【感想・ネタバレ】自分を鍛える!のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2023年03月30日

この本は全米で大ベストセラーになった古典的名著です。
充実した生活を送るための方法が書かれていますが、現代でも活用できる知的トレーニング方法がわかり、とても参考になりました。
時代が経っても残っている名著というのは、読む価値のある本だと思います。
ぜひぜひ読んでみて下さい!

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購入済み

簡潔でわかりやすい!

2022年07月30日

渡部昇一さんの訳者序文のとおり、まさに【今、読んでおくと必ず「得をする本」】という言葉がピッタリ!当てはまっていると感じた。いい習慣をつくる…「持ち時間」を最大限に生かす術、「話し方・交際術」などいままで知っていたと思っていたことを改めて考えさせられた。いつまでも色あせない名著だと感じ、近日中に再読...続きを読むしたい。

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Posted by ブクログ 2022年03月06日

全男の必読書


今生きている若い人にはぶっ刺さりまくることばかり
低評価の人はポルノに人生壊されてひねくれているのだろう

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Posted by ブクログ 2020年05月13日

【どんな本】
80年近くアメリカとイギリスの若人に読まれてきた、自己啓発書のロングセラー。

【誰におすすめできるか】
最もおすすめしたいのは、学生さん達です。
著者が牧師として若い人たちに向けて書いた内容ですし、
訳者も大学教授ですので、その辺りがしっかり伝わってきます。

【良かった点】
読者を...続きを読む諭すような説得力ある言葉と、悩める人に道を示す具体策が両方あり、力強いメッセージを感じさせます。

【気になった点】
流石に古さを感じさせる部分もあります。悪い事ではありませんが、説教臭く感じる人もいるでしょう。

【総評】
この本には、例えば「刺激が無くても頭を働かせる」といったいったフロー状態の概念や、「頭を使う仕事は午前中」といった時間術など、現在も言われ続けている事の源泉があるようです。
この本が書かれた時代も情報過多や時間の無さに悩まされた人が多かったようなので、エッセンスを抜き取れば現代にも通用するかもしれません。

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Posted by ブクログ 2018年11月18日

もっと若く、早いタイミングで読んでおきたかった悔やまれる本。「知的生活の方法」の渡部昇一さんの訳。
何度か再読したら、息子に薦めようと思う程の良書である。

・ものを考え続ける事によるトレーニング
・いい習慣を作る事
・読書法、本との出会い方
・有限である時間の使い方
・話し方、交際方法(大切にすべ...続きを読むき友人)
・肉体的な鍛錬の必要性

『謙虚な人のほうが、生意気な人間よりも、同胞からはるかに思いやりや善意をうけやすいものである。』
『およその物は権力で手に入れたりお金で買えたりするが、知識だけは勉強して手に入れる以外に方法はない。』

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Posted by ブクログ 2018年06月04日

ページを捲るごとに「あ~そうだよなあ」と自分の至らなさを痛感させられ、かつ「よし!今からでも頑張れる!」と前向きになる本。内容も具体的で分かりやすい。「入念に、徹底的に。」「量より質」。時代と逆行しているようで実は人生の本道を突いている。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年03月04日

1835年に出版されたもの。本は乱読するものではなく、精読するもの。本を選ぶにはまず1章だけ読んでみる。運動を続ける秘訣は、毎日すること。復習が重要。など、今まで自分の中になかった考え方が多くちりばめられていて、すごく影響を受ける1冊になると思う。

印象に残った個所を本著から一部抜粋します。

...続きを読む根気強く、1分1秒を充実させる、それも計画にそって充実させていくことが必要である。

・何事にせよ、時間を厳守することである。

・早起きするためには、早く就寝することをすすめたい。・・・(中略)・・・だが繰り返し言うが、いやしくもこの世で何かを成し遂げたいと思うならば、この習慣を身につけることが絶対必要なのだ。

