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1989年、「ハーバード・ビジネス・レビュー」(日本版ではない)の読者投票でトップとなった連載をベースとした大前氏の名著、電子書籍で復活。日本がまだ偽りのバブル景気に踊っていたその時に、大前氏は早くも「グローバリゼーション」ということばを使い、「従来の貿易統計が意味を持たない、国境を越えた『ボーダレス経済』」の本質を解く。本書の凄みは、20年以上も前に著者が以下のように強く告げている点にある。「本書は『ビジネス戦略』と『競争』に関する私の理解や経験を、マクロ経済問題に対する信念や分析と結びつけたものである」。グローバル経済の最前線、内外企業の企業事例と彼らの発見が多く記されている。
...続きを読むPosted by ブクログ 2011年06月17日
1989年に書かれていたとは思えないくらい、現在のグローバル化の状況を予言しています。世界がグローバル化するにつれ、供給者と消費者の情報格差がなくなり、顧客のニーズにいかに答えられるかというのが企業の存在意義になると予言されています。世界はその通りに進んでいると感じます。
印象に残った点は、グローバ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月30日
30年以上前に書かれた本で、インターネット本格化前の世界が遠い時代でスマートフォンなど存在せず、日本にまだ"Japan as No.1"の威光があった時代。ILE圏と欧米日のトライアドはその後の世界をまさに予見している。
現在と市場環境は全く違うのにその主張には古さを感じないどこ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年07月07日
1990年出版で、まだインターネットも一般に普及していなかった頃の作品ですが、グローバル経済における企業のありかたが鋭く語られていて驚きでした。特に、現地法人におけるビジネスは徹底して、現地のニーズをくみ取らなければならないこと。しかし、組織においては、裁量権を現地法人に与えつつも、その前提として本...続きを読む
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