大前研一のレビュー一覧
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常にお客様発想ができないと、提供する中身の価値はゼロに近づく
答えは存在しない(答えを探しても意味がない)、自分の頭で自分が納得する自分にとっての答えを見つけ出す方法を手に入れる。
論理的思考、分析力、その結果を伝える力が参謀には必要。
ツールを使うだけでは足りない、ツールを使い込み、ツールに過ぎないと割り切ることが大切。分析だけではなく、行動プランまで立てられて本物。
決断のワンテンポの遅さはビジネスでは致命傷。
もし~だったらどうする?を着実に詰める。これが、論理的思考を鍛えうる。
「このままいけばダメになると思いつつ、現状をしのごうとする。」これが悲劇を招く。
→ときにはリセットする必要もある。
制約条件(できない理由を取り払う)ために何ができるかを考える。
日常の中で戦略的思考力を養う2つの方法 しょうがないと受け止めていることを毎週、解決するにはどうしたらいいか掘り下げる。
日常の中の小さい問題を見つけ、掘り下げ、解決する。
残業を減らすにはどうしたら良いか→当社は社員一人に与えられる仕事量に対して、各個人は対応できているか?YESなら働き方、生産性アップ、NOなら人員増
問題の本質を見極める、掘り下げる。売り上げが伸びない、なぜ伸びていないのか?どこに課題があるのかを分析せずして、解決策は出てこない。
製品系列ポートフォリオ管理で利益と投資を見る(9象限マトリックス)
業種の魅力度と自社の強さを把握(業種を取り巻く環境、収益性、競合状態、市場)
戦略を立てるために、内部環境と外部環境の両方をとらえる必要がある。
Key Factor for Success KFS 成功へのカギ
KFSは結果に影響を与える主要因。これを抑えたら、全面戦争しなくていい。
販売力=量×質
地域密着が勝てる。
考えることを楽しむ、そうすれば、ブレイクスルーはいずれ目の前に。 -
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『勝ち組企業のビジネスモデル』大前研一著
1.購読動機
著者大前研一さん、そして合計30社近くの企業分析と生き残り作戦を勉強できるからです。
2.本書のポイント
差別化が図りづらい時代に、生き残る原則は2つという。
①ソリューションファースト。
②顧客自身と契約、把握していること。
①②の事例でキーエンスをあげています。
営業利益率50%の彼らは、製造部門を内包しません。抱えこんでいません。
また、直接営業、代理店契約ではないため、顧客対応が早く、正確です。
3.本書の構成
この冒頭の理論のあとに、約30企業の展開があります。
どの企業分析にも共通は事実の整理です。
①外的環境
市場自体
競合、代替
②内的環境
事業成長率、利益率
製品の強み ユニークセルプロポジション
これを閲覧するだけでも、現況の整理の重要性がわかります。
3.視点の圧巻さ
VAIO
京急電鉄、京急不動産
ミズノ
この三社の結論、大前さんの示唆は、どこで戦うのか? いえ、どこで戦ってはいけないのか?が非常に理解できる事例です。
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2020年代の経済事情をわかりやすくまとめた一冊。
日々アップデートされる経済知識ついて
現代の人が果たしてどれだけ自信を持って説明できるのか?
