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2500年を経ても、今なお、多くの人々に読み継がれる兵法書『孫子』。『孫子』が他の兵法書と異なり、後世の人々に大きな影響を与え続ける理由は、単なる戦争の技術にとどまらず、人間の心と行動を見据え、勝負の哲学にまで深められていることにある。本書は、『孫子』に影響を受けてきた二人が、過去の戦争や現代の政治・経済を題材にとりながら、勝つための方法を徹底的に論じ合ったものである。「すべての勝負はスピードが肝心」「部下をいたわりながらも、命令できるか」「情報収集に費用を惜しんではならない」など、二人が『孫子』から導き出した勝つための原理・原則は、読み手に多くのことを教えてくれる。人生はいついかなる時も勝負だ。そして勝負である以上勝たねばならない。しかし、戦争が力押しだけでは勝てないように、人生もまた戦術なくして勝つことはできないのである。大競争時代を生き抜く上でぜひとも読んでおきたい一冊である。
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Posted by ブクログ
渡部昇一、谷沢永一、知という知の巨人たちが「孫氏」を語る。知識があるだけでなく、それをどう活かすべきかについて、太平洋戦争に例を取りながら解説している。それが会社の経営にも通じるところが多分にあってとても勉強になる。参考にしたいと思うところが多すぎるので自分にとって戒めになる3つだけ。
■兵は詭道なり…正直なだけでは生き抜けない
■主は怒りを以って師を興すべからず…一時の感情で行動を
興すな
■半ば済らしめて之を撃たば利なり…宋襄の仁(ええかっこ
しい)では勝てない。
年初に読んだ高橋是清の本に出てきた、日露戦争時に日本に金を貸してくれたユダヤ人投資会社クーン・レーブが1940年に日本に使者を送ってきたことが書かれていた。ユダヤ人を苛めるドイツと手を組むのは何事か、という趣旨だと思われる。これを取り上げる機運も当時はあったらしいが、日独伊三国同盟を締結して帰国したばかりの松岡洋右の一喝で話が立ち消えたらしい。翌年から石油が止まってしまった。色々なウラ話もあって面白かった。
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