大前研一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
テクノロジーの発達に伴い、情報を入手する手段は飛躍的に広がったものの、その情報シャワーの中から、人間の心に刺さる、そして、行動を変える、促すような、情報を投げるのは、きわめて難しくなっている。
そんな中で、どんな考え方、能力が必要か、脳の使い方から論じてくれるのが、このダニエル・ピンクの一冊である。
だいぶ前に読んだのだけど、定期的にページをめくりたくなる、定期的に「6つのコンセプト」を戒めたくなる、座右の1冊といっても過言ではない。
常に心に刻んでいる、私にとっての重要なフレームワーク。
以下、抜粋:
『新しい時代を動かしていく力は、これまでとは違った新しい思考やアプローチであり、そこ -
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【感想】
いきなりですが・・・
「プロフェッショナル」というワードそのものが本当にカッコ良くて、僕はそうなりたいな~と日々思っています。
そんな中でタイトルそのままの本書を手に取ったわけですが、やはり大前研一、プロフェッショナルのハードルの高さをしかと見せつけられた感じがしました(笑)
佐藤優や池上彰、そして大前研一の本を読む度に、素養・能力の高さで圧倒されてしまい、「僕なんか、この人たちには遠く及ばない」という敗北感を突き付けられちゃいますよね・・・
(勿論、この方達の執筆された本は言わずもがな、とってもとっても面白いです!!)
「プロフェッショナル」と一括りに言っても色々あるのでしょうが -
Posted by ブクログ
大学時代は失われた20年とか言ってたけど、さらに10年が経た今そんな甘っちょろいものではなくて本当に国家の危機にあるのだなと認識させられる。
安倍政権のやっていることは政局のためなのであって、それもどれだけ愚策かということがわかりやすく示されている。アベクロバズーカ、マイナンバーカード、選挙制度、外交、ふるさと納税、その他諸々。このままではマズいという危機感を新しくした。
しかしながら、この本では平成維新で示されたのと同じ有効性のありそうな政策案が再度提示されているが、果たしてこれをいかに実現することができるだろうか。そこから先は読書の課題でもあるな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ社会に出てからも教育、訓練校で学ぶ生涯学習。リカレントは回帰の意味。今はマルチステージ型のライフモデル、生涯で複数の教育、キャリアを経験する。この社会で、答えのない、見えない課題を解決するには、私がやります!という世界中のやりたい人があつまってプロジェクトを進めていく。専門性のないホワイトカラーは、ジョブ型の仕事に人がつく欧米企業では生きていけない。
稼ぐ力を最高の貯金と考えるというのは、正解だろう。自身は、給料カーブの傾きをどうあげるか、それは早めに、踏ん張ってベースをあげることだと思う。ファイナンス、英語、中国語、マーケティング、映画や音楽、文化にマナーやワインなどの教養、これらは傾きを変 -
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大前研一さん、すごいです。
昔に書かれていたことが、今でも生きているところが、すごいです。
マイクロソフトのビルゲイツ登場前と登場後の世の中を
対比して、世界の社会情勢を説明しています。
勇気を持って、ものごとに「why?」と質問してみること。
シンガポールが英語を第2外国語として躍進したこと。
日産が、外国人経営者を呼ぶことで成功した日本人の性格について。
日本の低金利、原子炉の事故、郵政民営化、高速道路建設。。。
2003年当時の問題と本質をひとつづ、丁寧にひもといています。
驚いたのは、年金問題をこの時代に、もう指摘していることです。
とても面白い本でしたが、この本にでてくる -
Posted by ブクログ
【感想】
大前研一の自叙伝をよく読むが、読むたびに自身とのレベルの違いに絶望してしまう・・・
皆そう思うかもしれないし、確かに元々のスペックの違いもあるかもしれないが、1つ言える事は、「大前研一は自身が向上するための地道な努力をひた向きに行なっている」ということだろう。
勿論、人間である以上は上手に息抜きもしているだろうし、ダラけている時間もあるだろうが、、、
問題の根底と向き合っている頻度や深度、愚直さが他と比較にならないから、今の大前研一があるのだと思う。
考えてみれば、高度な要求をされているわけではないように思う。
問題点を洗い出し、解消法を仮説として挙げてひたすら検証し、間違いがなけ -
Posted by ブクログ
優れたリーダーは「1つの本質課題」しか言わない 本質まで考え抜く
凡庸なリーダーは「あれもこれも」中途半端 現象に拘り、振り回される 疲弊感
安倍総理は後者 三本の矢 新三本の矢 地方創生 国土強靱化 一億総活躍社会
女性活用 働き方改革 同一労働同一賃金
⇒「国民の老後・将来不安」 「歴史上初めての超高齢化社会」
ここに国民のエネルギーを集中させるべし
国家の在り方も見直す 成長時代の社会制度を全面改革
個人金融資産の着実な積み上がり 1989年 1,000兆円 現在1,700兆円 +700兆円/25年
この間、GDPは500兆円で横ばい リターンは低下 なぜス