渡部昇一のレビュー一覧
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ネタバレこの本は、「充実した人生」を送りたい人に必要な本である。
人があることを学ぶためには先人たちのやってきたことを真似る必要があり、何かを学び取ってやろいという気持ちが大切です。
一つ一つの出会いを徹底的に調べる必要があると思いました。
一冊の本をしっかり考えて、考察に1/4の時間を使うほど毎回読み込んで自分の力にしていくことが大切です。
知識だけは、自分の勉強をしたことからしか得ることができないので、継続していくことが大切で、その知識を共有することで他の人に得るものがあるのだと感じました。
これら普段行っていて、ためになることであると思っているが、具体的になぜか説明できないことに理由を与える本です。 -
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▼メモ(抜粋)
・P35:自分自身の感情の世界が思うようにならないという考えは永久に消え去ることだろう。
(1)大前提:私は自分の思考をコントロールすることができる
(2)小前提:私の感情は私の思考から生まれる
(3)結論:私は自分の感情をコントロールすることができる
・P140:人間の一生でもっとも無益な感情が二つある。自責と不安は、最大の時間とエネルギーの浪費である。
(1)すんでしまったことに関する自責の念
(2)これから行う事への不安
・P167:不安を拭い去るもっとも強力な武器は、自分の人生において、前に進もうという自らの決意なのである。今を生きること、そして、今この瞬間を。過去や未来に対する考えに縛られて、ムダに過ごしている自分と向き合うのだ。生きるべき瞬間は“ 今”をおいて他にないのだ。
・P216:人を非難することは、責任を取りたくないときに利用できる、巧妙で卑劣な手口である。これは、自分の外部の世界を中心にして生きる人の方便なのである。非難は例外なく時間のムダである。どんなに他人のあら捜しをしても、どんなに人を非難しても、自分が変われるわけではない。自分の不幸や失敗の言い訳のために、自分の外にその理由を見つけ、自分自身から矛先をそらすのに役立つのがせいぜいである。
・P249:たいていの怒りは、世の中や自分の周囲の人間に、今のような状態ではなく、自分の望むような状態になってもらいたいと願う結果、生じるのである。つまり、自分が「そうあって欲しい」と望んでいるのに、自分の思い通りになっていないから怒るのだ。
・P255:腹を立てても、他人がいつも自分と同じように考えたり、行動したりすることは絶対にない。人も物事も、自分の意のままにならないことの方が圧倒的に多いのである。それが世の常だし、それが変わる見込みはない。
・P255:腹を立てる変わりに、「他人には自分とは違ったふうに考え、行動する権利がある」と思うのがいい。そう考えれば腹を立てる必要は無くなる。
・P290:彼らは人を笑うのではなく、人とともに笑うのだ。
・P292:淡々と自分の意見を述べ、相手の意見に耳を傾けるだけである。無理やり持論を相手に押し付ける不毛さを知っているのだ。「そうですか、どうやら私たちはそれぞれ違う意見のようですね。まぁ、しかし、何も無理して一致させる必要はありませんよ」。それ以上は問題としないのだ。相手を言い負かして意見を一致させようとか、相手の間違い探しを指摘し、説得して改めさせようという必要を感じない。無益な争いは必要ない。 -
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渡部昇一、谷沢永一、知という知の巨人たちが「孫氏」を語る。知識があるだけでなく、それをどう活かすべきかについて、太平洋戦争に例を取りながら解説している。それが会社の経営にも通じるところが多分にあってとても勉強になる。参考にしたいと思うところが多すぎるので自分にとって戒めになる3つだけ。
■兵は詭道なり…正直なだけでは生き抜けない
■主は怒りを以って師を興すべからず…一時の感情で行動を
興すな
■半ば済らしめて之を撃たば利なり…宋襄の仁(ええかっこ
しい)では勝てない。
年初に読んだ高橋是清の本に出てきた、日露戦争時に日本に金を貸してくれたユダヤ人投資会社クーン・レーブが1940年に日本に使者を送ってきたことが書かれていた。ユダヤ人を苛めるドイツと手を組むのは何事か、という趣旨だと思われる。これを取り上げる機運も当時はあったらしいが、日独伊三国同盟を締結して帰国したばかりの松岡洋右の一喝で話が立ち消えたらしい。翌年から石油が止まってしまった。色々なウラ話もあって面白かった。 -
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本書は、薄く広く日本の歴史を辿っただけで面白くもなんともない凡百の類書とは一線を画す。多くの日本史の本が面白くないのは、日本の歴史を学ぶという視点で書かれているためだ。それでは教科書的で面白くないのである。
一方、本書は歴史から学ぶという視点で書かれており、また、渡部昇一先生の解説が通り一遍の解説とは違うので、為になるし面白い。
自分の国の歴史を知ることは、アイデンティティに大きな影響を与える。日本人にとって必読の書であるので、多くの人に読んで頂きたい。時間がない人は、渡部先生が最も力を入れてきた第4章の近代と第5章の現代だけでも読んで頂きたい。 -
