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Posted by ブクログ
マッキンゼーでの就業経験を経た著名経営コンサルタントである大前研一氏の日本経済についての見解と今後の自分たちの生き方について提言した一冊。
経営コンサルタントの第一人者である氏の一冊であるだけに新聞やニュースなどの報道では知ることのできない真実をたくさん知ることができました。
図やデータも多く掲載されており、世界の現状がよく理解できました。
また、IS国や難民の現状や地方創生を世界をベースにみることや日本企業の世界でのシェア比率など勉強になる内容も多くありました。
法人税率に対する提言やインバウンドでくる中国人観光客のことに関しては特に印象に残りました。
パラダイムシフトの起きている現在、国家や誰かに頼るのではなく、本書で学んだことをもとにして自分の頭で考えて動くことが大事だと感じた一冊でした。
Posted by ブクログ
世界に類を見ない日本の低欲望時代について触れている。もはや染色体レベルで将来の心配という特性が染み付いているのだ、と。経営者も低欲望であるため、企業も低欲望に陥り、世界に飛び出した日本の企業、松下やホンダのようにはいかない。
21世紀の経営資源は、人モノカネから、人人人へと変わっている。考えられる人、方向性を示せる人、構想を練られる人。尖った人がいれば、カネは集まるということで、そういった尖った人を見つけることこそが、新しい世界に対処できる対策のようだ。
1人の天才が10万人を食わせるような時代なので、そういった人材を引っ張ってこれるかが、経営者の腕の見せ所という部分もあるかもしれない。ニケシュ・アローラのように。
もう一つ勉強になったのは、成熟時代のビジネスモデル「アイドルエコノミー」。モノばかりあって、使う人がいない状態に対し、アービトラージ(サヤ取り売買)で利益を得るべしと。自動車、家電、住宅、これから人口減の日本はアイドルが増え続ける。シェアするアイドルエコノミーから、さらに発展して、自らリソースを持たないで空きリソース(アイドル)をマッチングさせるアイドルエコノミーが出現している。Uber、Airbnbなど。
Posted by ブクログ
金利や通貨供給量といった旧来の経済理論が通用しない日本経済の現状と、なぜ通用しないのか、どのような処方箋が考えられるのかが述べられている。
マスコミ報道では語られない情報を提示し、自ら調べ考えることを推奨している。
ネットで調べれば、いくらでも情報を入手できるし、様々な見解を反映するWikipediaを勧めている点は興味深く感じたが、読むべき情報、あるいは真偽も含め、情報の取捨選択には個々人の資質が関わっていると感じる。
UberやAirbnbに見られるようなアイドルエコノミー、投資や消費にお金が回らない低需要社会、日本人特有の将来への不安感を原因に挙げるが、本当に十分な資産を誰もが保有しているのかと考えると、マクロに全体を捉えて平均イメージを描いてしまうのも間違いではなかろうか。
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