・重要性の大小にかかわらず、たとえそれが何であろうと、少なくとも調べる価値があるのなら徹底的に調べるべきである―二度と調べる必要のないくらいに。

・読書であれ、会話であれ、作文であれ、量は少なくても入念に行った方がよい。

・自分のおかれている境遇に満足するようにしなさい。不平不満ほど、たちどころにその人間を不愉快な人間にし、本人自身の心の平安をも乱すものはない。

・復習の積み重ねは「信じられないほどの効果的な進歩を生み出す」

・頭の鮮度を再びよみがえらせるのは、ぶらぶら休憩するのと同じく、勉強する対象に変化を持たせるだけでも可能なのだ。

・「読書は充実した人間をつくり、会話は機転の利く人間をつくり、執筆は緻密な人間をつくる」

・まず1冊の本を手に取って、1章だけ読んでみるとよい。・・・(中略)・・・グラスに1、2杯飲んでみてまずければ、そのワインはすべて駄目なのであって、それを判断するために樽の中身を全部飲む必要はあるまい。

・読もうと思った本は精読しなさい。読んだ本の内容はしっかりと自分のものにすること。そうすれば、やがて知性豊かな人間になれるし、価値ある知識を絶えず増やし続けていくことができる。

・怠惰というのは、今やるべきことをあとへ延ばそうとする無気力な性向を少しも直そうとしないことだ。

・時間を浪費するという過ちは、若い時、いや実際には生涯を通して、とりわけ犯しやすい過ちである。

・集いを去るときは、来たときよりもいちだんと賢くなっているか、あるいは他の人を賢くしていなければおかしいのだ。

・そこにいない人の悪口を言えば、間違いなく相手の耳に全部とどくものである。

・自分のことや自分の友だちのことや自分の業績のことは、できるだけ口にしないことである。さもなければ、誉めてほしいのか憐れんでほしいのか、そのいずれかを期待しているのだと人は解釈する。

・運動が楽しくなるかならないかは、運動自体の軽さや激しさで決まるのではなく、毎日やるかやらないかで決まる。

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Posted by ブクログ 2021年12月22日

第一章 習慣

正しい習慣を愚直に、毎日毎日繰り返すことが一番大事で強い。
結局、コツコツ努力をしたものが勝つ。イチロー的思考。

前日のうちにTODOを計画すること。初速とゆとりが全然違う。
そしてそれを朝早く実行できる強い。

【明日やろう】は馬鹿野郎。

その日にやるべきことは必ずその日の...続きを読むうちに。
やるときめたらやり切る。GRIT!

個人的には、ぱっぱぱっぱ次に行く思考回路で動く方だが
もっとじっくり、でも確実にスキルを体得できるように向き合うことが大事。
それを繰り返していれば、いずれ早くできるようになる。
量は少なくても入念に行った方が良い
┗ 名著をじっくり読むようにしたい。

【一度に一つのことだけをやって、それをやり遂げることが大切】

服は清潔感のあるものを選ぶ。それ以上も以下もない。


第二章 学習 / 第三章 読書

短時間でもいいので、意識を精一杯集中して取り組む
そしてとにかく繰り返す繰り返す繰り返す。

リフレッシュ方法は休憩よりも違う分野の学習をすること
違うことをすることが脳にとってのリフレッシュになる

10冊を流し読みするより1冊をみっちりマスターする
┗ とにかく名著に絞って読み漁りたい
┗ いい本を繰り返して読むとかがとにかく良さそう
  ┗ 何度も読んでるうちに弾みがついてこがなくても進む状態になる

┗ 知識の“消化不良”を起こさないようにする

物事を上部だけいい加減にやらない
 →俺はこの傾向が強いから要注意

少しずつでもいいから、一つ一つを着実にマスターしていくのが大事
→ 週次とか月次の単位を使って、一つ一つマスターしていった方が良いかも

勉強は、どんなに調子が悪い時でも続けないといけない。

勉強や仕事は、基本的に人間の義務である。
楽しいということもあるかもしれないが、基本的には苦しいもの、
でも、やらないといけないことである。がんばれ。

勉強する時、膨大に感じるときは、何分割かに分けて考えると取り組みやすい

これだと思った本に出会った時は、考える時間を前後にもち
マーカーなども駆使しながら向き合う。

しっかりとそれを誰かにアウトプットすることが大事。


第四章 時間

時間に執着し強欲であること、それは美徳である。
時間ほど貴重なものはない。でも浪費しがちなものである。

良質な睡眠を取ること。
┗ 寝過ぎない
┗ 食べてすぐ寝ない
┗ できれば0時前に寝る

午前中の使い方がとても肝要。
なるべく早起きして、大切なことをパッパと取り組む

当面の目標と直接関係のあるものにエネルギーを注ぎ込む

予定に追い立てられては自由に考えることもままならない。
余裕を常に意識して。箱に物を詰める感覚で計画を立てよう。

“器用貧乏”は良くない。
前述記載の通り、ちゃんと一つ一つをマスターする心算で。
物事を中途半端に終わらせてはいけない。
毎日少しずつやれば大丈夫。必ず辿り着ける。

