【感想・ネタバレ】ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2020年04月06日

テクノロジーの発達に伴い、情報を入手する手段は飛躍的に広がったものの、その情報シャワーの中から、人間の心に刺さる、そして、行動を変える、促すような、情報を投げるのは、きわめて難しくなっている。

そんな中で、どんな考え方、能力が必要か、脳の使い方から論じてくれるのが、このダニエル・ピンクの一冊である...続きを読む

だいぶ前に読んだのだけど、定期的にページをめくりたくなる、定期的に「6つのコンセプト」を戒めたくなる、座右の1冊といっても過言ではない。

常に心に刻んでいる、私にとっての重要なフレームワーク。
以下、抜粋:
『新しい時代を動かしていく力は、これまでとは違った新しい思考やアプローチであり、そこで重要になるのが「ハイ・コンセプト」「ハイ・タッチ」である。』

1. 『「ハイ・コンセプト」とは、パターンやチャンスを見出す力、芸術的で感情面に訴える美を生み出す能力、人を納得させる話のできる能力、一見ばらばらな概念を組み合わせて何か新しい構想や概念を生み出す能力などだ。』
2. 『「ハイ・タッチ」とは、他人を共感する能力、人間関係の機微を感じ取る能力、自らに喜びを見出し、また他の人々が喜びを見つける手助けをする能力、そしてごく日常的な出来事についてもその目的や意義を追求する能力などである。』

『これから求められる6つのセンスとは、
1.機能だけでなく、「デザイン」
2.議論よりは、「物語」
3.個別よりも、「調和」
4.論理ではなく、「共感」
5.まじめだけでなく、「遊び」
6.モノよりも、「生きがい」』

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年10月13日

左脳がが不要になったわけではないが、モノを差別化することが難しくなった世の中で、一体何で差別化を図るか、その答えがこの本で主張されているコンセプトを作る力だ。
コンセプトを作るのは右脳で、その力をどう伸ばすかが書いてある。
今更だったけど、読んで正解だった。

このレビューは参考になりましたか?
ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年10月14日

2019/12/16 再
左脳は逐次的に
右脳は全体的に、瞬時に

左脳は一つの答えに集中し、
右脳は統一的全体へと分散していく
左脳はカテゴリーに、右脳は関連性に焦点を絞る

遊びの逆は仕事ではない。抑鬱だ。

メモ
・新しい時代:新しい全体思考が必要とされており、 非直線的、直感的、本能的、包括...続きを読む的、そして全体に機能する「右脳的」特質が重要になる
・新しい時代を動かす力:「ハイ・コンセプト」と「ハイ・タッチ」
・「ハイ・コンセプト」
   −パターンやチャンスを見出す能力
   −芸術的で感情面に訴える美を生み出す能力
   −人を納得させる話のできる能力
   −一見ばらばらな概念を組み合わせて何か新しい構想や概念を生み出す能力 など
・「ハイ・タッチ」
   −他人と共感する能力
   −人間関係の機微を感じ取る能力
   −自らに喜びを見出し、また、他の人々が喜びを見つける手助けをする能力
   −ごく日常的な出来事についてもその目的や意義を追求する能力 など (p29)
・左脳は1つの答に集中し、右脳は統一的全体へと分散していく。左脳はカテゴリーに、右脳は関連性に焦点を絞る。左脳は細部をとらえることができるが、全体像を見ることができるのは右脳だけ (p57)
・農業の時代(農夫)⇒工業の時代(工場労働者);肉体に頼り築かれた経済
⇒情報の時代(ナレッジ・ワーカー);左脳に頼り築かれた経済
⇒コンセプトの時代(クリエイター、他人と共感できる人);右脳主導思考を身に付けている
(p99)
・これから求められる、ハイ・コンセプトでハイ・タッチな感性
1.機能だけでなく「デザイン」
2.議論よりは物語
3.個別よりも「全体の調和」
4.論理ではなく「共感」
5.まじめだけでなく「遊び心」
6.モノよりも「生きがい」 (p122)

・物語
  −感情によって豊かになった文脈 こそ、物を語る能力の本質(p170)
  −物語は「ハイ・コンセプト」と「ハイ・タッチ」が交わるところにある。/ある物語を別の文脈の中で説明することで、より明確にそのことを理解させてくれる(ハイ・コンセプト)/必ず感情的な効果が盛り込まれている(ハイ・タッチ) (p170)
  −人は病気になったとき、自分の身に起こっていることを物語の形で理解する。我々が医師として治療や処置をする能力は、患者の物語を正確に認識する能力と密接な関係がある(p187)

