大前研一のレビュー一覧
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1989年に書かれていたとは思えないくらい、現在のグローバル化の状況を予言しています。世界がグローバル化するにつれ、供給者と消費者の情報格差がなくなり、顧客のニーズにいかに答えられるかというのが企業の存在意義になると予言されています。世界はその通りに進んでいると感じます。
印象に残った点は、グローバルに展開する会社は、グローバルに価値観を共有していく必要があるという点。しかし、それは、世界一律に同じ価値提供をすることにはあらず。各国で状況は違うので、世界一律の価値提供を行うことは顧客ニーズを無視していることになります。それは価値観の共有にあらず。大切なことは、根底に同じ価値観を共有している人材で構成されているグループが、その価値観に基づき、各国の顧客ニーズに合わせた価値提供を行うこと。ただの足し算ではないM&Aのシナジー効果はそこにある。 -
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自称「遊びの達人」の著者による、人生を楽しむための指南書。
オンとオフのスイッチを切り替えることは大切だと感じていたのだが、著者はオフもだらだら過ごすのではなく、計画的にオンのスケジュール管理のようにすべきだとのこと。
著者は何カ月先の美容院、エステなどのバニティディを決め、イベントやサークル活動の予定もドンドン入れて過ごしているという。
なるほど、納得。
楽しい予定をいれれば、いつどこにどんな楽しみが待っているか心待ちにウキウキします。
また後半は遊び方の本というより、家庭論、教育論、老後論でした。
家庭論教育論については、普段仕事の事ばかり考えていて、ついついおろそかにしてしまう家庭円満、子供の教育について卓見を披露されておられます。
題名も「家族マネジメント術」「目から鱗の子育て術」!
子供との付き合い方、妻との過ごし方など色々反省(+_+)
40歳になる前にこの本を読んでおいて良かったと思います。 -
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ネタバレ震災直後に披瀝された著者の見識に感銘を受けて、ここ10年の著作をまとめ買いしています。
学生時代に「平成維新」を読んで以来、週ポスのコラム程度でしか著者を知らなかったが、何冊か読んでみて深い見識と提言力に脱帽。さすが英エコノミスト誌で「世界のグル5人」に選ばれるだけはあります。
本著は2001年11月初版。9・11直後の作品。
著者は世界の「お金の流れが変わった」節目がこのころであるとしており、本著は著者がその時から何を考えていたか、何をキーと考え、何を提言していたかをおさらいできます。
今読んでも卓見と本質を見抜く力量の程に驚くばかりです。
著者がいつも言うボーダーレス、サイバー、マルチプルという概念はすでにこの頃から理論体系付けられていました。
実体経済と新大陸経済(本著の原題はThe Invisible Continent)で何をすべきか、どうあるべきか。
10年前の作品ですが、今でも色あせてるどころか、ますます著者の視点の斬新な輝きは増していると思います。 -
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大前さんは古い本の方が面白い(最近の本はレポート系か日本を憂いているものが多い。)
戦略とは何かという話がメインだが、随所におっと思わせる面白い考察がある。
BCGのPPMの批判は面白い。
多角化を目指す企業にとって"負け犬"にあたる事業は縮小、撤退をするというのは有名な話だが、これって財務的な観点からの話であって、全体の事業における影響というものが考慮されておらず、多角化企業とは言えない選択となりうる。
単なる事業の寄せ集めの"コングロマリット"と事業間シナジーがある"多角化事業"の違いについて考えさせられた。
自分は最近、異業種参入に興味がある(化学メーカー、医療機器メーカーが製薬に参入など)
合併によるコストという観点からのシナジーは生まれても、事業間の境界でこれまで交わることのなかったものが交わることで新しい事業を開始するのは思っている以上に難しい。
