?
  • “文学少女”と神に臨む作家【ロマンシエ】 下
    682円 (税込)
    「書かなくてもいい。ずっと側にいる」―そう告げるななせに救われた心葉。だが、そんな彼を流人の言葉が脅かす。「琴吹さんのこと、壊しちゃうかもしれませんよ」…そんな時、突然、遠子が姿を消した。空っぽの家に残るのは切り裂かれた制服だけ。心葉は遠子を追えるのか? 露わになってゆく真実に、彼が出す答えとは? 遠子の祈り、叶子の憎しみ、流人の絶望―その果てに秘められた物語が今、明らかになる…!
  • 半熟作家と“文学少女”な編集者
    660円 (税込)
    新しい担当編集の天野遠子嬢は、清楚な美人だった。――が、いきなり本棚の前でグルメ批評を始めるわ、ほんわか笑顔で容赦なく原稿修正を指示してくるわ、売れっ子高校生作家たるオレが、どうしてこうも振り回される!? そんな時届いた脅迫状じみたファンレター。そこにはまだ刊行される前の小説の内容が書かれて……って差出人は、まさか!? 半熟作家・雀宮快斗とその担当編集者遠子が織りなす、物語や文学を食べちゃうくらい愛する“文学少女”の、最後の物語。

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半熟作家と“文学少女”な編集者 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年11月27日

    文学少女完結のお話。
    遠子が編集者として登場し主人公を振り回す。
    素晴らしかったのは心葉の存在を匂わせておきながら最後まで登場させなかったこと。
    主人公と出会ったらどうなるのだろう。遠子とのやり取りを見て主人公はどう思うのだろう。
    と、想像が膨らむ所だが、旧主人公は出さない方が話が上手く纏まるのでこ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年08月04日

     高校生で有名作家の仲間入り!私が何度も夢見た(諦めていない)環境ですよ。なんともうらやましい。
     私も嫉妬してしまう今回の主人公はまだまだ垢抜けない高校2年生。「俺最高」と発言をするナルシストぶりを発揮する反面、清楚な遠子さんに対する熱々な恋心を見せるところが実に面白い。

    0

    Posted by ブクログ 2012年03月22日

    文学少女シリーズ、最後の一冊。
    ラストにふさわしいお話でした。
    本編の語り手であった心葉君はほんのりしか出てきませんが、
    ゛文学少女゛と゛見習い゛が繋がり、一つの物語になります。

    最後を飾る雀宮君、心葉君と色々な意味で正反対で
    痛快でした!
    巻き込まれ体質は似てるかもですが(笑)。

    大人になった...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年12月16日

    文学少女シリーズ最終巻!!
    遠子が編集者となり、パソコンや携帯を使いこなすようになり、時間の流れをしみじみと感じました。
    “見習い”も素敵な女性になって再登場し、心葉も相変わらず意地悪だけで優しい姿を見れて胸いっぱいになりました。
    快人君や緋砂さん、クラスメイトたちも素敵で愉快な人ばかりです。
    この...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年08月13日

    快斗の突っ走る姿がおもしろかったです^^
    私にとってはスルメな本でした。

    遠子と出会って変わっていく登場人物たちの姿がすごく好きです。

    0

    Posted by ブクログ 2011年07月31日

    イラッとするところもあったけど全体的に明るくて、編集者な遠子先輩もいい。まさかの司書さんも嬉しかった。

    0

    Posted by ブクログ 2011年07月29日

    ほんとに野村さんの文章はテンポがいいというかノリがいいというか、こう、ああ楽しんで書いてるんだなって感じられる文章ですごく好きです。
    なんか読んでてとても楽しくなるんですよね、なんでかな(笑)
    卒業後の透子先輩と心葉の様子をもっと知りたいと思っていたけれど、こういうのもいいなって思えました。
    いい感...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年07月21日

    快斗くんの性格が可愛かったです☆
    前に文学少女のDVDを見て、遠子さんと心葉のその後がわかるかな?と買ったのですが、最終話だとは知りませんでした。^^;
    さりげなく幸せを振りまいて・・・
    時間ができたら遡って読んでみたいです。

    0

    Posted by ブクログ 2011年07月08日

    途中まではイラッとするところも多かったですが、要所の締めは流石の盛り上がり。
    ラストシーンが秀逸なのはもはやデフォルトですね。
    いやー、泣けた!

    0

    Posted by ブクログ 2011年07月06日

    蛇足にならず、未来を想像させてくれる作品だった。遠子さんが社会人になっても変わらずいてくれた事が嬉しい。

    0

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