低俗なことに没頭しすぎない
→ 低俗ではないが、今年は野球を観過ぎたかもしれない

第五章 話し方、交渉術

人の悪口を言わない。ブーメランですよ。
相手の立場で望むことや嫌がられることをよく考える
取り繕い過ぎない。率直に。力まずに。
伸び伸びと気楽な気持ちで。

心にもないことを言わない。
相手の時間を無駄にしないよう、愛を持って接する。

なるべく自分の話をしないのが得策。
褒めるのも憐れむのも相手にとっては負担だぜ。
目立とうとし過ぎなくても大丈夫。

余計な熱論は疲れるだけ。


第六章  運動

激しいトレーニングでなくても良いので、継続して行う
歩いたりとかでも充分。健康にはもちろん、頭にも良い。
気持ちよく、楽しめる物を選んで続けよう。

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エピローグ

目標に向かう間、穏やかな気持ちでがんばりましょうね。

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Posted by ブクログ 2021年01月23日

読んで反省することが多くありました。特に時間の使い方と会話に対する姿勢については、改めなければいけないと強く感じます。ゲームやYoutubeなどは、楽しくてつい手を出してしまいますが、生産性が無いことのほうが多いです。もっと有効に時間を使わなければと、改めて決心しました。
また、会話の章では、「集い...続きを読むを去るときは、来たときよりもいちだんと賢くなっているか、あるいは他の人を賢くしていなければおかしい」というフレーズに、はっとさせられました。確かに、そのような意識で人と交流すれば、人との会話がいちだんと楽しいものになるに違いないです。間違っても無意味な会話ばかりで人の時間を奪うことがないようにしたいと思います。

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Posted by ブクログ 2019年03月02日

愚直に努力、愚直に読書、愚直に反復
時間に強欲になる
やらなければないないことが先
何かを学び取ってやろう
入念にやる
冷静を保つ←刃は冷たいほど切れる

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Posted by ブクログ 2018年11月25日

"原作は1835年に発売されたものらしい。
現代社会でも十分通じるSelf-Improvement Manualだ!
運動の効用も記されていることにも驚いた。

読書法もとても参考になる。記号でメモをしておくというアイデアは初めて読んだ。
その他にも、
読んだ本の内容を他人に伝えることで、...続きを読む理解度が深まる。
著者と対話をしながら読み進める。
読書はその人の文体をつくる。

などなど、読書した内容をいかにわが身に落とし込むかも、とても参考になる助言ばかりだ。"

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Posted by ブクログ 2018年10月01日

約300年前に生きた人の本だけど、今ある自己啓発系と同じことが書かれている。復習の積み重ねの大事さ、早寝早起きの効果など。そして、前日の夜に、翌日の予定を立てると立てないよりもより多くのことをこなせることや、アウトプットの大切さにも言及している。

