大前研一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
1.超優良企業とはなにか?を考えたくて読みました。
2.超優良企業には8つの特徴があります。
①行動の重視
②顧客に密着する
③自主性と企業家精神
④人を通じての生産性向上(ここオモロい)
⑤価値観に基づく実践
⑥基軸から離れない
⑦単純な組織、小さな本社
⑧厳しさと緩やかさの両面を同時に持つ
これらが備わっていることを前提に日々の仕事をしております。そして、この条件をふまえ、超優良企業とは、新製品を生み出して利益を稼ぎ続けることに加え、あらゆる変化に対応できる器用さも兼ね備えてる企業のことを言います。
本書ではこのような特徴ある企業の成功・失敗について述べられています。
3.合理主義だけ -
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Posted by ブクログ
サラッと読めたのだけど、多くの金言が書かれてあった。子供を1人の人として尊重して、よく観察して、基本は見守り適切なタイミングでサポートをしていくって、理想だけどなかなかできない。色々あったんだろうけれど、成長した子供が客観的に総判断してくれるってほんと嬉しいだろうなぁ。個人的には女性、母親の視点が欠けていると思うところはあったので、配偶者さんの言い分、エッセイなんかあったら読んでしまうな笑。
自分の頭で考えてじっせんしてきた人ならではの説得力のあるアドバイスが多かった。子育てにもメリハリをつけて、見守り観察して、というところは常に意識していきたし。 -
Posted by ブクログ
本編の企業参謀があまりにも読みにくい文章だったので、内容をしっかり整理するために読みました。
本編に比べ圧倒的に腹落ちしやすい文章・構成ですし、全体像が掴みやすい。その上、コンサルタントの分析手法のエッセンスはしっかり入っていると思います。本編に載っていた冗ch…もとい細かい表現や詳細な例示は省かれていますが、本編の内容を100%理解して大前先生の著作の研究者になるのが目的でない限りは不要でしょう。
むしろ、この本にあるような簡単な例示で内容を理解し、日常で問題を認識して設問を設定し、その解決方法を考えるという訓練を実践するほうに重きを置くべきだと思いますし、著者も思考法を日常的に実践し習慣 -
Posted by ブクログ
日本人は戦略的思考力の欠如があると警鐘を鳴らしている本。
以下、気になったフレーズ。
・戦略的思考力の欠如がハッキリと表れるのは「やれることがあるのに大ごとになるまで何もしない」という点だ。
デシジョンが遅いのは、日本人の大きな欠点だ。長期的には「このままいけばダメになる」とわかっていながら、短期的には「もう少し今のやり方で、現状を凌いだほうがいい」という結論を出したがるという精神構造を持っている。
・ひと言で言えば、日本人は「What's if ~」(もし~だったら、どうするの?)という思考法が苦手なのだ。
・低成長が基調になってくると、ひとつの判断ミスが競争力の失墜や収益