単なる事業の寄せ集めではなく、それらが相互作用して新しい扉を開く開拓人になるためには何が必要なのか…。
しばらく考えたい。 -
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ネタバレ「いま読んでる」と言うのは何度読み返しても得るものがある、という意味において。
原文は1983年頃のアメリカの経営者向けのものであり、1970年代~1980年代の日本企業全体のビジネスモデルを紹介した内容を、逆輸入として日本語版に訳したという代物。
従って例示される成功事例は過去の遺物(執筆時点で古いものもある)だらけだし、そもそもバブル崩壊前の定年退職が成立していた頃の日本企業の紹介になる。
が、バブル崩壊後に「社内に30代がいないので中堅がいない」とか「派遣ばかりで企業体力が落ちた」など、「昔の日本は良かった」と語られる古来の今頃になって言われている日本企業の強みが語られていて平成の現在においても学ぶところが多い。
そもそも、本書が取り上げている日本企業のビジネスモデルや事例、「戦略的思想」として紹介されているものは、ブランド力も資本力も十分で無かった頃の弱小の日本企業の成長ストーリーであって、多国籍化した今の日本企業ではない。
例を挙げると、カシオの電卓は、電卓がチープ化することをカシオ自身が予見し、自らが率先して商品の価格を下げ手ごろなものに自らが改良していったパターンが掲載されている。
カシオは他社にシェアやブランドを取られる前に自らがチープ化を進めることで「今から参入しても薄利多売だな」と競合を排除するようにしたという今のソフトウェア開発やハードウェア開発が陥った失敗(チープ化を恐れたが為に主導権を奪われる)を太古の昔に警告している。
新規事業、既存事業の改革、競合他社との戦争、経営で直面する数々の問題に大して「基本原則の兵法」を本書は非常に解り易くストレートに述べている。
部下を持つ立場、自社を改革したいと願っている人は必ず読むべきと断言できる優れた本。 -
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著者は多くの書を上梓しているが、「常に10年先のビジネスの形を考える」といった旨のことを自著の中で繰り返し主張している。著者がマッキンゼー時代、ナレッジマネジメントを導入したことが成功体験としてあることだけが理由ではなく、あらゆるビジネスにおいて成功を求めるには、リスクを負ってでも常に先見性を求めることが大切であることを、さまざまな事例として挙げている。
日本はすでに高度経済成長期に武器とした加工貿易では、他のアジア諸国にコスト面では圧倒的にリードされ、技術面でも追いつかれつつある。すなわち、従来の工業社会で活躍できる人材を国内に多く養成することは、国益に直結しないと著者は主張する。この点について、私は強く同意できる。
では今後の日本はどうやって世界の中で存在感を示し、日本人はどうやって飯を食っていけばよいのか。
著者の提案は、「経営力を身につけること」である。
生産・加工は世界中を探して最適な国・地域で行う。日本人はそれらのマネジメントに専念して利益を得るべし、ということなのである。
日本に英国国立大学のビジネススクールを誘致した喜多元宏氏によれば、日本における経営に関する教育は欧米各国、さらに中国・シンガポールに比べ著しく後れをとっているのが現状とのことである。こうした状況の中で、日本が再び世界経済の表舞台に立てる余地はあるのだろうか。
ここで大前氏は教育の改革を提言する。従来型の知識を増やすものではなく、思考力・問題解決能力を伸ばすための教育、すなわち現在様々な分野において社会人教育に取り入れられているようなワークショップ形式の教育を子どものうちから行うというのである。教師はファシリテーターに徹し、子どもには「覚えさせる」のではなく「考えさせる」。
「ゆとり教育」は失敗に終わった。しかし、旧来の教育を「再生」させるのではなく、「新たな教育を模索」することが必要なのである。
果たして、著者のような危機感と先見性を持って教育を議論できる「有識者」と為政者は存在するだろうか。子どもたちに住みやすい国を受け継いでいくために最も大切な、教育の問題である。広く議論を求めたいものである。 -
