渡部昇一のレビュー一覧

  • 知的生き方の方法 人生をほんとうに楽しむためのスキル

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    電子辞書はサプリメント、紙の辞書は食べ物。他の栄養素も吸収できる。
    積読は読書の必要悪。
    本を決めたら、その本棚の周辺5Mからもう一冊選ぶ。
    壁一面くらいは、2度以上読みたい本だけでも並べる。
    古典を読まないなら読書家とは呼べない。
    本を読むことは、感銘の積み重ね。教訓を敏感に感じ取れるか。
    『半七捕物帳』は古典。
    「人生の最後の一息まで精神的に活発に活動し、仕事中に死ぬことが理想的な終結」
    自分の程度にしか友達にならない=勉強熱心な友達を欲しければ自分が勉強熱心になる。誠実な友達が欲しければ自分が誠実になる。

    仕事は、まず思い切って始めること。これが一番難しい。嫌な仕事は後伸ばしにする=忙

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    2022年11月07日
  • 新版 ハマトンの知的生活

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     本著も、少し前に読んだ「カタルーニャ語小さなことば僕の人生(田澤耕著)」で渡部昇一先生の「知的生活」に触れられていたので、「知的生活」つながりとして本書を手に取った。
     本著者はまさしく渡部昇一先生が刺激を受けたハマトン氏だ。本著は19世紀に書かれており、現代にそぐわない箇所はトリミングされている。
     基本的に生活に余裕がある著者、静かに過ごしながら知的生活を送るための考え方が示されている。
     下記に示すゲーテの詩、はじめて出会った。
       星のごとく
       急がず
       しかし休まず
       人それぞれに
       神より受けし務めをはたせ
    いい出会いをしたものだ。

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    2022年09月28日
  • [増補]決定版・日本史

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    総じて、日本人の誇りを取り戻すという著者の思いが色濃く伝わってくる。

    特に近代以降の自虐史観からの脱却を説くための、第二次大戦での日本側の正当性を裏付ける事実が興味深かった。

    同時に何をもって史実とするのか?と考えさせられた。

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    2022年08月21日
  • 日本とシナ 一五〇〇年の真実

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    日本文明とシナ文明は異なる、その根本にあるのは神道。中国という言葉は自分にとって最も大切な国という意味で、日本人が日本を意味する言葉として使うこともあった。酪や蜜に印欧語との関連性が指摘され、周は西方との交流があったと思われる。三国志の時代が終わり漢が滅んだ後は人口の8割が消えたとのことで、これ以降のシナには断絶があるとする。日本民族の祖先は騎馬民族説は古事記等に馬の伝承がなく無理がある。頼山陽の日本政記が広く読まれ日本人に日本人意識を持たせた。神話まで繋がる皇室の方。そういった話のあとは中村粲氏による大東亜戦争への道をテキストとした日清戦争から第二次大戦までの日本史について。この本を読んでみ

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    2022年05月04日
  • [増補]決定版・日本史

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    最近、両肩・腰・右足踵が痛い。花粉症で目が痒いし鼻水が止まらない。走ったり歩いたりしてるけど、回復傾向見られず満身創痍。おまけに体重も増加傾向。

    週末は実家に帰って、掃除&同級生とゴルフ。案の定、症状悪化。特に腰が痛いのなんのって。仕方ないのでソファに寝転んで読書 (これも腰に悪そう)。

    渡部昇一の「日本史」通史を読む。
    NHK大河ドラマ鎌倉殿の13人が面白いので、
    まずは「中世」を読んで源氏の歴史を確認。

    源頼朝が近親者を皆殺していく様や、日本史上、政治に口を出して唯一成功した女性と言われる北条政子を、
    三谷幸喜がどの様に描いていくか今後の展開が楽しみ。

    続きは、現代→近代→近世→古

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    2022年03月22日
  • 終生 知的生活の方法~生涯、現役のままでいるために~

