渡部昇一のレビュー一覧
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◆いい人生を生きるための約束事
・自分を持っている人は他人ともうまくやれる
・自分には「なりたい人になる力」がある
1 あなたの体はあなたがまだ知らないパワーを秘めている
2 要は自分の“グレープフルーツ”への期待、絞り方、活かし方だ
3 感情はブレーキにもなればアクセルにもなる
4 自分で自分をみじめな鋳型にはめこむな
◆どうにもならないことへの賢明な対処法
1 なぜ明日の天気に気をもむのか
2 1日24時間はそれ以上でもそれ以下でもない
3 税は昔から高いものだと決まっている
4 自分の年齢を逆に数えることはできない
5 他人を変えられる- これはおごりである
6 対岸の火事に心を痛め過ぎない
7 自分が持って生まれたものをとことん愛すること
8 悲しみの伝染者・犠牲者になるな
9 いつかは死ぬべき病が生命である
10 物事をあるがままに受け入れたうえでうまく利用せよ
◆もっと動ける人になる
・自分を犠牲にしないスタンスの取り方
1 どうでもいいことは大目にみる
2 不快なことにいちいち過剰反応しない
3 違いに目くじらを立てるのではなく、共通項を大切にする
4 不毛な論争ほどエネルギーを浪費する
5 上手な嘘が人間の幅を広げる
・いつも不機嫌で憂鬱な人と賢く付き合うこつ
その相手から離れていること
・腐った林檎を持つとその手まで腐る
あなたは憂鬱な人の仲間入りをする必要はない。今すぐ彼らから離れるかはっきり無視するかなのだ。
◆生きるのが楽になる現実との付き合い方
・どうしても許せない人への対処法
1 訂正しあって泥沼化しないように
2 相手を変えようと思わない
3 忙しいときこそ必要な息抜きタイムを作る
◆人生で成功する人の良い習慣
・どんなときでも今、ここを楽しむ法
現状に文句を言うより、クリエイティブで活気をみなぎらせる機会を作るよう心がける
・毎日を一番ポジティブな自分で生きる
今自分のいる状況をうまく利用できるよう、怠りなく身構える姿勢をとること。 -
Posted by ブクログ
勉強中の数時間は休み無しに徹底的にに頭を使う。
正しい習慣を身につければしめたもの。
同じ仕事を同じ時間に行う=習慣になる。
前の晩に計画を立てておけば、一日は充実する。
怠惰ほど有害で致命的な習慣はない。にもかかわらずこれほど身につきやすい習慣もない。
「明日でいいだろう」この積み重ねほど恐ろしいものはない。
寝る前の歯磨き=自分を大切にする。
相手の欠点を指摘することは友情ではない。自分がやられて嫌なことは、相手にやらない。
勉強はできるだけ午前中に行う。
10冊を斜め読みするより1冊を徹底的にマスターする。
生半可な知識より、きちんとした知識を持つ。
およそのものはお金で買えるが、知識だけは勉強して手に入れる以外に方法はない。
勉強というのは、調子が悪くてもぼんやりしていても何年間もひたすら続けなければならないものである。
復習の積み重ねは、信じられないほどの効果的な進歩を生み出す。毎日、前日分を復習し、週の終わりにその週の分を、月の終わりにその月の分を復習する。更に折に触れて全体を復習する。
毎日15分間でも復習に専念する。
頭の鮮度を蘇らせるのは、休息だけでなく、勉強の対象に変化をもたらすことで可能である。少なくともくだらないことに時間を使っていないという満足感が得られる。
読書にかけた時間の4分の1を考察に充てる。
読んだ本の索引をつくる。
ペンとメモを用意する。頭に浮かんだ考えは書き留めなければ消えてしまう。
ものぐさは魂のサビ。すぐに身につく。放っておくとすぐに広がる。
ムダな時間を残らず活用する。空き時間に何かをやることが一番効果的な頭の休め方。
頭が疲れているときに勉強するのは時間のムダ。そのときは他の勉強にとりかかる。
スケジュールは箱にものを詰め込むのと同じ。几帳面さは人格に重みを与える。
毎日少しずつ行う。決めたことを規則正しく実行する。