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Posted by ブクログ 2017年08月07日

勉強中の数時間は休み無しに徹底的にに頭を使う。
正しい習慣を身につければしめたもの。
同じ仕事を同じ時間に行う=習慣になる。
前の晩に計画を立てておけば、一日は充実する。
怠惰ほど有害で致命的な習慣はない。にもかかわらずこれほど身につきやすい習慣もない。
「明日でいいだろう」この積み重ねほど恐ろしい...続きを読むものはない。
寝る前の歯磨き=自分を大切にする。
相手の欠点を指摘することは友情ではない。自分がやられて嫌なことは、相手にやらない。
勉強はできるだけ午前中に行う。
10冊を斜め読みするより1冊を徹底的にマスターする。
生半可な知識より、きちんとした知識を持つ。
およそのものはお金で買えるが、知識だけは勉強して手に入れる以外に方法はない。
勉強というのは、調子が悪くてもぼんやりしていても何年間もひたすら続けなければならないものである。
復習の積み重ねは、信じられないほどの効果的な進歩を生み出す。毎日、前日分を復習し、週の終わりにその週の分を、月の終わりにその月の分を復習する。更に折に触れて全体を復習する。
毎日15分間でも復習に専念する。
頭の鮮度を蘇らせるのは、休息だけでなく、勉強の対象に変化をもたらすことで可能である。少なくともくだらないことに時間を使っていないという満足感が得られる。
読書にかけた時間の4分の1を考察に充てる。
読んだ本の索引をつくる。
ペンとメモを用意する。頭に浮かんだ考えは書き留めなければ消えてしまう。
ものぐさは魂のサビ。すぐに身につく。放っておくとすぐに広がる。
ムダな時間を残らず活用する。空き時間に何かをやることが一番効果的な頭の休め方。
頭が疲れているときに勉強するのは時間のムダ。そのときは他の勉強にとりかかる。
スケジュールは箱にものを詰め込むのと同じ。几帳面さは人格に重みを与える。
毎日少しずつ行う。決めたことを規則正しく実行する。
時間に強欲になるのは一番の美徳である。多くの人が時間をムダにし、死ぬ間際に後悔する。
運動に費やす時間は、能率で十二分にカバーできる。
運動は先延ばしにすると日増しに実行が難しくなる。毎日することが大事。運動が楽しくなるかならないかは、運動自体の軽さや激しさではなく、毎日やるかやらないかで決まる。運動は楽しんでやるもの。
他人の賞賛を目指すべきではない。それが得られても必ずしも幸せをもたらすものではないし、一方でそれがなくなれば必ず不幸をもたらす。計画を立てて目標を目指すことは、満ち足りた人生を送り、自分は無為に生きているのではないと自覚できることで満足できる。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年07月10日

「自分を鍛える」(ジョン・トッド)
ジョン・トッドさんは、今から約200年前の1800年にアメリカに生まれた、「人生案内」で知られる牧師・著作家とのことです。こ「自分を鍛える」はジョン・トッドの実体験を踏まえながら、知力の開発の仕方、いい生活習慣づくり、健康増進の仕方などをまとめた1冊です(紹介文よ...続きを読むり)
読んでみて驚きました。約200年近く前に書かれた本ですが、内容は全く古くありません。今の時代の自己啓発本として十分通用する内容ばかりです。
とくに感銘をうけたのは、次のとおりです。
・人間とはすなわち、いろいろな習慣のかたまりである。習慣というのは、簡単に身についてしまう。特に悪い習慣ほど、そうである。ある種の習慣は若い時に身についてしまうものだ。時間の使い方や仕事の仕方、考え方や感情に、ある特定パターンが生ずるようになる。すると、良くも悪くも、それはやがてその人の一部、いわゆる第二の天性になってしまうのだ。だから、できるだけ若いうちに、ぜひよい習慣を身につけて欲しい。
・やることは二つあって、一つはやらなければならないこと、もう一つはどうしてもやりたいことがあった場合、迷わず前者(やらなければならないこと)からとりかかることだ。
どうですか。200年前に書かれたとは思えない内容と感じたのではないでしょうか。人間の本質を突いていますから、200年経っても通用するのでしょう。
とても読み易く書かれた本です。通勤電車の行き帰りで3日もあれば読み終えられます。その3日でその後の数十年が充実した日々をなるかもしれません。
ぜひ読んでみてください。

習慣が人をつくる。名言かと。

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Posted by ブクログ 2017年02月06日

 ジョントッドの自己啓発本。知的トレーニングと題して、生活の仕方、向かい合い方を学ぶ。
本書のコアは、自律であろう。言葉こそ出てこないが、朝の遅い人間で志を叶えた者は1人もいない、一期一会の精神で物事に当たる、清潔感は人となりをあらわす、時間厳守など。やることが2つあって、一つはやらなければならない...続きを読むこと、もう一つはどうしてもやりたいことであった場合、迷わず前者からとりかかること。
 あいての欠点を注意するのが友情と思ったら大間違い。尊敬と、勇気づけ、激励してやることだ。
読者に関しては、ナナメ読みではなく、一冊をじっくり理解し、ゆっくりと慎重になされるべきと説く。自問し、理解、覚える価値、重要かなどを確認し、次の章へ行く。考えながら書き込むのも、良い。さらに、読後に考察する時間をとる。頭に浮かんだ言葉こそ、残すべき。
 最初のテーマに戻るが、ものぐさ病についての記述が後半にくる。スケジュールは箱にものを詰め込む感覚で。特に午前中をぶらぶら過ごしてはならない。良い本、良い友人に巡り会える努力をしているか。じぶんのこと、じぶんの友人のこと、じぶんの業績のことはできるだけ口にしない。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年01月14日