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これからはインターネットの世界である。インターネットの世界では、情報の8割が英語で発信されており、情報発信という観点では日本の存在感は埋没しかねない。
また、情報化社会では、常に「どうして?」という疑問を持ち、自ら考えて物事を解決する力が必要になる。
常に勉強し、定期的に自己否定をすることで、自らを変化させて成長させる事が必要というような事が記載されている。
これが1999年の元旦に出版された本とは思えない。。
当時、大学生だった自分は、インターネットにほとんど触れたことが無かったのですが、学生の間に読むべきだったと心から思いました。ということで、20代~30代の人にはぜひ読んでもらいたいと思いました。
※インターネットでは、「瞬時性」「双方向性」がキーワードというくだりは、ツイッターの存在を予言しているようでもあり、深く考える人の凄みを感じました。 -
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内容紹介
成田空港が開港し、ガルブレイズの『不確実性の時代』がベストセラーとなった1978年(昭和53年)夏、軽井沢の万平ホテルで、経営者約40名を招待して開催された会合があった。「トップマネジメント・コンファレンス──新たな構想を築くために」──主催は、東京事務所開設8年目を迎えたマッキンゼー社。「はじめに」で「従来あまり公表したことがなかった内容も含めて出版を決意したものです」「本書でご紹介いたします日本版PPM、PMS、TPM、組織などの考え方が、今日では逆に世界各地のマッキンゼー社各事務所でも広く使われるようになっております」と記しているのは、当時35歳、デビュー作『企業参謀』を3年前に刊行したばかりの大前氏である。 PMS(製品・市場戦略)、PPM(ポートフォリオ管理)、PIP(収益性改善プログラム)、OVA(間接費削減アプローチ)、SFM(販売力管理)、TPM(技術ポートフォリオ管理)と6章に分けて解説される戦略手法、終章「戦略的組織とは?」で語られる“参謀の役割と資質”──30年の時を経ても一切古びることのない経営戦略の要諦が、読みやすいセミナー形式の文体で書かれている。当時用いられた手描きの図表もそのまま再現。コンサルティング業、経営者に限らず、広く「戦略」に携わるすべての人にとって必読の書である。
目次
序章 新しい企業環境とその戦略的意味
第1章 PMS―製品・市場戦略の効果的立て方、考え方
第2章 PPM―戦略的経営計画の立案および実施の方法
第3章 PIP―抜本的収益性改善のための系統的アプローチ
第4章 OVA―競争力増加のための間接費削減法
第5章 SFM―効率的な販売戦略展開の方法
第6章 TPM―技術開発戦略の効率的管理
終章 戦略的組織とは? -
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本書は、マッキンゼーとして、そして戦略コンサルティングの一つの節目として
出版されたものである。もちろん、大前氏も執筆に加わっている。
経営戦略を語る上で、戦略コンサルティングファームほど適した組織はないだろう。
本書の内容は、昭和53年に各大手企業のトップに向けて行った講演の内容を
改めて編集したものである。西暦で言うと、1977年の内容となる。
そのような点から「古い」と思われるかもしれない。
しかし、そう考える人は浅はかだろう。
もちろん、戦略とは時代によって異なり、変化していくものだ。
ただ、その考え方、着眼点、インサイトの見つけ方っていう基礎的な事は
個人的には、色褪せる事がないと考えている。そしてその色褪せない情報が、
本書には多く記載されている。
また、はっきり言って、初心者には難し内容となっている。
ある程度、仕事で真面目に読まなければならない人。仕事で携わっている人。
この二つ以外の人は、読んで「はい。分かりました」と言える内容には
なっていない。それだけ、専門性が高い内容にもなっている。
大体、中級者向けだろうな。
そのような点も、高評価に繋がっているのだろう。
まぁ、自分自身も「完璧に理解したか?」と言われれば、ちょっと危ない(笑)
なので、後複数回はじっくり熟読したいと考えている。
