大前研一のレビュー一覧

  • 大前研一 DX革命
    DXについて先行して取り組んでいる企業の実践例を集めた1冊。もう少し大前さん独自の見解とか考え方がボリュームあるかと思ったら、大半が各企業の方が自分のところの取り組みを話していて、そうと知って読まないと拍子抜けしそうな構成でした。自分としては、ワークマンはとても好きな企業なので事例ととして出てきてた...続きを読む
  • ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代
    2005年の本ですが、2023年に読んでも、全然古くないです。
    2005年に書かれていた通りの未来が到来していると思います。
    6つの感性「デザイン」「物語」「全体の調和」「共感」「遊び心」「生きがい」の大切さについて、説明されています。
  • 日本の論点2023~24――「超円安」「分断化」を生き抜くリスキリング革命
    ウクライナ情勢の解説が良い

    ウクライナ情勢の部分が過不足なく良くまとまっている。
    ゼレンスキーを好人物だと誤解している人は一読を。
    ほかは、選挙と宗教、安倍さんと核、マスクの人物像などが面白い。
    出版時期の関係でChatGPTの話題がないのが残念。
  • ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代
    21世紀の3つの危機
    1.豊かさ→機能だけでなく、美しさ、など重要
    2.アジア→グローバル化、日本人も出稼ぎ?!
    3.オートメーション→AI、テクノロジー


    今の仕事をこのまま続けていいか 3つチェック
    ①他の国なら、これをもっと安くやれるだろうか
    ②コンピュータなら、これをもっとうまく、早くやれ...続きを読む
  • 稼ぎ続ける力 ~「定年消滅」時代の新しい仕事論~(小学館新書)
    週刊誌の連載をまとめた本だか、示唆に富む。
    どうやって稼ぐのか、発想するのか、ヒントを得るのかがさまざまな例と共に開陳される。定年にはまだ早いとこ感じる人たちにも読んでほしい本である。
  • 新装版企業参謀 戦略的思考とはなにか
    オリジナルの本は40年以上前に書かれたものであるが、それでも今なお、変わらない企業戦略の本質が描かれている。 企業がどういう戦略を取るかを考える上での考え方についてまとめられている。
  • 日本の論点2023~24――「超円安」「分断化」を生き抜くリスキリング革命
    日本のITは、女工哀史の如く、プログラミングのスーパースターは出てこず、ひたすら下請け。
    答えを求めすぎる日本人。答えのない時代と言われて久しいが、インプロージョンと大前氏が呼ぶ、日本のうちなる崩壊を見ながら、資産を自ら守るのは自らの努力と知識からしかない。超円安時代、圧倒的に異なる通貨の価値は、日...続きを読む
  • 経済参謀 ~日本人の給料を上げる最後の処方箋~
    テーマの中では少子化問題が1番わかりやすく問題を整理できてよかった。一見既婚女性の出生率に目が行きがちだが実は出生率2を維持している。問題は結婚する人が減っていること。そこに加えて日本は子供を産むのは既婚者という戸籍制度に伴う前提条件が邪魔をしている。生涯未婚者の増加は女性の社会進出による年収増加に...続きを読む
  • 日本の論点2023~24――「超円安」「分断化」を生き抜くリスキリング革命
    習近平が敵対する政治派閥を粛清しているのを初めて知った。理念ではなく、結局権力闘争しているだけなのであれば中国もいずれ他の国と同じように政治的混乱は避けられないだろう。
    2023年はどんな年になるだろうか。日本に関しては明るい材料が相変わらずないように思える。。
  • ボーダレス ワールド
    30年以上前に書かれた本で、インターネット本格化前の世界が遠い時代でスマートフォンなど存在せず、日本にまだ"Japan as No.1"の威光があった時代。ILE圏と欧米日のトライアドはその後の世界をまさに予見している。
    現在と市場環境は全く違うのにその主張には古さを感じないどころか輝きを感じる。そ...続きを読む
  • 経済参謀 ~日本人の給料を上げる最後の処方箋~
    言ってることは「その通り!」のことばかり。

