大前研一のレビュー一覧

  • 第4の波 ~大前流「21世紀型経済理論」~
    最近読んだ本の中では、一番内容的に面白く、スラスラ読めた。世界の経済情勢と日本企業の衰退、世界と日本の賃金格差、アメリカ利上げの狙い、日本人の将来不安の理由、尖らせる経営戦略「スパイク型」、ユニクロ、NTTの話、子供からスマホを取り上げるのではなくスマホを使って新しい事をさせる等、内容盛りだくさんで...続きを読む
  • 考える技術
    考える技術
    著:大前 研一
    講談社文庫

    日本企業では往々にして過去の成功体験や経験則に基づく、思い込み、がビジネスを支配している
    知的に怠惰な人間は生き残れない
    マッキンゼーの日本支社長までやった筆者の問題解決のための手法

    気になったのは以下

    ■問題解決のための思考

    問題を解決するために、私...続きを読む
  • 経済参謀 ~日本人の給料を上げる最後の処方箋~
    一貫して先を見る力が次のビジネスに必要である。そして国ではなくマーケット別に考えるところは今更ながら気付かされました。一つの業界の習慣にのまれないように先を見る力!
  • 日本の論点2023~24――「超円安」「分断化」を生き抜くリスキリング革命
    日本の論点。 政府や企業に頼るだけではこの先の未来は見えなくなる。 もしくは考えなくなりますね。それだと国力もそうですが、自分自身が楽しい毎日を送れなくなりますね。 そうならないためにも、自分で仕事をするなら何をするかを明確なビジョンを持つべきだと改めて思い起こされました。
  • 第4の波 ~大前流「21世紀型経済理論」~
    久々の大前さんの著書を読みましたが、何十年経とうとも今の最先端を体験して自分の言葉で話す力は年齢は関係なく興味を持つと言うことを体現していますね。 私も行動しないと!
  • 日本の論点2023~24――「超円安」「分断化」を生き抜くリスキリング革命
    ●HKよりも遥かに為になります。国内の政治の相談役やアジア諸国で外交アドバイザーをやられていただけあって、文章に説得力があります。

    岸田さんになって外交力が益々落ちたこと、アメリカに追随するのではなく、国として意志を持って外交して欲しいと思った。日本の政治はトンチンカンで期待できないと再認識した。...続きを読む
  • 経済参謀 ~日本人の給料を上げる最後の処方箋~
    御年80歳。日本をよくするための提言を数十年にわたってし続けているにも関わらず、いまなお変わらない政治への苛立ちが伝わってくる。

    少子化対策、教育改革、国家論の3テーマ。

    戦後に機能した教育と、今必要な教育は、当然ながら異なる。突出した個を育てる、個別カリキュラム、考える力を育てるなど。クリエイ...続きを読む
  • 世界の潮流2023~24
     大前研一氏の知性が詰まった2023年のキートピックス。
     まず、最も大きなところは、地政学リスクの顕在化。ロシアーウクライナ問題、中国による台湾リスク、日本にとっての北朝鮮である。ロシアウクライナは、戦争でありながら、経済制裁に伴って石油だけでなくサプライチェーンを大きく揺るがしている。戦争の終わ...続きを読む
  • 第4の波 ~大前流「21世紀型経済理論」~
    農業革命、産業革命、情報革命、3つの革命の次に来ている今は、AI&スマホ革命である。
    日本人の生産性の低さ、それと同時に世界に遅れをとっている平均給与。工業化に一気に乗ったがために、情報革命で完全に乗り遅れて、重厚長大な産業が牛耳ったから、他の伸びている国がとっているような機動的な体制がとれなかった...続きを読む
  • ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代
    自分の仕事が、自分の事業が、自分の会社が、グローバリズムの広がりとコンピュータが台頭する中で少しでも長く生き延びるための指針を得ようと読んだ。その上で「生き残るための3つの問い」を立てた。

