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米国の「染色体が違う」企業、低欲望社会日本、地政学リスク…迫り来る危機のなかで私たちが生き残る道とは? ここでしか読めない!! 大前研一が、独自に分析したデータをもとに大胆に語る新しい「経済原論」。
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Posted by ブクログ
これからは、国家に頼るのではなく自分たちで身を守らなければならない。 やはり、日本としては先が暗い。どんどん世界に出て、世界でも戦っていける人間にならなければならない。 もっと頭を使うことを、今の仕事を通して鍛えていく。
なぜアベノミクスが成功しないかが端的に分かる。小手先ではなく、本質を理解したアプローチをしなければ、国も企業も個人もだめになってしまう。低欲望社会、というのが実感にも合い分かりやすかった。
マッキンゼーでの就業経験を経た著名経営コンサルタントである大前研一氏の日本経済についての見解と今後の自分たちの生き方について提言した一冊。 経営コンサルタントの第一人者である氏の一冊であるだけに新聞やニュースなどの報道では知ることのできない真実をたくさん知ることができました。 図やデータも多く掲載...続きを読むされており、世界の現状がよく理解できました。 また、IS国や難民の現状や地方創生を世界をベースにみることや日本企業の世界でのシェア比率など勉強になる内容も多くありました。 法人税率に対する提言やインバウンドでくる中国人観光客のことに関しては特に印象に残りました。 パラダイムシフトの起きている現在、国家や誰かに頼るのではなく、本書で学んだことをもとにして自分の頭で考えて動くことが大事だと感じた一冊でした。
とてもわかりやすい本だった。上司から勧められて読んだが、たまにはこう言う日本経済などの現実的な話も知るべきだなと思った。 読み終えて個人的に思う事は、日本とか企業とか狭いものの視野で考えずグローバルな視点で何に目をつけるのかということかな?と思った。 地方も国内大都市圏をターゲットにするのでなくもっ...続きを読むと広い世界の市場に目を向ける、既存の枠組みを一旦外して広くものを考える。 こう言う事が必要なんだ。それがイノベーションに繋がると感じた。
世界に類を見ない日本の低欲望時代について触れている。もはや染色体レベルで将来の心配という特性が染み付いているのだ、と。経営者も低欲望であるため、企業も低欲望に陥り、世界に飛び出した日本の企業、松下やホンダのようにはいかない。 21世紀の経営資源は、人モノカネから、人人人へと変わっている。考えられる...続きを読む人、方向性を示せる人、構想を練られる人。尖った人がいれば、カネは集まるということで、そういった尖った人を見つけることこそが、新しい世界に対処できる対策のようだ。 1人の天才が10万人を食わせるような時代なので、そういった人材を引っ張ってこれるかが、経営者の腕の見せ所という部分もあるかもしれない。ニケシュ・アローラのように。 もう一つ勉強になったのは、成熟時代のビジネスモデル「アイドルエコノミー」。モノばかりあって、使う人がいない状態に対し、アービトラージ(サヤ取り売買)で利益を得るべしと。自動車、家電、住宅、これから人口減の日本はアイドルが増え続ける。シェアするアイドルエコノミーから、さらに発展して、自らリソースを持たないで空きリソース(アイドル)をマッチングさせるアイドルエコノミーが出現している。Uber、Airbnbなど。
「日本の論点」シリーズ同様、ここ最近の世界の出来事を大前さん独自の視点で解説していく、まさにニュースを見てるだけでは得られない、複眼的な思考が身につく良書。個人的には大前さんの著者は必読なので、今回も読んで勉強になった。 ところどころ、昨年より発刊されている「大前研一ビジネスジャーナル」シリーズで...続きを読むも取り上げられている内容があるが、復習の意味で読めて、著者の主張を再確認できる。
ITが普及してグローバル化した現代社会においては、国内のみに目を向けるのではなく、世界で勝負できる人になるとよいという。そのためには、社会情勢に目を光らせ、語学とITを使いこなし、自分の頭で考え動く人になる必要があるそうだ。もっと色々知りたいと、知的好奇心を掻き立てられる。
自分の頭で考えないといけないというのは大前研一さんだけではなく、堀江さんもそうだし、この手の本にはほぼ書いてある。 このままでいいのかという不安はずっと持っている。ただ、その不安を解消するために行動できていない。内向きではなく、外向きに考えていかないとあかんな。 #読書 #読書記録 #読書倶楽部...続きを読む #ニュースで学べない日本経済 #大前研一 #自分の頭で考えよ #本質を見抜く力 #2016年40冊目
2016年に書かれたものですが いつも 大前さんの 視点は とても 参考になります。 地方で 1000億円の 産業を 起こさないと だめですね。 昔は 人 もの 金が 重要でしたが。 今は 人が もっとも 重要。
金利や通貨供給量といった旧来の経済理論が通用しない日本経済の現状と、なぜ通用しないのか、どのような処方箋が考えられるのかが述べられている。 マスコミ報道では語られない情報を提示し、自ら調べ考えることを推奨している。 ネットで調べれば、いくらでも情報を入手できるし、様々な見解を反映するWikipedi...続きを読むaを勧めている点は興味深く感じたが、読むべき情報、あるいは真偽も含め、情報の取捨選択には個々人の資質が関わっていると感じる。 UberやAirbnbに見られるようなアイドルエコノミー、投資や消費にお金が回らない低需要社会、日本人特有の将来への不安感を原因に挙げるが、本当に十分な資産を誰もが保有しているのかと考えると、マクロに全体を捉えて平均イメージを描いてしまうのも間違いではなかろうか。 16-147
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