あらすじ
「知の巨人」渡部昇一氏の没後5年目にして甦る「渡部エッセンス」!
さまざまな分野で知性を磨き、人生を輝かせ、日々の指針の参考になればと思い、少年時代から青春時代、そして老年までの生涯の中で、渡部さんが体験し信念としてきた言葉、名言、箴言の数々を膨大な著作からセレクトしました。
人生に悩みはつきません。仕事・恋愛・結婚・友情の面で悩んだりした時……。
教養を高めるための読書、生活に彩りを与え人生を奏でる音楽との出会いにはどんなものがあるのか。本書の中に、きっとあなたの人生を大きく変える「一言」があるはずです。
----本は「精神の食べ物」。インターネット情報はサプリメントにすぎない。そこに思い至ったとき、私は安心立命の境地に達しました。これで、これからも安心して本を買いつづけ、楽しんで本を読めると。急いで情報を取らなければならないときはインターネットに頼るとしても、そうでないときは書斎の椅子に座って書物の世界に没頭しよう、と。(『楽しい読書生活』より)。
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Posted by ブクログ
前半かなり刺さった。後半はまあまあ。
繰り返し読むと思う。
読書も何事も、自分が本当に求めている時にそれをするべきだというのはその通りだなぁと。空腹の時に食べたいものを食べ、興味があって読みたい時に本を読む、その方が美味しいし楽しいし身につく。自分の心に素直に従うのは当たり前だけど何故か刺さった。これを見ておくべき、やっておくべきと心が求めてないことをやっていたのかもなぁ。
Posted by ブクログ
電子辞書はサプリメント、紙の辞書は食べ物。他の栄養素も吸収できる。
積読は読書の必要悪。
本を決めたら、その本棚の周辺5Mからもう一冊選ぶ。
壁一面くらいは、2度以上読みたい本だけでも並べる。
古典を読まないなら読書家とは呼べない。
本を読むことは、感銘の積み重ね。教訓を敏感に感じ取れるか。
『半七捕物帳』は古典。
「人生の最後の一息まで精神的に活発に活動し、仕事中に死ぬことが理想的な終結」
自分の程度にしか友達にならない=勉強熱心な友達を欲しければ自分が勉強熱心になる。誠実な友達が欲しければ自分が誠実になる。
仕事は、まず思い切って始めること。これが一番難しい。嫌な仕事は後伸ばしにする=忙しいという言い訳になる。
いちばんの時間の浪費は先延ばしにある。
「一生懸命やると楽しくなるのが仕事の本質である」カールヒルティ
仕事に喜びを感じるのは、一生懸命やっているから。
『24時間で生きる法』アーノルドベネット
毎日始発電車に乗ることに一生の希望を託している。=簡単で誰にもできるコトを誰にもできないくらい続ける。
ヒトラーは、兵隊の数が足りず子供も女性も戦場へ出そうと言い出した。これに対して職業軍人が反発した。子供や女性を守るために闘ってきたのに、それならば戦わないほうがまし、と言い出して降参する軍人が増えた。
女性は肉体的に子供を産んで育てるようにできている。男は獣や魚を捕まえるようにできている。原始的には自然な姿。
『甘えの構造』女性だけの組織では上下のヒエラルキーが生まれない。仲間意識で集まっている。男は戦いのためのリーダーを必要としている。