【感想・ネタバレ】知的余生の方法のレビュー

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Posted by ブクログ

知の巨人、渡部昇一先生による知的余生の過ごし方を指南する一冊です。私は現在47歳ですが、本書の内容はとても参考にできることが多々ありました。大好きな読書を年を重ねていっても仕事から引退してもつづけて、やがて大好きな本を開きながら息絶えて死ぬことが私の夢となりました。

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2022年05月13日

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TOPPOINT 2011年1月号より。

著者は上智大学名誉教授。

ず~っと勉強って素晴らしい。
私もそうありたい。

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2011年10月10日

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やたらと語源の話が出てきて、話が脱線する感もなくはないが、
ところどころに、とても参考になる話が出てくる。

『パンセ』や『人間−この未知なるもの』は今から買っておこうかとも思うし、
仏教などの宗教の研究にも興味が湧く。

また、参謀の役目、リーダーの条件なども、さらっとしか出てこない割に印象に残る

何より、自分の倍以上生きている著者が、知的生活を続けているという姿勢というか覚悟に感銘を受けた。

[more]
(目次)
第1章 年齢を重ねて学ぶことについて
第2章 健康と知恵について
第3章 余生を過ごす場所について
第4章 時間と財産について
第5章 読書法と英語力について
第6章 恋愛と人間関係について
第7章 余生を極める

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2018年10月12日

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私にとっては理想的な余生と言えるかもしれない。本を読み、様々な事に興味を持ち続ける事で、知性を保つ。50歳、60歳になって、何の見識も持たず、ただ漫然と生きている人を見ると、この人これまで何をしてきたんだろうと思ってしまう。何だがお気楽になっちゃって、事実上引退しているような高齢者には成りたくない。

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2014年01月31日

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若気の至りといえばそれまでですが、20数年前、社会人になったときの自分の目標は、「つまらないオトナにならない」でした。今思えば、学生気分の自由な生活を維持したいという思いが大半だったような気がしますが、それでも自分なりに目標としていたのは、仕事や会社のつきあいに流されず、しっかりと自分の時間を持ち、仕事とは離れた知的生活も送りたいとうことでした。
本書が提示する人生後半の知的生活の方法は、何となく当時描いていたものに近い。今でこそ、個々人の価値観を大切にする生き方を語ってもさほど周囲に違和感を与えませんが、当時は違った。著者は30年も前からそのような生き方を志向され、提案されていた。こういう方の近くで20代、30代を過ごしたかったという思いと、それができなかったのは、結局自分の生き方が中途半端だったせいだという現実との間で複雑な気分ではありますが、まだまだ人生、これから後半戦です。

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2011年08月31日

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『少にして学べば則ち壮にして為すあり、壮にして学べば則ち老いて衰へず』。老いて呆けた人生を送らないためにも壮にて何をやっておくべきかを説いた本。仕事をこなすのが学ではなく、「内発的興味」を見つけ「楽しんで」追求しておきなさいということらしい。あとは「秋」「いのち」「愛と哀」の語源から、日本人の本質として変わらないものについて英文学者らしく解説している。また年をとる前にと言わず、自分の方向性を正すために読み戻りたい本。(2011.02.12読破。)

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2011年02月13日

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今、本当の意味での勉強をしていないと、退職後につまらない人生になりますよ、そんな人を何人も見てきました、と警告してくれています。あとはいろいろなことについて、英文学者としての経験を踏まえたエッセイです。さすがにしっかり勉強している人だなぁと常々感心し尊敬してます。

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2011年01月12日

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以下が自分の学びになった。
・読書家は長生き
・夫婦は組み合わせの妙
・リーダーは朗らか、大らか、寛容でなければならない

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2024年03月02日

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ガリバー旅行記は不死の国への旅。不死=不老ではない。おいても死ねないのはむしろつらい。
晩酌の習慣のある記者で本を書いた者はいない。
最終講義ができない学者がいる。
知的生活は、好きだけでなく、楽しくなければ続かない。好きだけだと定年退職したらやめてしまう。

健康の秘訣は、毎日規則正しい生活。仕事と運動。脳も規則正しく活動させられる。
正常なストレスは鍛えるために必要。脳も同じ。研究成果も芸術作品もストレスの結果。

老人ホームは都会のほうが刺激があってよい。
本田静六の方法は、収入の3/4で生活し、臨時収入はすべて貯金。利子は3/4は使ってよい。天引き貯金の威力。
お金は使ってこそ集まる。

脳ではホルモンが作られるから、脳を働かせることは全身の健康につながる。
知を求めて生きる。どうせ死ぬと思ってあきらめない。
「浜までは海女も蓑着る時雨かな」
パスカル「パンセ」神は存在すると思って生きたほうが合理的。

英語は漢文と韓国語の2面ある。読む英語と話す英語の違い。
戦後の総理大臣は東大出が圧倒的に多かった。

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2021年09月18日

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さすがの読み応え。何か斬新な余生の過ごし方を提示してくれるんだと期待して読んだが、というよりかは、豊富な知識と幅広い話題に引き込まれ、尊敬するお祖父ちゃんの話をフムフムと聞いてる感じになって、テーマを忘れる。

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2017年12月14日

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定年間際の人もそうでない人も、先の長い人生を送るには読んでおいたほうが良いと思う。かつてのベストセラー『知的生活の方法』も併せて読んでおくとわかりやすいかも。

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2012年03月26日

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充実した人生を送るために毎日どう意識したらよいかというわかりやすい本である。共感できる部分も共感できない部分もあるが、ふと立ち止まって自分の生き方について考えるのは大事なことではないかと思う。

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2011年10月26日

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早く引退して「余生」を楽しみたい。でもそのためにはサラリーマン生活を全うせねばならない。経済的な心配がなければこの本で書かれているような生活をしたい。大げさなタイトルですが軽いエッセイでした。

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2011年09月11日

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65点。ふー。なんなんだろうね。コノ感じ。余生のための新しい知的生活の方法を説くだなんだって、一義的な価値観を押しつける「知的さ」は堪えがたい。
人は老いていずれ死という終焉を迎える。それでも、知的に充実した晩年を送りたい。人生の道を知的に楽しんで逝きたい。それはそうだと思う。
しかし、どこまで知的生活を深めても余生を極めることなどできやしないのではないのかな、という視点があまりに欠けていて、「ま、あなたは知的に充実してたみたいでよかったね」というだけに終わった。

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2011年07月10日

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『知的生活の方法』『続・知的生活の方法』に続く第3弾。『(続)知的生活~』の方は若干古めかしいところもあるが今でも色褪せないのに比べ、『知的余生~』の方は、内容は現代的になってはいるが、私自身がまだ「余生」と言えない時期でもあり、古めかしい感じがした。

もう少し年老いてから読んだ方がいいかもしれないが、そのころには内容も古くなってしまうかも。

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2011年04月26日

Posted by ブクログ

著者が、伝えたいことは?
知的生活を送ることは、人生を何倍も充実させる。
IT機器や文明の利器は増えても、人間の思考や、生きることの本質は変わらない。

自分が、興味を持ったものを、毎日毎日、少しづつでもいいから勉強するこ
とが大切。この小さな蓄積がいずれ花開く。【内発的興味の大切さ】

【壮にして学べば、則ち老いて衰えず。】
壮年期は、仕事が忙しく、仕事が充実している。忙しく、仕事に打ち込んでいる為、学んでいると思い込んでしまう。 定年を迎え、自分は、ハタと何も学んでいないことに気づく。


“食物とサプリメントの関係"は、
インターネットの情報と読書から得る知識”に似ている。

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2011年01月07日

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