渡部昇一のレビュー一覧
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時間は等しく24時間であり、その限られた時間をいかに有意義に過ごすかが、人生の満足度に直結するかを知ることができた。
印象五選
・やりたいことをやって達成できなかったとしても、やらない人と比べたら意味がある。しない人は1日が24時間しかないからと言い訳をし続ける。
・24時間という与えられた時間の中で、充実した1日を過ごせるように心得ておくべきことは、いかに至難のわざであるか、いかに多くの犠牲を払い、倦まずたゆまず努力しつづけなければならないかを冷静に悟ること
・来年の時間や明日の時間、今から1時間後の時間も、手つかずであなたのためにとっておかれている
・充実した完全な1日を送りたいと思った -
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タリーズで見かけて、割引価格で買った本であるが、素晴らしい本であった。特に読書に関してはかなり情熱を込めて語ってくれている。「文学を研究する目的というのは暇な時間を楽しむことではない。…自分自身を目覚めさせることであり、活き活きと生きることであり、喜び、共感し、理解する力を強めることである。」そしてこの著者は、現代の作品よりも古典を読むべしとしている。厳しい言い方であるが「古典を読んで腹に落ちなければ、問題があるのはあなたの方であって古典ではない」と。そして現代作品を避けなければならないのは「あなたが現代の作品の中から書物を選択できるような段階に達していないからだ」とて厳しいのだ。
そして読 -
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歴史は誰が語るかによって、その姿を変える。私たちが学校で学んだ日本史もまた、一つの見方に過ぎないのかもしれない。
戦後の日本では、占領政策の影響もあり、語られなくなった歴史や十分に教えられなかった出来事があると渡辺氏は指摘する。日本人が育んできた文化や伝統、先人たちの功績、そして国家の歩みを、教科書とは異なる視点から見直そうと試みるのである。
もちろん歴史には多様な解釈が存在する。しかし、一つの見方だけを正しいとしてしまえば、歴史の豊かさは失われてしまう。異なる史観に触れることは、自ら考える力を養うことにもつながる。
過去は変えられないが、過去の見方は変わり得る。歴史を学ぶとは答えを覚 -
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とある勉強会で紹介を受けて手に取ってみた。
非常に読みやすく、歴史の学び直しになる一冊だった。
日本の歴史について神代からコロナ禍まで重要な事象ごとに2~3ページほどで簡潔にまとめられており読みやすい構成となっている。
筆者は渡部昇一であり日本の歴史を大切にする人物により整理されていることで安心感を持って読める。
筆者としては日本の歴史を簡潔にまとめるにあたりおそらくテーマやストーリー性の的を絞って編纂したと思われるが、その中でも国体の護持または一貫性については全体を通じて感じ取りやすい内容となっている。
この国体に関する視点は日本の歴史を捉えるために非常に重要と考える。
神代についても国体 -
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知的トレーニングの適切な方法と努力の大切さを訴えている自己啓発書。
ニュートンの様な真の天才は、自分と他人との唯一で大きな違いは、自分には強い忍耐力があるだけだと言っている。=ひたすら努力することせずして人より抜きん出ることはできない。
若いときから早起きする習慣を身に付けている人は長生きする傾向があり、卓越した有能な人物になる場合が多い。
読書は量より質が大切。一文、一段落の終わりごとに、自分は理解しているかどうか、重要であるかどうかを自問するべき。
時間ほど貴重なものはないのに、一方で無頓着に浪費されているものもない。実際、他のものだったらことごとくケチる人ですら時間だけは、無駄遣 -
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2015年1月に発刊された『読む年表 日本の歴史』も持っているのだが、令和の時代まで増補されたというのを見て買ってしまった。
増補されたのは、たったの8ページ。渡部昇一先生は2017年に亡くなっているので、増補部は編集部作成のものだ。文体や主張は渡部先生のものと見分けはつかないので、取って付けた感じはしない。
旧版を持っていれば、好事家以外は買う意味は少ないだろう。旧版を持っていなければ、迷わず『増補新版』をお勧めする。
もともと本書は、全7巻からなる『日本の歴史』特別版として発行されたもの。いわばダイジェスト版である。本書のそれぞれの章は、全7巻の区分によっている。
日本の歴史1 古 -
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『知的生活の方法』の最終結論。
渡部昇一先生の「知的生活」に関する本は、『知的生活の方法』、『続 知的生活の方法』をはじめ、『終生 知的生活の方法』まで、ほとんど読んできた。
タイトルから想像すると、没後の2018年に発行された『終生 知的生活の方法』が、「知的生活」の最終結論だと思っていた。しかし、本書を読んでそれが違っていたことが分かった。
渡部先生の亡くなる半年前に発行された本書こそが、『知的生活の方法』最終結論だったのだ。それはあとがきに書かれた、次の言葉からもわかる。
「知的生活」を志し、それを奨める本を書いた著者が、約四十年後にはどうなっているかのレポートが本書である。(p