1835年の出版になる自己啓発書。アメリカ独立後50年ほどの開拓時代だろうか。
早寝早起き(22時には寝て5時には起きる)、歯磨き、時間を守る、計画性、向学心、精読など、当たり前ではあるが、きちんとはできなそうなことが並んでいる。
本に関しては読むべき少数の本を深く丁寧に読むことが勧められているが、...続きを読む個人的にはいくつかの見解の異なる本を読み合わせることで鵜呑みにならない視野が得られる面もあると思っている。
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Posted by ブクログ 2021年07月17日

改めて、大事なことに気付かされました。
怠惰は、今やるべきことをあとへ先延ばしすること。
最近の、自分は
はっきりいって怠惰です。これから、夏休みに入りさらにそれが進行していきそうな気がしてなりません。そんな時は、この本を思い出して、勤勉な人になりたい。

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Posted by ブクログ 2020年05月08日

これまでなんと多くの時間を無駄にしてしまったことか。
怠惰とは今やるべきことを後へ延ばそうとする無気力な性向を直そうとしないこと。
心に刺さりました。もっと若い頃に出会いたかった本。
200年以上前に書かれた本とは思えない、本質的な事がわかりやすくシンプルに書かれている。
良い習慣を身につけて、何事...続きを読むも入念に丁寧に。
目標を持って充実した人生を

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年03月16日

この本が書かれたのは19世紀のアメリカ。若くて向上心と探究心に溢れた正しくて強いアメリカが実在していた頃。「よし俺たちも学び鍛え自分を磨こうじゃないか」という、前向きで明るい人たちがたくさんいる環境であれば、この本もベストセラーになる土壌があったということである。

訳者の渡部昇一さんも、この本に巡...続きを読むり合ったのは終戦間もない焼け跡の残る東京上智大学であったとか。「負けに負けてボロボロになった日本を、そして自分をもう一度作り直そう」という気概をもっていたからこそ出会った本なのかもしれない。

時間の活用法、睡眠の大切さ、プライオリティに従い行動すること、良い習慣作り、早くやるより入念にやる、運動の大切さ…書いてある内容は、今までどこかで学んできたことがほとんど全てである。中には「1日8時間も寝るな」とか「娯楽の読書はダメ(俺なんかはアカンらしい)」など、ちょっと?な内容もあるのだが、総じて古くない内容。200年も前にここまで実践的な自己啓発本が出ていたことは驚き。

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Posted by ブクログ 2018年02月15日

自己啓発の古典のような本。この手の本を目にすることが多ければ、いずれも別の言葉で言い換えられているか。

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Posted by ブクログ 2018年02月10日

流行りの自己啓発書を色々読んでいる者からしたら既視感ばかり。
原書の出版年を考えたらここに書いてあることが先なはずだから、それだけ今でも引き継がれて語り直されているということ。
表現方法は変えても基本的なところは普遍的に変わらないということ。

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Posted by ブクログ 2017年09月11日

「自分が所有したり、他人に提供する価値のあるものは、すべて努力という代価が必要。」

「読書であれ、会話であれ、作文であれ、量は少なくとも入念に行ったほうがよい。」

と、読書の姿勢についても具体的に書かれている。「一文ごとに以下を自問する」として、

1)自分は理解しているかどうか?

2)真実か...続きを読むどうか?

3)重要であるかどうか? あるいは当を得ているかどうか?

4)覚えておくべき価値のある点があるかどうか?

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Posted by ブクログ 2017年04月11日

冒頭で掴まれた感じがあったけど、途中から「思想が強く少し偏った考え方の人なんだなぁ」と何時はじめて途中から萎えてきた。
もちろん学ぶところはたくさんあったけど、心揺さぶられる程でもなかったのが印象。

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