渡部昇一のレビュー一覧
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ネタバレ▼渡部昇一さんの「安倍さんが総理大臣になって本当によかった」という気持ちが込められていました。
▼文字が大きく、一章一章が短めで読みやすかったです。文章がですます調だったので、柔らかく品がよい感じがしました。
▼民主党の売国政策についても触れていました。それでも渡部さんは民主党の中でも野田政権には、まだ期待をしていたそうです。野田さんは野党時代はしっかり主張・まともな指摘が多かったのに、総理になったとたん「反日」に変わってしまった、「民主党政権自体が日本の政党ではなかったということなのかも」と書かれていました。
▼安倍政権になった今、もしかしたら前の政権時の足かせがあって、思うように前に進まないこともあるもしれません。薄氷の上にいるようで動きにくいこともあるかもしれません。でも最短距離は無理でも、日本のために頑張ってくれているはず、と私は信じているのですが・・・。
▼安倍総理に期待するあまり、結果をあまり急かしすぎたりせず、今はグッと踏ん張り時なのかな、と思っています。 -
Posted by ブクログ
古事記、日本書紀の記述を紐解きながら、日本の男性観、女性観の特徴を諸外国と比較する。1976年に「正論」に掲載された文書に基づいており現代と時代背景が異なる部分もあるが、古来からの日本人の根底に流れる考え方について興味深い考察をしている。
イザナギノミコトとイザナミノミコトの話から男女相補的な考え方。そこには、一神教の前提としている男尊女卑の考え方は全くない。ただし、性行為において、女は男に従うべきということが神の指示として受け止められている。
男は闘い、女は楽しさを供する、分業ができている。
伊勢神宮に祭られている、アマテラスオオミカミは、イザナギノミコトの左目から生まれた女神で、代々、皇女によってまつられている。
古事記や、日本書紀は、戦後、顧みられなくなっているが、史実として読むことにより、日本人のルーツに流れているものが見える。
命を懸けての戦いに夫を送り出す、妻の愛情。
今の初回では、夫が命を懸けて外に出ている状況ではなくなってしまい、女性の役割も変化してしてきている。
アメリカのウーマンリブは、日本よりもずっと権力のないアメリカ家庭での主婦の復権の動き。そもそも家庭で実験を持っている日本にはそぐわない考え方。
家庭の役割が変化している、これからの日本の意識のへの危機感から、古事記、日本書紀が教える禁忌、推奨を大事にすべきと主張している。 -
Posted by ブクログ
新訳とついているが、訳した本ではない。ややこしいが、この本は『読書について』の要約で、一つの言葉について、渡部さんが(これはこうゆうことだ、これはそう思う)などの解説や意見を書いている。
それでもこの本はが価値があると思うのは、ショペンハウエルの生涯や、基本的な考え方が書かれており、初心者や、ショペンハウエルの感覚がわからない人に掴みやすい。
も一つ、渡部さんの意見として書かれていることに(これは、そうとも限らない)や具体例が、哲学を触れるにあたって盲目的に囚われないストッパーになっている。
もちろん原著の方が読み応えがあるが、こういった本も改めて噛み砕くのにいいと思う。 -
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成功哲学の本。成功者は差異はありながらも、皆同じような考え方をしている。それを特別な人の話だと思った人は、特別な人にはなれない。逆に自分にも関係する話だと解釈する人は、その特別な人になるのだと思う。
この本には「犠牲者」と言う言葉がよく出てくるが、その「加害者」は自分自身である事をよく認識できれば、それをコントロールできる事もわかってくる。まずは全ての原因が自分にある事を、正しく理解する事が必要だと感じた。
また作者の書き方は断定的だ。でもそれは確固たる自信から来るものだと思う。そして耳を貸さない人に読んでもらう必要はないと言っているようにも感じる。
本の最後の一文「あなたが下す選択の積み重ねが、とりもなおさず、あなたという人間をつくり上げている」と言うのが、まさに納得の一文である。健全な選択をするためには、クリエイティブで活気に満ちた姿勢が必要であり、そうすれば人生が楽しくなる。
ここで「...とは言われても...」と思った人に、お薦めの一冊である。 -
Posted by ブクログ
若気の至りといえばそれまでですが、20数年前、社会人になったときの自分の目標は、「つまらないオトナにならない」でした。今思えば、学生気分の自由な生活を維持したいという思いが大半だったような気がしますが、それでも自分なりに目標としていたのは、仕事や会社のつきあいに流されず、しっかりと自分の時間を持ち、仕事とは離れた知的生活も送りたいとうことでした。
本書が提示する人生後半の知的生活の方法は、何となく当時描いていたものに近い。今でこそ、個々人の価値観を大切にする生き方を語ってもさほど周囲に違和感を与えませんが、当時は違った。著者は30年も前からそのような生き方を志向され、提案されていた。こういう方の近くで20代、30代を過ごしたかったという思いと、それができなかったのは、結局自分の生き方が中途半端だったせいだという現実との間で複雑な気分ではありますが、まだまだ人生、これから後半戦です。