かくいう私ももちろん説明できない人間の1人で、
仕事柄経済について勉強しなければならないなあと
思いつつも学習量の多さに、ついサボってしまっていましたが、この本を読んで概ね理解できたような気がします。
この本は1つの問いに対して著者が回答している形式で、
どこから読み始めてもいいです。
特に自分の興味のある話題から読み進めていってもいいかもしれません。
私が面白いなあと思ったのは、アイドルエコノミー(隙間ビジネス)について。
Airbnbなどがその代表例だそうです。
自分の家を使っていない時に人に貸出、儲ける。
空いている(=アイドル)時間やスペースを利用してビジネスする。
少子高齢化が進み空き家が増えていくこれからの日本にはぴったりのビジネスの一つであると思いました。
そうやって新しいビジネスに繋げていく創造力欲しいな。。
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Posted by ブクログ
テクノロジーの発達に伴い、情報を入手する手段は飛躍的に広がったものの、その情報シャワーの中から、人間の心に刺さる、そして、行動を変える、促すような、情報を投げるのは、きわめて難しくなっている。
そんな中で、どんな考え方、能力が必要か、脳の使い方から論じてくれるのが、このダニエル・ピンクの一冊である。
だいぶ前に読んだのだけど、定期的にページをめくりたくなる、定期的に「6つのコンセプト」を戒めたくなる、座右の1冊といっても過言ではない。
常に心に刻んでいる、私にとっての重要なフレームワーク。
以下、抜粋:
『新しい時代を動かしていく力は、これまでとは違った新しい思考やアプローチであり、そこで重要になるのが「ハイ・コンセプト」「ハイ・タッチ」である。』
1. 『「ハイ・コンセプト」とは、パターンやチャンスを見出す力、芸術的で感情面に訴える美を生み出す能力、人を納得させる話のできる能力、一見ばらばらな概念を組み合わせて何か新しい構想や概念を生み出す能力などだ。』
2. 『「ハイ・タッチ」とは、他人を共感する能力、人間関係の機微を感じ取る能力、自らに喜びを見出し、また他の人々が喜びを見つける手助けをする能力、そしてごく日常的な出来事についてもその目的や意義を追求する能力などである。』
『これから求められる6つのセンスとは、
1.機能だけでなく、「デザイン」
2.議論よりは、「物語」
3.個別よりも、「調和」
4.論理ではなく、「共感」
5.まじめだけでなく、「遊び」
6.モノよりも、「生きがい」』 -
Posted by ブクログ
【感想】
いきなりですが・・・
「プロフェッショナル」というワードそのものが本当にカッコ良くて、僕はそうなりたいな~と日々思っています。
そんな中でタイトルそのままの本書を手に取ったわけですが、やはり大前研一、プロフェッショナルのハードルの高さをしかと見せつけられた感じがしました(笑)
佐藤優や池上彰、そして大前研一の本を読む度に、素養・能力の高さで圧倒されてしまい、「僕なんか、この人たちには遠く及ばない」という敗北感を突き付けられちゃいますよね・・・
(勿論、この方達の執筆された本は言わずもがな、とってもとっても面白いです!!)
「プロフェッショナル」と一括りに言っても色々あるのでしょうが、この本では4項目で定義化していました。
①例外なき顧客第一主義
②高い倫理観、厳格な規律
③顧客を理解する力(先見力・構想力・分析力・インテグレート力)
④高い専門知識、あくなき好奇心・向上心
うん、どれもこれもハードル高いな!!笑
と、そんな風に絶望しすぎて笑ってしまいますが、どれもビジネスパーソンとして決して疎かに出来ない項目ばかり。
今の自分とプロフェッショナルのギャップをしっかりと認識して、日々研鑽していかなくちゃいけませんね。
自分の将来や今後の人生において、仕事にどこまで比重を置くのかにもよりますが・・・・
やっぱり高収入を得たり、永くその仕事でメシを食うため、またそもそも仕事そのものを心から楽しむためには、「プロフェッショナルになる」という選択は避けて通れないでしょう。
(僕自身、本音を言えば、生涯楽をして大金を稼げれば1番嬉しいのですが、残念ながら世知辛いこの世の中ではそんな事は出来ない・・・・)
まずは現職において徹底的な専門能力を獲得し、ハイパフォーマー(&周りからの絶対的な信頼獲得)を目指して頑張ろうと思います!
【印象フレーズとアクションプランBEST3】
・プロフェッショナルの定義:「高い専門性を備えている」「自立&自律している」「ハイ・パフォーマーである」「顧客第一主義」
⇒今のところ、この項目のいずれも取得できていない・・・まずは現職の専門知識をマスターして、ハイパフォーマーを目指す!
・プロフェッショナルは感情をコントロールし、理性で行動する人です。
⇒感情のコントロールはMUST!!!!キレないこと!!!!
・一流の条件は「知的怠慢」を排し、「生涯学び続ける姿勢」を持っている事である。
⇒己の技量を一生かけて磨き続け、また知的好奇心やチャレンジ精神、そして新しい事への興味・挑戦を持ち続ける!