時間に強欲になるのは一番の美徳である。多くの人が時間をムダにし、死ぬ間際に後悔する。
運動に費やす時間は、能率で十二分にカバーできる。
運動は先延ばしにすると日増しに実行が難しくなる。毎日することが大事。運動が楽しくなるかならないかは、運動自体の軽さや激しさではなく、毎日やるかやらないかで決まる。運動は楽しんでやるもの。
他人の賞賛を目指すべきではない。それが得られても必ずしも幸せをもたらすものではないし、一方でそれがなくなれば必ず不幸をもたらす。計画を立てて目標を目指すことは、満ち足りた人生を送り、自分は無為に生きているのではないと自覚できることで満足できる。 -
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昭和20年8月15日、日本は敗戦にて大戦の幕を閉じました。以降7年に及ぶ米軍による長期占領が始まりました。戦争終結から約7年間も敗戦国が占領されるということは、近代史上珍しい特異な時代を迎えることになるのです。
GHQは、日本が再びアメリカの脅威にならないようにすることを一番の眼目として様々な占領政策を実行していき、その最たるものは憲法改正です。敗戦して他国の憲法を改正するなどというものは、当時の国際法違反行為を公然とやってのけ、そしていまだに憲法内容・誤字さえ訂正されていないのです。
SF講和条約に調印し日本が主権国家として独立したにもかかわらず、GHQの占領政策の呪縛から解けていないことを、日本国民の多くは知らない。
大正生まれの人が存命であれば、戦前の日本の教育が如何に素晴らしいことがわかるであろうが、前後生まれの世代が日本の人口の大半を占めるようになった。なんとかなしいことか。今こそ、正しい歴史認識を学ばねばならない。
少なくとも、これから学ぶ子供たちに、日本人として誇りを待たせてあげたいと思います。 -
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ネタバレ音楽のない時代に生まれ育った父と音楽があふれる時代に生まれ育った息子。
音楽にまつわるエピソードを通して、家族の姿を考える父子リレーエッセイです。
この渡辺昇一さんは、「知的生活の方法」の著者。つまり作家です。
息子の玄一さんは読売交響楽団のチェリスト。
昇一さんはもともと音楽に造詣が深かったわけではなく、音楽家の奥様と結婚されたことにより音楽と関わっていった。
玄一さんは、生まれたときから音楽があった。
この違い。
2人の音楽に対する掛け合いはすごく面白いです!。
例えば、コンサートについての話。
これの前に昇一さんが、「私はコンサートは寝るところだと思う」というのを語っています。(寝てしまうではなく、はっきりと寝るところだ!と正当化してます)
それに対する玄一さんのエッセイ。そのまま抜粋。
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父がコンサートへ足を運ぶ効用を述べてくれたのは大変嬉しい。
しかし、わるいけど、演奏家にとって「よく眠れたよ」というのは、
どう転んでも褒め言葉には聞こえない。
ぼくの友人のコンサートへ父を連れて行ったときのことである。
素晴らしい演奏で、会場は久しぶりに魂の触れ合うような演奏会だったという
興奮に包まれていた。
父も感激したらしく、珍しく「楽屋へ挨拶に行こう」と言い出した。
楽屋へ行ってみると大勢の人たちが、今味わったばかりの感動を口々に述べている。
ぼくの番が来て、ぼくがお祝いの言葉を述べようとすると、その友人に父が言ってしまったのである。
「いやー、よかった。久しぶりによく眠れたよ。あははは」
あはははじゃねえぞ、おやじ、と思いながら、ほうほうの体で楽屋から去ったのを憶えている。
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こんなふうに、考え方はことなるものの、
音楽というものが家族の関係を密接にし、
互いに尊重しあい、