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     渡部昇一(1930.10.15~2017.4.17)「終生 知的生活の方法」、2018.11発行。「老年の豊かさについて」(2004.5)を加筆修正、大幅に改定したもの。気に留めた箇所は: ①知的生活とは、孤独と社交のバランス ②叙勲に値するのは、軍人、消防士、警察官など命がけの仕事をする人々 ③いい医者は、薬の量を減らそうと努力する。

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    2022年01月28日
  • 人生の手引き書~壁を乗り越える思考法~

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    -不平不満が多い世の中ですね。
    わたしも不平不満しかないですが。
    だからこそ、この本をもう一度読んでみようと思いました。

    -私が特にハッと思わされたのは「不満の解消に頭は使うけど神経は使わない」。

    -確かに、人間関係とか仕事が嫌だなー面倒だーって思っことって神経が研ぎ澄まされるからなんだろうなと思いました。
    さらに、それに対して解決策がなかったり、どうにもならないことが多いから。

    -前に天海祐希も「解決しないことは悩まない」って言ってたなーと。

    -そして、この本には改めてうまい生き方を考えさせられる一冊でした。

    -個性的な人ほど、新人の時には個性を出さずに従順である。

    -これも、私

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    2021年12月30日
  • 勝ちぐせをつけるクスリ

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    ポジティブ思考の本と考えるべし。

    ネガティブな思考は良い結果を生まない。

    本書もダイアーの本だが、訳だけでなく
    渡部昇一の解説が入る。

    前書きの前後とか、後書きの前後とかではない。

    すべての項目に解説が入る。

    西行の話とかが出てくる。

    よって、ダイアーのテキストを使った渡部昇一講座、セミナーと考えた方が良い。

    身近な人に言い当てるという事を聞いたことがある。
    ネガティブなことを言っているとそれが実現してしまう。

    つまり悪い事が実現してしまう。

    忌言葉もそれかもしれない。

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    2021年12月25日
  • 知的生活の方法

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    金は時なり=時間という要素が一番大きい。
    時間を買うためにも本は買う。
    無駄な勉強に時間を費やさない。

    上智大学では、英語に集中させるために第二外国語を見切っている。
    早起きカント。起床は5時。7時まで準備。9時まで講義。1時まで仕事。
    溶鉱炉は火を落とさない=仕事は4~5時間まとめて時間をとる。
    半端な時間は、暗記する。

    みんなと同じことをしていれば、みんなと同じ平凡なことになってしまう。断固として始発電車に乗った人の話。

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    2021年11月23日
  • アーノルド・ベネットの賢者の習慣

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    習慣にすべきことや思考について、著者の経験に基づいた視点で述べられている。少し難しい文章の表現があると感じた。他の習慣の本でも似ている内容はあるが、独自の考えもあり、言葉に重みがある。


    個人的に印象的な文
    人は前進と停止を同時に行うことはできない。

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    2021年10月22日
  • 知的余生の方法

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    ガリバー旅行記は不死の国への旅。不死=不老ではない。おいても死ねないのはむしろつらい。
    晩酌の習慣のある記者で本を書いた者はいない。
    最終講義ができない学者がいる。
    知的生活は、好きだけでなく、楽しくなければ続かない。好きだけだと定年退職したらやめてしまう。

    健康の秘訣は、毎日規則正しい生活。仕事と運動。脳も規則正しく活動させられる。
    正常なストレスは鍛えるために必要。脳も同じ。研究成果も芸術作品もストレスの結果。

    老人ホームは都会のほうが刺激があってよい。
    本田静六の方法は、収入の3/4で生活し、臨時収入はすべて貯金。利子は3/4は使ってよい。天引き貯金の威力。
    お金は使ってこそ集まる。

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    2021年09月18日
  • アーノルド・ベネットの賢者の習慣

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    自己啓発系の書籍は世の中に多数あるが、その中に時々斜に構えたような内容(言い回し等も上から目線的な)も多々ある。