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巻末で八木氏は本書について<「日本を讒する人々」、すなわち祖国をあしざまに罵り、その名誉を侵害する人々、なかでも「現実主義」を唱えて何も現実を変えないことの言い訳としている政治家や知識人を、本書では具体的な根拠挙げつつ実名で指弾
した>と述べる。本書でいう「日本を讒」している人々とは左翼ではない。保守とされることの多い言論人である。本書発刊の平成21年には、民主党大勝による政権交代や田母神論文事件などがあり、政界や言論界を大きく揺るがした。それらの動きを巡り、情熱も理想もない口舌の徒が垂れ流す言説を、愛国保守主義の立場から厳しく論難している。その矛先は多数に及ぶが、いずれもリアリズムを標榜し、日本への愛情に乏しく、その歴史認識は東京裁判史観を基軸にしている点で共通している。具体名を挙げると保阪正康、秦郁彦、五百旗頭真、半藤一利、石破茂、小川和久、北岡伸一、村田晃嗣、櫻田淳、岡本行夫、五百旗頭真ほか各氏らである。ピューリッツァー賞を受賞した『敗北を抱きしめて』で反日史観を披露したジョン・ダワーも対象に含まれる。
批判の対象となっている知識人と著者三氏を分ける最も大きいものはその歴史観である。面白いのは近年各国政府による情報公開が進み、従来の定説を覆す史料が公開されるようになったことだ。その新史料に基づいて、著者らは新しい歴史解釈を試みる。旧来の歴史観に執着する勢力との対立は、これから本格化すると思われる。 -
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しかし、聖トーマス・アクイナス(一二二五?~一二七四年)らが言うように、「最もよき認識は授けられる」という態度は大切なのです。実際、「よきものは獲得するのではなく、授かるのだ」という落ち着いた人生観で生活している人は、周囲にも幸せを与えているようです。 そして、そういった生き方をしている人は、 自ずと感謝する姿勢がごく自然に見受けられ
それは、戦後、間違った左翼思想に基づく教育が幅を利かせ、気概とか男らしさといった、人間として欠かせない精神的教育が置き去りにされたことや、間違った歴史教育で日本人の気概を失わせてしまったことに最大の理由があり
自分のアイデンティティーを模索したり、ライフスタイルを築くためには、自分の心の底でうずく欲求や内なる声に耳を傾け、それを育てていく勇気が必要です。それは普通の人の場合、かすかな声であるために、心の内側によほど注意して耳をそばだてないと聴こえてこないの
読書の効用 古今東西の思想家が、読書の効用をさまざまなところで述べているように、私たちが人生をより深遠にかつ有意義なものにしていくためには読書は欠かせませ
自国の歴史を否定的に見ることは、すなわち、自分に流れる血を否定することです。そういった軽侮や卑下のアプローチで、どうして自分のアイデンティティーを洞察できるでしょうか。やはり、謙虚な目を持ちながらも、自国に対して愛と誇りを持って内なる伝統を見つめることが大切だと思うのです。 もちろん、私はやみくもに、日本が完璧だという日本礼讚論者になれと言っているのではありません。 井の中の蛙ではないですが、超右翼思想家のように局所的な自我礼讚的な視点だけで短絡的に見たり、もの申したりするのは危険であり、不十分です。やはり別の視点、言い換えれば外国の視点で日本を見るということが必要です。 しかし、左翼系の思想家のように海外から借りたアンチ日本的な視点だけが正しくて、井の中にいる蛙を外からあれやこれや論じる方法も大いに問題があり
別に宗教に限らず、日本においては、本来反目すべきものや相容れないものが共存していても何の違和感もない「 妙 なる共存」があって、それが普通の状態であるというのが、どうやらこの国の精神なの
私たちはなぜあの国のことを「中国」と呼ぶのでしょうか。というのは、「中国」とシナの人が言う時は、そこには強烈な中華思想があり、 東夷 西戎 北狄 南蛮 といった、周辺の属国に対する蔑称の反対概念として用いられているのであって、それら他国に対して(彼らからすれば属国に対して)、「シナが“ 中心の 国”であることを忘れるな」と、言っているようなものです。 ですから、そうとは言えないイギリスやアメリカに対してはCHINAと呼んでくださいと言っている一方で、日本に対してシナでなく、中国(あえて直訳すればcentral country)と呼ばせるのは、日本に「母なる国」と呼べと言っていることと同じです。それを私たちが事実そう呼んでしまっていては、それを認めていることになるの -
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久々に再読。もう46年前の著作ということで、後半のノウハウ的な部分は、色々な意味で時代性を感じる点も少なくない。が、「過去の成功例をそのままマネしても、意味がない」ということは、著者自身がそもそもちゃんと書いている。この点を念頭に置きつつ、どう応用できるかを考えながら読めば、今でもとっても参考になる1冊。
本書のなかでより普遍的なメッセージは、前半部分だろう。分かったつもりにならない・分かることを恐れる「知的正直」の大切さや、自分自身の古典を作ることの意義は、著者自身の読書遍歴や当時の世相も交えて具体的に語られているがゆえに、かえって古びない。 -
購入済み
簡潔でわかりやすい!
