【感想・ネタバレ】大前研一 稼ぐ力をつける「リカレント教育」――誰にも頼れない時代に就職してから学び直すべき4つの力のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年08月10日

社会に出てからも教育、訓練校で学ぶ生涯学習。リカレントは回帰の意味。今はマルチステージ型のライフモデル、生涯で複数の教育、キャリアを経験する。この社会で、答えのない、見えない課題を解決するには、私がやります!という世界中のやりたい人があつまってプロジェクトを進めていく。専門性のないホワイトカラーは、...続きを読むジョブ型の仕事に人がつく欧米企業では生きていけない。
稼ぐ力を最高の貯金と考えるというのは、正解だろう。自身は、給料カーブの傾きをどうあげるか、それは早めに、踏ん張ってベースをあげることだと思う。ファイナンス、英語、中国語、マーケティング、映画や音楽、文化にマナーやワインなどの教養、これらは傾きを変えてくれる。
リカレント教育の発祥はスウェーデン、ライフパズルは面白い。人生の枠組みに家族やキャリアをはめ込む。一方で日本人は目標があると強く、問題解決力、ハードスキル、ソフトスキル、構想力が大切。ソフトスキルは、リーダーシップやコミュ力を指す。構想力は、構想からコンセプト、ビジョン、戦略、事業計画へとつなげていく大元。

0

Posted by ブクログ 2019年07月30日

朝起きて一気読み。リカレント教育は100歳時代の再教育ではなく、デジタル・ディスラプション時代を生きる力、稼ぐ力を高め続けるための機会

0

Posted by ブクログ 2021年01月22日

人を辞めさせなくくしている今の方向性とか、同一労働同一賃金は日本の競争力を低くするとか、ちょっと強者、あるいはブラックな経営者の論理かなぁ、なんて思うところもあるんだけどさ。読んでいくと、その根拠と考え方の筋道が示され、なるほどなぁと思う。経営者、強者よりかと思いきや、一方で一億円で社員のリストラを...続きを読む敢行した三越伊勢丹について

「四八歳といえば、本来は脂の乗った働き盛りの年代だ。それを再教育の機会も与えずに放り出すというのは、経営者の責任放棄である。」

「二五年間一緒に働いてきた社員を解雇しておきながら、海の物とも山の物とも分からない人を大量採用したというのは、トップが腐っているとしか言いようがない。」

と、厳しい。こういうところに何を目指しているのか、ということが感じられて説得力があると思う。

 刺激的な本だった。

 俺ももっと、勉強しよう。稼ぐとか、生きていくということも大事だし、それにその方がなんか張りが出て楽しいよね。

0

Posted by ブクログ 2019年07月27日

最近、あまり勉強していない。
常にアップデートし続けないといけないと思いました。
でもそれを提供する場所や環境が少ない気もします。

0

Posted by ブクログ 2020年04月05日

社会人の再教育である「リカレント教育」の必要性を述べた本。
外資企業と比較して、「だから日本はダメなんだ」日本を否定する。
大前研一は、私が嫌いなタイプの人だ。

けど、悔しいことに書かれていることは、具体的な企業の成功例、失敗例を基に述べられへおり、説得力があった。

日本企業で勤める大半のサラリ...続きを読むーマンは、社会人になってから、学び直しを行わない。
しかし、近年の時代の変化には間違いなく取り残され、企業にとって、不必要な人間となってしまう。
それだけは、避けたいので、実務だけで無く、幅広い知識を常に習得していきたい。

ただ、これまで勉強して来なかった私は、学び方が分からない。。。

0

Posted by ブクログ 2019年10月01日

リカレント教育という言葉自体を初めて耳した。

著者の言うように自分の力で稼いで食べて行けるように学び直すというのは大事だと私自身も痛切に感じていたことなので、リカレント教育がもっと親しみやすく、教育が受けやすい環境が整備されたらなと思わずにはいられなかった。

とは言え、待っていても国はリカレント...続きを読む教育の方向性が違っているようなので、自分で道を見つけるほかない、というのが現状だろうか。

その道を見つけることすら、今までやってこなかっことで、どうすればいいのか?と考え込んでしまうけれども。

小さいころからの教育が変わっていかなければ日本は世界におくれをとるとより気付かされた本でした。

0

「学術・語学」ランキング