・調和
  −フェデックスのロゴの中にあるネガスペース
  −絵を描くことは、おもに「関連性を見ること」(p211)
  −『パターン・レコグニション』ウィリアム・ギブスン
  −チクセントミハイ 境界を超えられる人 精神面が中性的な人は事実上対応のレパートリーが倍になるのでより豊かな視点で世間の人々と交流でき、多様なチャンスを手に入れることができる
  −コンセプトの時代には「各関係の間の関連性」をつかむ能力が必要とされる。この包括的な能力は「システム思考」「ゲシュタルト(経験の統一的全体)思考」「ホリスティック(全体論的)思考」などと呼ばれている。ここでは「全体像を見る能力」(p223)
  −ダニエル・ゴールマン「一般人と卓越したリーダーを分かつものは、1つの認知力でしかなかった。それは、パターン認識力だ。全体像をとらえて考えることで、周囲をとりまく多種多様の情報から意義のあるトレンドを選び出し、将来に向けての戦略的思考ができる」(p225)

・生きがい
  −迷宮(メイズ)は解決するパズルだが、迷路(ラビリンス)は動く瞑想だ。迷宮では方向感覚が失われるが、迷路は中央に向かっている。迷宮では道に迷うが、迷路では自分を見失うことがある。迷宮は左脳を働かせ、迷路は右脳を解放する(p331)

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2018年09月01日

発売から13年経った2018年時点で、課題として全体的なコンセンサスが取れてきた内容。2005年の時点でこれだけ分かりやすく示唆がまとまっていること、13年後になっても色褪せない内容なこと。凄い。
日本で話題として薄いが、ストーリーの重要性はここで語られている程大事に捉えていなかったこともあり、勉強...続きを読むになった。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2018年07月05日

自分が左脳タイプ・右脳タイプどちらかを理解して、自分と違うタイプの人を見つけて対話をすることによってアイデアを高めていく。
物語というのは人間の思考が生み出した、理解するための基本的道具。物語のない人間社会など一つも存在しなかった。
現代はうんざりするほど選択肢や刺激があふれているので、物事の全体像...続きを読むをとらえる力、本当に重要なことを見極める力が個人の幸福を追求する上で決定的な強みとなる。この調和の能力を理解し、高めるための最良の方法は、絵の描き方を学ぶこと。
絵を描くことは、おもに関連性をみること。
多くの場合、見たものを描いていなくて、子供の頃から記憶している象徴的イメージを描いてしまう。
絵を描き始める前にその絵をさかさまにする。そうなると何を描いているか分からなくなるので、左脳をあざむき、右脳のための道筋をはっきりさせられる。そうすれば頭は物事の関連性を自由にとらえ、それらを全体像に統合することができる。
成功する可能性が大きい人の3タイプ:境界を超えられる人、発明できる人、比喩を作れる人
パターン認識の重要性
偉大な人は中性的。精神面が中性的だと事実上のレパートリーが倍になるので、より豊かな視点で世間の人々と交流でき、多様なチャンスを手に入れることができる。
雑誌売り場は勉強の場。調和力のエクササイズになる。これまで気にもとめなかった雑誌を買う。
素人の強みを活かす:間違えると分かっていても、自由に動き、心が語りかける声を聞き、学び、行動する。
大頬骨筋は本人の意志に従うが、眼窩筋はこころが楽しい感情で満たされた時のみ動く。本当の喜びを表す笑顔を意識的には作れない。つまり見せかけの共感を示すことはできない。
本能を信じて。釣り竿を握った時に魚がかかったかどうか分かるそのフィーリング。
インドのバンガロールにいる放射線技師でもX線写真は読める。でも光ファイバーでは共感ー体に触れ、つきそい、慰めを与えることーを伝えることはできない。
仕事と遊びの組み合わせ。何事も楽しんでやらなければ、まず成功しない。遊びと仕事の一体化。遊びの逆は仕事ではない。抑うつだ。遊びとは、自分の見通しが確実であると信じているかのように行動で表現し、意志を強く持ち、それに打ち込むことである。
物質主義的価値観から意味的価値観への移行。生きがいが最も中心的な側面となった。精神性をまじめに考えること、幸福について真剣に考えること。
科学と仏教はとてもよく似ている。どちらもリアリティの本質を探ろうとし、人類の苦しみを軽減することを目標としているから。
働く理由の第一は物質的利益にあったが、近いうちに仕事の結果を楽しむことに取って代わられる。意義の追求。自分の最も得意とする事を知り、それを自分よりも大きな何かのために活かすこと。
20-10テスト:自分の銀行口座に20億円以上あって、あと10年も生きられないとしたら、今やってることをやり続けるだろうかと自問する。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2018年03月24日

