孫子 勝つために何をすべきか

孫子 勝つために何をすべきか

550円 (税込)

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4.0

2500年を経ても、今なお、多くの人々に読み継がれる兵法書『孫子』。『孫子』が他の兵法書と異なり、後世の人々に大きな影響を与え続ける理由は、単なる戦争の技術にとどまらず、人間の心と行動を見据え、勝負の哲学にまで深められていることにある。本書は、『孫子』に影響を受けてきた二人が、過去の戦争や現代の政治・経済を題材にとりながら、勝つための方法を徹底的に論じ合ったものである。「すべての勝負はスピードが肝心」「部下をいたわりながらも、命令できるか」「情報収集に費用を惜しんではならない」など、二人が『孫子』から導き出した勝つための原理・原則は、読み手に多くのことを教えてくれる。人生はいついかなる時も勝負だ。そして勝負である以上勝たねばならない。しかし、戦争が力押しだけでは勝てないように、人生もまた戦術なくして勝つことはできないのである。大競争時代を生き抜く上でぜひとも読んでおきたい一冊である。

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孫子 勝つために何をすべきか のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年02月21日

    渡部昇一、谷沢永一、知という知の巨人たちが「孫氏」を語る。知識があるだけでなく、それをどう活かすべきかについて、太平洋戦争に例を取りながら解説している。それが会社の経営にも通じるところが多分にあってとても勉強になる。参考にしたいと思うところが多すぎるので自分にとって戒めになる3つだけ。
    ■兵は詭道な...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月03日

    谷沢永一(1929-2011)、渡部昇一(1930-2017)による孫子の解釈。2003年の初版。孫子を紐解きながら、大東亜戦争、太平洋戦争の振り返る点で、他の孫子本と趣を異なるものとしている。大東亜戦争を昭和の世代、特に昭和の賢人がどのように振り返ったのか、を知ることができる。
    地政学的に日本とア...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年06月04日

    宋襄の仁への戒め。
    情に流されることなく、数字・算盤で我が身を守る。
    君主論、韓非子に通じる冷徹さを備えてこそ、成し遂げられる仁がある。

    勝敗には運もあるが運を引き寄せるのは、げん担ぎで勝負は変わらない。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    有名な【孫子の兵法】の解説書。
    「戦わずして勝つ!」など孫子の戦法が書かれていて面白かったです。孫子がちょっと気になる程度の興味がある人にはおすすめ。

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    Posted by ブクログ 2021年03月03日

    経営戦略という面で参考になりました。
    ビジネスにつながりにくい部分もありましたが
    (勝つ)という本質を捉えているなと思います。
    ただ少し例など上がっていますが個人的に今いる自分の立場によりこの考えの捉え方変わってくるものなのでいらないかなととも思いました。

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    Posted by ブクログ 2016年07月10日

    孫子の書籍は最近はビジネス書として用いられることが多いが、この本は孫子の入門書ではなく、孫子の兵法から太平洋戦争を総括した本でした。

    おそらく、入門書から入り、次の応用本としてこの本を読んだ方が孫子の兵法が理解できたはず。

    ・算多きは勝ち、算少なきは勝たず
    ・城攻めをしてはならない
    ・敵を知り、...続きを読む

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