    本書もどちらかというと後者の斜に構えたような内容の自己啓発本。しかし本書は嫌味のある部類の斜に構えたような本ではない。
    それはやはり皆どこかで長い人生、平坦なものではなく、険しく厳しいものだと承知しているから。そうしたところに本書は言い方は厳しいながらも真理を伝えてくれている。

    色んな書籍で言われているような内容も多々あるが、新たな発見もある書籍だった。

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    2021年08月28日
  • 朝日新聞と私の40年戦争

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    今更ではないが、朝日新聞のクズさ。
    自分の意に沿わない人間は、民間人だろうが全力でねじ伏せようとする。

    で、失敗する。

    なんかもうため息。
    もはや報道機関ではないので、軽減税率もいらないんじゃないの。

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    2021年08月23日
  • 自分を鍛える!

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    改めて、大事なことに気付かされました。
    怠惰は、今やるべきことをあとへ先延ばしすること。
    最近の、自分は
    はっきりいって怠惰です。これから、夏休みに入りさらにそれが進行していきそうな気がしてなりません。そんな時は、この本を思い出して、勤勉な人になりたい。

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    2021年07月17日
  • 知的生活の方法

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    己に忠実に。
    ある知的生活者の日々の教訓を伺う本。姿勢を見習う。

    ・「わからない」ということを恐れない。「わかった気になる」ことを恐れる。

    ・小説を理解するには知的レベルが必要。読めないときは読まない。知的レベルの向上が先。

    ・時間の間隔を置いて繰り返し読む。繰り返し読んだ本が何かで<わたし>が見える。

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    2021年05月16日
  • 孫子 勝つために何をすべきか

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    経営戦略という面で参考になりました。
    ビジネスにつながりにくい部分もありましたが
    (勝つ)という本質を捉えているなと思います。
    ただ少し例など上がっていますが個人的に今いる自分の立場によりこの考えの捉え方変わってくるものなのでいらないかなととも思いました。

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    2021年03月03日
  • [新訳]読書について 知力と精神力を高める本の読み方

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    反芻することによってのみ、人は読んだものを身に付けることができる。
    という指摘は鋭いと思った。
    反復は習得の母らしいので実践したい。

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    2021年02月17日
  • 知的生活の方法

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    期待して読んだが、自分にとっての学びは少なかった。本書は著者の考えや習慣等をまとめたものなので、必要な部分だけ読めば良い。それ以外は参考程度に流し読みするか、飛ばしても良いと思う。

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    2020年12月12日
  • 国家とエネルギーと戦争

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    原発停止により、火発の燃料輸入に1日100億円の余計な支出が生じている。早く原発再稼働しましょうという主張。
    話し言葉で読みやすく、引き込まれる。が、被曝者の知り合い2人はとても元気だった、と言って放射線は安全というアウトな記述もある。
    その他良かったのは、両大戦前後のエネルギー事情がさらっと分かる点と、真珠湾攻撃で石油タンクを潰していたら日米は引き分けだったかもしれないというハーマン・ウォークの説。

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    2020年08月08日
  • 学問こそが教養である

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    学問こそが教養である 渡部昇一氏

    1.購読動機
    渡部先生は2冊めです。
    戦国武将の名将言語録。
    これが○のため、二冊目セレクト、読みました。

    2.本書内容
    学者であった故渡部先生の持論の展開です。
    専門分野を留学の経験まで遡り改装している書籍です。

    福澤先生の学問のすすめのようなイメージで購読を、、、と想定していたため、その意味においては想定外の内容でした。

    共感したのは以下のくだりです。

    「教育の環境を整えるは、平等の権利です。
    一方で、生徒側の能力には開きがあるのですから、能力にわけて教育をするも重要です。
    学校が物足りないならば、塾へいけばよいですし、塾も補習、専門分野などいく

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    2020年05月17日