    1 自分のこの仕事は、他の国ならもっと安くできるだろうか?
    2 自分のこの仕事は、コンピュータならもっと早く...続きを読む
  • 日本の論点2023~24――「超円安」「分断化」を生き抜くリスキリング革命
    さすが大前研一氏 スケールが「宇宙」「50年先」が当たり前 国内には居ない
    野口悠紀雄先生も超一流の「国士」だが、どうしても日本に偏ってしまう
    時代はまさに「地球レベル」どの国も世界に先んじようと必死 日本だけ蚊帳の外
    江戸時代の泰平を満喫し、日々の瓦版で一喜一憂している
    1.Digital革命 な...続きを読む
  • 経済参謀 ~日本人の給料を上げる最後の処方箋~
    こういう提言をなぜ、政府は取り入れられないんだろう、と思うほど、キレた提言ばかり。結局は「やる気がない」ように映るけど、そんな政府を選んでるのはひとりひとりの日本国民なんだから、自民党公明党を指示する人が多いのは、茹でガエルの現状に頬かむりして現状を維持したいからなんだろう。
    現状を維持するために、...続きを読む
  • 新装版企業参謀 戦略的思考とはなにか
    戦略的思考とは、既存のシステムをものの本質に基づいて分解した上で、各々の持つ意味合いを自らにとって最も有利になるように再構築、攻勢に転じるやり方である

    戦略の基本は、世の趨勢を見極め、うまく利用し、競争相手との差が最大になるよう自社のケイパビリティを最大限活用する


    そのため、製品・市場分析は肝...続きを読む
  • 経済参謀 ~日本人の給料を上げる最後の処方箋~
    大前研一氏の集大成的な本。企業参謀のコンセプトを国に当てはめる形で、提言する。まさに、自身が国家の参謀ならば、というRTOCS的な考え方。
    基本的には、日本の根本的な問題は教育にあると捉えている。義務教育は、本当に無駄かつ誤った方向に向かわせている。北欧、韓国など各国の例も、国家ぎ向かう方向を明示的...続きを読む
  • 大前研一の今日から使える英語 「自信がない」ビジネスマンにすぐに効く英語のコツ
    ビジネス英語とは、なんぞや。海外のノンネイティブは、どのような形でコミュニケーションを取っているのか知る事が出来る1冊。この本を読んだのち、英語の勉強をした方が良いと思う。あと、即効性のあるフレーズもあり実践性の高い本。
  • 大前研一 世界の潮流2022-23スペシャル
    いつも通りの大前節炸裂。ウクライナ問題や中国など、取り上げるテーマは他の論者と同じですが、必ず違う視点をもたらしてくれて、非常に参考になります。
  • 経済参謀 ~日本人の給料を上げる最後の処方箋~
    キレキレの大前節、炸裂と言った感じですが、ご本人も書かれている通り何年も前から同じことを主張されており、既視感があります。大前さんの物言いもグチめいてきているような気がします。変われない日本、このまま世界の二流国になり果ててしまうのでしょうか。
  • 遊ぶ奴ほどよくデキる!
    人生に遊びをどうくみこんでいくか、これについて考えていた自分にはドンピシャの内容

    ・計画的に遊びの予定を立てる
    ・教育に関して、全て公立で学費を浮かすと言う考え方もある。マイカーもいらない
    ・自分にとってのマイセン(=本当に欲しいもの)にお金を使おう




    本場に行こう

    数行でいいから趣味日記...続きを読む
  • 稼ぎ続ける力 ~「定年消滅」時代の新しい仕事論~(小学館新書)
    いつもモチベーションを高めさせてくれる著者大前研一さん、まさに今年50歳を迎える自分への指南書としてこれからやるべきこと、資産形成や第一ステージ退職後のプラン形成のヒントとなること満載の著書だった。特に具体的に月15万円今のうちに副業で稼げるようになるための事例は現実的で構想のヒントとなった。まずは...続きを読む
  • ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代
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    ハイコンセプト/Daniel Pink 著.

    Daniel Pinkさんの本は本当に面白い。
    訳者の人も相当優秀なんだろうけど、原書ならもっと面白いんだろうか。
    英語勉強して、洋書読みまくりたいなぁ。

    これからの正解のない時代には、右脳をいかに使うかが大事らしいです。
    右脳は全体を捉えたり、...続きを読む