大前研一のレビュー一覧
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1989年に書かれていたとは思えないくらい、現在のグローバル化の状況を予言しています。世界がグローバル化するにつれ、供給者と消費者の情報格差がなくなり、顧客のニーズにいかに答えられるかというのが企業の存在意義になると予言されています。世界はその通りに進んでいると感じます。
印象に残った点は、グローバ...続きを読むPosted by ブクログ -
自称「遊びの達人」の著者による、人生を楽しむための指南書。
オンとオフのスイッチを切り替えることは大切だと感じていたのだが、著者はオフもだらだら過ごすのではなく、計画的にオンのスケジュール管理のようにすべきだとのこと。
著者は何カ月先の美容院、エステなどのバニティディを決め、イベントやサークル活...続きを読むPosted by ブクログ -
震災直後に披瀝された著者の見識に感銘を受けて、ここ10年の著作をまとめ買いしています。
学生時代に「平成維新」を読んで以来、週ポスのコラム程度でしか著者を知らなかったが、何冊か読んでみて深い見識と提言力に脱帽。さすが英エコノミスト誌で「世界のグル5人」に選ばれるだけはあります。
本著は2001年...続きを読むPosted by ブクログ -
大前さんは古い本の方が面白い(最近の本はレポート系か日本を憂いているものが多い。)
戦略とは何かという話がメインだが、随所におっと思わせる面白い考察がある。
BCGのPPMの批判は面白い。
多角化を目指す企業にとって"負け犬"にあたる事業は縮小、撤退をするというのは有名な話だが、これって財務的な観...続きを読むPosted by ブクログ -
「いま読んでる」と言うのは何度読み返しても得るものがある、という意味において。
原文は1983年頃のアメリカの経営者向けのものであり、1970年代~1980年代の日本企業全体のビジネスモデルを紹介した内容を、逆輸入として日本語版に訳したという代物。
従って例示される成功事例は過去の遺物(執筆時点...続きを読むPosted by ブクログ -
文章からもとんでもない人だなというのが伝わってくる。その圧倒的なパワーのおかげで一気に読み終える事が出来た。そしてすぐに自分の行動を変える事が出来る本です。Posted by ブクログ
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非常に先見性を感じた本
要点を箇条書き
トフラーが「第三の波」で書いた
第一の波 農耕社会
第二の波 産業社会
第三の波 情報化社会 の次にくるのが
第四の波 コンセプト社会
この社会において自分の仕事が以下の3つに該当するか考えてみる
・よその国、得に途上国にできること...続きを読むPosted by ブクログ -
著者は多くの書を上梓しているが、「常に10年先のビジネスの形を考える」といった旨のことを自著の中で繰り返し主張している。著者がマッキンゼー時代、ナレッジマネジメントを導入したことが成功体験としてあることだけが理由ではなく、あらゆるビジネスにおいて成功を求めるには、リスクを負ってでも常に先見性を求める...続きを読むPosted by ブクログ
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久しぶりに読みたくなりました。普遍的なことを論じるには英語はよい言語なのでしょう。1990年というコンテクストを20年振りに経験することも今を考えるうえで役立つと思ったりします。Posted by ブクログ
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これからはインターネットの世界である。インターネットの世界では、情報の8割が英語で発信されており、情報発信という観点では日本の存在感は埋没しかねない。
また、情報化社会では、常に「どうして?」という疑問を持ち、自ら考えて物事を解決する力が必要になる。
常に勉強し、定期的に自己否定をすることで、自...続きを読むPosted by ブクログ -
サラリーマンをしている人にはかなり厳しい内容。
この本を読むと危機感がレッドゾーンになります。
思考の型を身につける
⇒もし○○だったらを繰り返すPosted by ブクログ -
内容紹介
成田空港が開港し、ガルブレイズの『不確実性の時代』がベストセラーとなった1978年(昭和53年)夏、軽井沢の万平ホテルで、経営者約40名を招待して開催された会合があった。「トップマネジメント・コンファレンス──新たな構想を築くために」──主催は、東京事務所開設8年目を迎えたマッキ...続きを読むPosted by ブクログ -
本書は、マッキンゼーとして、そして戦略コンサルティングの一つの節目として
出版されたものである。もちろん、大前氏も執筆に加わっている。
経営戦略を語る上で、戦略コンサルティングファームほど適した組織はないだろう。
本書の内容は、昭和53年に各大手企業のトップに向けて行った講演の内容を
改めて編集し...続きを読むPosted by ブクログ -
出版社/著者からの内容紹介
21世紀にまともな給料をもらって、良い生活をしようと思った時に何をしなければならないか。本書はこの「100万ドルの価値がある質問」に初めて真っ正面から答えを示したアメリカの大ベストセラーである大前研一
目次
第1部 「ハイ・コンセプト(新しいことを考え出す人)」...続きを読むPosted by ブクログ -
古い本ですが、何度も読み返しており、今でも私のバイブルです。いろんなビジネス書を読みましたが自分の考え方の機軸になっているものは、この本の影響が大きいです。
内容(「MARC」データベースより)
永遠に成長し続ける組織を創る超優良企業8つの条件とは? 100万人以上のビジネスマンが読んだ世...続きを読むPosted by ブクログ -
『知的ホワイトカラー』になるためにどうするか、ということが書いてあります。
要は今までのような生き方ではホワイトカラーもブルカラー同様に定型作業をするだけになるので、そこから脱却するためにはということです。
この本はアソシエの勝間さんのコーナーで紹介されていたのですが、書かれたのは99年、つまり1...続きを読むPosted by ブクログ -
BBT(MBA)1年次後期テキスト。
ビジネス新大陸とは?この違いを知ることは極めて大きい。
銀行という古い業態に居るとなかなか気付かない時流のすさまじい変化。変化とキーワードを抑える事で、世の中に起きている事、今後の方向性が大きく見えてくる。Posted by ブクログ -
本書は幻の名書と言ってもいいだろう。著者は大前氏である。実は本書、アメリカで先に
出され、それが逆輸入という形で邦訳されて日本に入ってきた。しかも、大前氏が邦訳
したのではなく、他者が行っている。異例過ぎるだろう(笑)
(大前研一氏の経歴は省く)
内容は、企業参謀をもう少しかみ砕いて焼き直したって...続きを読むPosted by ブクログ -
「起業・新事業成功」の戦略、手法のすべてがわかる画期的実戦書!大前研一、
竹内弘高、高橋俊介、小川政信…最強の講師陣が、事業創造の基礎知識、立ち上げ 、育成、成長の各ステージについて、成功ノウハウと必須スキルを伝授する。Posted by ブクログ -
印象に残っている箇所抜粋。?仕事で辛いことがあって思い詰めてしまいそうなとき、「あそこに行ってみよう」と思えるような、視点をガラリと切り替える「お馴染みの場所」を持っているかいないかでは雲泥の差がある、と。自身では、高いところから東京を見下ろせる場所がこれに当たるのかなと思う。東京タワーだったり、六...続きを読むPosted by ブクログ