    これだけハッキリ政権批判を理路整然と出来る人は、なかなかいない。

    大前さんみたいな人が、政治家になると良いんだけれど、、、
    こんな優秀な人が若い時には、官僚にも、しがらみばかりで2世議員が蔓延る政治家にも、興味がなかったんだろうなぁ。。
  • ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代
    この本によると、これからは想像できる人、他人と共感できる人が強い世の中になるらしい。モノより経験が重視される世の中になるらしい。今の世は、モノで溢れている。。
    確かに、もう色々持ってるし、コロナになってから見栄を張るための「衣」は必要以上に要らないし、経験することに重きが置かれるっていうのがわかる気...続きを読む
  • 低欲望社会 ~「大志なき時代」の新・国富論~(小学館新書)
    衣食住にはとりあえず不自由を感じることはなく、安全な暮らしができる。だた、経済の成長は見込めず、将来についてはなんとなく不安があり、だから背伸びはせず、貯蓄を抱えて生きていく、そんな「低欲望社会」には、従来の経済学(ケインズ理論など)は効果がない。先送りされ続け、日本の長期停滞、これからさらなる縮小...続きを読む
  • 大前研一 世界の潮流2022-23スペシャル
    なんと言っても、プーチン大統領の側から見たウクライナと世界。この視点こそが、RTOCSで培ってきた思考の大事なプロセス。世界を決して片方からだけでみてはいけないなと思わせてくれる。何かを考える時、自分がどうしたい、自分から見たら不公平、負けている、劣っているなどなど。意味があまりない。日本の給料が低...続きを読む
  • 企業参謀ノート[入門編] 超訳・速習・図解
    原典の企業参謀は読んでおらず、まずはこちらから手を取った。前半は当たり前のことばかりの印象で、価値観も古臭く感じてしまう部分が多かったが、後半に書かれていたKFSの類型化が極めて役に立つ視点だったので星4つ。何だったらここだけ読んでもいいかも。
    とはいえ、全部通して読んでも2-3時間なので、興味があ...続きを読む
  • 経済を読む力~「2020年代」を生き抜く新常識~(小学館新書)
    概要
    ・日本経済を回復させる決め手は土地ボーナス
     容積率などの規制を取っ払い、住民に決めさせるべき
    ・資産家たちからの寄付を国家にさせる
     資産の50%を寄付したら、相続税などをなしにする政策が有効。

    アクションプラン
    ・大前研一の理論はとても分かりやすく明解だった。もっと大前研一の本を読んでみ...続きを読む
  • 大前研一 世界の潮流2022-23スペシャル
    耳が痛い。特に日本経済について書かれた第4章、第5章は心に響く。単に、目を背けていただけと気付かされる人も多いのではないでしょうか。
    この書が多くの既得権益に甘んじている人の目に留まることを祈念します。(そういう人らが読むとは思えませんが)
  • 考える技術
    目的
    ┗論理的思考力をトレーニングする方法を学ぶため

    エッセンス
    ┗フィールドインタビューを足が棒になるまで行う 
    膨大なデータと積み上げられた事実をもとに極めてシャープな結論を出し提言する
    プレゼンにおける提言は一つで良い

    行動プラン
    ┗新聞を読んで毎日一つ疑問を出す 5w1hで説明できるか思...続きを読む
  • 勝ち組企業の「ビジネスモデル」大全
    勝ち組企業【になるための】「ビジネスモデル」大全でしたけども。

    とはいえかつては業界をリードしてきたものの、時代の流れで業績不振に陥るなどの問題を抱えた超有名企業を、著者目線でどう立て直すか書かれていてとても面白く、勉強になりました。

    ・他の企業と合併して自社にはない技術やノウハウをもらう
    ・海...続きを読む
  • 新装版企業参謀 戦略的思考とはなにか
    理解できないことが多かった。印象的なことはKFS。これを考えることは今後社会人とて、ゲームとて何でも重要なことと思える。また読み直したい。次は理解できるように。