【感想・ネタバレ】大前研一 デジタル・ディスラプション時代の生き残り方のレビュー

あらすじ

【内容紹介】
これまでの産業はアナログ技術を前提に成り立っていたが、産業のデジタル化が進むにつれ、あらゆる業界に変革が求められる時代になった。
特に、デジタルテクノロジー企業の進展で、産業の仕組み、儲け方がこれまでと大きく変わってきている。
デジタル・ディスラプション時代に私たちはどうビジネスの仕組みを考え、生きていけばいいのか。
本書には、その答えが書かれている。

【著者紹介】
大前研一(おおまえ・けんいち)
株式会社ビジネス・ブレークスルー代表取締役社長
ビジネス・ブレークスルー大学学長
早稲田大学卒業後、東京工業大学で修士号を、マサチューセッツ工科大学(MIT)で博士号を取得。
日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、現在(株)ビジネス・ブレークスルー代表取締役社長、ビジネス・ブレークスルー大学学長。
著書に、『「0から1」の発想術』『低欲望社会「大志なき時代」の新・国富論』(共に小学館)、『日本の論点』シリーズ(小社刊)など多数ある。
「ボーダレス経済学と地域国家論」提唱者。
マッキンゼー時代にはウォール・ストリート・ジャーナル紙のコントリビューティング・エディターとして、また、ハーバード・ビジネスレビュー誌では経済のボーダレス化に伴う企業の国際化の問題、都市の発展を中心として拡がっていく新しい地域国家の概念などについて継続的に論文を発表していた。
この功績により1987年にイタリア大統領よりピオマンズ賞を、95年にはアメリカのノートルダム大学で名誉法学博士号を授与された。
英国エコノミスト誌の93年グールー特集では世界のグールー17人の一人に、また94年の特集では5人の中の一人として選ばれている。
2005年の「Thinkers50」でも、アジア人として唯一、トップに名を連ねている。

【目次より】
◆第一章 デジタル・ディスラプション時代の生き残り方――大前研一
◆第二章 Fintechビジネス最前線――北澤直
◆第三章 リクルートの「Airレジ」――大宮英紀
◆第四章 「第四次産業革命」の変化をチャンスに変える経営――菅谷俊二

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Posted by ブクログ

デジタル化による破壊的変革の時代「ディスラプション」
大前研一氏の著作は本質的・簡明
民衆が主導権を握る民主化革命が本質
情報格差で権力を握っていた特権階級が消滅する
小売・金融・医療福祉・自動車・物流・コンテンツ

政府 行政の自動化による縮小 エストニア
既存 定期点検 集合知を活用してトライ
創業 小さくてもスタート クラウド活用
個人 感性・構想力はAIではできない

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2019年05月01日

Posted by ブクログ

『デジタル・テクノロジーによるイノベーションが既存のビジネス秩序を覆し破壊する「デジタル・ディスラプション」の時代』の考察を一章で大前さんが、残りの章は3人のディスラプターを目指す経営者の活動紹介。テーマがテーマだけに扱う事例が少々古くなりつつある(且つ自動車業界の話はツッコミたいところもある)がデジタル・ディスラプションというテーマ自体は今や誰もが理解する必要がある。ただし自分のビジネスの立ち位置をきちんと理解しないとただ怯えたり見当違いの動きに出たりするだろう。

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2019年01月05日

Posted by ブクログ

新たな時代における0→1の変革の必要性と、その可能性を高める気付きをもたらしてくれるような内容だが、特に真新しい内容でもないため星3つ。

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2025年07月22日

Posted by ブクログ

各業界のデジタルディスラプションの例なども記載あり、なかなかまとまっている。マイケルウェイドの本と一緒に読むとよりいいかも。日本の状況に特化しているのでそれもいい感じ。

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2020年08月09日

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