【どんな本】
80年近くアメリカとイギリスの若人に読まれてきた、自己啓発書のロングセラー。
【誰におすすめできるか】
最もおすすめしたいのは、学生さん達です。
著者が牧師として若い人たちに向けて書いた内容ですし、
訳者も大学教授ですので、その辺りがしっかり伝わってきます。
【良かった点】
読者を
...続きを読む諭すような説得力ある言葉と、悩める人に道を示す具体策が両方あり、力強いメッセージを感じさせます。
【気になった点】
流石に古さを感じさせる部分もあります。悪い事ではありませんが、説教臭く感じる人もいるでしょう。
【総評】
この本には、例えば「刺激が無くても頭を働かせる」といったいったフロー状態の概念や、「頭を使う仕事は午前中」といった時間術など、現在も言われ続けている事の源泉があるようです。
この本が書かれた時代も情報過多や時間の無さに悩まされた人が多かったようなので、エッセンスを抜き取れば現代にも通用するかもしれません。