左脳主導型能力を図るのが、大学受験。事務処理能力を図る場所
右脳はメタファーを司る⇦俺がメタファーに強いのもそれが理由かもしれない。

ハイタッチとハイコンセプト。これをできる人の価値が上がるのだ

物語で伝える。物語として把握する。
システム思考。これをできると素晴らしい。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2020年01月07日

大前さんの本は個人的に学びが多くて好きで何冊か読ませてもらってますがこの本は自分が「新しいこと」を考えるのが好きだったのもあって手に取りました。

「この人はどんな風に新しいことを考えるんだろう」「この人がいう新しいことを考えるってどういう意味だろう」、そんなことに興味があったので。

読んでみた感...続きを読む想ですが、とっても良かったです。直観的な動き方、考え方をしてる人、あなたの時代が来ますよ!^^


「新しい時代」といってもこれまでのやり方がガラっと変わるわけではなく、これまでに積み上げてきたものをよりレベルを上げていくには新しいことをする必要があって、そのためにはこれまで後回しにされてきた要素がこれからは差別化要因として注目を浴びていくし、これまで「これができる人がすごい人」と言われていたことは変わっていくってことでした。

何年か前からそう感じていたし、だからこそIT業界に身を置きながら一見関係のなさそうなことも自分としては必要になるタイミングが来ると思って取り組んできた。
結局、「できなくていい」っていうことは一つもなくて、「(こっちと比べると)重要度を落とさざるを得ない」ってことがあっただけなんだと思います。
全部できた方がいいに決まってるし、「できるけどやらない(もっと得意な人がいるから任せる)」ってことがあっても「できないからやれない(からできる人に任せる)」になっていたら、後手にまわっていくのかなと思います。

自分の可能性を限定しないこと。自分で経験することを大事にすること。
そういうことを大事にしながら、クリエイティブとか遊ぶことを楽しんでいければいいのかなと思います。
これからに活かせそうな1冊でした。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2017年10月14日

これから必要な6つの感性(センス)は、共感できる部分も多い。時々読み返して思い出したい本。

これからのビジネスマンを脅かす3つの危機とは、「豊かさ」「アジア」「オートメーション」である。 (p66)
この新しい時代を動かしていく力は「ハイ・コンセプト」「ハイ・タッチ」だ。必要な力は「左脳主導型思考...続きを読む」から「右脳主導型思考」へ移行している。


(p28)
「ハイ・コンセプト」とは
 ・芸術的・感情的な美を創造する能力
 ・パターンやチャンスを見出す能力
 ・相手を満足させる話ができる能力
 ・関連性のないアイデアを組み合わせる能力

「ハイ・タッチ」とは
 ・他人と共感する能力
 ・人間関係の機微を感じとれる能力
 ・自分自身の中に喜びを見出し、他人にもその手助けをしてやれる能力
 ・ありふれた日常生活に目的と意義を追求できる能力


これから求められる「6つの感性(センス)」とは
①機能だけでなく「デザイン」
②議論よりは「物語」
③個別よりも「全体の調和」
④論理ではなく「共感」
⑤まじめだけでなく「遊び心」
⑥モノよりも「生きがい」

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年01月16日

非常に先見性を感じた本
要点を箇条書き

トフラーが「第三の波」で書いた
第一の波 農耕社会
第二の波 産業社会
第三の波 情報化社会 の次にくるのが
 
第四の波 コンセプト社会

この社会において自分の仕事が以下の3つに該当するか考えてみる

・よその国、得に途上国にできること...続きを読むでないか
・コンピュータやロボットにできることではないか
・反復性のあることではないか
3つの危機(アジア、オートメーション、アジア)

このような仕事だと海外orコンピュータにもってかれる可能性があります。具体例は本書を

では創造性だとか刷新がが求められる社会に必要な力は

�機能  →デザイン
�議論  →物語
�個別  →全体の調和
�論理  →共感
�まじめ →遊び心
�もの  →生きがい

である。
今、欧米ではMBA以上にMFA (美術修士号)がより注目を集めているらしい。

デザインとはビジネスであり、ビジネスとはデザインである。

本書の例にもあるようにナレッジワークと呼ばれる会計や簡単な問診であればコンピュータでもできる時代になるかもしれない(やや誇張もあるが)

であるならば人間にしかできないことは何かといえば

考えること、アイデア、芸術→コンセプト
左脳思考よりも右脳思考(感情を読み取る力が優れた女性の時代が到来か)

