渡部昇一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
内容をちら見した結果、面白そうだな、と思いましたが…・・
まとめれば、
「名言を正直どうでもいい経験談・人物評と共に、行間をたくさん開けてお送りする本」
だと思います。
渡部昇一が編訳を行ったわけなんですが、そもそも渡部昇一がどのような功績を残された方なのかは知らずにこの本を購入しました。
内容はというと。
まずショウペンハウエルというオランダの哲学者の概要を示します。また、ちょびっと彼の思想と、哲学的文脈における意義を記しています。
その後、ショウペンハウエルの「読書について」からの警句ないし名言を並べ、作者の個人的な解説や経験を語っている、というものです。
この“作者の個人的な解説や経験”なのですが、経験についての記述が酷過ぎます。作者の勝手な人物評で、警句が指し示す結末を説明します。
大学の教授が読書をして無能な人間になった例とか……正直どうでもよかったんですが……
ただ、評価ができる点は、紹介されるショウペンハウエルの警句に対する作者の意見がなんとなく心強く感じる点です。ショウペンハウエルの言うことを全部鵜呑みにするのは思考停止ですが、それをきちんと作者が阻止するように時に反対したり指摘を行ったりします。
決して読んで損ではない。それは断言できる。けれど、読んで得かというと・・・まあ、読んでみてください。
★★★☆☆ -
Posted by ブクログ
タイトルからは「効率的な時間の過ごし方」とかをイメージしがちだが、実際は他人とのつきあいの中でいかに他人に振り回されることなく確固とした自分を築けるか、といった内容の本。
例えば他人から発せられる「~すべきだった」とか「私に相談してくれればよかったのに」という言葉。
これは相手を一見気遣っているように見えるが、実際は相手に非を認めさせるだけで、決して相手に過去から何かを学ばせようとしている言葉ではない。
そういう言葉に罪悪感を感じて生きるなと説く。
「そうだ、そうだ」と納得している横で主人に「~すべきだったんじゃない?」と責める自分。あー、この言葉からは何も生まれないんだと反省しきりです。