渡部昇一のレビュー一覧
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【どんな本】
80年近くアメリカとイギリスの若人に読まれてきた、自己啓発書のロングセラー。
【誰におすすめできるか】
最もおすすめしたいのは、学生さん達です。
著者が牧師として若い人たちに向けて書いた内容ですし、
訳者も大学教授ですので、その辺りがしっかり伝わってきます。
【良かった点】
読者を諭すような説得力ある言葉と、悩める人に道を示す具体策が両方あり、力強いメッセージを感じさせます。
【気になった点】
流石に古さを感じさせる部分もあります。悪い事ではありませんが、説教臭く感じる人もいるでしょう。
【総評】
この本には、例えば「刺激が無くても頭を働かせる」といったいったフロー状態の -
Posted by ブクログ
この本は、梅田望夫さんの「Web時代を行く」という本で取り上げられていて、気になったので読んでみた。
本当に面白いと思えるものを見つけること、そして見つけたものに対して継続的に活動や努力をし続けることが知的生活の根本的な考え方かなと。
好きなことを見つけたら、余暇のほとんどの時間をそのことに費やしても苦にならないし、モチベーションも維持できるというものだろう。
知的生活には、絶えず本を買い続けることや、知的正直(わからないのに、わかったふりをしない)であることの重要性が書かれている。
後半は、ワイン、散歩、クーラー等の効用が書かれていて、さらっと面白い。
また、知的生活には、家族との付き -
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人生において、
自身の人生のモデルとなるような「師」と出会えるかどうか非常に重要なことだ。
「師」というのは、
心底こうゆうふうになりたいというような直感で自分自身が見いだすものだ。
やはり、若さというのは
「いつになっても将来のことを考えている」人であって、皮肉なことに年齢が30代でもすでに将来のことを考えなくなり老人の域にいる豪傑もいることだろう。
いくつになっても頭脳と身体は鍛えることができることは、この著書を拝読してもよくわかる。
ゲーテもこよなく孤独を愛したように、精神の修養には、静謐(せいひつ)な時間と空間が必要だ。
苦労は買ってでもしろとよく言うが、
読書ほど買って -
Posted by ブクログ
ネタバレ1835年に出版されたもの。本は乱読するものではなく、精読するもの。本を選ぶにはまず1章だけ読んでみる。運動を続ける秘訣は、毎日すること。復習が重要。など、今まで自分の中になかった考え方が多くちりばめられていて、すごく影響を受ける1冊になると思う。
印象に残った個所を本著から一部抜粋します。
・根気強く、1分1秒を充実させる、それも計画にそって充実させていくことが必要である。
・何事にせよ、時間を厳守することである。
・早起きするためには、早く就寝することをすすめたい。・・・(中略)・・・だが繰り返し言うが、いやしくもこの世で何かを成し遂げたいと思うならば、この習慣を身につけることが絶 -
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第一章 習慣
正しい習慣を愚直に、毎日毎日繰り返すことが一番大事で強い。
結局、コツコツ努力をしたものが勝つ。イチロー的思考。
前日のうちにTODOを計画すること。初速とゆとりが全然違う。
そしてそれを朝早く実行できる強い。
【明日やろう】は馬鹿野郎。
その日にやるべきことは必ずその日のうちに。
やるときめたらやり切る。GRIT!
個人的には、ぱっぱぱっぱ次に行く思考回路で動く方だが
もっとじっくり、でも確実にスキルを体得できるように向き合うことが大事。
それを繰り返していれば、いずれ早くできるようになる。
量は少なくても入念に行った方が良い
┗ 名著をじっくり読むようにしたい