渡部昇一のレビュー一覧

  • 自分の時間 1日24時間でどう生きるか

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    時間術の本はたくさんある中で、1日24時間のうち、仕事以外で、90分を自分の時間にと。

    ハッとさせられるような内容もあり、時間をコントロールし過ぎていたなと反省できた。

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    2025年07月17日
  • 読む年表日本の歴史増補新版

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    2015年1月に発刊された『読む年表 日本の歴史』も持っているのだが、令和の時代まで増補されたというのを見て買ってしまった。

    増補されたのは、たったの8ページ。渡部昇一先生は2017年に亡くなっているので、増補部は編集部作成のものだ。文体や主張は渡部先生のものと見分けはつかないので、取って付けた感じはしない。

    旧版を持っていれば、好事家以外は買う意味は少ないだろう。旧版を持っていなければ、迷わず『増補新版』をお勧めする。

    もともと本書は、全7巻からなる『日本の歴史』特別版として発行されたもの。いわばダイジェスト版である。本書のそれぞれの章は、全7巻の区分によっている。

    日本の歴史1 古

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    2025年05月31日
  • 知的生活の方法

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    全部知ったような顔をして生きてきた自分にとってはかなり突き刺さる内容だった。これから中身も問われる中で、読んでおいてよかった本

    ●知的正直とは、わからないのにわかったふりをしないこと

    ★知的生活の真の喜びは、自己に忠実であって、不全感をごまかさないことを通じてのみ与えられる。
    知的生活を行う者は、退行現象ということを考慮に入れてそれに備える心構えが必要

    ●知的生活は、専門的な勉強、職業上の仕事のみでは不十分である。どうしても、知的な関心を持つ人たちとの、肩のこらない交流と、特定の目的に束縛されない自由の読書のための時間が必要

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    2025年05月26日
  • 自分を鍛える!

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    先人の言葉からたくさんの学びがありました。
    たくさんのことを吸収することが良いと思っていましたが、そうではなく一つのことをどれだけ深めるのかが大切だと気付くことができました!
    読みやすく、みんなにおすすめできる作品!

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    2025年05月18日
  • 歴史通は人間通

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     この著者は戦後の日本の代表的な知識人であり、歴史や哲学について多くの本を書いているのだが、これらの大量の著作の中からそのエッセンスを拾い出して編集した本だ。短い文章の中にハッとするような見解が何度も登場してくるのでとても勉強になる。
     「読書家とは生涯の愛読書を持っている人」なんていう言葉にはドキッとさせられる。

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    2025年03月26日
  • 実践・快老生活 知的で幸福な生活へのレポート

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    『知的生活の方法』の最終結論。

    渡部昇一先生の「知的生活」に関する本は、『知的生活の方法』、『続 知的生活の方法』をはじめ、『終生 知的生活の方法』まで、ほとんど読んできた。

    タイトルから想像すると、没後の2018年に発行された『終生 知的生活の方法』が、「知的生活」の最終結論だと思っていた。しかし、本書を読んでそれが違っていたことが分かった。

    亡くなる半年前に発行された本書こそが、『知的生活の方法』最終結論だったのだ。それはあとがきに書かれた、次の言葉からもわかる。

    「知的生活」を志し、それを奨める本を書いた著者が、約四十年後にはどうなっているかのレポートが本書である。(p253)

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    2025年03月14日
  • アーノルド・ベネットの賢者の習慣

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    賢者の習慣ってあったから自己啓発書かと思ったけど、文学のすすめみたいな感じだった。
    古典も読んでみたいなぁ。本好きの人の本はほんとにわくわくするから顔がにやけちゃう

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    2025年02月24日
  • 自分の時間 1日24時間でどう生きるか

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    ネタバレ

    オーディオブックで聴き、紙の本でも読んだ。


    「日常の仕事でそんなに疲れるなら、それはあなたの生活のバランスが悪いので、是正すべきだ」人間の精力は、日常の仕事に全てを吸いとられてしまってはならない P.20
    睡眠というのはある程度は習慣の問題であり、怠惰な生き方のほうにこそ問題がある P.21
    →睡眠大切に、朝の時間を充実させたいものである……。

    「習慣を変えるなら、あまり大きなことを公言せず、さりげなく始めなさい」P.82
    自分のしていることなど、あまり大げさに他人にしゃべらないほうがよい P.142
    →私は口に出したり大げさに宣言したのに、できなくて凹むということもよくあるので、この言

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    2025年02月11日
  • 自分の時間 1日24時間でどう生きるか

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     朝、目を覚ましてから夜、眠るまでの時間をどう使うか。
    「人生は仕事の時間だけではない」と説いた。仕事以外の時間こそが本当の「自分の時間」だ。通勤時間や夕食後のひとときを有意義に使えば人生はより豊かになる。多くの人はその時間を何となく過ごし気づけば一日が終わってしまう。
     何もしないまま時を浪費するのは惜しい。読書や学び新しいことへの挑戦は人生に深みをもたらすはずだ。
     「時間の使い方が人生を決める」有意義な時間とは思索の時間である。そんな話題、命題の数々を提供してくれる。