【内容まとめ】
0.真のプロフェッショナルの4要素
①例外なき顧客第一主義
②高い倫理観、厳格な規律
③顧客を理解する力(先見力・構想力・分析力・インテグレート力)
④高い専門知識、あくなき好奇心・向上心
プロフェッショナルは感情をコントロールし、理性で行動する人です。
専門性の高い知識とスキル、高い倫理観はもとより、例外なき顧客第一主義、あくなき好奇心と向上心、そして厳格な規律。
これらを漏れなく兼ね備えた人。
これは当たり前として、それプラス「潔白さ」と「顧客徹底主義」である事が求められる。
どんな仕事にも顧客、そして顧客の顧客がいることを肝に銘じて、そこへの献身を誓うべきなのです。
2.エンパワーメント(権限委譲)について。
権限委譲は確かに重要です。ですが、それをされるだけの覚悟を部下は持っているのか、今一度自問自答してみるべきです。
「失敗は成功の糧」とよく言いますが、顧客にすればたまったものではありません。
→新しい権限を武器に、顧客が抱えている問題を解決し、ユニークな価値を提供できるのか?
→そのために必要な能力やスキルを学習することに貪欲かどうか?
→誰かの力を借りなければならない場合、相手が誰であっても自分の意地やプライドを捨て去れるのかどうか?
→単なる自己満足ではなく、顧客のために使われているものなのか?
3.一流の条件は「生涯学び続ける姿勢」である。
「知的怠慢」を排す。
ビジネスプロフェッショナルは、己の技量を一生かけて磨き続ける覚悟ができている人、そしてそれを愉しめる人でしょう。
プロフェッショナル達の「定年後の人生」はきわめてエキサイティングで、のんびりしようにも世間が休ませてくれません。
知的好奇心は飽くことがなく、相変わらず勤勉であり、老体にムチを打って現場に赴き、わずかな報酬でも一生懸命働きます。
4.「Up or Out」:昇進・成長しない人間は去れ!
かなりの緊張感を生みますが、同時に死ぬほど勉強することにもなります。
ビジネスプロフェッショナルに、「妥協」の二文字は厳禁!!!!
5.プロフェッショナルを目指すには、様々な「重力」に抗わなければなりません。(=規律)
プロフェッショナルは感情をコントロールし、理性で行動する人間です。
専門性の高い知識とスキル、高い倫理観はもとより、例外なき顧客第一主義、あくなき好奇心と向上心、そして厳格な規律。
これらを漏れなく兼ね備えた人材を、私はプロフェッショナルと呼びたい。
→やはり自分が可愛い
→平均点そこそこで構わない
→辛いことや難しいことはやりたくない
→誰かに怒られたくない
→失敗したくない
→縛られたくない
これらに流される事なく、ぐっと押し殺す。
6.「先見力」+「構想力」+「実行力」
いまやグローバルエコノミーを牽引している力は目に見えない経済空間であり、好機を捉えるには見えないものを見る「先見力」が必要です。
ただし、気の緩みや判断ミスが致命傷になりかねないサバイバルゲームを制するには「先見力」だけでは不十分で、チャンスの匂いを嗅ぎ取るだけでなく、その可能性を最速かつ最善の方法で「具現化する」力、つまり「実行力」が求められます。
また、実行のためにも、成功へのロードマップを冷静に構想するという「構想力」は必須!
7.「ロジカルシンキング」と「ロジカルディスカッション」は必須条件
コミュニケーションの共通言語として必須!