おそらく10年もたてば、この考え方が本当に重要になるだろう。

就職活動の際、にもこの切り口で仕事を見ていきたいと感じた。かなり左脳的というか�から�まで旧来の方に当てはまる感じなので(�はもはや崩れたと思うが笑)、6つの感性を意識していきたい。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年06月02日

出版社/著者からの内容紹介

21世紀にまともな給料をもらって、良い生活をしようと思った時に何をしなければならないか。本書はこの「100万ドルの価値がある質問」に初めて真っ正面から答えを示したアメリカの大ベストセラーである大前研一
目次
第1部 「ハイ・コンセプト(新しいことを考え出す人)」...続きを読むの時代(なぜ、「右脳タイプ」が成功を約束されるのか
これからのビジネスマンを脅かす「3つの危機」
右脳が主役の「ハイ・コンセプト/ハイ・タッチ」時代へ)
第2部 この「六つの感性」があなたの道をひらく(「機能」だけでなく「デザイン」
「議論」よりは「物語」
「個別」よりも「全体の調和」
「論理」ではなく「共感」
「まじめ」だけでなく「遊び心」
「モノ」よりも「生きがい」)

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2020年02月27日

これまでは左脳的な、ロジカルで筋の通ったモノ・コト・能力が求められていたが、これからは右脳的な、感性に訴えかけるようなモノ・コト・能力が求められる。ただ、それはこれまでの左脳的なものを否定する訳ではなく、左脳的なものが前提となる。左脳的なだけではテクノロジーに取って代わられるからだ。これからは機能的...続きを読むで、かつアーティスティックでなくては淘汰されてしまう可能性が高い。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年10月28日

出版当時よりはるかにオートメーションとSNSが発達し、新たなビジネスモデルがいくつも生まれた。
本書は10年以上前の本であるが、時代を生きる者へエッセンスを教えてくれる。

各方面で言われるように、ロジカルな左脳型だけでなくアートや直感的な右脳型が求められるようになった。本書ではこれを実用性と有意性...続きを読むという表現をしている。実用性・機能性だけでは安価な労働力で量産するアジアに勝てない、共感・ストーリーを与える有意性が差別性を生む。ただ作るだけでは勝てないことを理解しなければならない。


海外の安い働き手にはできないようなレベルの仕事をする必要がある。業務を処理することよりも人間関係を結ぶこと、ルーチンワークをこなすことよりも斬新な課題に取り組むこと、1つ1つの要素を分析することよりも全体をまとめ上げること。

農業の時代→工業の時代→情報の時代→コンセプトの時代

今の仕事をこのまま続けていいかー3つのチェックポイント。・他国ならこれをもっと安くやれるだろうか、・コンピュータならこれをもっとうまく、早くやれるだろうか、・自分が提供しているものは、この豊かな時代の中でも需要があるだろうか

6つのセンスで道を開く
・機能だけでなくデザイン
・議論よりは物語
・個別よりも全体の調和
・論理ではなく共感
・まじめだけでなく遊び
・モノよりも生きがい

デザインの最もシンプルな形とは、解決策を生み出すための活動である。デザインとは誰もが毎日やっていること。デザインは実用性と有意性で構成される。ほとんどは実用性止まりだったが、有意性が求められるように。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年08月12日

右脳主導型から左脳主導型への転換。
人から「論理的だね」や「頭がいいね」とかよく言われる人におすすめなのかなと思ったり。

抽象度がとかく高い本なので、自分の仕事やビジョン間にづ落とし込むか、考えるまでがワンセットかなーと。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年05月28日

AIによる機械化、グルーバル化に伴う人件費の低コスト化がより進行していく中で、単純労働だけでは生きづらい世の中になっていくことが、わかりやすく解説されています。

今まで重宝されてきた、資格や技術といった分野(ハードスキル)は機会に代替され淘汰されていくからこそ、リーダーシップや人と縁を紡ぐ力(ソフ...続きを読むトスキル)を身につけることの重要性を提唱しています。

時代の変化が早いからこそ、
時代に左右されることのない、人間にしかできない仕事・能力を磨いていくことが、
これからの時代を生き抜いていく上で、とても重要になってきそうですね。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年04月13日

2005年に書かれたことが最大の価値

佐宗さんの直感と論理をつなぐ思考法を読んでからこの本に辿り付きました。

直感と論理のほうがわかりやすく、時代に合う形で書かれているのでこの本を読まなくていいかなと。

とはいえリーマン前、日本のスタートアップ投資もまだ出ない時代、デザインファームも日本では認...続きを読む知されてない時代にこの内容ですよ??

