あらすじ
ミクヴァ鱗片をめぐる闘いは続いていた。鱗片を懸けて、ファウマと対峙するカインツ。一方、ネイトはクルーエルを守ろうと、シャオと向き合うのだが!? 大切な人と一緒にいたいと願う、詠う召喚ファンタジー
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Posted by ブクログ
読み終えてからタイトル見直して感服。アマリリス、クルーエル、アーマ、それぞれの想いを受けてラストステージへ立ち向かうネイトはホントに強くなりましたね。どういう結末になるか非常に楽しみ。カインツの名詠もよかったなぁ。個人的には最後までイヴマリーに捧げることに拘ってるのが彼らしいと思いました。イヴは否定してたけど(苦笑)とりあえずこの巻だけで何度か涙腺をやられそうになりました。本当に切なくて綺麗な物語だと思います。
Posted by ブクログ
物語の終わりに向けて、一気に話が進んだ巻。
エイダ、レフィス、ファウマ、それぞれの敗北がすごく印象的でした。
とくにファウマ。
彼女の詠はとても切なくて、だからこそ胸に響きました。
そしてネイトの成長が著しい…。
ようやくヒーローらしくなってきたんじゃないでしょうか。
最後を読むのが寂しくも、楽しみです。
Posted by ブクログ
呪われた祝福を受けた姫は、相反する想いを秘めて、助けを求めたい相手と対峙する。一方で、お互いにとって最も大切な人を前に、今すべきことを覚悟する少女と、大切な約束を交わした少年の行く末は…。物語は王道ですが、澄んでいて好きです。
Posted by ブクログ
第二章完。ネイトとクルーエルの想いに感情移入。いよいよ次はラスト。
このシリーズの世界観はかなり好きなのだが、名前の付け方に若干、ちぐはぐさを感じる。もったいない。
Posted by ブクログ
8巻と比較して圧倒的にこの巻の評判がいいのに凄く納得しました。
断然この間巻が良かったです。
説明が多いのに難色を示した8巻に対して、今回はそれを受けた
キャラ達が一斉に動き出します。
特に評判のいいカインツさんとファウマの対決は、素晴らしかったです。
虹色名詠が虹色名詠たるというか、泣けました…
でも彼はこの虹色名詠で1番喚びたい人は喚べないんですよね…
そういう意味でも夜色と虹色を繋ぐであろうネイト君の
「彼だけの名詠」が切り口になる気がします。
シャオの「クルーエルがいなくなったとき、あなたは1人で何かできる?」
はとても痛い名セリフかと。
あのクルーエルの相手です。これを乗り越えて初めてネイト君は
クルーエルの相手になりうる子になるように思えます。
最終巻ではそれが見られるでしょうから、楽しみ。
彼だけでなくほかの皆も。