いくら英語に堪能であろうと、いくら異なる文化を学ぼうと、ロジカルシンキングとロジカルディスカッションが確立されていなければ、議論する力を体得できません。
アマチュアは感情や経験で議論しますが、プロフェッショナルは少なくともロジックで議論するのです。
議論する力は、議論に必要な素養と見識を身につけ、適切な環境で能力を磨くことで後天的に習得可能な能力です。
環境を整えチャンス、そしてプレッシャーなしには、日本社会に百戦錬磨のビジネスマンは仕上がりません。
【引用】
ザ・プロフェッショナル
第1章 「プロフェッショナリズム」の定義
第2章 先見する力
第3章 構想する力
第4章 議論する力
第5章 矛盾に適応する力
・予言の自己実現
確たる証拠の必ずしもない予言が一つのきっかけとなって、新しい行動が呼び起こされ、ついにはその行動が当初の予言を現実のものにしてしまう。
「プロフェッショナル・クラス」と呼ぶべき、先天的に決められたのではなく後天的に実力で勝ち取った社会的階級が台頭して、今なおはびこっている旧世紀の不合理や非効率を排し、21世紀を切り開いていく人材が増えてほしい。
p4
・プロフェッショナルの定義
「高い専門性を備えている」
「自立&自律している」
「ハイ・パフォーマーである」
このあたりは当たり前であるが、何か足りない。。
そもそもプロフェッショナルの語源は「profess」で、これは「神に誓いを立てて、これを職とする」という意味の言葉。
プロフェッショナルの定義とは、「潔白さ」と「顧客主義」なのではないでしょうか?
p16
会社の倫理のみで行動することは、とてもプロフェッショナルと呼べないばかりか、これからの時代コンプライアンス違反に抵触する可能性すらある。
どんな仕事にも顧客、そして顧客の顧客がいることを肝に銘じて、そこへの献身を誓うべきなのです。
p19★
・エンパワーメントについて(部下編)
エンパワーメント(権限委譲)は確かに重要です。
ですが、それをされるだけの覚悟を部下は持っているのか、今一度自問自答してみるべきです。
「失敗は成功の糧」とよく言いますが、顧客にすればたまったものではありません。
新しい権限を武器に、顧客が抱えている問題を解決し、ユニークな価値を提供できるのか?
そのために必要な能力やスキルを学習することに貪欲かどうか?
誰かの力を借りなければならない場合、相手が誰であっても自分の意地やプライドを捨て去れるのかどうか?
単なる自己満足ではなく、顧客のために使われているものなのか?
p22
・エンパワーメントについて(上司編)
エンパワーメントとは、言うならば「部下への投資」です。リターンのみならず、リスクについても考えなくてはいけません。
その点、上司にも同じく覚悟が要求されます。
エンパワーメントした結果、トラブルが生じた際は、顧客に謝罪してミスを償うのは最低限のことであり当たり前である。
それよりもまずは
→部下の能力やスキルを見極め、
→その人の成長を考え、
→現在の能力とその権限に求められる能力水準のギャップを把握し、
→ギャップは自ら埋める覚悟を持った上で、
ふさわしい権限の範囲を決めること。
勿論、顧客に累が及ぶ事のないように。
p23★
・一流の条件は「学び続ける姿勢」である。
ビジネスプロフェッショナルは、己の技量を一生かけて磨き続ける覚悟ができている人、そしてそれを愉しめる人でしょう。
p27
ビジネスプロフェッショナルと評するに値する人たちに定年という概念はありません。
なぜなら、本人が好むと好まざるとにかかわらず、その人の力を借りたいと申し出てくる人や組織が後を立てないからです。
そうしたプロフェッショナル達の「定年後の人生」はきわめてエキサイティングで、のんびりしようにも世間が休ませてくれません。
またプロフェッショナリズムが体に染み付いている人たちですから、いい加減な仕事を嫌います。
知的好奇心は飽くことがなく、相変わらず勤勉であり、老体にムチを打って現場に赴き、わずかな報酬でも一生懸命働きます。
p29★
・「知的怠慢」を排す。
大抵の人が自分の限界を自分で決めてしまい、その殆どは「今までの経験と相談して判断すること」に満足し、留まっています。
知的好奇心が中途半端な人、すなわち「知的怠慢の人」は、ほぼ例外なく自己防衛的で変化に後ろ向きで、チャレンジ精神や新しい事への興味に乏しいものです。
たとえば、一流企業に入社・所属していることに満足している人。会社の評価=自分の評価だと錯覚しています。
こういう人たちは、会社の変換期に決まってボトルネックとなります。
p32
・規律や価値観がプロフェッショナルを育てる。
平均点のソリューションを提案して平気な顔をしている人間は、顧客から失望され、同僚からは軽蔑が容赦なく投げつけられる。
「up or out」
→昇進・成長しない人間は去れ!