素晴らしい本



このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2018年10月23日

ドラッカーやトフラーが予言し、出現した「知識社会」。この社会構造の変化にいち早く対応したアメリカが繁栄を手にした。しかし、繰り返し可能な知識(形式知、例えば、単純なアプリケーションソフトや税務申請書)は、賃金が安く知識レベルの高い国(インドや中国)にアウトソースされたり、ソフトで代用されることにより...続きを読む、この国家的繁栄は、必ずしも個人には当てはまらない。この本では、ポスト知識社会が「ハイ・コンセプト社会(暗黙知、複雑知)」であることを予言し(当たり前だが)、その中で個人がいかに社会の中で自分のポジションを作り出すかについて言及している。面白くないが、自分の賃金の妥当性に自信の無い方にお勧めする。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2018年10月21日

"これまでの、効率化、大量生産を是としてきた20世紀から21世紀となり、これからの時代はどんな時代になるかを、個人の役割に落とし込み描いたのが本書。
ハイコンセプトの時代と命名し、これからの社会に必要とされる能力を提案している。
左脳よりどちらかというと右脳がつかさどる能力が今後必要な能力...続きを読むだと喝破している。

まず自分の仕事を振り返り以下の質問に答えてみる
?この仕事は、他国ならもっと安くできるだろうか?
?この仕事は、コンピュータならもっと速くできるだろうか?
?自分が提供しているものは、豊かな時代の非物質的で超越した欲望を満足させられるだろうか?

当て張るのであれば、以下の従来とはまったく違うアプローチで仕事を見つめてみよう。

1.機能だけでなく「デザイン」
 ・気になったデザインは忘れずに記録してみる
 ・デザイン誌に触れる
 ・美術品を見に行く。ミュージアム

2.議論よりは「物語」
 ・ミニミニ短編小説を書いてみる
 ・自分史を語る
 ・質の良い短編を読む
 ・物語の完成を磨く書物
  Story-Substance,Style,and the Principles of Screen-writing
  マンガ学-マンガによるマンガのためのマンガ理論
  千の顔をもつ英雄

3.個別よりも全体のシンフォニー(「調和」)
 ・優れた交響曲を聞く
 ・気にも留めなかった雑誌を購入、じっくり眺めながら自分の生活、仕事との関連を探す
 ・バランスを高める書物
  Beethoven's Anvil: Music in Mind and Culture
  Powers of ten 宇宙・人間・素粒子をめぐる大きさの旅
  レトリックと人生
  No Waste
  How to see-A Guide to Reading Our Man-made Environment

4.論理ではなく「共感」
 ・ポール・エクマン博士の本を読む
 ・演技力は大事
 ・ボランティアの効用

5.まじめだけでなく「遊び心」
 ・世界笑いの日

6.モノよりも「生きがい」
 ・生きがいを考える書物
  夜と霧
  世界でひとつだけの幸せ
  フロー体験:喜びの現象学
  このつまらない仕事を辞めたら、僕の人生は変わるのだろうか?
  心はマインド・・・「やわらかく」生きるために
  ダライ・ラマ 心の育て方"

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2018年01月29日

知識集約型の産業を育成するために、均質かつ従順な労働力を偏差値教育によって生み出し、前の時代には効率的かつ上り調子でなかった社会、そして企業の仕組みを生み出した日本。
これからの時代は、インドや中国、そしてさらに未来になると、アフリカから、グローバルスキル(例えば、英語を流ちょうに話し、文化的衝突に...続きを読むうまく対応できるとか)を持ち、しかもオフィスワークでは日本人とそん色ないか、あるいはさらに起用に仕事をこなす知能レベルの人間が、どんどんと労働市場に参入してくる。
また、人間の左脳は、もはやAIに置き換えられてしまうという可能性するある。
そんな時代において、大事になるスキルは、右脳、つまりは感性であったり、創造力、共感力といった、人間的なスキルなのである。
もはや、プログラミングなどのコンピュータスキルですら、自動化の枠組みに組み込まれていくかもしれないのdから。
そういうことがよくわかる本でした。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2017年12月10日

ガチガチにロジカルな仕事を志していたけれど、なんか違うなと思っていた時に読んでパラダイムがシフトした

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2017年03月21日

読書会に参加するために購入し、読破。書いてある内容はいたってシンプルで当たり前のことだから、非常に内容が入ってきやすい。
でもこれを2005年に出版してるということ自体が凄いことなんだろーなー。

このレビューは参考になりましたか?