渡部昇一のレビュー一覧
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ネタバレ電子辞書はサプリメント、紙の辞書は食べ物。他の栄養素も吸収できる。
積読は読書の必要悪。
本を決めたら、その本棚の周辺5Mからもう一冊選ぶ。
壁一面くらいは、2度以上読みたい本だけでも並べる。
古典を読まないなら読書家とは呼べない。
本を読むことは、感銘の積み重ね。教訓を敏感に感じ取れるか。
『半七捕物帳』は古典。
「人生の最後の一息まで精神的に活発に活動し、仕事中に死ぬことが理想的な終結」
自分の程度にしか友達にならない=勉強熱心な友達を欲しければ自分が勉強熱心になる。誠実な友達が欲しければ自分が誠実になる。
仕事は、まず思い切って始めること。これが一番難しい。嫌な仕事は後伸ばしにする=忙 -
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ネタバレ本著も、少し前に読んだ「カタルーニャ語小さなことば僕の人生(田澤耕著)」で渡部昇一先生の「知的生活」に触れられていたので、「知的生活」つながりとして本書を手に取った。
本著者はまさしく渡部昇一先生が刺激を受けたハマトン氏だ。本著は19世紀に書かれており、現代にそぐわない箇所はトリミングされている。
基本的に生活に余裕がある著者、静かに過ごしながら知的生活を送るための考え方が示されている。
下記に示すゲーテの詩、はじめて出会った。
星のごとく
急がず
しかし休まず
人それぞれに
神より受けし務めをはたせ
いい出会いをしたものだ。 -
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日本文明とシナ文明は異なる、その根本にあるのは神道。中国という言葉は自分にとって最も大切な国という意味で、日本人が日本を意味する言葉として使うこともあった。酪や蜜に印欧語との関連性が指摘され、周は西方との交流があったと思われる。三国志の時代が終わり漢が滅んだ後は人口の8割が消えたとのことで、これ以降のシナには断絶があるとする。日本民族の祖先は騎馬民族説は古事記等に馬の伝承がなく無理がある。頼山陽の日本政記が広く読まれ日本人に日本人意識を持たせた。神話まで繋がる皇室の方。そういった話のあとは中村粲氏による大東亜戦争への道をテキストとした日清戦争から第二次大戦までの日本史について。この本を読んでみ
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最近、両肩・腰・右足踵が痛い。花粉症で目が痒いし鼻水が止まらない。走ったり歩いたりしてるけど、回復傾向見られず満身創痍。おまけに体重も増加傾向。
週末は実家に帰って、掃除&同級生とゴルフ。案の定、症状悪化。特に腰が痛いのなんのって。仕方ないのでソファに寝転んで読書 (これも腰に悪そう)。
渡部昇一の「日本史」通史を読む。
NHK大河ドラマ鎌倉殿の13人が面白いので、
まずは「中世」を読んで源氏の歴史を確認。
源頼朝が近親者を皆殺していく様や、日本史上、政治に口を出して唯一成功した女性と言われる北条政子を、
三谷幸喜がどの様に描いていくか今後の展開が楽しみ。
続きは、現代→近代→近世→古 -
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-不平不満が多い世の中ですね。
わたしも不平不満しかないですが。
だからこそ、この本をもう一度読んでみようと思いました。
-私が特にハッと思わされたのは「不満の解消に頭は使うけど神経は使わない」。
-確かに、人間関係とか仕事が嫌だなー面倒だーって思っことって神経が研ぎ澄まされるからなんだろうなと思いました。
さらに、それに対して解決策がなかったり、どうにもならないことが多いから。
-前に天海祐希も「解決しないことは悩まない」って言ってたなーと。
-そして、この本には改めてうまい生き方を考えさせられる一冊でした。
-個性的な人ほど、新人の時には個性を出さずに従順である。
-これも、私 -
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ガリバー旅行記は不死の国への旅。不死=不老ではない。おいても死ねないのはむしろつらい。
晩酌の習慣のある記者で本を書いた者はいない。
最終講義ができない学者がいる。
知的生活は、好きだけでなく、楽しくなければ続かない。好きだけだと定年退職したらやめてしまう。
健康の秘訣は、毎日規則正しい生活。仕事と運動。脳も規則正しく活動させられる。
正常なストレスは鍛えるために必要。脳も同じ。研究成果も芸術作品もストレスの結果。
老人ホームは都会のほうが刺激があってよい。
本田静六の方法は、収入の3/4で生活し、臨時収入はすべて貯金。利子は3/4は使ってよい。天引き貯金の威力。
お金は使ってこそ集まる。 -
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学問こそが教養である 渡部昇一氏
1.購読動機
渡部先生は2冊めです。
戦国武将の名将言語録。
これが○のため、二冊目セレクト、読みました。
2.本書内容
学者であった故渡部先生の持論の展開です。
専門分野を留学の経験まで遡り改装している書籍です。
福澤先生の学問のすすめのようなイメージで購読を、、、と想定していたため、その意味においては想定外の内容でした。
共感したのは以下のくだりです。
「教育の環境を整えるは、平等の権利です。
一方で、生徒側の能力には開きがあるのですから、能力にわけて教育をするも重要です。
学校が物足りないならば、塾へいけばよいですし、塾も補習、専門分野などいく