かなりの緊張感を生みますが、同時に死ぬほど勉強することにもなります。
ビジネスプロフェッショナルに、「妥協」の二文字は厳禁!!!!
p40★★★
プロフェッショナルを目指すには、様々な「重力」に抗わなければなりません。(=規律)
→やはり自分が可愛い
→平均点そこそこで構わない
→辛いことや難しいことはやりたくない
→誰かに怒られたくない
→失敗したくない
→縛られたくない
これらに流される事なく、ぐっと押し殺す。
プロフェッショナルは感情をコントロールし、理性で行動する人間です。
専門性の高い知識とスキル、高い倫理観はもとより、例外なき顧客第一主義、あくなき好奇心と向上心、そして厳格な規律。
これらを漏れなく兼ね備えた人材を、私はプロフェッショナルと呼びたい。
p48
・私たちはいかなる戦略論でも対応できない「産業の突然死」と隣合わせにいる。
フィルム産業に未曾有の危機が押し寄せ、コダックや富士フイルムでさえも単なるリストラで追いつかないほどのデジタルネットワークの荒波に揉まれた。
p53
・「パーソン・スペシフィック(人材次第)」と「タイミング・スペシフィック(タイミング次第)」
成功者の辿った道を踏襲しようとしても無意味である。
なぜならその成功は、「パーソン・スペシフィック」かつ「タイミング・スペシフィック」だからです。
その時機に、その人物であったからこそ拓けた道である、勿論学ぶべきヒントはあれども、残念ながらその先に同じ成功はあり得ない。
p57★
タイミングを逃せば成功はありません。
経済環境の変化は20世紀のそれよりも何倍も早く、石橋を叩いて後手に回れば取り返しのつかない致命的な大損失となります。
これからの世界を動かすのは、個人同士の戦いです。
国や政府に頼るのではなく、優れた個人同士の戦いが全てを飲み込み、一瞬にして世界地図を塗り替えてしまうでしょう。
そんな「優れた個人」になるためには、誰の目にも見えないものを誰よりも先にかつ明確に認識する力と、ビジネスチャンスを見出した瞬間に最高の方法でそれをもぎ取る気概が必要なのです。
p63★★
・アンラーンの習慣
問題の答えを前例や既存の知識に求めすぎない事。未開のジャングルに関する知識など、誰も持っていないのだから。
これからのプロフェッショナルは、これまで以上に常識を疑い、既存の知識を捨てるあるいは塗り替える、つまり「アンラーン」する習慣を励行していくことが必要。
p73
・デビルズ アドボケート(悪魔の使途)
議論を避ける事、議論に不慣れである事は、世界を相手に戦うビジネス・プロフェッショナルにとって致命的なハンディキャップ。
言葉を尽くさずとも理解してもらえるという甘え、わかったフリを装う弱さ、厳しい意見には耳をふさぐ事なかれ主義、過ちを繰り返す愚。
議論に関してはユダヤ式の「デビルズ・アドボケート」を取り入れよう。
場の議論を深めるためにあえて盾を突き、議論の方向性や結論の大筋には賛同しながらも敢えて反論し、課題とその解決策を結ぶ道筋に矛盾や不整合が見落とされていないかを検証すること。
p90★★
・先見力だけでは成功しない。
いまやグローバルエコノミーを牽引している力は目に見えない経済空間であり、好機を捉えるには見えないものを見る「先見力」が必要です。
ただし、気の緩みや判断ミスが致命傷になりかねないサバイバルゲームを制するにはそれだけでは不十分で、チャンスの匂いを嗅ぎ取るだけでなく、その可能性を最速かつ最善の方法で「具現化する」力、つまり「実行力」が求められます。
実行のためにも、成功へのロードマップを冷静に構想するという「構想力」は必須!
p133
・リクルート
江副浩正「どうせ淘汰されるなら、リクルートの人間に淘汰してもらいたい」
あえてライバル事業を社内に興して、カニバリゼーションしながら脱皮し、それを進化の原動力とする。
常に最善かつ最高のアウトプットを生み出すために、必要であれば昨日までの仕事・目的・実績を全否定することを厭わない!
p152★
・「ロジカルシンキング」と「ロジカルディスカッション」は必須条件
コミュニケーションの共通言語として必須!
