渡部昇一のレビュー一覧
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初版と言うか第一刷を持っている。
本書の出る前は、知的と言うと京都大学教授の梅棹忠夫さんの知的生産の方法だった。
そこに上智大学教授渡部昇一さんの知的生活の方法が出た。
発想法、KJ法の東京工業大学教授川喜田二郎、
地球物理学東京大学教授の竹内均、
頭の体操の千葉大学教授多湖輝等々が活躍していた頃だ。
岩田一夫もその頃か。
知的生活には、エアコンが必要だ
と書いて、一部からは 贅沢だと叩かれた
という時代だった。
しかし本書は新鮮だった。
知的という言葉を、生産から生活に拡げた功労者だと思っている。
日経新聞のおかげで、渡部昇一さんの講演会を聴く機会を得たのも、本書の縁だと -
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●若かりし時代に読んだ本で、座右の一冊です。
●私は読書が好きで、先人に学ぶ事や擬似体験する事が人間形成に役立つと考え、色々な本を読んできました。そのように、読書する事の意義を考えていた頃に、この本に出会い、その後の読書姿勢に役立ちました。
●共感した点を少し書きます。「①知的な生活が細々とでも続いている確実な外的指標としては、少しずつでもちゃんとした本が増えているかどうかを見るのが、一番簡単な方法である。②十年間に一冊も本らしい本を買わなかった、ということは、この人は日常生活のみをやって過ごしたということをなので、知的生活はなかったと言ってもよいだろう。③知的な生活が細々とでも続いている確実 -
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人間を総合的に理解しようという試み。
これまで(第二次世界大戦前の段階)人間は、物理的、生理学的、精神的などさまざまな分野で「科学的に」分析、研究されてきており、とくに物理のように、定量的にとらえやすい分野の研究が進んできた。しかし、人間は研究され尽くされているわけではなく、分野は偏りがあり、人間を総合的に捉えることはされてきていなかった。さまざまな視点から分析し、提言を行う名著。
書かれた時期はモダンタイムス時代なのか、これに対する反動からの提言も多いように感じる。しかし、極端に専門化が進んだ科学のありかたを考え、総合的にとらえようという視点を与えてくれる点、非常な名著であると感じる。
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この本は、梅田望夫さんの「Web時代を行く」という本で取り上げられていて、気になったので読んでみた。
本当に面白いと思えるものを見つけること、そして見つけたものに対して継続的に活動や努力をし続けることが知的生活の根本的な考え方かなと。
好きなことを見つけたら、余暇のほとんどの時間をそのことに費やしても苦にならないし、モチベーションも維持できるというものだろう。
知的生活には、絶えず本を買い続けることや、知的正直(わからないのに、わかったふりをしない)であることの重要性が書かれている。
後半は、ワイン、散歩、クーラー等の効用が書かれていて、さらっと面白い。
また、知的生活には、家族との付き -
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人生において、
自身の人生のモデルとなるような「師」と出会えるかどうか非常に重要なことだ。
「師」というのは、
心底こうゆうふうになりたいというような直感で自分自身が見いだすものだ。
やはり、若さというのは
「いつになっても将来のことを考えている」人であって、皮肉なことに年齢が30代でもすでに将来のことを考えなくなり老人の域にいる豪傑もいることだろう。
いくつになっても頭脳と身体は鍛えることができることは、この著書を拝読してもよくわかる。
ゲーテもこよなく孤独を愛したように、精神の修養には、静謐(せいひつ)な時間と空間が必要だ。
苦労は買ってでもしろとよく言うが、
読書ほど買って