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    2025年02月01日
  • 知的生活の方法

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    著者が様々な本を読んで、実践してきたこと、自ら工夫したことを、"本を読んだり、物を書いたりする時間が生活の中に大きな比重を占める人たち"の参考になるように書かれた本である。

    だから、本書が最も役立つと思われるのは、主に学者や作家という人たちになるだろう。
    それ以外の人でも、知的生活を送りたいと考える人たちにとって、それを実践するためのヒントは得られるだろう。

    また、カントやゲーテなどの偉人の生活を垣間見ることによって、スマイルズの「自助論」のような自己啓発書として読むこともできる。


    本書の出版は1976年である。2024年の今から約半世紀前に書かれたものであるが、版

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    2024年11月20日
  • 「頭のいい人」はシンプルに生きる

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    自分で自分を犠牲者にしてしまってた。
    自分と関わりのある人も犠牲にしてしまっていた。
    ということに気づかされた。

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    2024年08月19日
  • 「いじめ」の構造

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    平成初期の社会情勢を踏まえていじめ問題をどう捉えていたかがわかる。
    著者の先生方は今のいじめについて一体何を語られるのか、ぜひ聞いてみたいと思った。

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    2024年08月06日
  • 自分を鍛える!

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    ネタバレ


    たくさんの本を乱雑に読んで曖昧な知識を広げるより、一つの本を丹念に読んできっちりした知識を身につけよ。
    というようなことが書かれていた。
    ただただ好奇心の赴くままに読み散らかしてた自分にはグサッときた。確かにそれなりに本は読んでいる自負はあるけど何か身についたかと言われれば、明確な何かを得られてはいない。
    読書に対する意識が変わってよかった。

    それから、
    何かを学び取ってやろうという意気込みで人と接する
    とあった。
    精神エネルギーを使うから人と話すのを避けがちだが、このマインドであればもう少し人との関わりを楽しめそうだ。

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    2024年07月08日
  • 「頭のいい人」はシンプルに生きる

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    エッセンシャル思考系の本だと思っていたら内容は人的トラブルの解消法的な内容であった。他人の言いなりに生きていると色んな面で被害者になってしまう。被害者にならない為にも、自分をしっかり持ち上手く立ち回る必要がある。場合によっては、その場から逃げることもあり如何に神経をすり減らさない様に立ち振る舞うかを解説した本。発行年は古いものだが、内容は現在でも十分通用する。

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    2024年05月04日
  • 自分の時間 1日24時間でどう生きるか

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    同著者の、金より価値ある時間の使い方を読みやすくしたような本です。
    どちらかを読めば十分かなと思います。
    作家さんなので、多少推薦する手法に偏りがあったりもしますが、全体的には一般の人が活用しやすい時間の使い方を紹介している本です。

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    2024年04月16日
  • 自分のための人生

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    人生の問題は全て自分で選択・解決出来る
    今日一日を徹底的に大切に生きる
    自分の感情は自分の思考でコントロール出来る
    生きている事の唯一の証拠は成長
    今を存分に生きる
    自分を愛す、卑下しない
    嫉妬心をなくす、嫉妬は自らをおとしめる行為
    自分を信頼すれば、他人の評価で自分の価値を測る必要が無くなる

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    2024年03月31日
  • 知的生き方の方法 人生をほんとうに楽しむためのスキル

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    前半かなり刺さった。後半はまあまあ。
    繰り返し読むと思う。
    読書も何事も、自分が本当に求めている時にそれをするべきだというのはその通りだなぁと。空腹の時に食べたいものを食べ、興味があって読みたい時に本を読む、その方が美味しいし楽しいし身につく。自分の心に素直に従うのは当たり前だけど何故か刺さった。これを見ておくべき、やっておくべきと心が求めてないことをやっていたのかもなぁ。

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    2024年02月28日
  • 自分のための人生

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    人生100年時代になって、まだまだ余生を楽しむために
    なかなか面白かった本。

    今まで家族のための人生だと思って生きてきたが…これからは文字通り「自分のための人生」にしたいと思う

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    2024年01月22日
  • かくて昭和史は甦る 教科書が教えなかった真実

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    昭和5年生まれの筆者が、明治維新後から自らも経験した戦中、東京裁判辺りまでの日本史を、戦争を軸に振り返る。

    第二次大戦時の大本営の称賛こそ無いが、「自衛のための戦争」「結果的にアジア諸国の独立に繋がった」「連合国側の方がよほど残虐」という論調が強い。やや偏った感はあるが、教科書通りの歴史感だけでは本質を見落とすことがあると気づかされる。

    賛否両論あるだろう本だが特に印象に残ったのは2つ。昭和に入って軍部の暴走を招いた一端に憲法の不備があったが、明治中期までは維新に関わった元老達の良識がその欠点をカバーしていたということ。そして文章にやたらと「~なのは言うまでもない」が多かったこと。

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    2024年01月05日
  • 決定版 日本人論~日本人だけがもつ「強み」とは何か?

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    私は右とか左とか分からないが、学生のある時、日本文化を否定的に考えればテストの点数が取れることに違和感を持った。海外の名著も読みましたが、日本の古典を読むと日本の文化や思想の力強さを感じた。 それで日本文化に興味を持つようになり、渡部先生のことを知りました。この本はオーディオブックにあったので、聞きながら読むために購入しました。

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    2023年10月02日