渡部昇一のレビュー一覧
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陸軍が独走していくことになった最大の原因は「統帥権干犯」にあるという。
大日本帝国憲法第11条に「天皇は陸海軍ヲ統帥ス」とある。
昭和5年(1930年)海軍軍司令部の反対を押し切って、
浜口内閣がロンドン海軍軍縮会議に調印したことから
「天皇大権である統帥権を干犯した」として軍司令部や右翼が内閣を総攻撃した。
以降軍部は統帥権を楯に、内閣政府に口出しさせないようにした。
それが、地獄の太平洋戦争への入り口だった。
当時のものさしで軟弱とされるものはどんどん消されていき
紳士的外交である幣原外交も長続きしなかった。
アメリカがシナ人を洗脳し、反日感情を植えつけていく。
日英同盟もやめさせ -
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Posted by ブクログ
副題の「賢く生きるとは自分の能力を最大限に発揮して生きることだ」、山口周さんの推薦文「人生を変えたければ習慣を変えろ!」に魅かれて購入。読後の感想は“え、もう終わり?”というのが正直なところ。
第1章 思索を重ねる人ほど幸せになれる
第3章 「古典」をどう読み、どう生かすか
などは腹落ちした。ただ本書でいちばん共感したのは第4章 自分を磨きあげる文章術の日記についての記載。
「日記をつけ始めるのに、正当な理由はただ一つしかない。楽しいから日記をつけ始めるということだ。また、日記をつけ続ける理由もただひとつ、続けるのが楽しいということである(p183)」
blogで日記をつけるようになって16年 -
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昔こんなのばっかり読んでたので今更なんだが、これ読んでなかったかあ。
言ってる内容は読まずともわかるが、ディテールはやっぱり薄まってる。
和解できるはずないんですよ。和解したら困るもん。向こうが。あと、こっち側に蔓延ってるその辺の界隈の人が。
ちょっと古い本ではあるが、ある意味この頃より日本て酷くなってて、SNSでも「韓国」と同じマインド理論でアホなこと言うてる界隈が目立ってきてる。
事実関係ない。
お気持ちこそ真実。
俺は正しくある権利がある。お前が間違ってる。お前はクソだ。頭を下げろ。
だけど俺には責任がないのだ。
なんかあったらお前が命懸けで俺を守らなければならない。
頭沸く。 -
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ネタバレ大学時代の友人に渡部昇一かぶれの男がいて、私も以下のような彼の著者(主に翻訳本)を読んだことがある。
.G.ハマトン『知的生活』下谷和幸共訳 講談社、1979年 のち学術文庫、三笠書房
ウエイン・W・ダイアー『自分の時代 80年代・知的独立の生涯構想』三笠書房 1980年 のち知的生き方文庫 ほか新版(以下も)
アレキシス・カレル『人間-この未知なるもの』三笠書房 1980年 のち度々新版、知的生き方文庫
さて、本書は20世紀英国小説の傑作の「二人の女の物語」でも有名なアーノルド・ベネットが書いた実用書。
こんな魅力的なフレーズが続く。
「朝、目覚める。すると不思議なことに、あなたの財布には -
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1900年初期に出版されたとても古い本の和訳本で、とてもサクッと読める本。
本書は、『自分の時間 1日24時間でどう生きるか』と題しつつも、
「幸福とは肉体的、精神的快楽を得ることにあるのではなく、理性を豊かにし、自らの生活信条にかなった生き方をするところにあると悟ることによって、幸福を自分のものとしているのだ」
といった具合に、人生の生き方や考え方の教訓本となっており、そのために、自分を見つめ、振り返り、思考をコントロールする時間は大切だと書かれている。
読む人によっては、「時間」というテーマから離れてると思うけど、自分にとっては所々人生のヒントとなる部分が書かれていた。 -
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30代管理職なりたてです。
職場の先輩に勧められて購入しました。
先輩曰く、2024年に読んだビジネス書の中で一番タメになったと。
さてここから私の感想です。
まず、本自体は薄く、余白も多いので読みやすいです。翻訳本は難しいものも多いですが、本書は読みやすいと思います。短い通勤時間で3-4日で読めました。
本が書かれた時代背景は、1900年前半イギリスです。
時間は、身分性別年齢に関わらず、みな平等だし金で買えるものではない。
24時間をどう生きるか、過ごすか?人生を豊かにするヒントや教訓が得られます。
◯備忘録としてメモを残しておきます。
この世に退屈なことなどない。知的好奇心に溢れて -
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その分野の名著ガイドみたいな本が、私は好きである。
自分の好きな分野であれば、『おおっこれをセレクトしたか、流石だねぇ』と感心したり、『む、これはまだ未読だぞ、是非読まなければ』と読書欲に火が付いたりする。
今まであまり触れていない分野だと、水先案内をお願いするみたいな気持ちで手にとったりする。
とはいっても、まんべんなく網羅した名著ガイドっていうのは、そうそうお目にかかれない。大抵選者である執筆者の趣味が前面に出て、時にはそれが顕著であからさまであったりする。(ちゃっかり自著を取り上げているあたり……裏方に回るつもりはないのだろう)
つまり、ガイド役に徹した案内本というのは、すっごく珍しい。 -
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