渡部昇一のレビュー一覧

  • 人生の手引き書~壁を乗り越える思考法~

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    ネット上に溢れているものは知識ではなく、単なる情報に過ぎない。
    人は無意識のうちに、自分の努力不足を周囲のせいにしてしまうものである。
    日本の銀行でもっとも根深い根本問題は、旧大蔵省が護送船団方式という社会主義をやってきたことにある。
    お人好しと意気地なしとは違う
    お金はいいことに使いなさい。
    心は必ずかたちにしてあらわすべきもの
    成功した人は失敗した原因を自分に求める
    納得できないものは納得しない
    わかったつもりという思い込み
    できない理由を探すな
    自分の人生に対して志を抱く

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    2020年05月17日
  • 自分を鍛える!

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    【どんな本】
    80年近くアメリカとイギリスの若人に読まれてきた、自己啓発書のロングセラー。

    【誰におすすめできるか】
    最もおすすめしたいのは、学生さん達です。
    著者が牧師として若い人たちに向けて書いた内容ですし、
    訳者も大学教授ですので、その辺りがしっかり伝わってきます。

    【良かった点】
    読者を諭すような説得力ある言葉と、悩める人に道を示す具体策が両方あり、力強いメッセージを感じさせます。

    【気になった点】
    流石に古さを感じさせる部分もあります。悪い事ではありませんが、説教臭く感じる人もいるでしょう。

    【総評】
    この本には、例えば「刺激が無くても頭を働かせる」といったいったフロー状態の

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    2020年05月13日
  • 孫子の兵法 勝ち続けるために何をすべきか

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    以前読んだ本が「孫子の兵法」が基になっているとあったので読んでみました。第二次世界大戦をさらに紐解いて読める本になっていたと思います。「卒を視ること嬰児のごとし。」子どものことを考えながらも締めるとこは締めるというのはまさしく必要なんだなと思います。

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    2019年11月22日
  • 渡部昇一の世界史最終講義 朝日新聞が教えない歴史の真実

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    知の大家にとっての未完のお仕事を高山氏が挑んでおります。
    同じ立場であってもワシは怖くて出来まへん。
    高山正之先生の無頼調子で乗り切るつもりや!頑張れ!

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    2019年08月22日
  • 知的生活の方法

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    この本は、梅田望夫さんの「Web時代を行く」という本で取り上げられていて、気になったので読んでみた。

    本当に面白いと思えるものを見つけること、そして見つけたものに対して継続的に活動や努力をし続けることが知的生活の根本的な考え方かなと。
    好きなことを見つけたら、余暇のほとんどの時間をそのことに費やしても苦にならないし、モチベーションも維持できるというものだろう。

    知的生活には、絶えず本を買い続けることや、知的正直(わからないのに、わかったふりをしない)であることの重要性が書かれている。

    後半は、ワイン、散歩、クーラー等の効用が書かれていて、さらっと面白い。
    また、知的生活には、家族との付き

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    2019年01月26日
  • 知的生活の方法

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    知的な喜びの源泉は、自己に忠実であって、不全感をごまかさないことを感じてのみ与えられる。分からないものをわかったふりをするはせずに、面白くないものを面白いというふりをしない。

    面白くない本を無理して読んでも、読後に何にも残らないのは確か。知的向上を図るためには、自己に忠実であるべき。



    自分の古典を見つけるというのも、新たな知的発見が可能となる。早速、2-3年前に読んだ本の読み返しを行おうと思う。

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    2019年01月10日
  • 終生 知的生活の方法~生涯、現役のままでいるために~

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    人生において、
    自身の人生のモデルとなるような「師」と出会えるかどうか非常に重要なことだ。

    「師」というのは、
    心底こうゆうふうになりたいというような直感で自分自身が見いだすものだ。


    やはり、若さというのは
    「いつになっても将来のことを考えている」人であって、皮肉なことに年齢が30代でもすでに将来のことを考えなくなり老人の域にいる豪傑もいることだろう。

    いくつになっても頭脳と身体は鍛えることができることは、この著書を拝読してもよくわかる。

    ゲーテもこよなく孤独を愛したように、精神の修養には、静謐(せいひつ)な時間と空間が必要だ。


    苦労は買ってでもしろとよく言うが、
    読書ほど買って

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    2018年12月11日
  • 自分を鍛える!

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    もっと若く、早いタイミングで読んでおきたかった悔やまれる本。「知的生活の方法」の渡部昇一さんの訳。
    何度か再読したら、息子に薦めようと思う程の良書である。

    ・ものを考え続ける事によるトレーニング
    ・いい習慣を作る事
    ・読書法、本との出会い方
    ・有限である時間の使い方
    ・話し方、交際方法(大切にすべき友人)
    ・肉体的な鍛錬の必要性

    『謙虚な人のほうが、生意気な人間よりも、同胞からはるかに思いやりや善意をうけやすいものである。』
    『およその物は権力で手に入れたりお金で買えたりするが、知識だけは勉強して手に入れる以外に方法はない。』

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    2018年11月18日
  • 知的生活の方法

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    知的生活を実践するには!家の造りまでにも限定している。梅棹忠夫さんの「知的生産の技術」とならぶ名著。

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    2018年10月17日
  • 自分を鍛える!