本書、全ての人にお勧めは出来ないが、
もうワンステップ上がりたいと考えている人にとっては良書となりえる。
以上 -
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出版社/著者からの内容紹介
21世紀にまともな給料をもらって、良い生活をしようと思った時に何をしなければならないか。本書はこの「100万ドルの価値がある質問」に初めて真っ正面から答えを示したアメリカの大ベストセラーである大前研一
目次
第1部 「ハイ・コンセプト(新しいことを考え出す人)」の時代(なぜ、「右脳タイプ」が成功を約束されるのか
これからのビジネスマンを脅かす「3つの危機」
右脳が主役の「ハイ・コンセプト/ハイ・タッチ」時代へ)
第2部 この「六つの感性」があなたの道をひらく(「機能」だけでなく「デザイン」
「議論」よりは「物語」
「個別」よりも「全体の調和」
「論理」ではなく「共感」
「まじめ」だけでなく「遊び心」
「モノ」よりも「生きがい」) -
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古い本ですが、何度も読み返しており、今でも私のバイブルです。いろんなビジネス書を読みましたが自分の考え方の機軸になっているものは、この本の影響が大きいです。
内容(「MARC」データベースより)
永遠に成長し続ける組織を創る超優良企業8つの条件とは? 100万人以上のビジネスマンが読んだ世界的ベストセラー、講談社83年刊の復刊。
目次
第1部 超優良企業の条件(成功しているアメリカ企業)
第2部 新しい理論の構築を求めて(「合理主義」的な考え方
人々は動機づけを望んでいる)
第3部 基本にもどる(曖昧さと矛盾を扱う
行動の重視
顧客に密着する
自主性と企業家精神 ほか) -
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『知的ホワイトカラー』になるためにどうするか、ということが書いてあります。
要は今までのような生き方ではホワイトカラーもブルカラー同様に定型作業をするだけになるので、そこから脱却するためにはということです。
この本はアソシエの勝間さんのコーナーで紹介されていたのですが、書かれたのは99年、つまり10年前です。
しかし内容は今読んでも褪せることは全くなく、素晴らしい本だと思いました。
「NHKのニュースだけ見ていると世界はどうなっているか分からないし、日経新聞だけを読んでいると日本の経済さえ分からない。」
というのは驚きましたが、GWで海外旅行へ行くと
(確かに・・・)
としか思えませんでした。。。
【内容】
(もったいないと思ったら、人生は負けだ)
私は将来の日本のエネルギーニーズからすると化学はダメだと思ったから原子力に行ったのであり、それも将来がないと思ったからさっさと『日立製作所』を辞めて経営コンサルタントになった。
せっかく受かったから卒業しなきゃ、とか、これだけ勉強したのにもったいない、といった過去の延長線上でのものの考え方が、人生の可能性を狭めているのである。
将来は過去の蓄積を生かして、自ら切り開いていけばいいのだ。
(社内評論家になるな)
とくに日本のサラリーマンの悪いところは、夜社外ではさんざん会社のグチをこぼし、上司の悪口を言うくせに、昼、会社では何も意見をいわないことだ。そのせいで変化できない企業環境が出来上がってしまっている。
むしろ逆に、自分が会社を良くするアイデアを持っているなら具体的な企画書を作り、昼間、会社にいる時に提出して正面から上司と議論をするべきである。
それが受け入れられなかったら会社を辞め、その企画書に基づいて自分で会社を作ればいいだけの話だ。
(だめな若者)
私が今、最も危惧しているのは協調性や順応性だけを売り物にする若者が増えていることだ。
~もし私が人事権を持っていたら、そんな社員は即クビにする。
なぜなら、若い人はトンがっていなければ意味がないからだ。若い人に協調性や順応性は必要ない。
そういう処世術的なものは若さで正面からぶつかって失敗し、苦い経験を重ねながら学んでいくべきものであり、最初から丸いだけが唯一のウリで、いつも周りのみんなと一緒になってヘラヘラしているような人間は一番ダメなのである。 -
