あらすじ
大前研一の思考ノウハウが詰まった1冊。
何歳であっても学びたい「発想」のための秘伝メソッドを大公開!
いずれ訪れるシンギュラリティ(技術的特異点)の時代、多くの仕事はAI(人工知能)に取って代わられる。そこで生き残るには“AIにできないこと”=「無から有」を生む力を鍛えるしかない――。
本書では、40年余りの経営コンサルタント人生の中で大前氏が独自に編み出した「0から1」を生み出す15の発想法を紹介。
たとえば、本書の後半では、実践編として「新たな市場」を作り出す4つの発想法を解説している。
■感情移入
■どんぶりとセグメンテーション
■時間軸をずらす
■横展開
これらの発想法は、単にビジネスの現場だけでなく、新しいアイデアを生み出す際の思考ノウハウとして普遍性を持っている。
〈「人生100年時代」と言われ、今や何歳になっても新しいチャレンジやリブート(再起動)、リスタート(再出発)が必要になっている。……すべての年代で、AIやロボットにはできない「0から1(無から有)」を生む発想力と問題を解決する「セオリー・オブ・シンキング」が求められるのだ。〉(新書版まえがき)
大前流イノベーションの教科書、待望の新書化(2018年12月発表作品)。
※本書は過去に単行本版として配信された『「0から1」の発想術』の新書版です。「新書版まえがき」などを新たに加筆・修正しています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
AIがどんどん社会に進出してくる中にあって、AIに負けないことをやれ!とメッセージを送る大前さん。タイトルの15の方法には、彼のこれまでの英智が込められているように感じ、非常に勉強になりました。
事あるごとに見直して、使いこなせるようになりたいと思いました。
Posted by ブクログ
実績と説得力で、大前さんにかなう「提言者」はなかなかいません。
返す返すも、あのとき都知事になっていたなら、今の東京はシンガポールになっていたのではないのかなぁ、と残念でなりません。
でも、きっと、なっていたとしても、あまり変わらない今がきてしまった気も、します。
本当に必要なブレークスルーを提言するひとがあったとしても、それを実現するのは、提言者自身だけの力ではありません。
「予測不可能な未来」をかってに予測し、過去を否定せずになんとか改善しようとするのは無理です。
でも、どうしてもそういうことが目の前でよくおきます。
せめて、自分の範囲でだけでも、固定費に対する貢献、新しい組み合わせ、もしあなたが○○だったら、という点くらいは、意識してなんとか、打開できるようになりたく思いました。