生活を豊かにしている様子が全般を通してうかがえます。
音楽はただ鑑賞するものではなく
人の人生に大きな影響を与えるもの。そして、豊かな人生を送るために重要な役割をする要素であることが、よく分かる本です。
オススメ。 -
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エネルギーというのは国家の繁栄に必要不可欠であることが歴史を学んでみると良く分かります。この100年間で国家のエネルギーは長年続いてきた、木(木炭)から石炭、石油・天然ガス、さらには原子力へと多様化してきた様ですが、日本の場合は東北大震災(2011.3)以降は、逆戻りしている感もあるようですね。
森林、石炭とエネルギーに恵まれてきた日本は、石油という新しいエネルギーを前にして、初めてその必要性を認識するようになったのが、第二次世界大戦前の状況のようです。それでも初期には、秋田で産出された原油の使い道にも困っていたようなのを知って驚きました。
この本が私が読んだ数々の本の中には明確に触れられなかった点として、福島原発の被害を、原爆で被災した広島や長崎の例と比較して論じている点でした。この内容は長い間、関係者間で封印されていたようですが、最近になって開示されるようになってきたのでしょうか。
以下は気になったポイントです。
・産業革命とは、イギリス人が石炭の新しい利用法を発見し、それに蒸気機関などの発明が結びついたことから始まった人類の生産革命であった(P15)
・石炭の新しい使い方が発明されて熱量の高いコークスができると大量の鉄をつくることができて、鉄製の船もできるようになる、そして石炭をエネルギー源とする近代工業の発明が続く。(P16)
・イランでは、オイルと呼ばないでナフサと言っていた、ナフサとはイラン語で「土から出る燃える液体」というような意味(P31)
・陸軍は昭和16年の太平洋開戦まで、アメリカを敵国として考えたことはなかった(P45)
・アメリカの軍艦は全部西海岸で造っていたので、アメリカの軍艦が動けなかったら日本の連合艦隊は西海岸まで行って艦砲射撃をやっただろう(P75)
・日本の潜水艦は軍艦に的を絞ったおかげで、航空母艦を2隻、三番目の原子爆弾をもった軍艦も沈めている(P79)
・石油から精製してTNT火薬(トリニトロトルエン)ができたので、チリ硝石で火薬を作っていた時代は終わった(p81)
・第9条反対という人達は多いが、前文反対という人はあまりいない(p95)
・沿岸工業地帯とは、日本が偶然発見した一大発明である、沿岸コンビナートの開発で日本は一時、本当に最強の工業国になった(p101)
・広島、長崎において多数の人が放射線が死んだと思っているが、死んだ人のほとんどは熱線によるもので、いわば焼け死にである(p110)
・長崎の爆心地において、3週間目にはアリ、3ヶ月経過したらミミズ、なので人間も大丈夫であろうと確信された(p112)
・ウサギに卵を食べさせたらコレステロールが上昇したというのが卵の悪玉説の原因(p113)
・被爆者と非被爆者を調べると、被爆者のほうが癌発生率が低い、奇形児発生率も低い、そういう研究成果は社会にでてこない(p116)
・ショウジョウバエのオスには先天的に修復酵素がないことが、放射線を浴びせて奇形が生まれる原因であった(p117)
・ビキニ環礁で第五福竜丸の久保無線長が亡くなったが、その原因は売血の輸血による急性肝炎であり放射線は関係ないということであった(p118)
・福島事故で亡くなったり病気になったのは、すべて政府の強制退避命令によるもの、放射線量率は、広島の1800万分の1、広島も長崎も除染もせずに住み続けたほうが、むしろ健康(p120)
・1兆キロワットの電力を得るのに犠牲になった人の数は、原子力:90人、風力:150、天然ガス:4000、石油:3.6万人、石炭:17万人である(p128)
・硫黄分が少ないインドネシア産、ナイジェリア産は精製できる部分が少ないので、相対的に高くつく(p149)
2014年3月15日作成