いくら英語に堪能であろうと、いくら異なる文化を学ぼうと、ロジカルシンキングとロジカルディスカッションが確立されていなければ、議論する力を体得できません。
アマチュアは感情や経験で議論しますが、プロフェッショナルは少なくともロジックで議論するのです。
p157
日本人の知力平均値は明らかに低いが、これは知識が欠けているからだけではない。
決定的な弱点は、「質問力と発言力」です。
自分の意見や主張を公の席で提示したり、他の人が発した意見を瞬時に理解したり、それについて議論を展開することが、日本人は非常に不得手です。
議論する力は、議論に必要な素養と見識を身につけ、適切な環境で能力を磨くことで後天的に習得可能な能力です。
環境を整えチャンス、そしてプレッシャーなしには、日本社会に百戦錬磨のビジネスマンは仕上がりません。
p187
・議論の基礎はアリストテレスの論理学
議論の真の起源はやはりギリシャ哲学にある。
論理学や哲学、弁証法の起源は議論の礎である。
帰納法
→多くの経験的事実から本質的な因果関係を推論し、一般的原理としての結論を導き出す。
演繹法
「A=B、B=C、ゆえにA=Cである」という三段論法で展開し、帰納法で確立された一般原理から新たな命題を導き出す。
p194
・ビジネスに唯一最善解はない。
どんなに難しい問題でも、解に達する道は必ず存在します。ただし、それは1つとは限りません。
複数の解を組み合わせてベストを判断する事が重要です。
仮説検証を繰り返すのは唯一最善解を求めるためではなく、どこに焦点を当てれば問題解決できるかを見極めるためである。
ところが仮説が立証されるとそれだけが解であると決めつけてしまいがちで、他のより重要な問題を見落としかねません。
p240★★
・真のプロフェッショナルの4要素
1.例外なき顧客第一主義
2.高い倫理観、厳格な規律
3.顧客を理解する力(先見力・構想力・分析力・インテグレート力)
4.高い専門知識、あくなき好奇心・向上心
プロフェッショナルは感情をコントロールし、理性で行動する人です。
専門性の高い知識とスキル、高い倫理観はもとより、例外なき顧客第一主義、あくなき好奇心と向上心、そして厳格な規律。
これらを漏れなく兼ね備えた人。 -
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大学時代は失われた20年とか言ってたけど、さらに10年が経た今そんな甘っちょろいものではなくて本当に国家の危機にあるのだなと認識させられる。
安倍政権のやっていることは政局のためなのであって、それもどれだけ愚策かということがわかりやすく示されている。アベクロバズーカ、マイナンバーカード、選挙制度、外交、ふるさと納税、その他諸々。このままではマズいという危機感を新しくした。
しかしながら、この本では平成維新で示されたのと同じ有効性のありそうな政策案が再度提示されているが、果たしてこれをいかに実現することができるだろうか。そこから先は読書の課題でもあるな。 -
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ネタバレ社会に出てからも教育、訓練校で学ぶ生涯学習。リカレントは回帰の意味。今はマルチステージ型のライフモデル、生涯で複数の教育、キャリアを経験する。この社会で、答えのない、見えない課題を解決するには、私がやります!という世界中のやりたい人があつまってプロジェクトを進めていく。専門性のないホワイトカラーは、ジョブ型の仕事に人がつく欧米企業では生きていけない。
稼ぐ力を最高の貯金と考えるというのは、正解だろう。自身は、給料カーブの傾きをどうあげるか、それは早めに、踏ん張ってベースをあげることだと思う。ファイナンス、英語、中国語、マーケティング、映画や音楽、文化にマナーやワインなどの教養、これらは傾きを変えてくれる。
リカレント教育の発祥はスウェーデン、ライフパズルは面白い。人生の枠組みに家族やキャリアをはめ込む。一方で日本人は目標があると強く、問題解決力、ハードスキル、ソフトスキル、構想力が大切。ソフトスキルは、リーダーシップやコミュ力を指す。構想力は、構想からコンセプト、ビジョン、戦略、事業計画へとつなげていく大元。