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本書は幻の名書と言ってもいいだろう。著者は大前氏である。実は本書、アメリカで先に
出され、それが逆輸入という形で邦訳されて日本に入ってきた。しかも、大前氏が邦訳
したのではなく、他者が行っている。異例過ぎるだろう(笑)
(大前研一氏の経歴は省く)
内容は、企業参謀をもう少しかみ砕いて焼き直したって感じに近いだろう。
しかし、それでも多くの示唆を得られると思う。本書には多くのエッセンスが凝縮され
何が一番大切で、何が使えるか。その選別は極めて難しいと言わざるえない。
だが、個人的は、
1,全てを要素、要素に分解し明らかにする。そして有利になるように再構築する。
2.正しい設問を行う事がいかに重要か。
3.分析という手段と柔軟な頭脳の組み合わせたものが戦略的思考
以上の3つである。
言葉では、こうも簡単に書けてしまうが実践は本当に難しい。
特に、2は出来ているだろうか?果たして”正しい”とは誰が判断するのか?どれが
正しくて、正しくないのかの基準はあるのか?など疑問が浮かばないでもない。
しかし、大前氏の数多くの著作を読むと、正しい質問とは、
1.『Yes or No』で答えられる質問をする事
これに尽きる。つまり、〜はどうであるべきか?〜は何をすべきか?等は愚問になる。
〜するべきか、しないべきか。原因は〜なのか、そうでないのか。これがポイントと
なる。
これ、実は他のコンサルの方も述べている。
もちろん、いきなり二者選択は出来ない。色々な仮説をまず考えるだろう。
しかし、その後は上記のような考え方で深く掘っていく事となる。
これが大切
そして、これら以外にも多くの示唆が得られる内容となっているためぜひお薦めする。 -
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印象に残っている箇所抜粋。?仕事で辛いことがあって思い詰めてしまいそうなとき、「あそこに行ってみよう」と思えるような、視点をガラリと切り替える「お馴染みの場所」を持っているかいないかでは雲泥の差がある、と。自身では、高いところから東京を見下ろせる場所がこれに当たるのかなと思う。東京タワーだったり、六本木ヒルズの展望台だったり。最近行っていないから違うかもしれないが。?哲学書や自然科学書を読む意義。どんな状況でも変わることのない生きる姿勢、この根本の部分を考えさせてくれるから、とのこと。また、大前氏の読んだ本のタイトルが載っていたので、今度買おうと思う。ファラデーの『ロウソクの科学』、ダーウィンの『進化論』等々、あとソクラテスの『ソクラテスの弁明』などである。?イギリスのパブの語源。その語源は、「パブリック・ハウス」から来るとのこと。この語源から、自身がなんとなく居酒屋よりもパブの方が性に合っていると感じる理由がわかった気がした。
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成田空港が開港し、ガルブレイズの『不確実性の時代』がベストセラーとなった1978年(昭和53年)夏、軽井沢の万平ホテルで、経営者約40名を招待して開催された会合があった。「トップマネジメント・コンファレンス──新たな構想を築くために」──主催は、東京事務所開設8年目を迎えたマッキンゼー社。「はじめに」で「従来あまり公表したことがなかった内容も含めて出版を決意したものです」「本書でご紹介いたします日本版PPM、PMS、TPM、組織などの考え方が、今日では逆に世界各地のマッキンゼー社各事務所でも広く使われるようになっております」と記しているのは、当時35歳、デビュー作『企業参謀』を3年前に刊行したばかりの大前氏である。
PMS(製品・市場戦略)、PPM(ポートフォリオ管理)、PIP(収益性改善プログラム)、OVA(間接費削減アプローチ)、SFM(販売力管理)、TPM(技術ポートフォリオ管理)と6章に分けて解説される戦略手法、終章「戦略的組織とは?」で語られる“参謀の役割と資質”──30年の時を経ても一切古びることのない経営戦略の要諦が、読みやすいセミナー形式の文体で書かれている。当時用いられた手描きの図表もそのまま再現。コンサルティング業、経営者に限らず、広く「戦略」に携わるすべての人にとって必読の書である。