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    ページを捲るごとに「あ~そうだよなあ」と自分の至らなさを痛感させられ、かつ「よし!今からでも頑張れる!」と前向きになる本。内容も具体的で分かりやすい。「入念に、徹底的に。」「量より質」。時代と逆行しているようで実は人生の本道を突いている。

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    2018年06月04日
  • 自分のための人生

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    あれ、、少し凹みそう?って時に、書店で目に留まって衝動買い。内容があまりにタイムリーで、力をもらいました。他人におもねることなく、過去や未来を思い悩むことなく、今を一所懸命に生きる。座右の書の1冊になりそうです。

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    2018年03月17日
  • 知的生活の方法

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    文句なしの名著。とりあえずみんな読もう。

    p160 ハトマン「知的生活(intellectual life)」:人生を空費させる最も大きな敵は、「下手な勉強」

    これにはドキッとした・・・

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    2017年09月19日
  • 「思い」を実現させる確実な方法

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    冒頭で引かれるアレキシス・カレル。しかるべきストレスは精神の強化や発達を促す。ストレスがマイナスに働く人は病的。

    論拠が明確で理解し易く、引用が多く嬉しい。その割にシンプルでもある。久々の渡部昇一。間違いないと再認識した。

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    2017年04月23日
  • 実践・快老生活 知的で幸福な生活へのレポート

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    先日亡くなられた渡部昇一さんが、昨年秋に書かれた作品。
    86年の人生を振り返り、お金、健康、勉強、修養、宗教などについて語る。幸福とは結局、家族など身近で平凡な中にあるという言葉が印象的でした。淡々と誠実に生き、学問だけでなく人間についても深く考えられた方だったのだと思います。
    こんな方の教えを受けることができた方々は本当に幸せだと思いました。合掌。

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    2017年04月23日
  • 自分を鍛える!

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    ネタバレ

    1835年に出版されたもの。本は乱読するものではなく、精読するもの。本を選ぶにはまず1章だけ読んでみる。運動を続ける秘訣は、毎日すること。復習が重要。など、今まで自分の中になかった考え方が多くちりばめられていて、すごく影響を受ける1冊になると思う。

    印象に残った個所を本著から一部抜粋します。

    ・根気強く、1分1秒を充実させる、それも計画にそって充実させていくことが必要である。

    ・何事にせよ、時間を厳守することである。

    ・早起きするためには、早く就寝することをすすめたい。・・・(中略)・・・だが繰り返し言うが、いやしくもこの世で何かを成し遂げたいと思うならば、この習慣を身につけることが絶

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    2017年03月04日
  • 本当のことがわかる昭和史

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    「彼ら(日本)が戦争(日米戦争)に飛び込んでいった動機は、大部分が安全保障の必要に迫られてのことだった」
    1951年昭和26年、アメリカ上院軍事・外交合同委員会における、マッカーサーの証言である。

    「事、ここに至っては自存自衛上開戦止むを得ず」
    昭和22年、極東国際軍事裁判(東京裁判)に提出された、東條英機の宣誓供述書である。

    東條英機とマッカーサーは、日米戦争は日本にとって、自衛上をやむを得ない戦争だった、ということで意見が一致している。

    東京裁判に則った、昭和の歴史観を大いに見直さなければならない。

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    2016年12月30日
  • 自分を鍛える!

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    第一章 習慣

    正しい習慣を愚直に、毎日毎日繰り返すことが一番大事で強い。
    結局、コツコツ努力をしたものが勝つ。イチロー的思考。

    前日のうちにTODOを計画すること。初速とゆとりが全然違う。
    そしてそれを朝早く実行できる強い。

    【明日やろう】は馬鹿野郎。

    その日にやるべきことは必ずその日のうちに。
    やるときめたらやり切る。GRIT!

    個人的には、ぱっぱぱっぱ次に行く思考回路で動く方だが
    もっとじっくり、でも確実にスキルを体得できるように向き合うことが大事。
    それを繰り返していれば、いずれ早くできるようになる。
    量は少なくても入念に行った方が良い
    ┗ 名著をじっくり読むようにしたい

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    2021年12月22日
  • 紙つぶて(完全版)

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    この本は一生の友になる。師になる。

    全部の書評が理解できるレベルに今の自分はないが、著者の批評する力、気迫、特に時に馴れ合いに陥っている◯◯学会に対する怒りには、鬼気迫るものを感じる。

    本書で取り上げられている本を、生きている間に何冊読めるか分からないが、本書をバイブルとして豊かな人生を送りたい。

    本書で何度か取り上げられている森銑三、宮崎市定、内藤湖南、徳富蘇峰。まずは気になった衒学の哲人の著作を理解できるようになりたい。

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    2016年07月09日
  • 国民の修身

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    戦前の教育=軍国主義、というイメージがありましたが、とんでもない!
    日本人(人間として)として大切なことが書いてありました。

    原文の後に、現代語訳もあるので、子どもにも読ませたいです。
    道徳の教科書もこれで充分だと思います。
    高学年用もぜひ読みたいですね。

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    2013年11月14日
  • 国民の修身

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    自分の子どもに教えるべきだったのに、今まで教えていなかったことが幾つも見つかりました。この教科書にある、「親を大切にする」こと、「親の言いつけを守る」ことなどを教えるには、子供との接し方を考えて、重みのある言葉をかけて行かなければならないことに気づきました。

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    2013年09月16日