渡部昇一さんの訳者序文のとおり、まさに【今、読んでおくと必ず「得をする本」】という言葉がピッタリ!当てはまっていると感じた。いい習慣をつくる…「持ち時間」を最大限に生かす術、「話し方・交際術」などいままで知っていたと思っていたことを改めて考えさせられた。いつまでも色あせない名著だと感じ、近日中に再読したい。
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Twitterで勧められた
時間術に関する本は今までたくさん読んできたが、この本は今までの本とはまた違った気づきがあった。
170ページほどの薄い本だが、内容は濃く、しかし、読みやすい。おすすめ
・朝の1時間は夜の2時間以上の価値がある
・人生の全ては、時間の利用次第で決まる
★人々が取りつかれている時間に対する思い、焦り、期待、願望、欲求のようなものである
★職業としての仕事以外に何かやりたい」という欲求は、ある程度、精神的に成熟した人に共通する。
この欲求を満たすべく努力しないと、「何かを始めたいのに始めていない」という焦りな感情が生じ、いつまでたっても心の平安が得られない
★楽なやり方、王道などといったものは存在しない。聖地への道は非常に厳しい。
そして何よりも事は結局そこへは決してたどりつかない。
快適な1日を過ごせるように生活を調節する際、心得ておくべき重要なことは、いかに多くの犠牲を払い、倦まずたゆまず、努力し続けなければならないか冷静になること
★来週や明日まで待つのではなく、今すぐやろう!
★★内なる1日をつくる
仕事をしている8時間を中心に考えるのではなく、退勤してから、始業するまでの16時間に全精力を注ぐ
★1週間を6日として考える。
1日30分、週に3晩1時間半ずつで週7時間半
この7.5hをフル活用できれば満足度があがる
・習慣を変えるなら、大きなことよりさりげなくはじめる
・時間に余裕をもつ
90分要する勉強なら、2.5hくらいは見ておく
・内省の時間を大切にする(帰りの通勤電車の中とかいいかも)
・あらゆることに原因と結果がある。
知識をまとめて自分なりにひとつの系統だった説人を構築してみる。
好奇心を満たすということは、ものをわかる心を持つということ。
・詩を読むのは◎
読書はどんどん前へ進むのではなく、
①努力を傾ける方向と範囲を限定すること
(時代、主題、作家などを限定する)
②よく読むと同時によく考える
1年間に読んだ冊数が大事なのではない -
Posted by ブクログ
古代から令和の現代まで、図と年代順でわかりやすく解説された日本の歴史の決定版。
歴史の転換点となるエピソードが見開き2ページごとに解説されており、とてもわかりやすく、気になったところはすぐ読み返せる所が気に入りました。
初めて筆者の作品を読みましたが、日本の歴史への造詣が深く、また、世界的な視野とともに冷静な歴史観で書かれており、改めて日本の歴史のすばらしさを感じることができました。
自虐史観で育った世代の自分からすると、なぜもっと歴史をしっかりと学んでこなかったんだと忸怩たる思いもしました。
世界が不安なこの時代にこそ、しっかりと自国のアイデンティティをもって、世界について考えていかなければならないと思いました。